ノートパソコン・タブレット端末は携帯性とスペックに優れており、あらゆるシーンでパフォーマンスを発揮できます。
しかし、ストレージ容量は初期から拡張不可のため、容量不足を改善するために1TB外付けSSDを検討される方も多いでしょう。
ですが、1TB外付けSSDは高額な製品が多く、安い製品を見つけるのが難しいため、迷う方もいると思います。
そこで本記事では、安い1TB外付けSSDおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 安い1TBの外付けSSDを使うメリット
- 2 安い1TBの外付けSSDを使うデメリット
- 3 安い1TBの外付けSSDの選び方
- 4 安い1TBの外付けSSDおすすめ10選
- 4.1 【HAIPH】USB-C to A ポータブルSSD
- 4.2 【バッファロー】1TB ポータブルSSD(SSD-PUT1.0U3-BKC)
- 4.3 【TECMIYO】1TB 外付けSSD
- 4.4 【SUNEAST】1TB コンパクトSSD
- 4.5 【エレコム】外付け ポータブルSSD(ESD-EMN1000GBKR)
- 4.6 【Silicon Power】Type-C 外付けSSD(SP010TBPSD75PSCK)
- 4.7 【Crucial】X6(CT1000X6SSD9)
- 4.8 【ロジテック】高速 ポータブルSSD(LMD-SPCH100UAC)
- 4.9 【アイ・オー・データ】両対応 外付けSSD(SSPA-USC1K/E)
- 4.10 【トランセンドジャパン】USB 3.2 外付けSSD(TS1TESD380C)
- 5 まとめ
安い1TBの外付けSSDを使うメリット
ストレージ容量を拡張できる
ノートパソコン・タブレット端末は適応力こそ高めですが、初期搭載されたストレージ容量からの拡張は不可能です。
そのため、初期搭載されたストレージ容量を把握し、ファイル・データの削除等で上手く管理する必要があります。
ですが、1TB外付けSSDを使用することにより、本体容量には収まりきらないファイル・データを保存できるようになります。
携帯性に優れている
外付けHDDは磁気ディスクでデータ・ファイルの読み書きを行う性質上、サイズが大きくなってしまうのが欠点です。
ですが、外付けSSDはフラッシュメモリで読み書きが行えるため、小型化+軽量化を実現しています。
片手でもラクに持ち運べますし、バッグ・小物入れ等に収納してもかさばらず、あらゆるシーンで運用できます。
転送速度が速い
SSDはHDDと比較し、単体の容量は小さいですが、2倍~3倍以上のファイル・データ転送速度を実現しています。
価格が安い外付けSSDの転送速度は限界がありますが、HDDと比べると圧倒的な速さでファイル・データを保存できます。
10GB~100GBを超える容量も500MB/秒~2000MB/秒で転送できるため、ストレスフリーな環境を構築可能です。
コストを抑えられる
外付けSSDはHDDよりも携帯性に優れつつ、2倍以上の転送速度を実現していますが、性能に比例して高額になりがちです。
500GBですら1万円以上の予算が必要になる製品も多く、予算が限られていると導入しにくいのが欠点でした。
ですが、近年ではノートパソコン等の使用率に比例し、価格を抑えた製品も増加傾向にあり、コストを抑えて導入できます。
安い1TBの外付けSSDを使うデメリット
接続規格が限られる
外付けSSDはUSB・Thunderbolt規格が存在しますが、基本的にはThunderboltが転送速度で優れています。
しかし、優れた転送速度を実現できる分、価格も跳ね上がってしまうため、低価格での導入は不可能です。
低価格で導入できるのは良くてもUSB3.0~USB3.2に限られてしまうため、接続規格にこだわりにくい点には注意です。
特定の用途では容量不足に陥りやすい
外付けSSDの中では1TB容量は中程度であり、文書・スライド程度ならば容量が圧迫されることはありません。
しかし、単体容量が大きい写真・動画ファイルをはじめ、ダウンロードゲームを多数保存すると容量不足に陥りやすいです。
ビジネスシーンであれば1TBでも事足りますが、動画編集・ゲームファイルを主軸に扱う方にはおすすめできません。
安い1TBの外付けSSDの選び方
転送速度で選ぶ
安い外付けSSDで実現できる転送速度ですが、500MB/秒~2000MB/秒が限界値となります。
上記を超える転送速度を実現し、1TBを搭載した製品は2万円を超える製品が多いため、予算が限られている方には不向きです。
そのため、500MB/秒~2000MB/秒前後から予算と相談し、選択する形となります。
予算が限界まで限られているなら500MB以下、多少の予算を確保できるなら1000MB~2000MBで選びましょう。
接続規格で選ぶ
安い外付けSSDで採用される接続規格ですが、Thunderboltは高額になるため、USB接続で選択する形となります。
しかし、USBの中にも3.0~3.2と規格が存在しており、端末との接続速度に大きな違いが存在します。
USB 3.0と3.2における差は5Gbpsですが、使用時に大きな違いは感じにくく、価格差も微々たる程度です。
可能な限りコストを抑えるならUSB3.0、接続速度を重視するならUSB3.1~3.2を選択しましょう。
接続端子で選ぶ
外付けSSDの接続端子ですが、USB Type-A・Type-Cが存在しており、端子によって接続できる端末が異なります。
USB Type-AはPC端末・PS4/PS5等のゲーム機に接続できますが、タブレット端末では接続できません。
