近年ではノートパソコン・タブレット端末など、携帯性に優れた端末が普及し、あらゆるシーンで活躍しています。
さらに高速+安定接続が可能なThunderbolt4規格に対応しており、あらゆる用途でパフォーマンスを発揮してくれます。
ですが、携帯性に優れた端末は拡張性が低く、Thunderbolt4対応ドッキングステーションを検討される方もいるでしょう。
本記事では、Thunderbolt4対応ドッキングステーションおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット等を解説します。
目次
- 1 Thunderbolt4対応ドッキングステーションを使うメリット
- 2 Thunderbolt4対応ドッキングステーションを使うデメリット
- 3 Thunderbolt4対応ドッキングステーションの選び方
- 4 Thunderbolt4対応ドッキングステーションおすすめ12選
- 4.1 【NOVOO】トリプルディスプレイステーション(NVHUB11V1DPDNS)
- 4.2 【Plugable】デュアルステーション(USBC-6950PDZ)
- 4.3 【Plugable】トリプルドッキングステーション(UD-6950PDZ)
- 4.4 【Anker】778 Thunderbolt(A83A9)
- 4.5 【Anker】PowerExpand(A8398)
- 4.6 【Anker】PowerExpand Elite(A8397)
- 4.7 【Belkin】CONNECT Pro(INC006qcSGY)
- 4.8 【Club 3D】デュアルドッキングステーション
- 4.9 【Club 3D】ポータブルドックステーション(11632803000)
- 4.10 【Razer】Dock Chroma(RC21-01690100-R3J1)
- 4.11 【Kensington】デュアルドッキングステーション(SD2600T)
- 4.12 【Kensington】ドッキングステーション(SD5780T)
- 5 まとめ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションを使うメリット
転送速度が速い
Thunderbolt規格の中でも最新となるのがThunderbolt4であり、データ転送速度の速さが特徴です。
最大40gbpsのデータ転送速度を実現しているため、高解像度画像・映像や大容量データも瞬時に転送できます。
外部ストレージ機器ともケーブル1本で接続できますし、即時転送できるのは大きな強みです。
デュアルモニター接続に対応している
Thunderbolt4は数ある接続方式の中でも転送速度が速く、急を要する状況でも瞬時に運用できます。
さらに、これだけに留まらず、従来のThunderboltには無い4Kデュアルモニター接続にも対応しているのが特徴です。
これにより、映像・観賞時の没入感も演出できますし、作業時には広い画面スペースの確保が可能です。
各種デバイスに運用できる
Thunderbolt4はデータ通信速度・高解像度出力等に対応しており、幅広く運用できるのが特徴です。
さらに一部の端末だけではなく、PC・タブレット端末など、幅広いデバイスへの互換性も持ち合わせています。
ケーブル1本で接続できるため、ケーブルの煩わしさを感じることも無く、快適な作業環境を構築できます。
拡張性が高い
デスクトップPCなら問題はありませんが、ノートパソコン・タブレット端末は拡張性の低さが欠点です。
ポート数が限られてくるため、接続できるモニター枚数も限定されますが、ドッキングステーションでこれらを解決できます。
ドッキングステーションと端末を接続し、モニターをはじめ、各種デバイスを複数接続が可能になります。
Thunderbolt4対応ドッキングステーションを使うデメリット
端末種別での制限が無い
Thunderbolt4の特徴ですが、端末スペックに転送速度が左右されることがありません。
iPhone・iPad・ノートパソコン・デスクトップPCなど、あらゆる端末で本来のケーブルスペックをフル発揮できます。
これにより、環境に左右されることが無く、あらゆるシーンの快適化を図れるのが強みです。
コストが掛かる
Thunderbolt4対応ドッキングステーションは適応力が高く、データ転送速度に優れているのが特徴です。
ただ、スペックが高い分、製品価格も高額に設定されており、最低でも1万5千円程度の予算が必須です。
ポート数・携帯性等を重視する場合、4万円を軽く超えてくるケースもあるため、予算が限られている場合は注意です。
Thunderbolt4対応ドッキングステーションの選び方
タイプで選ぶ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションには、据え置き・モバイルタイプの2種類が存在し、特徴が異なります。
据え置きタイプは固定向けではありますが、拡張ポート数が多く、マルチで運用しやすいのが強みです。
モバイルタイプは据え置きほどの拡張性はありませんが、携帯性に優れており、屋外でも使用しやすいのが特徴です。
使用用途によって適したタイプは異なるため、ご自身の環境を想定し、選択しましょう。
メーカーで選ぶ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションは、家電・デバイスメーカーを中心に登場されています。
製品数も豊富に展開されていますが、メーカーによって同じ価格帯でも明確な違いが生じることもあります。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価のチェックが必須です。
