ハイキングや日帰り登山からのステップアップを目指すなら、それはリュックのサイズを見直すタイミングであります。
山小屋宿泊だけでなく、テント泊も視野に入れているのであれば、40Lの登山リュックがおすすめです。
この記事では、登山初心者からステップアップを目指すための容量である、40Lの登山リュックを使うメリット、デメリットの両方をまず説明します。
その後にリュックの選び方とおすすめ10選を紹介して行きます。
目次
- 1 40Lの登山リュックを使うメリット
- 2 40Lの登山リュックを使うデメリット
- 3 40Lの登山リュックの選び方
- 4 40Lの登山リュックおすすめ10選
- 4.1 【マウンテントップ】バックパック40L(B07VYXDJPD)
- 4.2 【KidsDream】折畳みバッグ 登山リュック(B08JH2NQB8)
- 4.3 【マムート】バックパック リチウム40L(2530-03562)
- 4.4 【G4Free】超軽量 折畳みバッグ 登山リュック(B089R1Z7M4)
- 4.5 【マーディングトップ】ミリタリー バックパック 40L (WT00766299)
- 4.6 【NORDKAMM】登山バックパック 40L レインカバー ヘルメットホルダー付き(B08ZLF2BLT)
- 4.7 【JEBATOXI】登山リュック40L(B0B5V6JBCR)
- 4.8 【ミレー】リュック サース フェー 40+5(MIS0638)
- 4.9 【カリマー】登山用リュックサック 中型 ridge 40+ Small(B0994X6KYB)
- 4.10 【ザノースフェイス】Tellus Photo 40 テルスフォト40 (NM61557)
- 5 まとめ
40Lの登山リュックを使うメリット
中級者コース以上を目指せる容量
登山のコースは難易度が上がるにつれ、必要になる道具が多くなる傾向にあります。
ロープやアイゼン、ピッケルやストックが必要になってくると、日帰り登山で使用していたリュックでは容量不足になりがちです。
山小屋泊をするにも、2泊分の衣類やタオルが必要になってきますので、40Lの容量があれば安心です。
テント泊にもチャレンジできる
登山を始めて山小屋泊は何度かしているけれど、そろそろテント泊にもチャレンジしたいと考えているなら40Lの登山リュックが必要です。
技術の進歩によりテントはかなり軽量化されたとはいえ、40L以下の容量のリュックでは少しパッキングするのは難しいです。
テント泊を検討しているのであれば、40Lの登山リュクの購入を検討してみましょう。
日帰り登山の楽しみが増える
40Lの登山リュックを購入すれば、いつも登っている日帰り登山の楽しみが増えるかもしれません。
その理由は、容量に余裕ができるので、山頂で手の込んだご飯を作ったり、こだわりの入れ方でコーヒーを飲むことができるからです。
リュックの容量が増えることで、持っていける荷物の選択肢が広がり、今まで諦めていた調理器具やドリップコーヒーなどで楽しむことができます。
また、ボールやフリスビーなど遊び道具を持っていくこともできるので、お子さんと登山をする際は大きなメリットになるはずです。
40Lの登山リュックを使うデメリット
タウンユースするには大きすぎる
近年、高いデザイン性と機能性・収納力から、登山リュックをタウンユースする人が多く、通勤や通学でよく見かけます。
しかし、この40Lの登山リュックは、容量が大きすぎてタウンユースには向きません。
通勤、通学程度の荷物の量であればリュックの中がスカスカになってしまい、その機能性を全く活かすことができませんので、40Lはおすすめはできません。
無駄な荷物が多くなる
登山初心者にありがちなことですが、容量が空いているからと隙間を埋めるためだけの荷物を持って行きがちです。
それに加え、心配だからと多くタオルや衣服の替えを入れてしまったり、必要以上の水分を入れてしまうことで、荷物が多くなり体への負担が増えてしまいます。
そうならないためにも、用途に合った登山リュックを選ぶことが大切です
40Lの登山リュックの選び方
フィット感はどうか
40Lの登山リュックは多く荷物が入るので、パッキング後の総重量がかなり重くなり、横揺れや背負っている時の違和感があればかなりストレスになります。
そうならないためにも、フィット感は重視して選ぶことをおすすめします。
フィット感が悪いと体に余計な負担が掛かかり、登山をより大変にしてしまいますし、楽しむ余裕が無くなってせっかくの登山が台無しです。
