登山を始めるときに、最初に揃えるアイテムのひとつがリュックです。
しかし、はじめから本格的なものを揃えようとすると機能の多さに迷いますし、コストもかかります。
30Lの登山リュック、普段使いもしやすい大きさで、コストパフォーマンスにも優れたものが多いです。
そこで本記事では、安い30Lの登山リュックのメリットや選び方、おすすめの商品を紹介しています。
これから登山を始める人にもぴったりな人気モデルの商品も集めていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 安い30Lの登山リュックを使うメリット
- 2 安い30Lの登山リュックを使うデメリット
- 3 安い30Lの登山リュックの選び方
- 4 安い30Lの登山リュックおすすめ10選
- 4.1 【THE NORTH FACE】リュック Pivoter(NM72052)
- 4.2 【THE NORTH FACE】VAULT(NF0A3VY2)
- 4.3 【Aconcagua】防水リュッック アタックザック IGUAZU 23+7L(iguazu)
- 4.4 【Columbia】スターレンジ 30L バックパックⅡ(PU8197)
- 4.5 【Columbia】バスターボール 30L バックパック(PU8634)
- 4.6 【SALOMON】TRAILBLAZER 30(LC1048200001)
- 4.7 【Coleman】ウォーカー 33(2000038970)
- 4.8 【LOGOS】HEINKEL(78-03)
- 4.9 【MOUNTAINTOP】ユニセックス ハイキングバックパック(JPM6329)
- 4.10 【MOUNTAINTOP】アウトドアバックパック(JPM6314)
- 5 まとめ
安い30Lの登山リュックを使うメリット
普段使いできる
普段使いで荷物が多くても対応できるサイズ感で、登山特有の便利なアイテムを省いているものも多く、見た目もすっきりとしています。
また、通勤や通学、ちょっとしたレジャーにも使えて、様々な用途で使用できます。
さらに、30Lの登山リュックは、使い勝手の良さに加えておしゃれな外観のものが多いので、デザインにもこだわりたい人におすすめです。
軽量
登山向けに作られたリュックは、付属のアイテムの多さや作りの頑丈さに比例して、重くて高価になってしまいます。
コストを抑えて作られているものは、必要最小限の機能やシンプルな構造のものが多いので、軽量化することが可能です。
高機能なものを使いこなすのが難しく、軽量性を重視したい登山をはじめたばかりの人におすすめです。
使い勝手の良さ
登山をはじめる人は、はじめから大きく高価なものを購入してしまうと、自分の登山レベルに見合わずに使いづらくなります。
はじめは汎用性の高い30Lのサイズで機能も最小限のものが、使い勝手もよくおすすめです。
ステップアップのタイミングでリュックのレベルも上げると、登山をはじめる初期費用も抑えることができます。
安い30Lの登山リュックを使うデメリット
防水性
安い30Lのリュックには雨蓋がないものが多いため雨の侵入に弱く、荷物を濡らしてしまうことがあります。
また、防水加工されていないものも多いので、雨による浸水を防ぐために、コンパクトに収納できるザックカバーで補うことをおすすめします。
ザックカバーは、内蔵されているものか専用のものだと隙間なくフィットするのでより効果的です。
耐久性
軽量ということは、その分耐久性にも影響があり、生地が弱いと引っかかって傷ができたり擦れてしまったりする可能性があります。
さらに、背面パッドの作りやウエストベルトの生地が薄いと、耐久性も弱いうえに、フィット感も減少します。
機能の破損は安全面にも影響が出てくるので、ハードな行程の登山をする際は注意しましょう。
安い30Lの登山リュックの選び方
機能
ウエストベルトなど、体へのフィット感を高めるための機能が付いていると、疲れにくく、快適に歩行することができます。
また、急な雨にも対処できるザックカバー内蔵のものだと、リュックにフィットするので使い勝手が良いです。
すっきりしたデザインを好む人は、付属のパーツなどを省いた、軽量性を重視したリュックがおすすめです。
用途
どのような目的で登山をするかによって、必要な機能がかわってきます。
比較的長い距離を歩くのであれば、より快適に歩行するために背面パッドやショルダーハーネスのフィット感が重要になります。
