温かいコーヒーやお茶を水筒に入れてキャンプに出かけたのに、キャンプ場で飲もうとしたら冷めてしまっていたという経験はありませんか?
保温力の高い水筒なら長時間温度をキープできますし、ステンレス製なら軽量で落としても壊れにくいため、寒い時期のキャンプにピッタリです。
と言っても、たくさんの商品があるので、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、保温力の高いキャンプ向けの水筒を使うメリットやデメリット、おすすめのステンレス商品を紹介します。
目次
- 1 保温力の高いキャンプ向け水筒を使うメリット
- 2 保温力の高いキャンプ向け水筒を使うデメリット
- 3 保温力の高いキャンプ向け水筒の選び方
- 4 保温力の高いキャンプ向け水筒おすすめ10選
- 4.1 【スノーピーク】ステンレス真空ボトルタイプ M500(TW-501)
- 4.2 【コールマン】ダブルステンレスボトル590(2000038937)
- 4.3 【モンベル】アルパイン サーモボトル0.75L(1124766)
- 4.4 【スタンレー】クラシック真空ボトル0.75L(6939236413909)
- 4.5 【サーモス】ステンレスボトル(ROB-002)
- 4.6 【サーモス】ステンレスボトル(FFX-751)
- 4.7 【象印】ステンレスボトル コップ付き(SJ-JS08)
- 4.8 【ニトリ】真空断熱超保温・保冷ボトル N-HEATEX 750mL(8992522)
- 4.9 【リバーズ】バキュームフラスク ステムBL
- 4.10 【クリーンカンティーン】インスレート TKPro25oz
- 5 まとめ
保温力の高いキャンプ向け水筒を使うメリット
いつでも温かい飲み物が飲める
自動販売機などで買ったペットボトルの飲み物は時間が経つと冷めてしまいますが、保温力の高い水筒があると、いつでも温かい飲み物が飲めます。
テントを設営したあとや食後のゆったりとしたひと時など、飲みたい時にいつでも温かさを感じられるのはうれしいですね。
飲み物のバリエーションが広がる
水筒に入れるのは、温かいお茶やコーヒーだけではありません。
温かいお湯を入れておけば、お茶・コーヒー・紅茶など気分にあわせていろんな飲み物が作れます。
さらに、カップ麺やインスタント味噌汁なども作れますので、手軽にバリエーションを広げることができます。
節約できる
キャンプ場の自動販売機で温かい缶コーヒーやお茶のペットボトルを買うのも良いですが、これでは出費がバカになりません。
寒い時期のキャンプでは、お湯を沸かして熱いお茶やコーヒーを飲むのも醍醐味の一つです。
作った飲み物を水筒に入れておけば、いつでも飲めるうえに出費をおさえることができます。
エコになる
自動販売機などで飲み物を買うと、どうしてもペットボトルなどのゴミが出てしまいます。
水筒を使うことでペットボトルの消費量を減らすことができれば、環境への負荷も減りエコにつながります。
キャンプではできるだけゴミを出さないよう心がけたいものです。
保温力の高いキャンプ向け水筒を使うデメリット
ペットボトルと比べると重い
水筒はペットボトルと比べると重く荷物になります。
容量が大きいほど重くなるため、持ち運びが面倒と感じることもあるでしょう。
さらに、全部飲み切っても捨てられず、自宅まで持って帰らなければなりません。
テントやタープなど重くてかさばる荷物が多いキャンプでは、できるだけ軽く済ませたいものです。
ヤケドに注意が必要
いつまでも温かい飲み物が飲める反面、ヤケドする可能性があります。
特に、直飲みするタイプの場合、水筒を傾けすぎると温かい飲み物が大量に出てくる場合があるので注意が必要です。
コップタイプの場合は、コップに入れることで温度調整できますので、自分の好みの温かさで飲めます。
保温力の高いキャンプ向け水筒の選び方
保温力(保温効力)
保温効力は「80℃以上(6時間後)」や「68℃以上(6時間後)」のように示されます。
これは「95℃のお湯を水筒に入れ、6時間経過した時に何度になっているか」を示すもので、温度が高いほど保温力が高いことを意味します。
メーカーの公式ホームページなどに載っていますので、選ぶ際には確認するようにしましょう。
容量
キャンプに行く人数や飲む量によって必要な容量は変わります。
大きすぎる水筒を買ってしまうと、かさ張って荷物になるので注意が必要です。
大人数で使う場合は1L以上、2人でタップリと使いたい場合は0.75L程度などキャンプスタイルにあわせて選びましょう。
重さ
水筒に入れる飲み物だけでも重いので、水筒自体は軽いに越したことはありません。
水筒が重いと持ち運びにくかったり、飲みにくかったりします。
容量が大きいほど重くなりますので、荷物の多さや持ち運びの距離などから、無理なく持てる重さの水筒を選びましょう。
飲み口の形状
飲み口の形状は大きく分けて以下の3タイプあります。
コップタイプ
フタがコップになるタイプの水筒です。
温かい飲み物を飲むときに温度調整ができるのでヤケドのリスクが減らせます。
スクリュータイプ
フタを回して開けるタイプの水筒です。飲み口が広くコーヒーやお茶の香りも楽しめます。
