キャンプなどのアウトドアのときに、急なケガや病気に備えて携帯したいアイテムである「救急セット」。
アウトドアシーンだけではなく、地震や水害などの災害時の防災アイテムとしても活躍しますよね。
しかし、救急セットとは言っても、どのアイテムを持ち歩けばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンプなどのアウトドアで持ち歩きたい救急セットを使用するメリットや選び方、おすすめ12選を紹介します。
キャンプ向け救急セットを使うメリット
急なケガや病気の時も安心
キャンプなどのアウトドアシーンで救急セットを持ち歩いていれば、急なケガや病気の時も慌てずに対処することができるでしょう。
アウトドア中は虫刺されや火傷、転倒による擦り傷などのトラブルに遭遇する確率が高いと言われています。
とくに、小さなお子さんのいるご家庭では、想定外のことが起きる可能性が高いので、救急セットを持ち歩くことをおすすめします。
病院やドラッグストアがない時の応急処置に便利
キャンプ場の場所によっては山奥や湖、海の近くなどで、周りに病院やドラッグストアがない可能性もあります。
キャンプ場が町から離れている場合、熱中症やケガなどで救急要請をしても、救急車がすぐに来てくれる保証はありません。
ですが、そのような時でも必要な物が入った救急セットがあれば、トラブルに遭遇しても慌てずに対処できるでしょう。
防災アイテムとしても活躍
キャンプなどのアウトドアで使用する救急セットは、地震などの災害時の防災アイテムとしても活躍するでしょう。
近年、地震や台風による水害など、日本でも災害が多くなってきており、いつ避難が必要な状況となるかわかりません。
キャンプで使用するとき以外は、水や保存食と一緒に救急セットを保存しておくことで、災害時も慌てることなく持ち運べます。
キャンプ向け救急セットを使うデメリット
アイテムを揃えるとお金がかかる
救急セットをアウトドアシーンで持ち歩くとなると、一通りアイテムをそろえる必要があります。
ばんそうこうやハサミなどの自宅にあるもの以外のアイテムは、購入しなければなりません。
これからキャンプを始めるという方はキャンプギアにもお金がかかるので、救急セットの購入に悩んでしまう方も多いでしょう。
定期的に点検をする必要がある
救急セットのアイテムを一通りそろえた後も、定期的にアイテムの点検を行う必要があります。
とくに、除菌ジェルや消毒液、常備薬など使用期限のあるアイテムは必ず定期的に確認しましょう。
1年に1度、防災グッズや救急セットの点検をする日にちを決めて、毎年行うと忘れないのでおすすめです。
持ち運ぶ荷物が増える
キャンプなどのアウトドアシーンで救急セットを使用するには、持ち運ぶ荷物が増えてしまいます。
そのため、キャンプ場への移動手段が徒歩や公共交通機関の方は、大変と感じる方もいるでしょう。
しかし、商品によっては総重量200g以下のコンパクトな救急セットもあるので、ぜひチェックしてみてください。
キャンプ向け救急セットの選び方
持ち運びのしやすい「携帯タイプ」がおすすめ
キャンプなどのアウトドアシーンで使用する場合は、持ち運びに便利な「携帯タイプ」を選びましょう。
ケースは布製のポーチやバッグで作られている商品が多く、軽量で必要なアイテムがコンパクトにまとめられています。
ケース内に仕切りやポケットがあれば、ケースの中がごちゃつかず簡単に整理ができます。
また、持ち手やループがついていればカラビナを付けて、バッグやベルトにつけて持ち運びができるのでさらに便利です。
使用用途に合わせてケースの素材を選ぼう
ケースにはさまざまな素材が使われているので、使用用途に合った素材を選びましょう。
金属(缶)製
耐久性の高い金属製のケースは、落としても壊れにくいです。
水濡れや汚れにも強いですが、持ち運びには不便です。
プラスチック製
軽量で持ち運びがしやすく、比較的安価で購入できます。
衝撃や直射日光には弱いので、アウトドアで使用する際は注意が必要です。
布製
軽量でコンパクトに収納できるので持ち運びやすいです。
耐久性は低く、水濡れや汚れにも注意する必要があります。
ファミリーキャンプは大容量だと安心
小さなお子さんとファミリーキャンプを楽しむご家庭は、大容量タイプの救急セットがおすすめです。
また、大容量タイプの救急セットは、ケースが大きいので家族分の服用薬や塗り薬を合わせて収納したいという方にも最適。
ケースを選ぶ際は仕切りやトレー整理整頓がしやすい商品を選ぶと、アイテムがバラバラになることを防げます。
ケースの中のアイテムが整理されていることで、いざというときに慌てずに済むので安心して使用できるでしょう。
アイテムが足りないと感じたら買い足そう
救急セットを購入し、使用しているうちにアイテムが足りないと感じる場合もあります。
そのようなときは、自分で必要と感じたアイテムを買い足すようにしましょう。
とくに、キャンプなどのアウトドアシーンでは、「虫刺され薬」や「ポイズンリムーバー」などがあると安心です。
また、アレルギー薬や胃薬、痛み止めなど常備薬が必要な方は、必ず救急セットに常備しておきましょう。
人気の高いおすすめメーカーを確認
海外製品も多く発売されている救急セットですが、日本メーカーの商品だと安心して使用できるでしょう。