季節や地域によっては、防水機能も必要になるでしょう。
また、登山と普段使いとで兼用したい人は、アイテムが最小限でデザインを重視して選ぶことをおすすめします。
メーカー
30Lの登山リュックは、登山メーカーだけでなく、多くのアウトドアメーカーで販売されています。
人気メーカーでは、THE NORTH FACEやColumbiaが挙げられ、登山における機能に加えて、デザイン性の高さを求める人におすすめです。
また、Colemanはアウトドアメーカーながら普段使いもしやすく、コスパも高いのが特徴です。
価格帯
安価なモデルであれば、1万円以下でも購入可能です。
テント泊や、調理器具を持参してのハードな縦走などの予定がなく、基本的に日帰り登山をするために使用するのであれば、機能的にも十分です。
同じ価格帯でも、自分が求めている機能を備えた使いやすいものを選びましょう。
安い30Lの登山リュックおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
THE NORTH FACE リュック Pivoter | 800g | 高さ45.5×幅27.5×奥行き21.5cm | ポリエステル |
THE NORTH FACE VAULT | 770g | 高さ47×幅30×奥行き15cm | ポリエステル |
Aconcagua 防水リュッック アタックザック IGUAZU 23+7L | 450g | 高さ50×幅31×奥行き14cm | ナイロン |
Columbia スターレンジ 30L バックパックⅡ | 990g | 高さ53×幅31.5×奥行き22cm | ナイロン |
Columbia バスターボール 30L バックパック | 720g | 高さ50×幅30×奥行き18cm | ポリエステル |
SALOMON TRAILBLAZER 30 | 552g | 高さ52×幅28×奥行き22cm | ナイロン |
Coleman ウォーカー 33 | 685g | 高さ51×幅34×奥行き22cm | ナイロン |
LOGOS HEINKEL | 680g | 高さ53×幅30×奥行き17cm | ポリエステル |
MOUNTAINTOP ユニセックス ハイキングバックパック | 990g | 高さ51×幅32×奥行き18cm | ポリエステル |
MOUNTAINTOP アウトドアバックパック | 800g | 高さ50×幅30×奥行き18cm | ポリエステル |
【THE NORTH FACE】
リュック Pivoter(NM72052)
すっきりとした外観で普段使いにも使用できて、表面にジッパーの付いていない大きめなポケットがあります。
雨具や地図など、すぐに取り出したいものを入れるには便利ですが、ジッパーがないため保管には注意が必要です。
収納力も高く、メインの収納の他、ジッパー付きのフロントポケットがあり、中には小物を収納できる内ポケットが付いていておすすめです。
重さ | 800g |
---|---|
サイズ | 高さ45.5×幅27.5×奥行き21.5cm |
素材 | ポリエステル |
【THE NORTH FACE】
VAULT(NF0A3VY2)
見た目も構造もシンプルで、サイズの大きな荷物を多く収納したい人におすすめです。
荷物はメインの収納とフロントポケットに入れることができて、小物はフロントポケットに入れることで使い分けできます。
背面パッドとショルダーハーネスにはクッションが入っており、重い荷物を収納しても荷重が分散する仕組みになっています。
重さ | 770g |
---|---|
サイズ | 高さ47×幅30×奥行き15cm |
素材 | ポリエステル |
【Aconcagua】
防水リュッック アタックザック IGUAZU 23+7L(iguazu)
パーツが少ないため非常に軽量なことに加えて、リュック自体が完全防水仕様なので、水辺のレジャーにも使用可能です。
さらに、ザックカバーを付けることなく、雨の侵入を防ぐことができます。
また、携帯やペットボトルを収納することができる両サイドのポケットは、防水ジッパー付きの仕様で便利です。
重さ | 450g |
---|---|
サイズ | 高さ50×幅31×奥行き14cm |
素材 | ナイロン |
【Columbia】
スターレンジ 30L バックパックⅡ(PU8197)
