耐風性や耐久性に優れており、テント内を広々と使うえることが魅力である「ドームテント」。
その中でも6人以上で使用できる大型のドームテントは、ファミリーキャンプや大人数でのBBQにおすすめです。
しかし、さまざまなブランドから発売されている大型ドームテントは、どれを購入すればよいのかわからないですよね。
そこで今回は、6人以上で広々と使用できる大型ドームテントのメリットや選び方、おすすめ12選詳しく紹介します。
目次
- 1 大型ドームテントを使うメリット
- 2 大型ドームテントを使うデメリット
- 3 大型ドームテントの選び方
- 4 大型ドームテントおすすめ12選
- 4.1 【FIELDOOR】フィールドキャンプドーム300
- 4.2 【FIELDOOR】ワンタッチテント300
- 4.3 【CAPTAIN STAG】エクスギア アルミファミリージオドーム 6UV(UA-0001)
- 4.4 【Coleman】タフワイドドームV 300
- 4.5 【snow peak】アメニティドームL(SDE-003RH)
- 4.6 【MURACO】Gustav 6P(T011)
- 4.7 【ogawa】クーポラ(2679)
- 4.8 【Soomloom】Marshmallow
- 4.9 【Coleman】4Sワイド2ルームコクーンⅢ
- 4.10 【snow peak】ランドロック(TP-671R)
- 4.11 【LOGOS】スペースベース・デカゴン(71459311)
- 4.12 【MINIMALWORKS】マンゴーステーションプラス
- 5 まとめ
大型ドームテントを使うメリット
テント内を広々と使える
大型ドームテントを使用する1番のメリットは、ストレスなくテント内を広々と使えることでしょう。
テントの天井高も高い商品が多いため、腰をかがめることなく移動や出入り、着替えなども楽に行えますよ。
また、デッドスペースも少ないため、キャンプギアを使用したテント内のレイアウトもストレスなく楽しめます。
耐風性や耐久性に優れる
ドームテントは複数本のポールを使用する構造上、耐風性に優れており、高所登山のベースキャンプなどでも使用されます。
耐久性にも優れているため、1度購入すればお手入れをしながら長く愛用できるでしょう。
また、前室があるテントも多いため、急に雨が降ってしまっても濡れることなく、荷物を置くスペースとしても活躍しますよ。
設営方法がシンプル
ドームテントは設営方法が比較的シンプルなので、慣れてしまえば簡単に設営できるテントです。
タープなどの他のキャンプギアと組み合わせて使用することもでき、自分オリジナルのキャンプサイトが完成します。
また、素材やサイズ、形状などさまざまなタイプのテントが発売されているため、初心者から上級者まで幅広く愛用されていますよ。
大型ドームテントを使うデメリット
重量があり持ち運びが大変
大型ドームテントはサイズがとても大きいため、その分重量がある商品が多いです。
キャンプでは自宅から車、車からテントサイトまでなど持ち運びの機会が多くなるため、大変と感じる方もいるかもしれません。
そのため、キャンプに行く移動手段が徒歩やバイク、公共交通機関となる方にはあまりおすすめできません。
価格の高いものが多い
6人用以上の大型サイズのドームテントは、使用する生地やポールが大きい分、価格の高い商品が多いです。
素材にコットンやポリコットンを使用しているものは、快適に過ごせることは間違えないのですが、さらに高価になります。
しかし、1度購入すればお手入れをしながら長く愛用できる商品なので、長い期間で見ればコスパの良い商品と言えるでしょう。
設営や収納にスペースが必要
大型ドームテントはサイズが大きい分、設営時や収納時にもスペースが必要となります。
設営スペースはキャンプ場によって決められている場合があるので、キャンプ場についてから建てられないとわかる可能性も。
事前にキャンプ場の公式サイトや電話などで、設営スペースのサイズを確認しておくと安心でしょう。
大型ドームテントの選び方
サイズは「人数+1~2人」が快適
大型ドームテントは「使用する人数+1~2人」のサイズを購入することがおすすめです。
テントのサイズに余裕があると、荷物を置くスペースとして使用でき、テント内を広々と快適に過ごせるでしょう。
また、入り口部分に前室があれば、雨が降った時でも大事なキャンプギアをテント内に入れておくことができ、安心ですよ。
しかし、サイズの大きすぎるテントは重量が増え設営も大変となるため、自分に合ったサイズのテントを選んでくださいね。
天井高は180cm以上がおすすめ
テントの天井高は180cm以上であれば、背の大きな人でも快適に過ごせるでしょう。
天井高の低いテントは、出入りや移動、着替える際に腰をかがまなければいけなく、ストレスを感じやすいです。
