近年ではPCにもLEDを搭載したパーツが多く販売され、インテリアとしても楽しめるのが特徴です。
冷却機能のみに注視されがちですが、RGBライティングを搭載したケースファンの登場が大きく注目を集めています。
ギラギラと輝くPCに憧れを抱く方も多いと思いますが、初めて利用される場合は知識が少なく分からないことも多いでしょう。
そこで注目を集めているRGBケースファンのおすすめ10選をはじめ、メリットデメリットや選び方を紹介します。
目次
- 1 RGBライティング対応ケースファンを使うメリット
- 2 RGBライティング対応ケースファンを使うデメリット
- 3 RGBライティング対応ケースファンの選び方
- 4 RGBライティング対応ケースファンおすすめ10選
- 4.1 【IN WIN】アドレサブルRGBファン(SIRIUSLOOPX3)
- 4.2 【Razer】kunai RGBファン(RC21-01800200-R3M1)
- 4.3 【CORSAIR】QL120 RGBファン(CO-9050098-WW)
- 4.4 【Silver Stone】ARGBケースファン(SST-AS90B-ARGB)
- 4.5 【GTRACING】RGBケースファン
- 4.6 【Fractal Design】RGB LEDケースファン(FD-FAN-PRI-AL14-PWM-3P)
- 4.7 【NZXT】RGBケースファン(HF-28120-BW)
- 4.8 【EASYDIY】RGBケースファン
- 4.9 【Cooler Master】RGBケースファン(MFL-B2DN-18NPA-R1)
- 4.10 【novonest】RGBケースファン(NT1206-6-direct jp)
- 5 まとめ
RGBライティング対応ケースファンを使うメリット
ファンの動作確認が簡単
RGBライティングケースファンは青・赤・緑をベースに発光するため、ファンが正常に動作しているかを簡単に判別できます。
異物や埃を巻き込んで回転していれば発光によって認識しやすいので、異常があれば早期の発見が可能です。
RGB・回転数コントロール機能が搭載されているものであれば、コントローラーで操作して精密な動作チェックもできます。
デザインを楽しめる
RGBライティングファンは青・赤・緑の3色がベースとなっており、最大1,600万通りのカラーを演出できます。
専用ソフトウェアや対応したマザーボードの導入は必須ですが、PC本体を自分好みのカラーに仕立てることが可能です。
ご自身の部屋や好みに合わせてカラーを変えることで、映えるおしゃれなインテリアとして鑑賞を楽しむこともできます。
RGBライティング対応ケースファンを使うデメリット
多少なり知識が必要
RGBライティングファンは基本的には4ピンRGB端子に接続することで使用できますが、場合によっては変換器が必要です。
さらに似通ったピンに誤って接続し起動させてしまうと、電圧が違うので故障してしまう可能性もあります。
マザーボード上には接続端子が多く用意されているため、見分けられる知識が必要になります。
大容量電源が必須
通常のケースファンは通常時1.5~2Wが平均ですが、RGBファンの場合は通常時4W以上の消費が基本です。
あくまでも通常時のため、負荷の掛かる処理の際にはさらに消費電力が跳ね上がることも想定しなければいけません。
全パーツの消費電力を合算して余裕を持たせる必要があるので、最低でも800W、他のパーツ次第では1000Wは必須です。
RGBライティング対応ケースファンの選び方
利便性で選ぶ
RGBライティングファンには、リモートコントローラーによってカラー等を操作できるタイプがあります。
リモートコントローラーが付属されていれば、好きなタイミングで好みのカラーエフェクトに簡単に彩る事が可能です。
リモートコントローラーがない場合は逐一専用ソフトウェア等を起動し、カラーやプリセットを作成する必要があります。
リモコン1つで自由にカラーやパターンを切り替えられるので、手間の掛からない利便性を考慮して選びましょう。
サイズで選ぶ
RGBケースファンは120mm・140mm・92mmが主流であり、使用ケースに合わせてファンのサイズも選ばなければいけません。
コンパクトサイズのケースを使用している場合、140mmはまず入りませんし、120mmもケース次第では収まりません。
ミドル~フルタワーサイズであれば、どのサイズのファンも搭載可能ですが、複数基搭載するなら合計値を正確に計測しておきましょう。
ただし、小さいファンを複数搭載すれば冷却性能が上がるわけではないので、通気口サイズに合わせることには注意が必要です。
色のバランスで選ぶ
RGBケースファンは黒・白の2色のベースカラーが基本的ですが、中には赤や青のような特殊カラーも存在します。
近年ではPCケースも1色から2色ケースが存在しており、クリアパネルから内部を確認できるケースも珍しくはありません。
パーツを全部白で統一せず、中途半端に黒ベースのファンを搭載すると全体のカラーバランスが不釣り合いになります。
RGBケースファンはデザインにも拘れますが、パーツのカラーバランス次第でデザインを損なう可能性もあるので注意が必要です。