特にレビュー評価はユーザーの使用体験が綴られており、製品イメージを掴みやすいため、参考にしましょう。
拡張性で選ぶ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションは製品数が多いですが、製品によって拡張性は異なります。
ポート数・LANポートの有無等が異なるため、これらを重視する際は注意が必要です。
多数のデバイス・モニターを運用するならハブ数、ノートパソコンを有線接続するならLANポート対応がおすすめです。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、最適な拡張性を持つ製品を選択しましょう。
価格帯で選ぶ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションは製品数も多く、1万円台~4万円越えまで、幅広く登場しています。
とにかくコストを抑えたいなら1万円台から選択する形になりますが、性能・ハブ数が限られてしまいます。
逆に予算をしっかり確保できるのであれば、性能・ハブ数をはじめ、様々な要素にこだわって選択可能です。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、お気に入りを選択しましょう。
Thunderbolt4対応ドッキングステーションおすすめ12選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | SDスロット |
---|---|---|---|
NOVOO トリプルディスプレイステーション | モバイル | 5×3×2cm/106g | 有 |
Plugable デュアルステーション | 据え置き | 17.8×15.2×5.1cm/360g | 有 |
Plugable トリプルドッキングステーション | 据え置き | 20×8.6×3.2cm/1.1kg | 無 |
Anker 778 Thunderbolt | 据え置き | 21×8×3.2cm/580g | 無 |
Anker PowerExpand | モバイル | 12.4×7.2×2.4cm/250g | 有 |
Anker PowerExpand Elite | モバイル | 18.6×7.3×3.3cm/467g | 有 |
Belkin CONNECT Pro | 据え置き | 19.8×7.3×3.4kg/1.83kg | 有 |
Club 3D デュアルドッキングステーション | 据え置き | 19×8×2.2cm/1.23kg | 有 |
Club 3D ポータブルドックステーション | モバイル | 12.4×7.4×1.3cm/165g | 無 |
Razer Dock Chroma | 据え置き | 19×7.5×2.7cm/340g | 有 |
Kensington デュアルドッキングステーション | 据え置き | 12.1×7.2×2.2cm/793g | 無 |
Kensington ドッキングステーション | 据え置き | 19.5×7.5×3cm/435g | 有 |
【NOVOO】
トリプルディスプレイステーション(NVHUB11V1DPDNS)
超コンパクトサイズに抑えつつ、四方にポートを搭載し、適応力を高めたドッキングステーションです。
各種デバイスとの互換性+優れた携帯性により、あらゆるシーンに持ち運んでパフォーマンスを発揮できます。
4K解像度をデュアルモニターで運用できるため、広い作業スペースを確保できる点も好評です。
タイプ | モバイル |
---|---|
サイズ/重量 | 5×3×2cm/106g |
SDスロット | 有 |
【Plugable】
デュアルステーション(USBC-6950PDZ)
正方形型コンパクトサイズ×2で構成されており、携帯性も考慮されたステーションですドッキングステーションです。
コンパクトながらもポート×7、SDスロットが搭載されており、マルチでパフォーマンスを発揮できます。
4K解像度のデュアルモニターも可能ですし、USBポートから端末への給電が行える点も魅力です。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 17.8×15.2×5.1cm/360g |
SDスロット | 有 |
【Plugable】
トリプルドッキングステーション(UD-6950PDZ)
マットブラックで高級感を演出しつつ、最大12個のポートを搭載し、適応力を高めたステーションです。
4K解像度×3台モニターの出力が可能であり、マルチタスクを鮮明に表示し、作業効率を高められます。
端末への電力供給にも対応しているため、長時間接続し続けてもバッテリーが切れる心配もありません。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 20×8.6×3.2cm/1.1kg |
SDスロット | 無 |
【Anker】
778 Thunderbolt(A83A9)
細めのボディで適応力を高めつつ、合計12ポートを搭載しており、マルチで運用できるステーションです。
Thunderbolt4ポートは最大100W出力での給電が可能であり、端末のバッテリーを維持できます。
4K解像度モニター×最大4枚の出力にも対応しており、複数枚のモニターにおける作業効率を高めてくれます。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 21×8×3.2cm/580g |