USB Type-Cはゲーム機等には接続できませんが、ノートパソコン・タブレット端末に互換性があり、ビジネスに最適です。
使用用途・端末によって適した端子は異なるため、ご自身の環境を考慮し、選択しましょう。
メーカーで選ぶ
安い外付けSSDは国内外を含む、家電・デバイスメーカーから豊富なラインナップが登場しています。
しかし、同じ低価格帯でもメーカーによって性能に差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
外付けSSDは製品数が多く、全体から見ると価格帯も広いですが、低価格帯となると5千円~1万円弱が基本になります。
コストを抑えるなら5千円程度からの選択となりますが、低価格帯でも価格で性能が大きく異なる点には注意です。
5千円~1万円では転送速度で明確な差が存在することもあるため、品質を重視するなら1万円台からの選択しましょう。
コストを一番に考えるなら5千円~8千円、品質を重視するなら1万円前後で選ぶのがおすすめです。
安い1TBの外付けSSDおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 転送速度 | 接続規格 | 接続端子 |
---|---|---|---|---|
HAIPH USB-C to A ポータブルSSD | 7.5×2.8×0.9cm/30g | 430MB/秒 | USB 3.1 | USB Type-A/Type-C |
バッファロー 1TB ポータブルSSD | 6.8×2.3×1.1cm/17g | 430MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A |
TECMIYO 1TB 外付けSSD | 10×3×2cm/30g | 560MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A |
SUNEAST 1TB コンパクトSSD | 13.3×2×1.7cm/70g | 500MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A |
エレコム 外付け ポータブルSSD | 6.4×2.1×0.9cm/10g | 400MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A |
Silicon Power Type-C 外付けSSD | 12.4×8.2×1.2cm/106g | 520MB/秒 | USB 3.1 | USB Type-A/Type-C |
Crucial X6 | 6.9×6.4×1.1cm/39g | 800MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-C |
ロジテック 高速 ポータブルSSD | 7.2×2.9×0.9cm/16g | 1000MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A/Type-C |
アイ・オー・データ 両対応 外付けSSD | 7.2×4.6×1.1cm/22g | 1000Mb/秒 | USB 3.2 | USB Type-A/Type-C |
トランセンドジャパン USB 3.2 外付けSSD | 9.7×5.4×1.3cm/75g | 2000MB/秒 | USB 3.2 | USB Type-A/Type-C |
【HAIPH】
USB-C to A ポータブルSSD
USB Type-C/Type-A端末に接続可能であり、スマートフォルムで軽量化を実現したポータブルSSDです。
1TB大容量+転送速度430MB/秒で設計されており、大容量データをスムーズに多数保存できます。
アルミニウムで耐久性も向上させており、総合的なスペックとコスパを両立させている点も魅力です。
サイズ/重量 | 7.5×2.8×0.9cm/30g |
---|---|
転送速度 | 430MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
接続端子 | USB Type A/Type-C |
【バッファロー】
1TB ポータブルSSD(SSD-PUT1.0U3-BKC)
接続端子のスライド格納式を採用しており、スティックタイプで携帯性を高めたポータブルSSDです。
USB Type-A端子に対応したWindows/Mac端末に接続可能であり、10Gbps接続で遅延を抑えてくれます。
1TB大容量ながらも低価格を実現しており、日本メーカー製で保証等を受けやすい点もおすすめです。
サイズ/重量 | 6.8×2.3×1.1cm/17g |
---|---|
転送速度 | 430MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A |
【TECMIYO】
1TB 外付けSSD
スティックタイプでコンパクトに設計されており、かさばらずにあらゆるシーンで運用できる外付けSSDです。
USB Type-A対応端末に接続可能であり、転送速度560MB/秒で大容量データをスムーズに保存できます。
耐久性の高いアルミニウムボディで大切なデータを確実に保護できますし、1TB容量ながらもコストも抑えられています。
サイズ/重量 | 10×3×2cm/30g |
---|---|
転送速度 | 560MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A |
