コットは地面から距離を保ち、冬は冷気を遮断したり、夏は風通しをよくして快適な睡眠に導くアイテムです。
さまざまなコットが販売されていますが、キャンプでは「コンパクトさ」を重視したいですよね。
コンパクトなら、持ち運びも簡単で、自宅での収納にも困りません。
ですが、はじめてコットを購入するときは、どれがいいか戸惑ってしまいますよね。
そこでこの記事では、折りたたみ式のコンパクトなコットおすすめ12選と、メリット・デメリット、選び方も解説します。
目次
- 1 コンパクトなコットを使うメリット
- 2 コンパクトなコットを使うデメリット
- 3 コンパクトなコットの選び方
- 4 コンパクトなコットおすすめ12選
- 4.1 【DOD】バッグインベッド (CB1-510K)
- 4.2 【THERMAREST】ラグジュアリーライト ウルトラライトコット(040818096352)
- 4.3 【ALPIDEX】アウトドアキャンピン
- 4.4 【TOMOUNT】キャンプコット(Cot BK01)
- 4.5 【Moon Lence】 アウトドアベッド
- 4.6 【Helinox】キャンプベッド ライトコット(1822163)
- 4.7 【VENTLAX】2WAYアジャスタブルコット
- 4.8 【Naturehike】アウトドアベッド
- 4.9 【DESERTWALKER】アジャスタブルコット
- 4.10 【DOD】ハンペンインザスカイ(CB1-633-TN)
- 4.11 【FIELDOOR】 アウトドアエアーコンパクトコット
- 4.12 【TIMBER RIDGE】 キャンプベッド
- 5 まとめ
コンパクトなコットを使うメリット
軽量で持ち運びやすい
コンパクトなコットは、軽量で持ち運びに便利なのが大きなメリットです。
キャンプでは、テントやテーブルなど多くの道具を運ばなくてはなりません。
どの道具でも「少しでも軽くしたい」と考えますが、コットは2kg前後の軽量なアイテムも販売されています。
「荷物になるから」とコットを敬遠する方もいらっしゃいますが、2kg前後なら負担も大きくありません。
場所をとらない
コンパクトなコットは、家族や大人数でのキャンプでも場所を取らず、持ち運びも簡単です。
大型のファミリーテントであれば、コットを複数置いてみんなで快適に就寝できます。
ですが、収納サイズが大きいコットは、持ち運びも大変で場所を取ってしまいますよね。
例えば、50cm以内2kg以下なら4人分でも負担が少なくすみ、家族全員で気持ちよく夜を過ごせます。
コンパクトでも快適さは抜群
コットはコンパクトであっても、快適な寝心地を提供してくれます。
キャンプ道具は、アイテムによってはコンパクトになると機能性が低くなったり、耐久性が低いものもあるので注意が必要です。
ですが、コットはコンパクトでも耐荷重が200kg以上あるものや、2wayで機能性が高いものもあり、十分快適に過ごせます。
コンパクトなコットを使うデメリット
組み立てに時間がかかる
コンパクトなコットは、パーツがばらばらになっている組み立てタイプが多く、組み立てに時間がかかるのがデメリットです。
組み立て不要で広げるだけで使えるワンタッチコットもありますが、組み立てタイプが圧倒的にコンパクト。
コンパクトさと組み立てやすさのどちらを優先するかは、ご自身のキャンプをする環境にあわせて選べばOKです。
2wayタイプは大きい
2wayタイプのコットは、高さを変えて利用できる便利なアイテムですが、ローコットと比較すると少し大きめの収納サイズです。
脚を延長するパイプの分がかさばってしまいますが、利用する予定がなければキャンプに持って行かなくてもOK。
また、ハイコットはさらに収納サイズが大きくなるので、コンパクトさと高さを求めるなら、2wayタイプがおすすめです。
軽量コットは風に注意
コンパクトなコットは、同時に軽量なアイテムも多く、1kg台の超軽量コットも販売されています。