キャンパーにも人気の高い日本製のおすすめメーカーを紹介します。
トモナリ衛生材料
大正2年に創業された歴史のある衛生材料メーカーです。
救急セットの他に包帯やガーゼ、マスクを発売しています。
救急セットは自社および取引先である優良メーカーの商品を厳選して作られているので、安心して使用できるでしょう。
気になる価格帯をチェック
キャンプ向け救急セットは安いもので2,000円程度から14,000円を上回る価格の商品まで、価格帯にやや幅があります。
価格の高い商品はアイテムの数が多く、種類も豊富である印象です。
ただし、使用する方の用途によっては、高価な商品でもオーバースペックとなる可能性もあります。
購入する際は価格はあまり気にせずに、自分の使用用途に合った商品を選びましょう。
また、アイテムが足りない場合も、自分で買い足すことができるので安心してください。
キャンプ向け救急セットおすすめ12選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | アイテム数 |
---|---|---|---|---|
Epios ファーストエイドキット | 190g | 16.5×11×3.8cm | 布 | 15点 |
NORAH 救急かばん | 260g | 20.4×13×4.7cm | 布 | 21点 |
hosum ファーストエイドキット | 115g | 10.5×5×16.5cm | 布 | 12点 |
AOYATIME 救急セットメディカルポーチ | 320g | 17.5×13.5×5.5cm | 布 | 120点 |
FLAVA 救急バッグ | 390g | 13×21×7.5cm | 布 | 54点 |
トモナリ衛生材料 コンパクト救急箱 | 不明 | 24×18.5×8.5cm | プラスチック | 17点 |
OHKEY 救急セット | 440g | 21×14×7cm | 布 | 126点 |
トモナリ衛生材料 救急セット | 不明 | 33×21×16cm | なし | 14点 |
ケアーズショップ 救急セット | 463g | 29.7×18×12.6cm | プラスチック | 20点 |
トモナリ衛生材料 救急セット | 不明 | 31.4×21.7×15.5cm | 木製 | 14点 |
ノーブランド 救急ボックス | 不明 | 16×23.5×7cm | 布 | 234点 |
備えて安心 救急セット | 898g | 33.7×24×19.2cm | プラスチック | 28点 |
【Epios】
ファーストエイドキット
除菌ジェルや爪切り、はさみなど15点のアイテムがセットになった、便利なアウトドア向け救急セットです。
ザックやキャンプギアケースに収納しやすいセミハードタイプのケースなので、安心して持ち運べます。
また、バッグはショルダーとウエスト2WAY仕様で、車やイスのヘッドレストに装着することもできます。
重さ | 190g |
---|---|
サイズ | 16.5×11×3.8cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 15点 |
【NORAH】
救急かばん
ポイズンリムーバーや日本製の傷パッドなど、アウトドアでも活躍する21点セットの救急セットです。
ナイロン製のケースは260gと軽量で耐久性が高く、アウトドアでも持ち運びにも便利でしょう。
また、商品に不備がある場合は、365日以内であれば商品の保証がついているので、万が一不備があった時も安心です。
重さ | 260g |
---|---|
サイズ | 20.4×13×4.7cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 21点 |
【hosum】
ファーストエイドキット
コンパクトで防塵性と耐久性に優れるナイロン製の素材を使用したケースで、アウトドアでも安心して使用できる救急セットです。
12種類の救急アイテムに加えて、サバイバルツールもセットになってるので防災アイテムとしても活躍します。
また、懐中電灯や火打石などもセットになっているので、停電により電気が使えないときも安心でしょう。
重さ | 115g |
---|---|
サイズ | 10.5×5×16.5cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 12点 |
【AOYATIME】
救急セットメディカルポーチ
その場で応急処置が可能なアイテムがすべてセットになった、コンパクトに持ち運びができる救急セットです。
アルミブランケットや止血帯、ビニール手袋などはアウトドアシーンだけではなく、防災アイテムとしても活躍します。
また、ケースはEVAナイロン素材を使用しており、軽量で簡単に持ち運びできるのでキャンプにもおすすめの商品です。
重さ | 320g |
---|---|
サイズ | 17.5×13.5×5.5cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 120点 |
【FLAVA】
救急バッグ
労働安全衛生規則に対応した、災害時やアウトドアで本当に必要なアイテムのみが入った救急セットです。
