どんなに足場が悪いキャンプ場でも、快適な睡眠をとることができる便利なキャンプギアである「コット」。
実は意外にも、ワイドな物や軽量なものなど、さまざまな商品が発売されていることはご存知でしたか?
キャンプでは遠出される方も多く、寝不足の状態で長距離運転をするのはなかなか辛いので、睡眠道具にはお金をかけたいですよね。
そこで今回は、2WAYコットに限定してメリットや選び方、特に性能の良いものおすすめ12選を詳しく紹介します。
目次
- 1 2WAYコットを使うメリット
- 2 2WAYコットを使うデメリット
- 3 2WAYコットの選び方
- 4 2WAYコットおすすめ12選
- 4.1 【クオルツ】2WAY ライトビーム コット(QJHB150)
- 4.2 【FIELDOOR】アウトドアアルミコンパクトコット
- 4.3 【GIMMICK】2way コット(GM-CT01)
- 4.4 【Naturehike】アップグレード版 アウトドアベッド
- 4.5 【OneTigris】折りたたみキャンプコット(CE-ZDC01-A)
- 4.6 【DOD】ハンペンインザスカイ(CB1-633-BK)
- 4.7 【ColaPuente】2WAYコット
- 4.8 【BROOKLYN OUTDOOR COMPANY】コット 2way(Boc007)
- 4.9 【WAQ】2WAY キャンプ コット(Waq-cot1)
- 4.10 【VENTLAX】アジャスタブル コット
- 4.11 【ogawa】ハイ&ローコットワイド(1984)
- 4.12 【Helinox】コットワン コンバーチブル(1822170 BK)
- 5 まとめ
2WAYコットを使うメリット
状況に応じて高さを変えることができる
2WAYコットを使用する1番のメリットは、現地の気温や地面状況に応じてハイやローと高さを変えられることでしょう。
雪の降る寒い冬は、ハイコットの状態で荷物を下に入れることで、地面からの冷気を遮断することができます。
また、天井の低いタープなどを使用するときはローコットにすることにより、頭がタープに当たりストレスを感じることがありません。
軽量な商品が多い
2WAYコットは普通のコットと比較して、軽量の商品が多いことが特徴です。
また、2WAYコットは使い方によっては寝るための道具としてはなく、ベンチとして使うなどさまざまな使い方ができます。
コットがあればチェアは必要ないという方もいるので、荷物の軽量化を図りたいキャンパーにはおすすめの商品です。
2WAYコットを使うデメリット
値段が高い
2WAYコットは普通のコットと比較すると、やや値段が高い商品が多いです。
理由としては、コットのパーツが多く作りが複雑で、製造するために技術が必要なことなどが挙げられます。
しかし、2WAYコット1つあれば使い方は何通りもあるので、コットの購入を考えている方にはぜひ2WAYコットをおすすめします。
パーツが多く組み立てがやや複雑
2WAYコットは、ハイとローの2つの使い方ができる分、パーツが多く組み立てがやや複雑でコツがいります。
慣れてしまえば手間と感じるほどではないですが、初心者の方は少し時間がかかってしまうかもしれません。
しかし、説明書が必ず入っているので、組み立てる前にしっかり目を通しておけば問題ないでしょう。
2WAYコットの選び方
自分の体に合うサイズであるか
コットを選ぶ際に、1番に気にしてほしい点が「コットの大きさが自分の体形に合っているか」ということです。
せっかく快適な睡眠を求めて2WAYコットを購入したのに、サイズが合わなくて窮屈で眠れないなんてことは嫌ですよね。
また、体が大きくない方でも普通のコットは普段のベッドと比べると狭いものです。
狭いと不安で眠れないという方や、少しでも寝心地の良いコットにしたい方には横幅65cm以上のワイドモデルがおすすめです。
体格にもよると思いますが一般的には、65cm以上の幅があれば寝返りを打つことができ、腰痛対策にもなりますよ。
ぜひ可能な方は、欲しいコットを見つけたらキャンプギア専門店で、試しに横になってみて確認してみるとよいでしょう。
設営のしやすさ
あまり重要に思わない方もいるかもしれませんが、意外と大事なことが設営のしやすさです。
コットによっては、組み立て時にかなり力を入れる必要があり、女性ではなかなか簡単に設営できない商品もあります。
また、ハイコットとローコットで切り替える際に、時間や手間が大幅にかかってしまう商品もあまりおすすめできません。
やはり簡単に切り替えできる物でなければ、時間が経つと使わなくなってしまう、なんてもったいないことが起こってしまうことも。
もし可能であれば、Youtubeなどで設営動画やレビューを確認しておくと、購入後も安心して使用できるでしょう。
フレームや生地は強度が高く、軽量であるか
メリットで2WAYコットは軽量であると説明しましたが、主にフレームの素材によってコットの重量や強度は変わります。
フレームでよく使われている素材は、アルミニウムが多いですが、その中でもジェラルミンという素材を使用した商品は頑丈で軽量です。
また、コットに使われる生地もコットの強度に大きく影響を及ぼします。
生地は、D(デニール)という数値で厚みを表しますが、この数値が高いほど強度が高い生地という意味になります。
しかし、生地の数値はコットの寝心地にも関わってくるので、数値が高いからと言って寝心地が良いとは限りません。
自分がどのような素材のコットだと寝心地がよいのか、ぜひさまざまなコットで試してみてくださいね。
2WAYコットおすすめ12選
【クオルツ】