ウエストベルトやチェストストラップ、背面の素材などは必ず確認するようにしましょう。
機能面は充実しているか
登山リュックは急な雨などの天候や状況に対して、対応ができることが求められます。
その際、メインの荷室へのアクセスが悪かったり、防水機能がついていなかったり、地図などがすぐに取り出せないようでは、使い勝手が悪いです。
自分に必要な機能は何かをまず確認してから、リュックを選ぶようにしましょう。
リュック自体の重量はどうか
先ほども説明しましたが、40Lの登山リュックをパッキングすると、思っているよりも重いです。
そのため、リュック自体の重さもできるだけ軽い方が荷物全体の重さを軽減できるので、体への負担も軽くすることができます。
機能性とデザイン性に目が行きがちですが、このリュック自体の重量も非常に重要ですので、しっかり確認することをおすすめします。
メーカー
登山リュックは多くのメーカーから発売されており、インターネットで調べると無数に出てきます。
その中でも海外メーカーでは、高いデザイン性と機能性が人気のザノースフェイスや、耐久性と機能性が人気のミステリーランチなどが有名です。
他にもフィット感に定評があるミレーや、デザイン性と高機能が売りのマムート、おしゃれでよくタウンユースされているグレゴリーなどもあります。
国内メーカーで有名なのは、高機能かつ比較的安価で購入できるモンベルなどがあります。
価格帯
登山リュックには機能面などで価格の幅が大きく、価格帯は2,000〜40,000円程になります。
2,000円台であれば、40Lの容量が本当に必要かどうが悩んでいる人でも、チャレンジしやすい価格と言えるでしょう。
40Lの登山リュックおすすめ10選
メーカー 製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
マウンテントップ バックパック40L | 980g | H55*W35*D25 | ポリエステル |
KidsDream 折畳みバッグ 登山リュック | 420g | 未掲載 | ナイロン |
マムート バックパックリチウム40L | 1380g | H69*W39*D23 | ナイロン |
G4Free 超軽量 折畳みバッグ 登山リュック | 450g | H58*W32*D24 | ナイロン |
マーディングトップ ミリタリー バックパック 40L | 未掲載 | H51*W39*D24 | ナイロン |
NORDKAMM 登山バックパック 40L レインカバー ヘルメットホルダー付き | 1330g | H54*W28*D24 | 未掲載 |
JEBATOXI 登山リュック40L | 700g | 未掲載 | ナイロン |
ミレー リュック サース フェー 40+5 | 1570g | 未掲載 | ナイロン |
カリマー 登山用リュックサック 中型 ridge 40+ Small | 未掲載 | 未掲載 | ナイロン |
ザノースフェイス Tellus Photo 40 テルスフォト40 | 2230g | H64*W22*D28 | ナイロン |
【マウンテントップ】
バックパック40L(B07VYXDJPD)
ウエストベルト、チェストストラップが標準装備されており、背面はメッシュ生地で通気性がよくフィット感は抜群です。
メインの荷室へのアクセス良好で、内ポケットやサイドポケットもついており、収納面でも優れたリュックと言えます。
レインカバーがついているので急な雨にも素早く対応することができて、ハイコスパなモデルです。
重さ | 980g |
---|---|
サイズ | H55*W35*D25 |
素材 | ポリエステル |
【KidsDream】
折畳みバッグ 登山リュック(B08JH2NQB8)
このリュック最大の特徴は、折り畳むことができ、小さく収納できることです。
さらに、防水性にも優れており、悪天候にも対応しています。
その上、重さが420gとかなりの軽量モデルのため、体への負担を最低限に抑えるできるはずです。
重さ | 420g |
---|---|
サイズ | 未掲載 |
素材 | ナイロン |
【マムート】
バックパック リチウム40L(2530-03562)
オールブラックのデザインはスタイリッシュで、繊細な印象です。
ウエストベルト、チェストストラップが装備されており、背面も全面メッシュ構造で蒸れずに快適な登山をアシストしてくれます。
レインカバーも標準装備で、急な悪天候でも安心して登山することができます。
重さ | 1380g |
---|---|
サイズ | H69*W39*D23 |
