ダイレクトな打感に魅力のあるセンターシャフトモデルは、初心者から上級者まで1度は試していただきたいパターです。
ヒットしていることを実感することで、定期的に訪れるパッティングの悩みも解消することができます。
そこで今回は、センターシャフトパターのなかで、黒いタイプのみを集めたおすすめ10選をご案内します。
さらに、選び方やメリット・デメリットなども併せてご紹介しますので、最後までご覧いただき参考にしてください。
目次
- 1 黒いセンターシャフトパターを使うメリット
- 2 黒いセンターシャフトパターを使うデメリット
- 3 黒いセンターシャフトパターの選び方
- 4 黒いセンターシャフトパターおすすめ10選
- 4.1 【オデッセイ】トライビーム ダブルワイド CS
- 4.2 【ピン】2023 DS 72 C (2023 PT STD PP58 ST)
- 4.3 【プロギア】シルバーブレード センタード 01OS (GSK101)
- 4.4 【テーラーメイド】PTスパイダー GTX ブラックSB (N0761925)
- 4.5 【クロスパット】ステルス2.0
- 4.6 【ピン】TYNE C 2021年モデル
- 4.7 【ピレッティ】ミッドナイトブラック コットンウッド2 センター365
- 4.8 【クリーブランド】ハンティントンビーチ ソフトプレミア #10.5C (PHBSPR10J)
- 4.9 【テーラーメイド】2020 トラス TM2 (N0745526)
- 4.10 【オデッセイ】EXO セブンCS (73088922533000)
- 5 まとめ
黒いセンターシャフトパターを使うメリット
光を反射しない黒色
黒色のボディは強い日差しを吸収してくれるので、眩しくならずにパッティングに集中することができます。
太陽光の反射を気にすることなくスクエアにセットができるので、方向性が乱れることもありません。
パッティングラインに対してスムーズにセットに入れることから、結果的に安定したストロークが可能になります。
ボールとヘッドのコントラスト
白色のボールと黒色のヘッドは対比色となるため、視覚的にどちらもハッキリ確認できます。
強い日差しのときのグリーン面は、太陽光の反射で上手く遠近感をつかめずに、テークバックに入ってしまうことがあります。
白黒のコントラストが強くなることから、ボールとヘッドの距離が認識しやすくミスヒットを防ぐことが可能です。
ストロークの安定性
センターシャフトのパターは、ヘッドの中央にシャフトが挿入されているため、ヘッドの動きはストローク中にブレることなく安定します。
ストローク軌道が安定することで再現性が高くなるため、確実なヒットができるようになります。
方向性が高まることから、ショートパットでは、カップに向けてしっかり打ち出すことが可能です。
ヘッドとシャフトのバランス
一般的にバランスが良いモデルは、ヘッドをスムーズに動かすことができるため、再現性の高いパッティングが可能です。
シャフトをセンターに挿してあるパターは、ヘッドとシャフトのバランスが良く、スムーズにストロークができる特性を備えています。
自然な動きで正しい軌道を通るため、より繊細で正確なストロークができます。
アライメントの効果
ヘッドの中央にシャフトが装着されているため、ボールとの位置関係を視覚的に判断できるため、スクエアなセットができます。
特に黒色ボディで白色アライメントのタイプは、ガイドラインが浮き出るように見える、視認性の良さが感じられます。
アライメントを注視するだけで、真っ直ぐに引やすくなることが可能なパターです。
黒いセンターシャフトパターを使うデメリット
慣れの必要性
一般的なヒール側にシャフトを装着したパターと比べて、センターシャフトは打感が違うため慣れることが必要です。
ボールがフェースに当たる感覚がダイレクトに伝わってくるため、しっかりヒットしなければショートします。
また、シャフト先端と重心が同位置なのでボールを芯で捉えやすくなり、弾き過ぎに注意が必要です。
方向のコントロール
センターシャフトモデルの特性として、自然にフェースの開閉ができてしまうことが挙げられます。
インサイド・インの軌道でストロークをする人にとっては、スムーズなパッティングとなりますが、ストレート軌道には注意が必要です。
意図せずにフェースが開閉してしまい、予期しない方向にボールを打ち出す可能性があります。
重心位置との誤差
重心位置がセンターに置かれているかは、見ただけで正確に判断することは難しいものです。
シャフトの装着部がセンターでもトゥ側に重心が寄ることもありますし、ヒール側でも中心に置かれたりしている場合もあります。
センターシャフトとは言え、正確な重心位置に挿しているかは、計測して数値で確認することが必要です。
気になる掻き傷の痕
黒色ヘッドは、シルバー色の上にカラーリングしたものなので、地肌まで達するような深い傷は気になるものです。
傷痕が浅くても光が乱反射して白く浮き出てくるため、常にヘッドカバーを装着して守る必要があります。
ヘッド表面に気になる傷痕ができた場合は、自身によるメンテナンス、または業者に依頼することが必要です。
視覚的な有利性は薄い
一般的なヘッドと黒色ヘッドにカラーの違いはあっても性能に違いはないため、有利性は個々の好みによるものと言えます。
