近年の格ゲーは難易度を緩和した操作方法を用意するなど、パッドユーザーが気軽に格ゲーを楽しめるようになっています。
パッドで結果を残すプロ選手やストリーマーも多く、配信等の影響からパッドで格ゲーを始めようと決断される方も多いでしょう。
格ゲー向けにおすすめのパッドは無いのか、せっかく始めるならデバイスにこだわりたいという方も多いと思います。
そこで本記事では、格ゲー向けパッドのメリットデメリットや選び方を解説しつつ、おすすめ製品も紹介します。
目次
- 1 格ゲー向けパッドを使うメリット
- 2 格ゲー向けパッドを使うデメリット
- 3 格ゲー向けパッドの選び方
- 4 格ゲー向けパッドおすすめ10選
- 4.1 【ホリ】EDGE301(HPC-057)
- 4.2 【AceGamer】Wireless GamePad Controller(p402)
- 4.3 【MSI】FORCE GC30 V2 WHITE
- 4.4 【サンワダイレクト】16ボタン ゲームパッド(400-JYP62UBKX)
- 4.5 【8Bitdo】M30
- 4.6 【ホリ】ファイティングコマンダーOCTA(HPC-059)
- 4.7 【GameSir】G7 SE
- 4.8 【ASUS】ROG Raikiri Pro
- 4.9 【PDP】Victrix Pro BFG Wireless Controller(052-002-BK)
- 4.10 【TurtleBeach】ワイヤレスコントローラー(TBS-0710-05)
格ゲー向けパッドを使うメリット
格ゲーでパッドを使用するメリットはいくつかありますが、やはり最大の強みは慣れ親しんだ操作感で遊べる点です。
近年はPS4/PS5やSwitchなどでパッドに触れる機会が多く、アケコン等と違って違和感を感じる心配がありません。
ボタン配置等で迷うことが無いため、初めてプレイする格ゲーでも理想のプレイングを実現可能です。
また、ボタンの押し込みが浅く設定されているのも特徴であり、押下した際の静音性にも優れています。
家庭環境や時間帯によっては音に注意を払わなければいけませんが、騒音によるリスクも軽減できます。
格ゲー向けパッドを使うデメリット
格ゲー向けパッドは違和感の無くプレイしやすい反面、パフォーマンス限界や疲労が溜まりやすいというデメリットも秘めています。
パッドはトリガーも含めると6ボタンが基本ですが、アケコンはスティック+8ボタン以上が標準です。
格闘ゲームはパッドに対応してはいるものの、あくまでもアケコンやレバーレス等でのプレイ前提で設計されています。
アケコンと比べるとパフォーマンスに限界値が存在しており、上達するほどに物足りなく感じてしまうのが欠点です。
また、パッドは手を浮かせて握るプレイスタイルが標準であり、1~2時間程度のプレイで疲労が溜まりやすい点にも注意です。
格ゲー向けパッドの選び方
対応プラットフォームで選ぶ
ストリートファイターをはじめ、近年リリースされた格ゲーは自宅からさまざまなプラットフォームでプレイできます。
ですが、全プラットフォームに対応したパッドは限りなく少数であり、購入時はプラットフォームへの整合性チェックが必須です。
PCでプレイするならPC対応の選択、PS4/5やXBoxシリーズなら各機種に対応した製品を選びましょう。
基本的に製品詳細等に対応プラットフォームが明記されているので、購入前の徹底したチェックがおすすめです。
接続方式で選ぶ
パッドの接続方式は大きく分けると有線/無線接続の2種類があり、各接続でメリットデメリットが存在します。
有線接続はUSB等のケーブルで機器と接続するため、接続時の安定性は高いですが煩わしさを感じてしまうのが欠点です。
無線接続はケーブルレスでストレスなくプレイしやすいですが、環境次第では遅延が頻発してしまう可能性を秘めています。
入力精度や応答速度を重視するなら有線、ストレスフリーで快適な楽しさを優先するなら無線接続がおすすめです。
アクションボタン数で選ぶ
格ゲーは特定の行動をボタンに割り当てる必要があり、パッドでプレイする場合はアクションボタン数が快適度に影響します。
アクションボタンはトリガー込みで8個が基本ですが、中には10個以上搭載されたモデルも登場しています。
ボタン数は多いほどに単入力の幅が広がり、コンボ精度の向上にも繋がるので可能であれば10個搭載されたモデルがおすすめです。
ただし、必然的に製品価格も高騰してしまうため、機能性を追求するなら1万円以上のコストは見積もっておきましょう。