しかし、天井高の高すぎるテントは、風の影響を受けやすくなるため、天気が悪い日や標高の高い場所でのキャンプでは注意が必要。
大型のドームテントを購入するときは、自分の身長と使用用途に合った天井高のテントを選んでくださいね。
簡単に設営できるものを選ぼう
設営が簡単なドームテントは、より簡単に組み立てられる工夫が施された商品もあります。
ポールやベルトが色分けされているテントは、設営手順が一目でわかり、初めての方でもスムーズに設営できます。
また、「ワンタッチ」で設営できるテントは、テントを袋から出すだけで簡単に設営ができます。
しかし、手間や時間はかからず設営可能ですが、耐久性や快適性は低いため、長くは愛用できない可能性も。
自分のキャンプスタイルに合わせて、適切な商品を選んでくださいね。
耐水圧は1,500mm以上が安心
ドームテントの防水性を調べるためには「耐水圧」をチェックしましょう。
耐水圧とは、テントの生地がどれだけの降雨量に耐えることができるかを示し、大きいほど防水性も高いと言えます。
通常の雨であれば1,000mm、激しい雨であれば1,500mm以上の耐水圧があれば安心です。
しかし、耐水圧が高いほど防水性は高まりますが、生地の通気性が悪くなりテント内が結露しやすくなるため、注意が必要です
テントを行う予定の場所に合わせて、適切な防水性を持つドームテントを選んでくださいね。
収納サイズや重量もチェック
ドームテントは大きくなるほど収納サイズが大きく、重量が重くなりやすいため、購入前に確認するとよいでしょう。
特に、自宅の収納スペースや車の積載量に余裕のない方は注意が必要です。
また、発売されているテントによっては収納袋がセットになっており持ち運びやすいものもあるので、確認してみてくださいね。
あると便利な機能を確認しよう
快適に過ごせるドームテントですが、あるとさらに便利な機能があるのでチェックしておきましょう。
ベンチレーションやメッシュパネル
日本の蒸し暑い夏でも、虫を気にすることなく涼しく快適に換気ができます。
スカート
スカートとはフライシートが地面に伸びた部分で、寒い日に外の冷気を遮断しテント内を暖かく保ち、雨の日は泥はねを防ぎます。
前室
テント内に土間スペースがあれば荷物置き場やリビングとして、雨の日は雨除け、日差しの強い日は日よけとして活躍します。
初心者にもおすすめのメーカー
初めてテントを購入する方におすすめのメーカーを3つ紹介します。
Coleman
100年以上前に誕生したアメリカの老舗アウトドアメーカーです。
初心者向けから上級者向けまでさまざまなモデルを発売しています。
snowpeak
日本に新潟県に本社があるアウトドアメーカーです。
機能性が高く、スタイリッシュなデザインのテントが多いです。
FIELDOOR
日本のアウトドアメーカーで、コスパが良く手の出しやすい価格が魅力です。
価格帯
大型ドームテントは、安いもので1万円台から高いものは30万円弱まで価格の幅がとても広い商品です。
使用される素材や快適性、メーカーの持つブランド力により価格が決まっています。
価格の高い商品が良いドームテントとは限らないので、自分のキャンプスタイルに合った快適なテントを探してくださいね。
大型ドームテントおすすめ12選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
FIELDOOR フィールドキャンプドーム300 | 7.5kg | 300×500×180cm | ポリエステル | 1,500mm |
FIELDOOR ワンタッチテント300 | 10.5kg | 300×500×180cm | ポリエステル | 1,500mm |
CAPTAIN STAG エクスギア アルミファミリージオドーム 6UV | 7.0kg | 500×280×190cm | ポリエステル | 2,000mm |
Coleman タフワイドドームV 300 | 11.0kg | 495×300×195cm | ポリエステルタフタ | 2,000mm |
snow peak アメニティドームL | 9.8kg | 540x310x165cm | ポリエステル | 1,800mm |
MURACO Gustav 6P | 11.5kg | 335×510×195cm | ポリエステル | 2,500mm |
ogawa クーポラ | 21kg | 285×200×270cm | ポリエステル | 1,800mm |
Soomloom Marshmallow | 36kg | 500×500×x215cm | ポリエステル | 5,000mm |
Coleman 4Sワイド2ルームコクーンⅢ | 34kg | 670×400×220cm | ポリエステル | 2,000mm |