一般的なヘッドにも光の反射性を遮る効果は備えていますし、他の視覚的な要素も科学的な証拠はありません。
黒色パターに変えただけで入るようなことはないので、センターシャフトの性能に注目するべきです。
黒いセンターシャフトパターの選び方
ヘッド形状とロフト角で選ぶ
ヘッド形状を選ぶときは最初に好みを優先し、次に性能で選ぶと相性の良いものを使うことができます。
ブレード型はインサイド・インの軌道を描くストロークタイプ、マレット型は振り子のようなペンデュラムストロークに向いています。
また、ネオマレット型はヘッドをスライドする、ストレート軌道のパンティングに向いているタイプです。
ヘッド形状と相性の良いロフト角を選ぶことで、ラインに向けて順回転で打ち出すことができます。
長さとライ角で選ぶ
基本のグリップ位置は、両肩から真っ直ぐに下ろして手を中央で合わせたところです。
上半身を前掲してパターを構えたとき、ヘッドの位置が目の下にあれば、自身にとって適正な長さとライ角を備えたパターです。
身長や腕の長さ、前掲の角度など、個々によって違いはありますが、グリップ位置の確認方法を知ることでパターを選ぶことができます。
事前に自身のフォームに合う数値を確認しておくと、スムーズに見つけることができます。
アライメントラインの適合性で選ぶ
パターのヘッドには、アライメントをサポートするために、メーカー独自のラインやマーキングが施されています。
ヘッドのデザインと一体化して、正確なアライメントが取れるようにしていますが、このラインやマーキングが合うとは限りません。
自身のパッティングフォームが基本形と違う場合は、アライメントラインの効果が得られない場合もあります。
ボールをアウトサイドに置くような変則フォームの場合は、試打による確認が必要です。
メーカーで選ぶ
有名メーカーの多くは、センターシャフトモデルをラインナップに加えていますので、自分にあったパターを選ぶことができます。
ただし、各メーカーにおける製品数は限定されるので、1つのメーカーにこだわることなく、幅広く探すことが重要です。
また、メーカーによってセンターの位置や接続の仕方に違いがあるので、選択肢を広げることが必要です。
さらに、長年センターシャフトを製造・販売してきた、実績の確認も確かな方法と言えます。
価格帯で選ぶ
各メーカーともにセンターシャフトモデルは限定的に販売しているため、比較対照がヒールシャフトモデルなので参考にはなりません。
お得な品を探すのであれば、中古市場も含めて選択肢を広げる方法があります。
アイアン等に比べて損傷は少なく、デザインの年代性も感じないため、良い品が見つかる場合もあります。
ただし、自分に合ったモデルでなければ、打感を重視するセンターシャフトが扱いにくいパターになるので注意が必要です。
黒いセンターシャフトパターおすすめ10選
メーカー名・商品名 | ロフト角(°) | ライ角(°) | 長さ(インチ) | ヘッド形状 |
---|---|---|---|---|
オデッセイ トライビームCS | 3 | 70 | 33 / 34 | ブレード型 |
ピン 2023 DS 72 C | 3 | 70 | 34 | マレット型 |
プロギア シルバーブレード センタード 01OS | 3 | 70 | 33 / 34 | ブレード型 |
テーラーメイド PTスパイダー GTX ブラックSB | 3 | 70 | 33 / 34 | マレット型 |
クロスパット ステルス2.0 | 3 | 70 | 33 / 34 | マレット型 |
ピン TYNE C | 3 | 70 | 33 | ネオマレット型 |
ピレッティ ミッドナイトブラック コットンウッド2センター 365 | 2.5 | 71 | 34 | ブレード型 |
クリーブランド ハンティントンビーチ ソフトプレミア #10.5C | 3 | 70 | 34 | マレット型 |
テーラーメイド トラス TM2 | 3 | 70 | 33 / 34 | マレット型 |
オデッセイ EXO セブンCS | 3 | 70 | 33 / 34 | ネオマレット型 |
【オデッセイ】
トライビーム ダブルワイド CS
トライビームシリーズの2023年モデルには、三角形のラケットホーゼルを採用したセンターシャフトタイプが加わっています。
ヘッド両端に重心配分したトゥ・ヒールタイプのヘッドは、オフセンターヒットのときでも安定した打ち出しが可能です。
同時に幅広ソールを備えたブレードタイプなので、構えやすさにも特徴があります。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | ブレード型 |
【ピン】
2023 DS 72 C (2023 PT STD PP58 ST)
ピンの人気パターDS72 に、センターシャフトタイプにしたのが、2023年モデルのDS72Cです。
ミスヒットに強い厚めのトップレールに、打感を確認できるセンターシャフトを装着、しかりヒットして確実に沈められるパターです。
ヘッド重量は370グラムと重めのタイプなので、ショートパットで打ち切れない人におすすめのモデルと言えます。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 34 |