背面ボタンの有無で選ぶ
ゲームパッドはアクション/十字/トリガーボタン構成が基本ですが、近年は背面ボタンも採用されたモデルが登場しています。
背面ボタンは2~4ボタンの幅が展開されており、ボタン数が多いほどに割り当て数も増えるのが強みです。
パフォーマンスも発揮しやすくなるので重要な要素ですが、背面ボタン採用モデルは製品価格が高めな点に注意です。
必ずしも必要ではありませんが、あると非常に便利なので予算と相談しながら検討しましょう。
メーカーで選ぶ
ゲームパッドはゲーミングデバイスメーカーを中心に製品化されているので、お気に入りのメーカーから選択するのが基本です。
過去に使用して感触が良かったメーカー、プレイする筐体を開発しているメーカー製品と判断基準は多岐に渡ります。
ホリやVictrixはプロ選手や有名ストリーマーから高く評価されており、万人に馴染みやすいデザインが特徴です。
Amazon等では製品レビューも公開されているので、総評をチェックして選択するのもおすすめです。
価格帯で選ぶ
ゲームパッドの価格帯は3千以下~4万円以上と価格幅が広く、価格によって性能に顕著な差が存在します。
3千円以下は気軽に導入しやすいのが強みですが、ボタン数をはじめとするスペック面は決して高くありません。
スペック面は価格に比例して上昇する傾向にあるため、高いパフォーマンスを実現するなら最低5千円は想定しておくのがベストです。
背面4ボタンやカスタマイズ性、抜群のフィット感を求めるなら1万円以上のコストを用意しておきましょう。
格ゲー向けパッドおすすめ10選
【ホリ】
EDGE301(HPC-057)
XInput対応各種ボタンやスティックを配置し、素早い応答速度での入力を可能にしたゲームパッドです。
各ボタンは250万回に及ぶ耐久テストをクリアしており、1台で長期間快適なゲームプレイを実現しています。
十字ボタンとスティックの入れ替えで操作性を追求しやすく、振動機能付きで緊張感が楽しめる点も好評です。
重量 | 240g |
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アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 有線 |
対応プラットフォーム | PC |
【AceGamer】
Wireless GamePad Controller(p402)
ベーシックなPS4スタイルを採用し、手に馴染みやすいフォルムと操作感を安価で実現したコスパが高いゲームパッドです。
無線接続でケーブルによる煩わしさがなく、800mA大容量バッテリーで残量を逐一気にする必要もありません。
格ゲーにおけるストレスフリーな環境構築をはじめ、ジャイロセンサー等の機能で幅広く運用できる点も魅力です。
重量 | 210g |
---|---|
アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 無線 |
対応プラットフォーム | PS4 |
【MSI】
FORCE GC30 V2 WHITE
有線/無線接続の両方に対応し、充電の状況等に応じて任意で運用できる高い適応力を備えたゲームパッドです。
アクションボタンスイッチは200万回の入力に耐える耐久性を実現しており、長期間安定してゲームプレイが楽しめます。
十字ボタンは十字型/丸形の2パターンから任意で着脱できるので、使用感を追求しやすい点もおすすめです。
重量 | 212g |
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アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 有線/無線 |
対応プラットフォーム | PC |
【サンワダイレクト】
16ボタン ゲームパッド(400-JYP62UBKX)
トリガーや十字ボタンも含めた全16ボタンで構成し、入力しやすいデザインで仕上げたゲームパッドです。
一体型十字ボタンで方向入力時のミスが起きにくく、6つのアクションボタンがアケコンのような快適さを実現しています。
スタイリッシュながらも膨らみを持たせることでフィット感を高めており、長時間使用しても疲労が溜まる心配もありません。
重量 | 250g |
