AppleはiPad・MacBook等の端末を展開していますが、中でもパワフルなスペックを搭載しているのがiMacです。
ビジネス・動画編集・イラスト作成と多岐に渡る用途でパフォーマンスを発揮しつつ、デザイン性に溢れた外観も魅力です。
しかし、内部からのストレージ拡張は難しいため、容量不足の解消に外付けSSDを検討される方も多いと思います。
そこで本記事では、iMac向け外付けSSDおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 iMac向け外付けSSDを使うメリット
- 2 iMac向け外付けSSDを使うデメリット
- 3 iMac向け外付けSSDの選び方
- 4 iMac向け外付けSSDおすすめ10選
- 4.1 【RAOYI】250GB ポータブルSSD（X4Promini-Black-250G-RY-JP）
- 4.2 【グリーンハウス】240GB 外付けSSD（GH-SSDTB3A240）
- 4.3 【KingSpec】480GB ポータブルSSD（Z3-480-JP）
- 4.4 【Samsung】T7（MU-PC500T/EC）
- 4.5 【OWC】ENVOY PRO FX（OWCTB3ENVPFX.5）
- 4.6 【Kingston】XS2000（SXS2000/1000G）
- 4.7 【Plugable】1TB ポータブルSSD（TBT3-NVME1TB）
- 4.8 【SanDisk】Extreme Pro（SDSSDE81-2T00-GH25）
- 4.9 【Archgon】2TB ポータブルSSD（X92）
- 4.10 【ウエスタンデジタル】4TB ポータブルSSD（WDBAGF0040BGY-WESN）
- 5 まとめ
iMac向け外付けSSDを使うメリット
ストレージ容量を拡張できる
iMacは内部からのストレージ換装自体は不可能ではありませんが、知識が要求されますし、公式からも推奨されていません。
そのため、初期構成のストレージ容量を上手く活用するのが基本ですが、外付けSSDを接続することで簡単に容量の増設が可能です。
ビジネスシーンをはじめ、編集等の業務を行う際に急な容量不足でも、簡単に容量を増設できるのは大きなメリットです。
ファイルを高速で転送できる
外付けSSDは製品による差はありますが、HDDよりも転送速度で優れているのが特徴です。
約3～4倍の転送速度を実現しており、小さなファイルは数秒で転送できますし、大容量ファイルも2～3分程度で保存できます。
ファイル転送時に時間を掛けずに済むため急な事態にも対処しやすく、無駄な時間経過によるストレスも回避できます。
携帯性に優れている
外付けSSDは内蔵型ストレージとは違い、コンパクトサイズで簡易的に容量を増設できるのが強みです。
大きくても手のひらに収まるサイズ感で設計されており、iMacで保存したファイルを屋外に負担無く持ち運べます。
自宅で作成・編集しておいた文書・動画ファイルを外出先で展開できるため、作業を効率化できます。
故障しにくい
SSDはHDDよりも長寿命を実現しており、長期間使用し続けても内部パーツが破損しにくいのが特徴です。
さらに、外付けSSDはあらゆるシーンに持ち運べるように頑丈な素材で耐久力を高めています。
カバンで持ち運ぶ際に機器同士の接触でも壊れませんし、なかには2m以上の落下テストにも耐える耐久性を実現した製品もあります。
iMac向け外付けSSDを使うデメリット
コストが掛かる
iMac向け外付けSSDは外部から簡単にストレージ容量を拡張し、急な容量不足にも対処できるアイテムです。
持ち運びやすく転送速度においても優れていますが、パフォーマンスの高さに比例して製品価格も高めです。
最低限の容量となる500GBでも1万円前後のコストが掛かるケースもあり、大容量を求める場合は3万円程度の予算が必須です。
単体容量が少ない
外付けSSDはUSB・Thunderbolt接続により、簡易的に容量を増設し、素早くデータ転送を行えるのが強みです。
しかし、SSDは単体容量の少なく、HDDは10TB以上の製品が展開されていますが、SSDは4TBが限界値です。
一般的な用途なら容量不足には陥りにくいですが、容量が大きなデータを多数扱う場合は容量不足も想定しておきましょう。
iMac向け外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
iMac向け外付けSSDは簡易的に容量を拡張できますが、拡張できる容量は製品別で違ってきます。
最低値250GB～最大値4TBと容量幅は広く、容量数が大きくなるにつれて比例する形で製品価格も高騰します。
小さなファイルなら250～500GBで良いですが、容量が大きな動画ファイル等を扱うなら1GB以上が推奨されています。
ご自身が扱うファイル容量・数を考慮し、予算内で購入できる理想の容量を搭載した製品を選択しましょう。
転送速度で選ぶ
外付けSSDはHDDよりも優れた転送速度が魅力ですが、実際の転送速度は製品別で大きく異なります。
500MB以下の製品もありますし、2000MB以上の転送速度を実現し、大容量をスムーズに転送できる製品も登場しています。
転送速度は速いに越したことはありませんが、パフォーマンスの高さに比例し、製品価格も大きく高騰する点には注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、予算内から転送速度に優れた製品の選択がおすすめです。
接続規格で選ぶ
iMac向け外付けSSDの接続規格ですが、USB3.0～3.2・Thunderbolt規格が存在し、接続速度が異なります。
