近年では利便性を考慮したキーボードが多数製品化されており、各々のニーズに合う製品が見つけやすくなっています。
折りたたみキーボードもその一つであり、折り畳むことで携帯性を高めつつ、幅広い互換性を活かし、作業効率を高められます。
ただ、折りたたみキーボードは携帯性を活かすため、無線接続を採用した製品が多く、有線接続対応品を求める方もいるでしょう。
そこでここでは、有線接続折りたたみキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
有線接続の折りたたみキーボードを使うメリット
快適な操作環境を実現できる
折りたたみキーボードは二つ折り・三つ折りが基本ですが、折り畳むことでコンパクトになり、携帯性が高くなります。
これにより、有線接続のデメリットを補えるとともに、あらゆる環境下でキーボードを使用し、快適な環境が構築可能です。
中には携帯端末への互換性を持つ製品もあり、携帯端末特有の操作性の低さを補うこともできます。
安定した接続が行える
有線タイプは無線タイプとは違い、デバイスとキーボード間をケーブルで繋ぐ必要があります。
一見するとデメリットにも見えますが、無線タイプのように障害物・電波に干渉されないため、安定した接続が行えるのが特徴です。
入力遅延が起きる心配も無いですし、チャタリングも回避できるのは有線だけの大きなメリットです。
携帯・収納性に優れている
折りたたみキーボードは二つ折り・三つ折りに対応しており、使用時以外は折りたためます。
これにより、持ち運ぶ際にもかさばらず、使用しないタイミングでは、限られたスペースに収納できます。
あらゆるシーンへの適応力を持ちつつ、邪魔にならないというのは嬉しいメリットです。
有線接続の折りたたみキーボードを使うデメリット
ケーブルが煩わしい
有線接続はデバイスと端末間をケーブルで繋ぐ必要があるため、配線管理が面倒になるのがデメリットです。
折りたたみは持ち運ぶには便利ですが、その都度ケーブルを引き直す必要があり、僅かながらも時間のロスが発生します。
ケーブルの長さ次第では、好きにキーボードを配置できないケースもあるので、対策を講じる必要があります。
端末次第では変換機・ケーブルが必要
有線接続キーボードは基本的にUSB端子で接続しますが、付属ケーブルで接続できるのはPC端末に限られます。
iPadに互換性があったとしても、端子に対応していなければ接続できないため、変換器・対応ケーブルの導入が必要です。
別途コストが発生しますし、端子をチェックしておかないと、ケーブル選びで失敗してしまうこともあります。
バッテリー管理が必要なケースもある
有線折りたたみキーボードの中には、無線接続にも対応した製品があり、内蔵バッテリー方式が採用されています。
有線で接続しても電力供給を受けられず、内蔵バッテリーで稼働するため、バッテリー残量には気を配る必要があります。
こまめな充電をはじめ、使用時のバッテリー管理も必要になるため、ストレスを感じる可能性がある点には注意です。
製品数が少ない
折りたたみキーボードは優れた携帯性が特徴であり、無線接続方式を採用した製品が殆どです。
有線接続に対応しつつ、折りたためるキーボードは限りなく少数であり、こだわりを持って選ぶことはできません。
携帯性のみを重視するなら見つけられますが、多彩な機能をはじめ、強いこだわりを持つ場合、選択肢は無いに等しくなります。
有線接続の折りたたみキーボードの選び方
サイズで選ぶ
折りたたみキーボードにはテンキー付き・テンキーレスとサイズが存在しており、キー数が異なります。
テンキー付きはテンキーまでを搭載しており、事務作業・オフィス業務で活躍してくれます。
テンキーレスはサイズを抑えているので、特に携帯性に優れており、省スペースで運用しやすいのが特徴です。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、好みでサイズを選択するのがおすすめです。
配列で選ぶ
キーボードに採用されている配列ですが、日本語・英語配列の2種類が存在しており、各配列でキー数・配置が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されたキーを搭載しており、文書作成・日常使用で幅広く使用されている配列です。
英語配列は日本語入力キーが無く、キー配置も合理化されているのが特徴であり、クリエイティブな業務向けとなります。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、適した配列を選択するのがベストです。
メーカーで選ぶ
折りたたみ+有線接続に対応したキーボードは、限られたメーカーからしか製品化されていないため、製品数が少ないです。
とはいえ、メーカーによる性能の違いは当然存在しており、メーカー選びで失敗してしまうと、損をしてしまう可能性もあります。
このような事態を回避するには、大手メーカーを選択したり、レビュー数が多いメーカーを選択するのがベストです。
価格帯で選ぶ
昨今は1万円を軽く超えるキーボードも多数登場していますが、折りたたみキーボードはリーズナブルな価格で展開されています。
安ければ千円台で導入できる製品もありますし、高くても1万円を切るラインなので、手も届きやすいです。
ただ、限られた予算で想定していたり、買い替えを前提とするならば、価格が安い製品を選ぶのがおすすめです。
逆に長期間使い続けていきたいなら、携帯性に優れつつ、多彩な機能を搭載した高額な製品を選びましょう。
有線接続の折りたたみキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 |
---|---|---|---|
DIWOSHE シリコンキーボード | テンキーレス | 200×130×13mm/120g | 英語 |
Tickas シリコンキーボード | テンキー付き | 146×79×79mm/212g | 英語 |
イーサプライ シリコンキーボード | テンキー付き | 408×135×8mm/192g | 日本語 |
CHINFAI JP シリコンキーボード | テンキー付き | 405×130×40mm/206g | 英語 |
Omikamo 折りたたみキーボード | テンキー付き | 300×98×19mm/310g | 英語 |
Omikamo 折りたたみキーボード | テンキーレス | 300×98×19mm/210g | 英語 |
Vbestlife 折りたたみキーボード | テンキーレス | 203×106×19mm/260g | 英語 |
iClever 折りたたみキーボード | テンキーレス | 291×117×83mm/279g | 英語 |
ミヨシ 折りたたみキーボード | テンキーレス | 302×112×8mm/180g | 日本語 |