素材 | ナイロン |
【G4Free】
超軽量 折畳みバッグ 登山リュック(B089R1Z7M4)
40Lの容量がありながら、わずか450gとかなりの軽量級のリュックです。
チェストストラップがついているので安定感は問題なく、サイドポケットや雨蓋もあるので収納面も優れています。
また、必要のないときは小さく折り畳んで収納できて、この機能は思っているより便利な機能です。
重さ | 450g |
---|---|
サイズ | H58*W32*D24 |
素材 | ナイロン |
【マーディングトップ】
ミリタリー バックパック 40L (WT00766299)
軍用に作られたモデルで、高い耐久性と防水性、収納力が自慢のリュックになります。
メインの荷室へのアクセスは抜群で、大きく開く開口部は全部で3部屋に分かれており、収納力は想像以上です。
サイドポーチもついているので、飲み物をすぐに取ることもでき便利です。
重さ | 未掲載 |
---|---|
サイズ | H51*W39*D24 |
素材 | ポリエチレン |
【NORDKAMM】
登山バックパック 40L レインカバー ヘルメットホルダー付き(B08ZLF2BLT)
ウエストベルト、チェストストラップは標準装備で、背面はオールメッシュで3段階の背面長調整システムを採用しているので、フィット感抜群です。
パッキングがとにかく早くできるように、メインの荷室へのアクセスは抜群で、収納力と収納のしやすさに特徴があります。
レインカバーだけでなくヘルメットカバーも標準搭載されているので、ハイコスパモデルと言えるでしょう。
重さ | 1330g |
---|---|
サイズ | H54*W28*D24 |
素材 | 未掲載 |
【JEBATOXI】
登山リュック40L(B0B5V6JBCR)
黒を基調としたデザインは、タウンユースでも使いやすそうな洗練されたデザインです。
チェストストラップがついており安定した背負い心地を実現しつつ、背面は全面メッシュなので通気性に優れていて、快適な登山をアシストしてくれます。
記事には高密度の防水ナイロン生地を使用しており、丈夫で長持ちするリュックになっています。
重さ | 700g |
---|---|
サイズ | 未掲載 |
素材 | ナイロン |
【ミレー】
リュック サース フェー 40+5(MIS0638)
ウエストベルトとチェストストラップが標準装備され、背面はオールメッシュで快適かつフィット感抜群の背負いごこちで、疲労を軽減してくれます。
メインの荷室の開口部は大きく開くので、収納しやすくパッキングがスムーズに行えます。
レインカバーが標準搭載なので、急な雨にも素早く対応でき便利です。
重さ | 1570g |
---|---|
サイズ | 未掲載 |
素材 | ナイロン |
【カリマー】
登山用リュックサック 中型 ridge 40+ Small(B0994X6KYB)
ウエストベルト、チェストストラップに加え、背面は全面メッシュ3Dバックパネルを採用しているので、フィット感抜群で快適な登山を約束してくれます。
ハイドレーションシステムに対応しているので、少々厳しい登山ルートでも頼りになること間違いなしです。
メインの荷室へのアクセスもよく、フロントオープンポケットもあり小物などを入れておくのに大変便利で、使い勝手がいい機能満載です。
重さ | 未掲載 |
---|---|
サイズ | 未掲載 |
素材 | ナイロン |
【ザノースフェイス】
Tellus Photo 40 テルスフォト40 (NM61557)
全面ブラックで統一されたデザインは、スタイリッシュで洗練された印象です。
メインの荷室へのアクセスが抜群で、メインの開口部だけでなくサイドアクセスジッパーが付いており、横からもアクセス可能です。
ウエストベルト、チェストストラップはもちろん、背面は全面メッシュで背負いやすく、蒸れにくいので、登山中も快適に過ごせます。
重さ | 2230g |
---|---|
サイズ | H64*W22*D28 |
素材 | ナイロン |
まとめ
一泊山小屋への宿泊やテント泊にチャレンジするなら、40Lの登山リュックは欠かせないアイテムになります。
選ぶ機能の基準は人それぞれになるので、事前に自分にはどの機能が必要なのかを、しっかりと考えておくことが大切です。
リュック選びは今後チャレンジできる山を決める重要な機会ですので、この記事を参考にいいリュックと出会って下さい。
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