SDスロット | 無 |
【Anker】
PowerExpand(A8398)
全体サイズをコンパクトに抑えることにより、携帯性・適応力を高めたドッキングステーションです。
Thunderbolt4を含めた最大5つのポートが搭載されており、複数のモニターにおける高解像度出力にも対応しています。
データ転送速度最大40gbpsで即時転送が行えるため、4K解像度出力×2枚が可能な点もおすすめです。
タイプ | モバイル |
---|---|
サイズ/重量 | 12.4×7.2×2.4cm/250g |
SDスロット | 無 |
【Anker】
PowerExpand Elite(A8397)
細長く全体サイズを抑えることにより、優れた携帯性を実現し、あらゆるシーンに運用できるステーションです。
最大90W出力による端末充電が可能であり、屋外で長時間使用してもバッテリーが切れる心配もありません。
各種接続ポートをはじめ、SDスロット・LANポートと充実しており、あらゆる用途でパフォーマンスを発揮してくれます。
タイプ | モバイル |
---|---|
サイズ/重量 | 18.6×7.3×3.3cm/467g |
SDスロット | 有 |
【Belkin】
CONNECT Pro(INC006qcSGY)
最新M 1Macチップに対応しており、HDMI/Thunderbolt4で最大3台の映像出力が行えるステーションです。
最大40gbpsデータ転送により、20GBファイルでも約14秒で転送できますし、USBポートで端末への充電も行えます。
SDカードスロット・オーディオジャックとインターフェースが充実していますし、コンパクトで適応力が高い点も魅力です。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 19.8×7.3×3.4kg/1.83kg |
SDスロット | 有 |
【Club 3D】
デュアルドッキングステーション
各種ポート数を充実させつつ、コンパクトサイズで適応力を高めたドッキングステーションです。
4K解像度×2枚のモニター出力に対応しており、深い没入感と作業効率のアップが期待できます。
SDスロットも搭載されているので、大切なデータを必要に応じて即時保存できる点も強みです。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 19×8×2.2cm/1.23kg |
SDスロット | 有 |
【Club 3D】
ポータブルドックステーション(11632803000)
全体サイズをコンパクトに仕上げつつ、サイズが抑えられており、携帯性を高めたステーションです。
Thunderbolt4ポート×3つが搭載されており、マルチモニターをはじめ、高速データ転送も行えます。
端末へのバッテリーチャージが行えるため、屋内外でもバッテリー残量を気にする必要がありません。
タイプ | モバイル |
---|---|
サイズ/重量 | 12.4×7.4×1.3cm/165g |
SDスロット | 無 |
【Razer】
Dock Chroma(RC21-01690100-R3J1)
据え置きタイプながらもコンパクトで設置しやすく、最大10ポートを搭載したドッキングステーションです。
Thunderbolt4×4でデュアル4Kモニターを実現できますし、LANポート対応で快適な有線環境を構築できます。
USB接続による端末への給電も可能ですし、独自アプリでライティングをカスタマイズできる点もおすすめです。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 19×7.5×2.7cm/340g |
SDスロット | 有 |
【Kensington】
デュアルドッキングステーション(SD2600T)
シルバーメタリックで高級感を演出しつつ、Windows/MacOSへの互換性があり、マルチで運用できるステーションです。
コンパクトながらもポート数が充実しており、4K解像度デュアルモニターの出力が実現できます。
省スペースで邪魔にもなりにくいですし、端末へのバッテリーチャージが行える点も強みです。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 12.1×7.2×2.2cm/793g |
SDスロット | 無 |
【Kensington】
ドッキングステーション(SD5780T)
シルバー×スタイリッシュで高級感を演出しつつ、多数のポートを搭載し、適応力も高めたステーションです。
オーディオジャック・SDスロットも搭載されており、あらゆる用途でパフォーマンスを発揮してくれます。
端末への電力供給も可能ですし、マルチモニターで広い作業領域を確保できる点もおすすめです。
タイプ | 据え置き |
---|---|
サイズ/重量 | 19.5×7.5×3cm/435g |
SDスロット | 有 |
まとめ
Thunderbolt4対応ドッキングステーションは豊富なポート数・給電機能を活用し、快適な空間が構築できます。
求める水準次第では高額なコストが掛かりますが、利便性も跳ね上がるので、本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
Thunderbolt4対応ドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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