2WAY ライトビーム コット(QJHB150)
幅61.5cmと少し狭いですが、その分コンパクトに収納可能な2WAYコットです。
ハイとローの切り替えも、脚部にポールを差し込むだけなので、初心者の方でも簡単に切り替えできます。
幅が少し狭い商品なので小柄な方や、少しでも収納スペースを小さくしたいと考えている方によいでしょう。
【FIELDOOR】
アウトドアアルミコンパクトコット
幅60cmとやや狭いタイプで、持ち運びに便利な軽量のコットです。
フレームには超々ジュラルミン (A7075系)とよばれるものを使用しているため、驚きの重量2.9kgとなっています。
持ち運びやすい重さであるため、徒歩や公共交通機関をつかってキャンプに行かれる方にはぜひおすすめしたい商品です。
【GIMMICK】
2way コット(GM-CT01)
横幅65cmとややワイドなタイプの、軽量かつ寝心地の良いコットです。
ファブリック生地600デニールを使用し、ベッドにいるような快適さで、撥水加工もされているため、万が一雨にぬれても安心です。
また、フレームには超々ジュラルミン(A7075)を採用しているため、持ち運びやすい軽量な作りになっています。
【Naturehike】
アップグレード版 アウトドアベッド
横幅65cmとやや広めの、持ち運びに便利なキャリーケースが付属したコットです。
軽量で頑丈なアルミ合金をフレームに、生地にはオックスフォード生地を使用し通気性に優れているため、快適に眠れます。
また、ハイとローの切り替えも簡単にできるため、初心者の方にもおすすめの商品です。
【OneTigris】
折りたたみキャンプコット(CE-ZDC01-A)
横幅67cmとややワイドタイプの、頑丈な作りで安定感のあるコットです。
420Dオックスフォード生地と7075アルミニウム合金を使用し、軽量ながら頑丈なため、耐荷重150kgと大人が2人座っても壊れません。
小物収納用のポケットがついているため、メガネやスマホなどちょっと近くに置いておきたいものがあるときに、とても便利です。
【DOD】
ハンペンインザスカイ(CB1-633-BK)
横幅78cmとかなりワイドで、コット内部にエアベッドを内蔵した珍しいコットです。
暖かい季節であれば、このコットと掛け布団があればどこででも寝ることができてしまう、とても便利な商品です。
また、フレームにはアルミ合金、生地には600Dナイロンを採用しており、耐荷重は180kgと頑丈な作りになっています。
【ColaPuente】
2WAYコット
横幅66cmとややワイドなタイプで、快適な寝心地を目指したコットです。
生地には900Dオックスフォードとかなり厚めの生地を採用しているため、沈み込みにくく、寝返りが打ちやすいです。
また、コット背面に固定部分に可動式ロックがあることで、他の商品より組み立てやすく、初心者の方にもおすすめでしょう。
【BROOKLYN OUTDOOR COMPANY】
コット 2way(Boc007)
幅67cmとやや広めのタイプで、組み立てや収納の簡単なコットです。
耐久性の高い300Dの生地によりフレームが安定し、コットに寝ているときに生じてしまう「ギシギシ音」が気になりません。
また、重量2.5kgとこの大きさのコットの中では最軽量クラスで、持ち運びにも便利な商品です。
【WAQ】
2WAY キャンプ コット(Waq-cot1)
横幅が67cmのややワイドタイプで、組み立てや撤収がとても簡単にできるコットです。
フレームに超々ジュラルミン(A7075)を採用しているため、耐久性が高く就寝時も安心して眠ることができます。
また、別売りで専用のマットが販売されており、一緒に使用することでさらに快適に眠ることができるでしょう。
【VENTLAX】
アジャスタブル コット
横幅が67cmのややワイドなサイズで、寝心地の良さにこだわったコットです。
生地には600Dポリエステルを採用しており、適度に沈み込みがあるため、簡単に寝返りを打つことができます。
また、フレームには超々ジュラルミン(A7075)を使用することで耐荷重150kgと、耐久性も高いく、寝ていて安心感のある商品です。
【ogawa】
ハイ&ローコットワイド(1984)
横幅が71cmとワイドで、お値段は高いですが快適に寝ることができるコットです。
ハイスタイルからロースタイルの切り替え方法が、他の商品とは異なり、とても簡単に切り替えすることができます。
大きさがある分値段も高く重量もありますが、キャンプでも快適な睡眠を確保したいという方には是非お勧めしたいコットです。
【Helinox】
コットワン コンバーチブル(1822170 BK)
横幅68cmとややワイドで、軽量なため持ち運びに便利なコットです。
こちらの商品を2WAYコットとして使用するには、別売りでコットレッグを購入する必要があります。
軽量チェアで有名なHelinoxのコットのため、重量わずか2.18 kgととても軽く、徒歩や公共交通機関を使用する方におすすめです。
まとめ
今回は、2WAYコットに限定してメリットや選び方、特に性能の良いものおすすめ12選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分に体にぴったり合う2WAYコットを見つけて、キャンプでも快適な睡眠をとってくださいね。
2WAYコットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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