MOBO Keyboard2 | テンキーレス | 291×120×13mm/286g | 日本語 |
【DIWOSHE】
シリコンキーボード(SYWS0256-B)
柔らかいシリコン素材を使用しており、折りたたんでも丸めても持ち運びを可能にしたキーボードです。
柔らかい素材を全面に使用しているため、入力操作時の打鍵音が殆ど無く、周囲を気にせずに作業に集中できます。
さらに耐水性にも優れているので、水洗いも可能ですし、日々のメンテナンスが簡略化される点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 200×130×13mm/120g |
配列 | 英語 |
【Tickas】
シリコンキーボード
フルサイズキーボードと同等のキー数を搭載しつつ、シリコン素材を使用し、コンパクトに仕上げたキーボードです。
防水・防塵性能に優れており、汚れが蓄積しにくく、水で丸洗いも可能なので、常に清潔な状態をキープできます。
軽やかな入力を可能にしつつ、無音に近い静音性も持っており、周囲を気にせずに作業に集中できます。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 146×79×79mm/212g |
配列 | 英語 |
【イーサプライ】
シリコンキーボード(EEA-SKB013-BK)
テンキーをはじめ、フルサイズキーボードと同等のキー数を搭載しつつ、シリコン素材でコンパクトに仕上げたキーボードです。
巻き取り式ケーブルを採用しているので、使用環境に合わせて長さを調節し、有線ケーブルの煩わしさを軽減できます。
軽やかな入力を可能にしつつ、静音性にも優れており、丸洗いで常に清潔な状態をキープできる点もおすすめです。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 408×135×8mm/192g |
配列 | 日本語 |
【CHINFAI JP】
シリコンキーボード(KB-3110-03)
柔らかいシリコン素材を採用し、折りたたみ・丸めての持ち運びを可能にしたキーボードです。
テンキー部分までを搭載しているので、オフィス・事務作業でも活躍しやすく、静音性にも優れています。
耐水性に優れているので、流水で大胆な水洗いも可能であり、常に清潔な状態をキープできる点もポイントです。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 405×130×40mm/206g |
配列 | 英語 |
【Omikamo】
折りたたみキーボード
テンキーまでを搭載しつつ、三つ折りで携帯性を高めており、有線・無線の量接続に対応したキーボードです。
静音性に優れたパンタグラフ方式を採用しており、軽やかな入力を可能にしつつ、周囲を気にする必要がありません。
マルチペアリングにも対応しているので、その場の状況に応じて作業効率アップが狙える点も魅力です。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 300×98×19mm/310g |
配列 | 英語 |
【Omikamo】
折りたたみキーボード
不要なキー・スペースをカットしつつ、タッチパッドを搭載し、マウスのような操作性も実現したキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅いパンタグラフを採用しており、軽やかに入力できます。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、有線・無線の両接続に対応している点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 300×98×19mm/210g |
配列 | 英語 |
【Vbestlife】
折りたたみキーボード
不要なキー・スペースを極限までカットしつつ、タッチパッドを搭載し、操作性を向上させたキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、有線・無線両対応なので、状況に応じて自由に使い分けれます。
カーソル・ジェスチャー操作に対応しているので、あらゆるシーンで理想の環境を構築できる点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 203×106×19mm/260g |
配列 | 英語 |
【iClever】
折りたたみキーボード(IC-BK20)
テンキーをカットしつつ、三つ折りを採用しており、極限までサイズを抑えたコンパクトキーボードです。
一定のキーピッチを確保し、ミスタッチを防ぎつつ、キーストロークを浅く仕上げているので、軽やかに入力できます。
安定した有線接続をはじめ、Bluetooth接続にも対応しており、状況に応じた使い分けが行える点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 291×117×83mm/279g |
配列 | 英語 |
【ミヨシ】
折りたたみキーボード(TOR-BT03)
テンキー部分をカットし、サイズを抑えつつ、2つ折りでさらにコンパクトに仕上げたキーボードです。
有線・無線の両方に対応しているので、状況に応じた使い分けも可能であり、マルチペアリングにも対応しています。
パンタグラフ方式を採用し、軽やかな入力を可能にしつつ、日本語配列で馴染みやすい点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 302×112×8mm/180g |
配列 | 日本語 |
【MOBO】
Keyboard2(AM-K2TF83J)
テンキー部分をカットしつつ、3つ折りを採用しており、コンパクトサイズで携帯性に優れたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストローク浅いパンタグラフ方式を採用しているので、軽いタッチでスムーズに入力できます。
有線・無線接続対応で使い分けもできますし、自動電源オフをはじめ、メディアコントロールキーが充実している点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 291×120×13mm/286g |
配列 | 日本語 |
まとめ
有線折りたたみキーボードは、安定性・利便性に優れていますが、製品数が少ないため、自由に選びにくいのが難点です。
デメリットもあり、扱いは難しいですが、気になる方は本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
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