USBにおける速度幅は5Gbps～20Gbpsと約4倍ほどの差があり、接続速度が高いほどに安定した接続が可能です。
しかし、iMacにおいてUSBより優れているのがThunderboltであり、最大40Gbpsハイスピードで接続できます。
速度を取るならThunderbolt一択ですが、USB製品と比較すると高額になるため、予算と相談して選択しましょう。
メーカーで選ぶ
iMac向け外付けSSDは製品数が非常に多く、国内外の家電・デバイスメーカーから製品化されています。
日本国内で聞き馴染みが無いメーカーも多いですが、迷った際にはユーザー人気・レビュー評価を参考にしましょう。
初めて導入されるなら世界的に人気が高く、多くの評価を獲得している「Kingston・SanDisk」がおすすめです。
上記以外のメーカーでもレビュー評価が多いなら、実際の製品イメージを掴みやすいため、選択肢に入れておきましょう。
価格帯で選ぶ
iMac向け外付けSSDは豊富なラインナップが展開されており、5千円前後～4万円以上と価格幅も広めです。
コストを抑えた導入を狙うなら5千円前後～1万円からの選択になりますが、容量や転送速度にこだわりにくい点に注意です。
最低限の性能で良いなら問題はありませんが、大容量＋高速転送を可能にする製品の場合、2万円以上は見積もっておきましょう。
ご自身の予算を加味しつつ製品詳細をチェックし、無理の無い価格帯を選択しましょう。
iMac向け外付けSSDおすすめ10選
| メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 転送速度 | 接続規格 |
|---|---|---|---|---|
| RAOYI 250GB ポータブルSSD | 6.5×2.8×1cm/26g | 250GB | 550MB/秒 | USB 3.1 |
| グリーンハウス 240GB 外付けSSD | 10.2×4.8×1.5cm/86g | 240GB | 1400MB/秒 | Thunderbolt3 |
| KingSpec 480GB ポータブルSSD | 8.1×4.2×0.9cm/80g | 480GB | 600MB/秒 | USB 3.1 |
| Samsung T7 | 8.5×5.7×0.8cm/58g | 500GB | 1050MB/秒 | USB 3.1 |
| OWC ENVOY PRO FX | 11×6.5×2cm/422g | 480GB | 2800MB/秒 | Thunderbolt3 |
| Kingston XS2000 | 7×3.3×1.4cm/29g | 1TB | 2000MB/秒 | USB 3.2 |
| Plugable 1TB ポータブルSSD | 10.8×6.4×1.3cm/176g | 1TB | 2400MB/秒 | Thunderbolt3 |
| SanDisk Extreme Pro | 11×5.7×1cm/78g | 2TB | 2000MB/秒 | USB 3.2 |
| Archgon 2TB ポータブルSSD | 15.2×8.6×5cm/130g | 2TB | 3400MB/秒 | Thunderbolt3 |
| ウエスタンデジタル 4TB ポータブルSSD | 10×5.5×0.9cm/46g | 4TB | 1050MB/秒 | USB 3.1 |
【RAOYI】
250GB ポータブルSSD（X4Promini-Black-250G-RY-JP）
手のひらよりも小さくてスリムなフォルムで設計し、アルミニウム合金で耐久力も高めた外付けSSDです。
Windows/MacOSをはじめ、タブレット端末への互換性もあり、Type-C対応端末に接続できます。
容量・転送速度は最低限となりますが、5千円以下で導入できるため、安く導入したい方に最適です。
| サイズ/重量 | 6.5×2.8×1cm/26g |
|---|---|
| 容量 | 250GB |
| 転送速度 | 550MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.1 |
【グリーンハウス】
240GB 外付けSSD（GH-SSDTB3A240）
Thunderbolt3規格を採用しており、最大40Gbps接続速度で安定した接続が行える外付けSSDです。
最大転送速度1400MB/秒により、1GBを超えるファイルも短時間でスムーズに転送できます。
容量の少なさに対してコストは掛かってしまいますが、パフォーマンスを重視される方におすすめです。
| サイズ/重量 | 10.2×4.8×1.5cm/86g |
|---|---|
| 容量 | 240GB |
| 転送速度 | 1400MB/秒 |
| 接続規格 | Thunderbolt3 |
【KingSpec】
480GB ポータブルSSD（Z3-480-JP）
耐衝撃性に優れたメタルケースを採用し、コンパクト＋軽量で携帯性も高めたポータブルSSDです。
Windows/MacOSへの互換性を持ち、Type-C接続で幅広い用途でパフォーマンスを発揮できます。
転送速度はSSDの中では速いわけではありませんが、約500GB容量を搭載し、5千円強で導入できる点が好評です。
| サイズ/重量 | 8.1×4.2×0.9cm/80g |
|---|---|
| 容量 | 480GB |
| 転送速度 | 600MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.1 |
