キャンプを始めてから、夜寝付きが悪かったり、何度も目が覚めてしまった経験はありませんか?
せっかく自然を満喫し、リフレッシュできたのに、翌日に疲れを残してしまっては台無しです。
そういった悩みを解決すべく、コットの導入をおすすめします、家のベッドのように、朝までぐっすり快眠することができます。
そして、「荷物が多く、これ以上キャンプに持って行けない」という方もご安心ください。
今回は朝まで熟睡でき、かつ安くて軽いおすすめの軽量コットをご紹介いたします。
目次
- 1 安い軽量コットを使うメリット
- 2 安い軽量コットを使うデメリット
- 3 安い軽量コットの選び方
- 4 安い軽量コットおすすめ10選
- 4.1 【WAQ】2WAY キャンプコット(WAQ-COT1)
- 4.2 【Moon Lence】第四代 2WAY コット
- 4.3 【Naturehike】アップグレード版 アウトドアベッド
- 4.4 【Helinox】アウトドアベッド ライトコット(1822163SD)
- 4.5 【QUICKCAMP】2WAYコット(QC-2WC190BK)
- 4.6 【QUICKCAMP】ローコット(QC-LC190SD)
- 4.7 【Hilander】アルミローコット
- 4.8 【visionpeaks】クラシックキャンパーズコット(VP160408G01)
- 4.9 【DOD】バッグインベッド(CB1-510T)
- 4.10 【CAPTAIN STAG】ロースタイルコンパクトベッド (UB-2005)
- 5 まとめ
安い軽量コットを使うメリット
簡単に快眠できる
マットと違い、地面の凹凸の影響を受けません、それにより朝までぐっすり眠ることができ、高い快適性を得られます。
自宅のベッドで寝ているような睡眠環境を簡単に再現でき、翌朝に疲れを残さず、キャンプ全体の満足度アップに繋がるでしょう。
安価な軽量コットの場合、そうした快適さを少しのコストで準備できますので、睡眠への不満はすぐに解決されると思います。
安価に防寒対策ができる
石油ストーブなどと比べると安価に、寒さへの対策ができ、防寒のひとつとして役立ちます。
ストーブや高級寝袋を用意すれば、それらのみでも寒さ対策は可能ですが、より安価に防寒性と高い寝心地を得られます。
初心者キャンパーの方は、まずは数万円の寝袋の導入より、快適なコットと安価な冬用寝袋の導入の方がコスパが良いと思います。
ベンチとして流用できる
寝るためだけでなく、日中はベンチや荷物の仮置き場として使用する事ができます。
ただでさえ軽量化されているに、チェアを持って行く数を減らすことも出来ますので、一石二鳥でとても便利です。
また汚したくない衣類等の置き場に使用される方も多く、工夫次第で色々な使用方法ができます。
複数人でキャンプをする場合は、軽量コットで様々な代替使用することで、設営や撤収がグッと楽になりますよ。
安い軽量コットを使うデメリット
組み立ては面倒
軽量ギアとはいえ、やはり新しくギアを導入すると、その分組み立ての手間は発生してしまいます。
軽量コットも例外ではなく、人間の体重を支える強度はありますので、各パーツはしっかり作られており、組み立ては少々面倒なものが多いです。
寝台に張りを作るため、脚を付ける際に、多少の力が必要なところも少し面倒な要素のひとつです。
テントによっては圧迫感がでる
組み立て時は通常コットサイズとそう変わりません、ですので当然人間一人が就寝できるスペースは必要になります。
ソロ用テントは背の低いものが多く、ローコットでも顔の近くにテントの幕がある状態になり、窮屈に感じるかと思います。
ハイコットは、そもそもテントに入らない事もあり得ますので、お持ちのテントとコットのサイズの確認は必須です。
転倒のリスクがある
キャンプでは、不慣れで身動きの取りにくい寝袋を使用するので、普段とは異なる就寝環境です。
ついつい深酒してしまったりすると、いつもと勝手が違い、コットから落ちてしまったという事例も少なくなく、意外と侮れません。
特に軽量コットは、通常のコットと比較すると安定感という点では少しだけ劣りますので、取り扱いには注意が必要です。
安い軽量コットの選び方
ハイタイプ・ロータイプを選択する
まずはお持ちのテントや好みに合わせて、コットの高さをお選びください。
テントによってはコットが入らないという場合がありますので、サイズは高さだけでなく、幅と長さも一緒に確認しておきましょう。
テントにさえ入ってしまえば、どちらでも問題ありませんが、他のギアの高さをひとつの目安にすると選びやすいかもしれません。
テーブルやチェアなどと高さを揃えると、統一感ができ、違和感がなくなりますし、移動時に腰の負担が減りますので快適です。
収納サイズを確認する
ソロキャンプであれば、それほど問題ありませんが、家族となれば収納サイズも事前確認しておいてください。
近年、軽量化されたコットはたくさん出てきていますが、収納サイズはあまり変化がありません。
家族分のコットを車に積み込むとなれば、いくら軽いとはいえ、かなりの積載スペースを消費してしまいます。
対策として、チェアとして流用し、積載スペースを節約したり、車内天井にネットを張り、コットを積載する等が有効です。
購入したコットが車に載らないなんて事がないよう、購入前に収納時のサイズも確認と対策をしておきましょう。
生地を見る