ソロキャンプや登山でのキャンプに人気ですが、軽量のコットは風で飛ばされないように注意しましょう。
テント内なら問題ありませんが、小さなお子様がいたり、周りのキャンプサイトに入るなどトラブルにつながることもあります。
コンパクトなコットの選び方
重さで選ぶ
コットは、1kg台の軽量なものから5kg以上あるものまでさまざまですが、3kg前後までが持ち運びやすくておすすめです。
コンパクトな物は軽量なアイテムが多いですが、特にフレームがアルミ素材のものが人気があります。
「アルミは強度が心配」という方は、強度を高めた「超々ジュラルミン・アルミ合金」などの商品であれば耐荷重も高く安心です。
軽量さは大きなメリットですが、超軽量のコットは高額なものもあるので、重さと価格のバランスがとれたアイテムを選びましょう。
高さで選ぶ
コットには、高さ20〜30cmローコットと、35〜40cmのハイコットがありますが、脚が短い分ローコットが断然コンパクトです。
ですが、ハイコットは高さがあるので、地面からの冷気を防ぐ効果が高く、ベンチとして座りやすいなどのメリットがあります。
どちらにもメリット・デメリットがありますが「コンパクトがいいけどハイコットもいい!」という方は2wayタイプがおすすめです。
また、ローコットに比べると少し大きくなりますが、3kg前後で持ち運びしやすいアイテムもあります。
寒い時期のキャンプはハイコットで、軽量化したいツーリングキャンプではロースタイルでなど、スタイルに合わせて使いましょう。
広さで選ぶ
コットと一言にいっても、一般的な広さからワイドサイズまで大きさがあり、体格や利用スタイルで選べます。
コットは190×65cmほどが一般的ですが、大柄な方やゆったり寝たいという方にはワイドサイズがおすすめです。
ワイドサイズは収納サイズが少し大きくなりますが、オートキャンプなどの移動が少ないキャンプなら問題ありません。
逆に、60cm前後の小さいコットは、小型のテント内にも入れやすく、もちろん収納サイズもコンパクトです。
体系はもちろんですが、キャンプスタイルや、テントの大きさで広さを選ぶのもひとつの方法です。
コンパクトなコットおすすめ12選
【DOD】
バッグインベッド (CB1-510K)
ソロキャンパーやツーリングキャンパーに人気の「バッグに入るベッド」というコンセプトの軽量コットです。
フレームポールや脚部パーツは全てショックコードで繋がっているので、組み立てやすく、コットデビューにおすすめのアイテム。
一般的なコットの横幅は60〜65cmですが、こちらは72cmのゆったりサイズで、寝返りが打ちやすいのも人気のポイントです。
【THERMAREST】
ラグジュアリーライト ウルトラライトコット(040818096352)
値段は高めですが、コンパクトさや軽量さに加え、快適な寝心地が追及された、ハイクラスのコットです。
収納サイズはわずか43×13cmしかなく、2Lのペットボトルよりコンパクトで、重さは約1.4kgとコットでは最軽量級です。
シートには、地面からの冷気を防ぎ自身の熱を反射する「サーマキャプチャー」を採用し、高い断熱性で快適に眠りにつけます。
【ALPIDEX】
アウトドアキャンピン
ワンタッチレバーを軽く押すだけで簡単に設営ができる、力の弱い女性でも使いやすいコットです。
従来のコットは脚をはめるときに力が必要でしたが、ワンタッチレバー式であれば、強い力がなくてもわずか3分程で完成します。
別売りで脚部分だけ購入できるので、紛失したりうっかり折ってしまっても、低予算で修復可能です。
【TOMOUNT】
キャンプコット(Cot BK01)
耐荷重150kgと強度がありますが、わずか2kgと軽量なコットです。
超々ジュラルミンを採用することで、アルミの軽量さをそのままに、高い強度を兼ね備えています。
収納サイズも40cm×16cmとコンパクトで、ファミリーでいくつも持ち運ぶのも難しくありません。
また、5本の脚でバランスよく体重が分散され、体の大きな男性でも心地よく眠りにつけます。