snow peak ランドロック | 22kg | 625x405x205cm | ポリエステル | 3,000mm |
LOGOS スペースベース・デカゴン | 27kg | 500×475×270cm | ポリタフタ | 1,500mm |
MINIMALWORKS マンゴーステーションプラス | 10.7kg | 450x450x220cm | ナイロン | 2,000mm |
【FIELDOOR】
フィールドキャンプドーム300
雨の日や日差しの強いはリビングとして広々使える前室がついた、ファミリーキャンプにもおすすめの大型ドームテントです。
生地にはUVカットが施されており紫外線保護指数は最上ランクのUPF50+なので、日焼けが気になる方も安心でしょう。
また、キャノピーポールがセットになっているため、フロントドアは跳ね上げて日さしとして使用できますよ。
重さ | 7.5kg |
---|---|
サイズ | 300×500×180cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【FIELDOOR】
ワンタッチテント300
誰でも簡単に折り畳み傘のようにワンタッチかつ短時間で設営できる、大人数で使用可能な大型ドームテントです。
荷物を置くのに便利な前室がついており、キャノピーポールがセットになっているため、フロントドアは跳ね上げ可能です。
また、付属の収納袋を使用すればコンパクトに収納可能なので、収納や車の積載スペースが小さい方にもよいでしょう。
重さ | 10.5kg |
---|---|
サイズ | 300×500×180cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【CAPTAIN STAG】
エクスギア アルミファミリージオドーム 6UV(UA-0001)
雨の降る日や日差しの強い日でもリビングや荷物置き場として広々使用できる、前室がついた大型ドームテントです。
4本のジェラルミンを使用したポールを交差させるジオデシック構造を採用しているため、耐風性に優れテント室内も広く使えます。
また、シームレス加工が施されているので、強い雨が降ってもテント内の水漏れを防ぐことができるでしょう。
重さ | 7.0kg |
---|---|
サイズ | 500×280×190cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【Coleman】
タフワイドドームV 300
1人でも簡単に設営ができるようアシストクリップを採用した、初心者の方にもおすすめの大型ドームテントです。
テント内の居住空間が広く、ベントレームを使用したことで前室スペースが広く、雨や日差しの強い日に活躍するでしょう。
独自のサークルベンチレーションシステムを採用しているため、日本の蒸し暑い夏でも涼しく快適に過ごせます。
重さ | 11.0kg |
---|---|
サイズ | 495×300×195cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 2,000mm |
【snow peak】
アメニティドームL(SDE-003RH)
誰でも簡単に設営できるようベルト部分が色分けされてあり、初心者の方にもおすすめの大人数で使用できる大型ドームテントです。
テントの天井高を最低限に抑えることで、耐久性に優れているため、多少風の強い日でも安心して使用できるでしょう。
また、冷たい地面や汚れからテントを守ることができる、快適なウレタンマット入りのマットがセットになっています。
重さ | 9.8kg |
---|---|
サイズ | 540x310x165cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【MURACO】
Gustav 6P(T011)
高所登山のベースキャンプを想定して作られた、耐風性や耐久性に優れた大人数で使用できる大型ドームテントです。
ポールを6本使用して作るジオデシック構造を採用しているため、天井高が高く快適な居住空間と耐久性を追求しています。
また、6か所のベンチレーションと2か所の出入り口により通気性抜群で、日本の蒸し暑い夏でも涼しく快適に過ごせるでしょう。
重さ | 11.5kg |
---|---|
サイズ | 335×510×195cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,500mm |
【ogawa】
クーポラ(2679)
唯一無二の曲線フレームワークでオリジナリティと耐久性を追求した、ファミリーキャンプにおすすめの大型ドームテントです。
