屋外での昼寝やキャンプ泊に欠かせないアイテムの一つで、ベッドの役割を果たし、組み立て式でどこでも使えるのがコットです。
コットの中でも幅広のタイプであれば、よりベッドに近い感覚で、ゆったりと眠ることができます。
しかし、コットの種類は多いため、どれを選んだら良いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、収納サイズがコンパクトながら、ゆったりと眠れるワイドコットを、選び方も含めて12個ご紹介します。
目次
- 1 ワイドコットを使うメリット
- 2 ワイドコットを使うデメリット
- 3 ワイドコットの選び方
- 4 ワイドコットおすすめ12選
- 4.1 【FIELDOOR】アウトドアコット ワイドタイプ
- 4.2 【FIELDOOR】アルミコンパクトコット 幅78cm
- 4.3 【KingCamp】キャンプ コット アウトドア ベッド
- 4.4 【FUTUREFOX】ワイドコット コット 折りたたみベッド
- 4.5 【ヴァストランド 】2WAYキャンプコット ワイドタイプ 横幅75cm
- 4.6 【Dominant-X】アウトドアベッド W式 キャンプコット
- 4.7 【ICECO】コット 900D 耐荷重180KG 軽量
- 4.8 【OneTigris】折りたたみキャンプコット(CE-ZDC01-A)
- 4.9 【DOD】ワイドキャンピングベッド(CB1-100-BK)
- 4.10 【DOD】ウルトラクールキャンピングベッド(CB1-139-KH)
- 4.11 【Moon Lence】コット キャンプ 第4代 アウトドア
- 4.12 【.West】コット キャンプ 折りたたみベッド ワイド
- 5 まとめ
ワイドコットを使うメリット
寝返りが打てる
一般的なコットでは、人一人がちょうど眠れるくらいの幅になっていることが多く、横になるとあまり隙間はありません。
ワイドコットであれば、横になってもゆとりがあるため、手を広げてもコットからはみ出ず、寝返りを打つこともできます。
また、ワイドタイプであれば、寝相が悪く地面に落ちてしまう心配も軽減され、安心して眠りにつくことができます。
荷物を置く場所としても使える
ワイドに限らず、コットを広げた状態であれば、地面に荷物を置くことなく、コットの上に置くことができて便利です。
ワイドを使うメリットはそれだけではなく、人が横になっている状態でも、余ったスペースに荷物を置くことができます。
コットで眠る際、荷物の直置きをしたくない時でも、眠っている横に荷物を置くことのできる点は大きなメリットです。
数人用のベンチとしても使える
耐荷重にもよりますが、幅広のコットは多人数用のベンチとして使うことも可能です。
アウトドア用のベンチを別で持参するのは手間がかかるため、多用途に使えるワイドコットはとても便利です。
ワイドコットを早めに組み立て終えると場所をとりますが、眠らないときはベンチとしてスペースを無駄なく使うことができます。
ワイドコットを使うデメリット
かさばる
中にはコンパクトに収納ができるコットもありますが、ワイドタイプは組み上がった時に場所をとってしまいます。
横幅がワイドになっているので、当然ではありますが、テント内に設置する場合などは邪魔に感じてしまうかもしれません。
幅が広い分、使用しないときはコットの上に荷物を置くなどして、スペースを有効に活用すると良いでしょう。
重い
サイズが大きいため、どれだけコンパクトに収納ができても、一般的なものよりは重くなってしまいます。
また、体重のかかる部分が大きく、強度を保つためにフレームが強固な素材でできているものも少なくありません。
頑丈な素材で軽量のものであれば良いですが、強固で安定感のあるコットは重量が増しやすいため、注意が必要です。
手入れが面倒
ワイドコットはコット部分の面積が広く、組み立てや設置だけでなく、お手入れにも手間がかかります。
雨や結露によって濡れてしまった場合には、広げた状態で全体を乾かさなければならず、大きいコットを広げるのは大変です。
また、コット部分が広いということは、汚れる可能性のある部分も大きくなるため、清掃箇所が増えて面倒に感じるかもしれません。
ワイドコットの選び方
スタイル
ワイドコットのスタイルは、好みに応じて使い分けることができ、ロースタイルやハイスタイルがあります。
ロータイプは地面との距離が近く、寝相が悪く落ちてしまっても、そこまで痛くはありません。
ハイスタイルは地面との距離が離れるため、地面の湿気や熱から遠ざけることができ、快適に眠ることができます。
しかし、コットには荷物を上に置くことも多いので、落下の危険性がある点には注意しましょう。
2wayスタイルは、ハイスタイルにもロースタイルにも対応できますが、パーツ数が多く組み立てに手間がかかります。
収納や持ち運びのしやすさ
ワイドコットは大きなサイズとなるため、持ち運びが楽にできるのかは重要なポイントです。
収納サイズがコンパクトな方が、どこへにも持っていきやすく、運搬時にかさばる心配もありません。
しかし、コンパクトなものほど、パーツ数が多く組み立てに手間がかかる場合があるので注意が必要です。
また、他の荷物が傷付いたり、汚れたりしないよう、専用の収納袋がついたものを選ぶと良いでしょう。
ワイドコットおすすめ12選
【FIELDOOR】