ヘッド形状 | マレット型 |
【プロギア】
シルバーブレード センタード 01OS (GSK101)
直感的に芯でヒットができる精度の高さと、オフセットセンターでも打ち切れる打ち出しの良さを備えたセンターシャフトモデルです。
365グラムと重量感のあるブレード型ヘッドは、ストロークのブレを防いでくれます。
構えやすくて捕まりの良いオフセット設計なので、緊張する状況でも自信を持ってアドレスに入ることができます。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | ブレード型 |
【テーラーメイド】
PTスパイダー GTX ブラックSB (N0761925)
高い慣性モーメントによって、ストロークの安定性とヒットの寛容性が備わり、安心してアドレスに入ることができます。
中空構造の深重心タイプのヘッドなので、弾き感が良さが感じられ、直進性に優れたパターです。
またトゥルーパスアライメントによって、スムーズにテークバックができ、再現性の高いストロークができます。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | マレット型 |
【クロスパット】
ステルス2.0
独自性の高いフォルムを持つヘッドは、優れたデザイン性とともに、特許を取得するほどの機能性を備えているマレット型パターです。
センターシャフトも既存のタイプとは異なり、三角形構造のクロスパットで装着しています。
ホーゼルとバックフェースに描かれた白線を一致させると、スクエアなヒットができる特性を備えています。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | マレット型 |
【ピン】
TYNE C 2021年モデル
センターシャフトのピンパターは、繊細なタッチと確かな打感が得られるため、しっかりボールをヒットしたいゴルファーに向いています。
角型形状の大型ヘッドは、最適な重量配分を施したことで、狙ったラインに打ち出せるコントロール性能を備えています。
また距離感や転がりなど、フィーリングの良さも感じられるモデルです。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 |
ヘッド形状 | ネオマレット型 |
【ピレッティ】
ミッドナイトブラック コットンウッド2 センター365
ピレッティのフラッグシップモデル「コットンウッド2」に、センターシャフトを装着した打感重視のモデルです。
ヘッドは構えやすいブレード型でありながら、マレット型の安定感を備えていることから、しっかりヒットする人に向いています。
ほぼフェースバランスなので、ストレート軌道のストロークに対応できるモデルです。
ロフト角(°) | 2.5 |
---|---|
ライ角(°) | 71 |
長さ(インチ) | 34 |
ヘッド形状 | ブレード型 |
【クリーブランド】
ハンティントンビーチ ソフトプレミア #10.5C (PHBSPR10J)
マレット型の中央部分に挿した、真正のセンターシャフトタイプです。
パッティングは、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す、ストレート軌道のストロークにいています。
アドレスではラインに対してスクエアにセットするだけで、簡単に打ち出せるオートマチックな操作性に特徴があります。
方向性と打感の良さが感じられるパターです。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 34 |
ヘッド形状 | マレット型 |
【テーラーメイド】
2020 トラス TM2 (N0745526)
建築物の強度を保つための三角形の補強設計、「トラス構造」からつけられた名称の通り、接続部分に三角プレートが使われています。
ストロークでのブレやヒットのときの微細な歪みをなくし、安定した軌道でボールを打ち出すことができるモデルです。
ブラックカラーなので、見下ろすときに太陽光の反射が防ぐことができます。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | マレット型 |
【オデッセイ】
EXO セブンCS (73088922533000)
ブラックカラーのボディに、レッドカラーのガイドステーが付いた、スクエアに構えやすいパターです。
機械的な骨組みをイメージさせるネオマレット型のヘッドは、2ボール同様に残像効果が得られます。
オデッセイの真骨頂とも言えるホワイト・ホットをインサートした、やわらかい打感に特徴のあるフェース面を備えています。
ロフト角(°) | 3 |
---|---|
ライ角(°) | 70 |
長さ(インチ) | 33 / 34 |
ヘッド形状 | ネオマレット型 |
まとめ
シャフトの先端に芯があるセンターシャフトは、確実にヒットと打感の良さに特徴のあるパターです。
一方でオフセンターヒットをすると、方向性が保てず正しいラインに打ち出せないため、正確なストロークを必要とします。
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