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アクションボタン数 | 10 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 有線 |
対応プラットフォーム | PC |
【8Bitdo】
M30
凹凸の少ない緩やかな丸形デザインを採用し、サイズを抑えることで手の小さな方でも使用しやすいゲームパッドです。
Bluetooth接続でケーブルによる負担が無く、あらゆるシーンで快適なゲーム環境を構築できます。
最大18時間連続稼働できる大容量バッテリーにより、こまめな充電管理要らずで運用できる点もおすすめです。
重量 | 230g |
---|---|
アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 無線 |
対応プラットフォーム | PC |
【ホリ】
ファイティングコマンダーOCTA(HPC-059)
天面6+トリガー4の合計10ボタンで構成し、格闘ゲームにおける操作性を追求したゲームパッドです。
専用アプリによる入力感度調整で正確無比な入力を可能にしつつ、高耐久マイクロスイッチで長期間の安定使用も可能にしています。
背面ボタン無しながらも快適な使用感が格闘ゲーマーから評価されており、コスパで選びたい方は必見です。
重量 | 350g |
---|---|
アクションボタン数 | 10 |
背面ボタン数 | 0 |
接続方式 | 有線 |
対応プラットフォーム | PC |
【GameSir】
G7 SE
厚みを抑えたスリムフォルムでフィット感を高めつつ、最大500万回の入力に耐える耐久性を備えたゲームパッドです。
ホール効果センサー×ドリフトホール効果センサーにより、スピーディで制dの高い入力を可能にしています。
誤作動防止付き背面ボタンも2つ搭載されており、多くのコマンドを割り当てられる点も好評です。
重量 | 420g |
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アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 2 |
接続方式 | 有線 |
対応プラットフォーム | XBox/PC |
【ASUS】
ROG Raikiri Pro
有線/2.4g無線/Bluetoothの3接続に対応し、有期ELディスプレイでスタイリッシュに仕上げたゲームパッドです。
トリガーはショート/フルの2段階で感度調節が可能であり、手のサイズや押し込みなどの要素を踏まえてカスタマイズできます。
背面には4つのボタンも搭載されており、コマンド入力時の難易度を大きく引き下げてくれる点も魅力です。
重量 | 330g |
---|---|
アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン | 4 |
接続方式 | 有線/無線 |
対応プラットフォーム | PC |
【PDP】
Victrix Pro BFG Wireless Controller(052-002-BK)
4ボタンと6ボタンの自在なカスタマイズに対応しつつ、4つの背面ボタンで飛躍的な操作性を実現したゲームパッドです。
重量は重ためなので疲労感には注意ですが、有線/無線の両対応で状況に応じた使い分けが容易に行えます。
180度回転可能なスティック+誤入力が起きにくい十字ボタンにより、正確無比な入力精度が可能な点も好評です。
重量 | 535g |
---|---|
アクションボタン数 | 10 |
背面ボタン数 | 4 |
接続方式 | 有線/無線 |
対応プラットフォーム | PS5/PC |
【TurtleBeach】
ワイヤレスコントローラー(TBS-0710-05)
XBox配置をスタイリッシュにデザインし、メカニカルスイッチで高い精度と耐久力を兼ね備えたゲームパッドです。
調節可能なトリガーストップで好みの感度に設定でき、専用アプリで自在なカスタマイズも行えます。
低遅延ワイヤレスで接続時の安定性も抜群ですし、30時間連続稼働でこまめな管理も不要になる総合力の高さが好評です。
重量 | 246g |
---|---|
アクションボタン数 | 8 |
背面ボタン数 | 4 |
接続方式 | 無線 |
対応プラットフォーム | XBox/PC |
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