取り外し可能なインナーテントは、アイディア次第でさまざまなテントレイアウトが可能となります。
インナーテントはTC素材で、テント上部には大型ベンチレーションがついているため、気温に合わせて快適に過ごせるでしょう。
重さ | 21kg |
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サイズ | 285×200×270cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mm |
【Soomloom】
Marshmallow
TC素材のような肌触りが良く耐久性に優れた300Dテクノファブリックを生地に採用した、大型ドームテントです。
高さが215cmと高くダブルクロス構造のポールのため、テント内の空間が広く使えて窮屈感がなく、快適に過ごせるでしょう。
また、インナーシートは取り外し可能なため、大型シェルターとしても使用でき、汎用性の高い商品です。
重さ | 38kg |
---|---|
サイズ | 500×500×x215cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 5,000mm |
【Coleman】
4Sワイド2ルームコクーンⅢ
空間を最大限使用できるフォルムで、アイディア次第でさまざまな使い方ができる大型のドームテントです。
大きなベンチレーションや複数のメッシュパネルにより、手軽に換気ができ、夏でも涼しく過ごせるでしょう。
また、フライシートがセットになっており、スカートもついているため、冬の雪が降るシーズンでも暖かく安心です。
重さ | 34kg |
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サイズ | 670×400×220cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【snow peak】
ランドロック(TP-671R)
シェルターやツールームテントなどさまざまな使い方ができる汎用性の高い、大人数で使用可能なドームテントです。
前後だけではなく両サイドにもメッシュパネル付きの出入り口があるため、換気が簡単で、虫がテント内に入る心配もないでしょう。
また、スカートや大型ベンチレーションがついているため、寒い時期でも冷気を遮断しながら安心して暖房を使えますよ。
重さ | 22kg |
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サイズ | 625x405x205cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【LOGOS】
スペースベース・デカゴン(71459311)
直径5mの大型テントにも関わらず、独自のQUICK SYSTEMにより誰でも簡単に5分ほどで組み立て可能な商品です。
トラッドソーラーコーティングを施した生地を採用しているため、夏の強い日を防ぎ、暑い夏は熱中症予防としても活躍します。
また、同じドームテント同士や車と連結して使用できるため、工夫次第でさまざまなアレンジを楽しめる商品でしょう。
重さ | 27kg |
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サイズ | 500×475×270cm |
素材 | ポリタフタ |
耐水圧 | 2,500mm |
【MINIMALWORKS】
マンゴーステーションプラス
ダブルクロス構造を採用しているため居住空間が広く、誰でも簡単に設営ができる大型のドームテントです。
最大10人まで使用できる大きさの割にナイロン生地を使用しているため、重量10.5kgと軽量で持ち運びがしやすいでしょう。
また、ベンチレーションやメッシュパネル、スカートがついているため、気温に関係なく1年中快適に過ごせますよ。
重さ | 10.5kg |
---|---|
サイズ | 450x450x220cm |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 2,000mm |
まとめ
今回は、6人以上で広々と使用できる大型ドームテントのメリットや選び方、おすすめ12選詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったお気に入りのドームテントを見つけてキャンプを楽しんでくださいね。
大型ドームテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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