背面パッドの奥に固めのパネルが入っていることで背負い心地がよく、荷物による型崩れをおきにくくする効果があります。
また、背面の中央には空間があり、風が通ることで蒸れにくく通気性が良いので、暑い時期も快適に歩行することができます。
品質も高く、背負い心地にもこだわったコスパの高いリュックです。
重さ | 990g |
---|---|
サイズ | 高さ53×幅31.5×奥行き22cm |
素材 | ナイロン |
【Columbia】
バスターボール 30L バックパック(PU8634)
普段使いしやすいカジュアルなデザインです。
防水性にも優れた速乾性のある素材で雨水や汚れに強く、お手入れにも手間がかからないので、登山以外のアウトドアでも活用できます。
背面の素材はメッシュを使用しており通気性も良く、メインポケットの他にフロントポケットとサイドポケットがあり、収納面も十分です。
重さ | 720g |
---|---|
サイズ | 高さ50×幅30×奥行き18cm |
素材 | ポリエステル |
【SALOMON】
TRAILBLAZER 30(LC1048200001)
シンプルな見た目と軽量で撥水性があるのが特徴で、メインポケットが大きく開くことで、荷物の収納に手間がかかりません。
フィット感に重要なウエストベルトが付いており、その両側のポケットは歩行しながら出し入れできる小物の収納に便利です。
登山に必要な機能が備わっており、登山メインで使用したい人におすすめです。
重さ | 552g |
---|---|
サイズ | 高さ52×幅28×奥行き22cm |
素材 | ナイロン |
【Coleman】
ウォーカー 33(2000038970)
メインポケットの入り口が大きく開くので荷物が入れやすく、底のマチも広いので、多くの荷物を収納することができます。
ショルダーハーネスはメッシュ素材でクッション性もあり、かなりの荷物量でも背負いやすい仕様です。
普段使いには多少大きめなサイズ感ですがデザインもシンプルで使いやすく、登山でも使える機能を十分に満たしています。
重さ | 685g |
---|---|
サイズ | 高さ51×幅34×奥行き22cm |
素材 | ナイロン |
【LOGOS】
HEINKEL(78-03)
使い勝手の良いサブポケットが表面に多数あるので取り出しやすく、小物などの整理に便利です。
さらに、表面の一番大きいサブポケット内は便利な仕切りが多数あり、収納機能が非常に高いです。
また、ショルダーハーネスはメッシュ素材で、分厚いクッショが入っていることから、重い荷物を背負っても蒸れずに肩への負担も軽減されます。
重さ | 680g |
---|---|
サイズ | 高さ53×幅30×奥行き17cm |
素材 | ポリエステル |
【MOUNTAINTOP】
ユニセックス ハイキングバックパック(JPM6329)
レインカバーが内蔵されているうえに撥水性の生地なので、急な雨でも荷物が濡れる心配がありません。
収納ポケットも多数あり、小物やドリンクなどの収納にも困らず、緊急時に必要なホイッスルも装備されています。
登山をはじめる人も、普段から登山をしている人でも、安全で快適な歩行ができる装備がバランスよく整っています。
重さ | 990g |
---|---|
サイズ | 高さ51×幅32×奥行き18cm |
素材 | ポリエステル |
【MOUNTAINTOP】
アウトドアバックパック(JPM6314)
素材や機能が、アウトドア向けに考えられた、コストパフォーマンスの高いリュックです。
通気性の良い背面パッドとショルダーハーネスに、チェストストラップが加わって、快適さとフィット感を高めています。
登山向けに多機能な作りですが、おしゃれな色使いと、登山リュックでは珍しい4色展開から、見た目で楽しみたい人にもおすすめです。
重さ | 800g |
---|---|
サイズ | 高さ50×幅30×奥行き18cm |
素材 | ポリエステル |
まとめ
30Lのサイズ感は普段使いにも馴染み、安価でも機能によっては本格的な日帰り登山に使用できます。
登山をはじめようとしてリュックを選ぶなら、必要な機能を吟味して自分の登山スタイル合うものを是非見つけてみてください。
安い30Lの登山リュックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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