RGBライティング対応ケースファンおすすめ10選
【IN WIN】
アドレサブルRGBファン(SIRIUSLOOPX3)
4ピンPWM接続で運用可能なRGBファンであり、両面にRGB・LEDが搭載された120mmサイズのファンです。
状況に応じて回転数のコントロール可能であり、特徴的な鎌形ブレード設計から高い冷却性能も実現しています。
3個パックを購入の際には、RGBコントローラーも付属されている点もおすすめのファンです。
【Razer】
kunai RGBファン(RC21-01800200-R3M1)
軍用機でも採用されたブレードデザインと、油圧式ベアリングで高い冷却性と静音性を実用したRGBファンです。
PWMを採用しているので状況に応じて回転数の操作が可能であり、RGBもRazerプラットフォームでカスタマイズできます。
サイズも120mm・140mmの2種類が展開されているので、あらゆるケースでも採用できるおすすめファンです。
【CORSAIR】
QL120 RGBファン(CO-9050098-WW)
6つのライティング領域と34個のファンにより、各面で際立つカラーエフェクトを発揮するRGBファンです。
高い冷却性能と優れた静音性を併せ持っており、PWMを採用することで状況に応じたコントロールも実現しています。
ベースカラーは黒・白の2色が用意されており、120mm・140mmと各ケースに対応できる点もおすすめです。
【Silver Stone】
ARGBケースファン(SST-AS90B-ARGB)
4ピンARGB規格を採用しており、コントローラーやプラットフォームを経由することで高い表現力を持つファンです。
11枚のエアブレードによる高い冷却性、ゴム製パッドによる振動ノイズ抑制効果からなる高い静音性を有しています。
92mmサイズに厚さ15mmという小振りなサイズなので、コンパクトケースにも採用可能なおすすめファンです。
【GTRACING】
RGBケースファン
独自のノイズ低減技術と吸音素材に加えて、四隅の衝撃ゴムパッドで安定性を高めているのが特徴です。
付属リモコンでLEDライティングを切り替え可能なだけではなく、付属増設ハブを使用してRGBファンの同時運用もできます。
あらゆるケースに対応できる120mmサイズを使用しているため、サイズに困ることがないおすすめファンです。
【Fractal Design】
RGB LEDケースファン(FD-FAN-PRI-AL14-PWM-3P)
ASUS・MSIをはじめとする各種マザーボードに対応可能であり、PWM制御を搭載したRGBファンです。
エアフロー効果の高いブレードと防振ゴムパッドを使用し、冷却性と静音性も実現しています。
状況に応じてファンをコントロールでき、別売りRGBコントローラーで革新的なカラーリングも実現できるおすすめファンです。
【NZXT】
RGBケースファン(HF-28120-BW)
ライティングを個別に指定可能で演出を際立たせられる特徴を持つ、RGBケースファンです。
ウィングレットチップ付きファンブレードにより、高い冷却性能と静音性を実現しています。
ソフトウェアを使用することでプリセットやカスタムモードが選択できるため、深くデザインに拘れるケースファンです。
【EASYDIY】
RGBケースファン
1680万色で無限にカスタマイズできるLEDを16個搭載しているので、PCを好みのデザインに彩ることが可能です。
ファンブレードの回転数、ライティングの明るさをワイヤレスリモコンで簡単に操作できます。
エアフロー効率を考えた設計、振動によるノイズも考慮されているおすすめのRGBケースファンです。
【Cooler Master】
RGBケースファン(MFL-B2DN-18NPA-R1)
安定して強い風量を生み出すブレードと巻き込み防止センサーが搭載された、革新的なRGBファンです。
2重にデザインされたLEDを自由なライティングにカスタマイズできるので、カラフルなデザインを楽しむことができます。
独自のノイズ低減技術と吸音素材を組み合わせることで静音性も実現しており、120mmサイズであらゆるケースに適応可能です。
【novonest】
RGBケースファン(NT1206-6-direct jp)
赤外線リモコンを使用することで回転数・光速・カラーを操作できるRGBケースファンです。
軽量素材を使用し効率的なエアフローを考慮した設計に加えて、衝撃吸収パッドを使用しているので安定性にも優れています。
120mmサイズなのであらゆるケースに適応可能であり、最大4万時間の耐久性も実現しているおすすめファンです。
まとめ
RGBライティングケースファンはPCを本格的に飾ることが可能ですが、自作で導入する場合は知識を付けておく必要があります。
ただ、多少の知識でおしゃれを演出できるので、紹介した内容を参考に好みのRGBライティングケースファンを導入してくださいね。
RGBライティング対応ケースファンの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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