【Moon Lence】
アウトドアベッド
シートは420デニールの丈夫なポリエステル製で、160kgまで耐えられる高い強度があります。
収納サイズはわずか38cm×16cmとコンパクトで、ソロやツーリングで荷物を小さくまとめたいキャンプにもおすすめ。
また、サイドポケットにはスマホやメガネをいれることができ、物をなくしたり、地面においてうっかり踏むこともありません。
【Helinox】
キャンプベッド ライトコット(1822163)
軽量化の代名詞とも言われる人気メーカーが販売する、わずか1.2kgの超軽量コットです。
収納サイズもコンパクトで荷物の隙間にすっきり収まり、常に車に積んでいても邪魔になりません。
60cm×185cmと小さめのコットですが、ソロキャンプ用の小さいテントに入れたり、小柄な方には十分な大きさです。
【VENTLAX】
2WAYアジャスタブルコット
2wayタイプで、季節や気温などの環境に合わせて使い分けできるコンパクトなコットです。
ハイタイプにすれば、休憩用のベンチとしても役に立ち、下に荷物を置くスペースも確保できます。
また、ハイタイプ用の脚は取り外し式なので、ロースタイルで使うときはキャンプに持って行かなければ荷物も軽量化できます。
【Naturehike】
アウトドアベッド
レバーロック式で、従来のコットより簡単に組み立てが可能な2wayタイプの軽量コットです。
組み立ての際に力は必要ですが、シート部分にしっかりとテンションがかかり、たるみの無い快適な就寝スペースが完成します。
2wayは重いものも多いですが、このアイテムは軽量なアルミ合金製なので、わずか2.3kgとローコット並みの軽さです。
【DESERTWALKER】
アジャスタブルコット
シートははっ水加工の素材で、汚れても軽くふくだけできれいになり、シートを丸洗いすれば常に清潔に利用できます。
軽さと強度を兼ね備えたアルミポールで200kgまで耐えられる丈夫さで、耐久性の高い商品を探している方におすすめです。
また、組み立てはワンタッチレバー式なので、力の弱い女性でも簡単に設営できます。
【DOD】
ハンペンインザスカイ(CB1-633-TN)
「ハンペン」と称されたエアマットと、コットの機能が合体した、機能性の高いハイブリットコットです。
エアマットはポンプが内蔵されているので、息をふきこむ必要はなく、別でポンプを準備しなくてもOK。
重量はありますが、見た目もおしゃれな収納バックにすっきり収まり、マットとコットを1回で運べて持ち運びも楽になります。
【FIELDOOR】
アウトドアエアーコンパクトコット
エアーマットで寝心地のよさと、超々ジュラルミンで2.8kgの軽量さを兼ね備えたローコットです。
収納サイズも約37.5×13×18cmとコンパクトなので、家族全員分でも場所を取りません。
また、エアーマットとコットを別で購入すると1万円以上する場合もありますが、こちらは購入しやすい価格も魅力です。
【TIMBER RIDGE】
キャンプベッド
組み立て不要で、広げてファスナーを閉めるだけで設置できるワンタッチコットです。
脚を取り付けたり、ポールをシートに通したりする必要はなく、慣れればわずか1分で設置できます。
また、パーツは取付済みなので「ポールを忘れて組み立てできない」ということもありません。
組み立てが苦手な方や、設営に時間を取られずゆっくり過ごしたいという方におすすめです。
まとめ
快適な睡眠スペースを提供してくれるコットですが、収納サイズがコンパクトであれば利便性はさらにアップします。
「荷物を増やしたくない」とマットだけで寝ているかたも、コンパクトなコットを導入して、さわやかに朝を迎えましょう。
コンパクトなコットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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