54点という豊富なアイテム数ですが、総重量390gと軽量で気軽に持ち運びできるでしょう。
また、ガーゼやばんそうこう、綿棒などの消耗品が複数個入っているので、ファミリーキャンプにもおすすめの商品です。
重さ | 390g |
---|---|
サイズ | 13×21×7.5cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 54点 |
【トモナリ衛生材料】
コンパクト救急箱
応急処置に必要な救急アイテムを耐久性や防水性に優れた、プラスチックケースにまとめた救急セットです。
透明なポリプロピレン製ケースなので、気軽に中身の確認が簡単にでき、軽量で持ち運びも簡単にできます。
また、こちらの商品は労働安全衛生法に基づき作られているので、防災アイテムとしてもぴったりの商品です。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 24×18.5×8.5cm |
素材 | プラスチック |
アイテム数 | 17点 |
【OHKEY】
救急セット
防災のプロである現役防災士が監修した、キャンプなどのアウトドアでも活躍する救急セットです。
ポイズンリムーバーやカミソリの他、サバイバル向けの多機能カードなどさまざまなアクシデントに対応できるでしょう。
また、安心の取扱説明書ガイドがついており、1年間のメーカー保証付きなので購入後も安心して使用できます。
重さ | 440g |
---|---|
サイズ | 21×14×7cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 126点 |
【トモナリ衛生材料】
救急セット
応急処置に必要なアイテム14点がセットになった、安心の日本製商品で作られた救急セットです。
労働安全衛生法に定められた範囲で作られているので、会社や学校などでの使用にもおすすめです。
また、収納ケースは別売りとなっているので、自分のお気に入りのデザインのケースで持ち運ぶことができるでしょう。
重さ | 不明 |
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サイズ | 33×21×16cm |
素材 | なし |
アイテム数 | 14点 |
【ケアーズショップ】
救急セット
アウトドアシーンでの急なケガや病気などの応急処置で活躍する、1つあると便利な救急セットです。
軽量で頑丈なので持ち運びに便利なプラスチックケースは、透明で中身のアイテムが確認できて、使い勝手が良いでしょう。
また、ケースには余分なスペースを作っており、常備薬など個人に合わせて必要なアイテムを追加することができます。
重さ | 463g |
---|---|
サイズ | 29.7×18×12.6cm |
素材 | プラスチック |
アイテム数 | 20点 |
【トモナリ衛生材料】
救急セット
「あられほぞ組加工」という伝統的な手法で作られた、木のあたたかみを感じる木製の救急セットです。
労働安全衛生法に定められた日本製の包帯や消毒液、ピンセットが入っているのでアウトドアでも安心して使用できるでしょう。
また、ケースの収納スペースには十分な余裕があるので、常備薬など自分に必要なアイテムを追加することができます。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 31.4×21.7×15.5cm |
素材 | 木製 |
アイテム数 | 14点 |
【ノーブランド】
救急ボックス
30人程度まで対応可能な、ファミリーキャンプはもちろん、屋外のスポーツ現場でも活躍する救急セットです。
救急セット内のアイテムはすべて日本製の高品質な商品を選んでいるので、小さなお子さんにも安心して使用できるでしょう。
また、収納ケースはバッグタイプとなっており、肩掛けや手持ちどちらも可能で持ち運びにも便利です。
重さ | 不明 |
---|---|
サイズ | 16×23.5×7cm |
素材 | 布 |
アイテム数 | 234点 |
【備えて安心】
救急セット
水濡れや汚れに強く耐久性にも優れる、プラスチックコンテナ製ケースがついた救急セットです。
アルミブランケットやポイズンリムーバー、冷却シートなどアウトドアでのアクシデント時に活躍するアイテムが入っています。
また、ケースには十分なスペースがあるので、個人で必要となる常備薬などの医薬品を追加することができます。
重さ | 898g |
---|---|
サイズ | 33.7×24×19.2cm |
素材 | プラスチック |
アイテム数 | 282点 |
まとめ
今回は、キャンプなどのアウトドアで持ち歩きたい救急セットを使用するメリットや選び方、おすすめ12選を紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合った救急セットを購入して、安全にアウトドアを楽しみましょう。
キャンプ向け救急セットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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