アウトドアコット ワイドタイプ
ハイスタイルのため地面との距離があり、地面の汚れや湿気の影響を受けにくい、横幅の大きなワイドコットです。
高さがあるため睡眠用としてだけでなく、ベンチとして使った際にも、テーブルの上に手が届くちょうど良い高さとなります。
大型のため収納サイズもやや大きめですが、専用の収納ケースが付属するため、持ち運びにも便利です。
【FIELDOOR】
アルミコンパクトコット 幅78cm
コンパクトで持ち運びしやすく、ワイドタイプでゆったりと睡眠がとれる、ロースタイルのコットです。
耐久性が高いため、横になるだけでなく多くの荷物を乗せておくことができ、テントの準備などにも役立ちます。
地面との距離が近いため、万が一下に落下しても、大きな怪我を負う心配がありません。
【KingCamp】
キャンプ コット アウトドア ベッド
フレームには頑丈な素材が使われており、耐久性の高いワイドサイズの大型コットです。
ハイスタイルのため、地面の湿気を近づけないだけでなく、通気性の良い生地のため、夏にも涼しく過ごせておすすめです。
安定感のある6本の脚には、しっかりとした滑り止めがついており、屋内で仮眠をとる際にも役立ちます。
【FUTUREFOX】
ワイドコット コット 折りたたみベッド
高さ調整ができるセットとなっているため、ロースタイルにもハイスタイルにも対応が可能です。
横幅はかなりゆったりとした90cmになっており、コット上で体の位置をずらしたり、寝返りを打つことができます。
大型の商品になりますが、パーツ数は少なく、組み立ても簡単なため、余計な手間がかかる心配はありません。
【ヴァストランド 】
2WAYキャンプコット ワイドタイプ 横幅75cm
持ち運びに便利な小型の収納ケースが付属し、小さくコンパクトに持ち運びのできるコットです。
ロースタイルで、より自然を満喫できるほか、付属の延長ポールを使うことでハイスタイルとしても使うことができます。
コットは強めに張ることができ、撓んでしまう心配がないため、快適に眠ることができます。
【Dominant-X】
アウトドアベッド W式 キャンプコット
軽量でコンパクトな収納ケース付きで、地面と近いロースタイルのワイドコットです。
フレームの脚がW形状になっており、安定感があるだけでなく、体重を程よく分散してくれます。
質感の高い素材でできた枕が付属し、空気を入れるだけで、すぐに使うことができ、より快適な眠りにつくことができます。
【ICECO】
コット 900D 耐荷重180KG 軽量
耐荷重が180kgもあり、頑丈なつくりで十分な耐久性を持つ、シーンに合わせて使い分けのできる2way仕様です。
枕がコットとセットになっているため、追加で枕を用意したり、枕代わりに別の荷物を乗せる必要もありません。
広げた際、サイドには小物を収納できるポケットがあるほか、裏面の隙間にも小物を保管しておくことができます。
【OneTigris】
折りたたみキャンプコット(CE-ZDC01-A)
メインのフレームとサイドのフレームパイプの中にはゴム紐が通っており、組み立てに手間がかかりません。
延長用のポールは、ハイスタイルに対応するためのもので、さまざまなシーンに役立ちます。
専用の収納ケースが付属し、小さくコンパクトに折りたたみができるので、持ち運びにも便利です。
【DOD】
ワイドキャンピングベッド(CB1-100-BK)
シンプルなつくりと構造で、コンパクトに収納のできる、非常にコスパの良いコットです。
組み立てや撤収時、フレームをはめ込む作業時はある程度の力が必要ですが、手順はいたってシンプルです。
枕元には小物を収納できるポケットがついているため、スマートフォンなどを収納しておくことができます。
【DOD】
ウルトラクールキャンピングベッド(CB1-139-KH)
頑丈な生地でゆったりと眠れるほか、強化メッシュ構造のため、通気性がよく蒸れる心配がありません。
寒い時期に使うよりは、真夏などの暑い時期に、暑さを凌いで快適に眠るために便利なアイテムです。
生地やフレームはとても軽い素材が使われており、専用のケースに収納すると大変コンパクトに、楽に持ち運ぶことができます。
【Moon Lence】
コット キャンプ 第4代 アウトドア
丈夫なフレームがハイスタイルにも、ロースタイルにも対応できるコットで、幅が広くゆったりと眠ることができます。
サイドの収納ポケットはもちろん、コット裏には小物収納用のメッシュがついており、ライト等の置き場に便利です。
専用の収納ケースは、レジャーなどのアウトドアだけでなく、自宅での保管にも役立ちます。
【.West】
コット キャンプ 折りたたみベッド ワイド
横幅が広いため、寝袋に入った状態でもゆったりでき、快適に眠ることのできるコットです。
延長用のフレームポールが付属しており、テント内でロースタイルで使ったり、屋外でハイスタイルとして使うこともできます。
組み立てる際、多少はコツが必要になりますが、慣れてしまえば準備も片付けも素早く行うことができます。
まとめ
体の位置や向きを変えることができる、横幅の大きなワイドコットをご紹介しました。
今回ご紹介したアイテムをご参考に、キャンプ中の睡眠がより快適になるよう、使いやすいコットを探してみてください。
ワイドコットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方