【SUNEAST】
1TB コンパクトSSD
スティックタイプでサイズを抑えつつ、ケーブル不要で端末に直付けできる外付けSSDです。
コンパクトながらも1TB大容量を搭載しており、容量不足に陥りにくく、最大10Gbpsで遅延も軽減してくれます。
アルミニウムボディで故障のリスクを抑えつつ、ホルダーケースで携帯性を底上げできる点も魅力です。
サイズ/重量 | 13.3×2×1.7cm/70g |
---|---|
転送速度 | 500MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A |
【エレコム】
外付け ポータブルSSD(ESD-EMN1000GBKR)
接続端子のスライド格納式を採用し、スティックタイプで携帯性を高めたポータブルSSDです。
USB Type-A対応端末に接続可能であり、パスワード認証セキュリティで大切なデータを確実に保護できます。
1TB大容量で容量不足に陥りにくく、日本メーカー製で返品・交換等の保証を受けやすい点もおすすめです。
サイズ/重量 | 6.4×2.1×0.9cm/10g |
---|---|
転送速度 | 400MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A |
【Silicon Power】
Type-C 外付けSSD(SP010TBPSD75PSCK)
スマートフォルムを高級感あふれるデザインで設計し、転送時の状態をランプで確認できる外付けSSDです。
Type-C/Type-Aコネクタが付属されており、端子を切り替えることで各種端末に適応できます。
転送速度520MB/秒でスムーズな転送が行えますし、スリムでかさばらずに持ち運べる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 12.4×8.2×1.2cm/106g |
---|---|
転送速度 | 520MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
接続端子 | USB Type-A/Type-C |
【Crucial】
X6(CT1000X6SSD9)
手のひらサイズ+軽量で設計されており、負担無くあらゆるシーンに持ち出して運用できる外付けSSDです。
1TB大容量を搭載しており、容量不足に陥りにくく、2mからの落下テストにクリアした耐久性も備えています。
1万円を切る価格ながらも転送速度800MB/秒を実現しており、低コストで快適な環境を構築できます。
サイズ/重量 | 6.9×6.4×1.1cm/39g |
---|---|
転送速度 | 800MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-C |
【ロジテック】
高速 ポータブルSSD(LMD-SPCH100UAC)
スティックタイプで携帯性を高めつつ、スライド式でType-C/Type-A端子を切り替えられる外付けSSDです。
端末に直付けできるため、ケーブルの煩わしさを感じることなく、あらゆるシーンに適応できます。
最大転送速度1050MB/秒+USB 3.2規格により、大容量データを高速で保存できる点が高く評価されています。
サイズ/重量 | 7.2×2.9×0.9cm/16g |
---|---|
転送速度 | 1000MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A/Type-C |
【アイ・オー・データ】
両対応 外付けSSD(SSPA-USC1K/E)
ブラックカラー+スリムフォルムで設計されており、軽量で携帯性を高めた外付けSSDです。
USB Type-C/Type-A両端子で互換性を高めつつ、最大1000MB転送速度でスムーズな転送速度を実現しています。
優れた静音性で周囲を気にせずに使用しやすく、耐衝撃を高めることで故障のリスクも軽減しています。
サイズ/重量 | 7.2×4.6×1.1cm/22g |
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転送速度 | 1000MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A/Type-C |
【トランセンドジャパン】
USB 3.2 外付けSSD(TS1TESD380C)
手のひらサイズ+軽量で設計し、携帯性を高めつつ、1TB大容量を搭載した外付けSSDです。
防滴・防塵加工をはじめ、落下や接触による耐久性を高めており、大切なデータを安全に管理できます。
最大転送速度2000MB/秒を実現しており、大容量データ・ファイルをスムーズに保存できる点も好評です。
サイズ/重量 | 9.7×5.4×1.3cm/75g |
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転送速度 | 2000MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
接続端子 | USB Type-A/Type-C |
まとめ
価格が安い外付けSSDは低コストで導入できますが、性能で満足度に欠けてしまう可能性がある点には注意です。
ご自身の予算に最適な製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
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