コットは、マットレスと同じように、反発の強い固めのものから、柔らかく沈み込むものまで様々な張り感があります。
それに、通気性の良いメッシュタイプのものや、キルティング加工のもの、クッション性のあるもの等、素材も様々あります。
それらは一人ひとり好みが違いますので、ご自身にあった張り感・素材をイメージされるとコット選びがより簡単になると思います。
ただし、コットは使用していくうち、徐々に張り感が失われていくものです。
ピンと張った高反発な張り感が好みの方は、アウトドアショップに行き、実際に触れ、確かめられる事をおすすめします。
安い軽量コットおすすめ10選
【WAQ】
2WAY キャンプコット(WAQ-COT1)
こちらのコットは、2WAY使用となっており、ハイタイプとロータイプを切り替える事が可能です。
カラーはタン・カーキ・ブラックの3色が展開されていて、どんなサイトにも良く馴染みます。
また、収納袋が大きめに作られているため、撤収作業も楽々終えることができ、初心者の方にも扱いやすいのが良いところです。
【Moon Lence】
第四代 2WAY コット
耐荷重が約180kgととても頑丈な造りで、脚に大きめのゴムキャップが装着されていますので、安定した睡眠を確保する事ができます。
ただし、それに伴い、組み立てに若干の力が必要となりますので、力に自信がある方や体格の良い方におすすめできるコットです。
【Naturehike】
アップグレード版 アウトドアベッド
収納サイズがとても小さく、片手に乗せられるサイズ感で、ツーリングキャンプやバックパックでのキャンプに最適です。
それでも、機能面が悪い訳ではなく、2WAY使用可能で、耐荷重も約150kgと必要十分のスペックを誇ります。
オックスフォード生地で、通気性と耐久性が高く、防水・撥水加工もされているので、大変コスパの良いコットです。
【Helinox】
アウトドアベッド ライトコット(1822163SD)
シリーズ最軽量のコットは、片手でさっと持ち運べるほど軽く、バックパックでの移動も可能なほど軽量化されています。
快眠性能にも定評があり、価格は若干高めではありますが、価格と性能のバランスを考えるとお買い得な一台です。
ローコットで、高さの調整はできませんが、想定はソロ用テントですので検討される方の大多数には問題がないと思われます。
【QUICKCAMP】
2WAYコット(QC-2WC190BK)
生地はメッシュになっており、暑い夏を快適に過ごせ、付属の中綿入りキルティングカバーを付ければ寒い冬にも対応できます。
さらに軽量で、2WAY使用可能と機能性が非常に良い多機能コットとなっております。
初めてのコットで迷ってしまった方は、とりあえずこのコットを選んで頂ければ間違いないかと思います。
【QUICKCAMP】
ローコット(QC-LC190SD)
非常に安価なローコットで、耐荷重も約100Kgと必要最低限のスペックは満たしています。
収納袋は、持ち運びのしやすい手提げタイプになっていて、キャンプだけでなくBBQやピクニックなどにも活躍してくれるコットです。
ロータイプですので、比較的転落の危険性が少なく、レジャー時のお子様のお昼寝にも最適です。
【Hilander】
アルミローコット
脚部の固定方法が、ワンタッチ方式で非常に設営が楽なのが特徴で、余計な装飾がないシンプルなデザインがお洒落です。
生地の張り感は柔らかく、高反発な張り感が苦手な方でも使いやすい商品となっています。
軽量で小さめの収納サイズですが、バックパックに入るほどではない為、自動車移動メインのソロキャンパーの方におすすめです。
【visionpeaks】
クラシックキャンパーズコット(VP160408G01)
折りたたみ式で、とにかく組み立てが簡単です、初めて組み立てされる方でも説明書を見ずに組み立てる事ができます。
ある程度の年齢であれば組み立て可能なので、家族で設営の役割分担もでき、設営・撤収作業が楽しみのひとつになるでしょう。
収納サイズが若干大きめなので、積載スペースのチェックは入念に行う必要があります。
【DOD】
バッグインベッド(CB1-510T)
商品名の通り、バッグに入れることができる小型収納の軽量コットです。
ポールがショックコード式になっていて、直感的な組み立てが可能です。
収納袋も多機能で、開口部が大きく開き、取り出しやすく収納しやすい設計になっています。
さらに、サイドに縫い付けられたリボンで、バイクやバッグに簡単に取り付け固定することができます。
【CAPTAIN STAG】
ロースタイルコンパクトベッド (UB-2005)
決して不足なスペックはありませんが、特出した個性もありません、強いていえばこのコットの圧倒的な安さは他にはありません。
費用を可能な限り抑えたい方にとってはおすすめのコットと言えるでしょう。
とはいえ、他のコットほどの特出点が無いだけで、スペックは軽量・小型で、耐荷重も不足ありませんので、信頼できるコットです。
まとめ
睡眠は人間の三大欲求のひとつで、睡眠の質を高めることはキャンプの快適性の引き上げに直結します。
そんな大事なコット選びの参考に少しでも役に立てて頂ければ幸いです。
安い軽量コットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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