【Samsung】
T7（MU-PC500T/EC）
PC端末だけでなく、Andoroid/ゲーム機への互換性を持ち、あらゆる用途で活躍できる外付けSSDです。
最大2mからの落下テストにクリアする耐衝撃性を備えつつ、パスワードロック機能で大切なファイルを安全に保護できます。
緻密な温度設計により、使用時に内部に溜まる熱を効率良く放出し、長時間の稼働でも故障する心配がありません。
| サイズ/重量 | 8.5×5.7×0.8cm/58g |
|---|---|
| 容量 | 500GB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.1 |
【OWC】
ENVOY PRO FX（OWCTB3ENVPFX.5）
放熱性に優れたアルミニウム素材を採用し、耐衝撃・防水・防塵性も強化した外付けSSDです。
圧倒的な耐久性により、外部からの故障要因を徹底的に排除し、コンパクトフォルムであらゆるシーンに携帯できます。
容量は最低限ですが、Thunderbolt3＋2800MB/秒により、データ移動・起動・ロード時間を大幅に短縮できます。
| サイズ/重量 | 11×6.5×2cm/422g |
|---|---|
| 容量 | 480GB |
| 転送速度 | 2800MB/秒 |
| 接続規格 | Thunderbolt3 |
【Kingston】
XS2000（SXS2000/1000G）
ポケットサイズ＋軽量で携帯性を高めつつ、1TB大容量を搭載し、大切なファイルを運搬できる外付けSSDです。
防水・防塵・耐衝撃に優れた頑丈なスリーブが付属されており、外的要因による故障の心配もありません。
USB 3.2＋2000MB/秒転送速度を実現しており、大容量データも短時間でスムーズに転送できます。
| サイズ/重量 | 7×3.3×1.4cm/29g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 2000MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.2 |
【Plugable】
1TB ポータブルSSD（TBT3-NVME1TB）
Thunderbolt規格に対応しており、最大40Gbps接続速度で安定した接続が行える外付けSSDです。
頑丈な金属素材をボディに採用しつつ、コンパクトサイズで携帯性を高めており、屋内外にも安全に持ち出せます。
1TB大容量で容量不足に陥る心配が無く、最大2400MB/秒と驚異的な速度での転送が行える点も魅力です。
| サイズ/重量 | 10.8×6.4×1.3cm/176g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 2400MB/秒 |
| 接続規格 | Thunderbolt3 |
【SanDisk】
Extreme Pro（SDSSDE81-2T00-GH25）
Type-C/Type-A両端子を搭載しており、端末や空きポートに合わせて接続端子を選択できる外付けSSDです。
放熱性・耐久性に優れたアルミニウムフレームで長寿命を実現し、パスワードロック機能で大切なデータを安全に管理できます。
最大20Gbpsで遅延の無い安定した接続を可能にしつつ、2000MB/秒でスムーズに転送できる点が好評です。
| サイズ/重量 | 11×5.7×1cm/78g |
|---|---|
| 容量 | 2TB |
| 転送速度 | 2000MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.2 |
【Archgon】
2TB ポータブルSSD（X92）
サンドブラスト加工＋メッキ素材を採用し、使用時の内部に溜まる熱を効率よく放出できる外付けSSDです。
コンパクトサイズ＋軽量で持ち運びやすく、2TB大容量を搭載しており、容量不足に陥る心配もありません。
最大40Gbps接続速度により、遅延も起きにくく、3400MB/秒と驚異的な転送速度を実現している点も魅力です。
| サイズ/重量 | 15.2×8.6×5cm/130g |
|---|---|
| 容量 | 2TB |
| 転送速度 | 3400MB/秒 |
| 接続規格 | Thunderbolt3 |
【ウエスタンデジタル】
4TB ポータブルSSD（WDBAGF0040BGY-WESN）
コンパクトサイズ＋軽量で携帯性を強化しつつ、5色のカラーバリエーションから選択できる外付けSSDです。
最大2mからの落下テストにもクリアする耐久力を実現し、パスワードロック機能も搭載されており、安全にデータを管理できます。
接続規格・転送速度に関しては平均値ですが、4TB大容量を搭載しているため、大きなファイルを多数扱う方に最適です。
| サイズ/重量 | 10×5.5×0.9cm/46g |
|---|---|
| 容量 | 4TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
| 接続規格 | USB 3.1 |
まとめ
iMac向け外付けSSDはストレージ容量を拡張できるだけでなく、ファイルの運搬にも最適な利便性に優れたアイテムです。
容量・転送速度次第では高額なコストが掛かりますが、気になる方は本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
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