ワンタッチタイプ
ボタンを押すだけでフタが開くタイプの水筒です。片手で開けられますが、飲み口が小さくヤケドに注意が必要です。
メーカー
保温力の高い水筒を扱っているメーカーは数多くあり、保温力・使い勝手・デザインなど各メーカーこだわりの商品が販売されています。
アウトドア用品で有名なスノーピークやコールマン、モンベル、魔法瓶の老舗である象印マホービン、タイガー魔法瓶などがあります。
さらには、家具・インテリア用品を扱うニトリも保温力の高い水筒を販売しています。
価格帯
容量が500mlの場合、安価なモデルであれば3,000円程度ですが、高価なモデルになれば6,000円を超えるものもあります。
容量が大きいほど価格は高くなり、容量が1Lの場合、7,000円前後のものも見られます。
価格が高ければ良いわけではなく、保温力・容量・重さ・デザインなど自身にあったものを選ぶことが大切です。
保温力の高いキャンプ向け水筒おすすめ10選
メーカー・製品名 | 保温効力 (6時間後) | 容量(ml) | 重さ(g) | 飲み口の形状 |
---|---|---|---|---|
スノーピーク ステンレス真空ボトルタイプM500 | 74℃以上 | 500 | 247 | スクリュー |
コールマン ダブルステンレスボトル590 | 76℃以上 | 590 | 315 | スクリュー |
モンベル アルパイン サーモボトル0.75L | 80℃以上 | 750 | 360 | コップ |
スタンレー クラシック真空ボトル0.75L | 81℃以上 | 750 | 598 | コップ |
サーモス ステンレスボトル ROB-002 | 73℃以上 | 470 | 400 | コップ |
サーモス ステンレスボトル FFX-751 | 78℃以上 | 750 | 360 | コップ |
象印 ステンレスボトル コップ付き SJ-JS08 | 80℃以上 | 820 | 360 | コップ |
ニトリ 真空断熱超保温・保冷ボトル N-HEATEX | 87℃以上 | 750 | 470 | コップ |
リバーズ バキュームフラスク ステムBL | 73℃以上 | 500 | 230 | スクリュー |
クリーンカンティーン インスレート TKPro 25oz | 78℃以上 | 750 | 620 | コップ |
【スノーピーク】
ステンレス真空ボトルタイプ M500(TW-501)
ステンレスのダブルウォール構造で内部を真空にすることで外気の影響を遮断し、優れた保温機能をもつステンレス真空ボトルです。
ボトルの上部にくびれがあり、フタの開け閉めがしやすくなっているのがうれしいですね。
価格は少し高めですが、かわいらしいデザインと落ち着いたカラーが特徴の水筒です。
保温効力(6時間後) | 74℃以上 |
---|---|
容量 | 0.5L |
重さ | 247g |
飲み口の形状 | スクリュー |
【コールマン】
ダブルステンレスボトル590(2000038937)
保温力が高いステンレス真空ボトルで持ち運びに便利なハンドルがついているため、キャンプなどのアウトドアにピッタリの水筒です。
飲み口が大きく、コーヒーやお茶の香りが楽しめます。
シンプルなデザインとステンレスシルバーの色合いがキャンプ場でも目を引くことでしょう。
パーツが少なく手入れも簡単なので、日常使いもしやすいです。
保温効力(6時間後) | 76℃以上 |
---|---|
容量 | 0.59L |
重さ | 315g |
飲み口の形状 | スクリュー |
【モンベル】
アルパイン サーモボトル0.75L(1124766)
登山用に開発された軽量コンパクトなサーモボトルです。
断熱効果の高い真空二層構造を採用し、保温効力は80℃以上と抜群の保温効果を実現しています。
沸騰後数時間経ったお湯でも、熱いカップ麺が食べられるというレビューも多く見受けられます。
内栓が半回転で開閉できるなど、グローブをつけたままでも操作しやすいように工夫されているのはうれしいですね。
保温効力(6時間後) | 80℃以上 |
---|---|
容量 | 0.75L |
重さ | 360g |
飲み口の形状 | コップ |
【スタンレー】
クラシック真空ボトル0.75L(6939236413909)
高い保温性と耐久性を備えた人気のアイテムで、保温効力81℃以上はトップクラスの性能です。
カラーは、落ち着いたハンマートーングリーンとスタイリッシュな印象のブラックの2種類。
重さが598gと少し重いのが気になりますが、レトロなデザインがお洒落でかわいらしいアイテムです。
保温効力(6時間後) | 81℃以上 |
---|---|
容量 | 0.75L |
重さ | 598g |
飲み口の形状 | コップ |
【サーモス】
ステンレスボトル(ROB-002)
アウトドア仕様のスタイリッシュなデザインと落ち着いたカラーリングが特徴の水筒です。
ステンレス製魔法びん構造により高い保温性を発揮し、「朝入れたお茶が夕方まで熱い」と評判。
容量0.47Lで重さ400gは少し重い感じもしますが、個人使用にはピッタリのサイズです。
保温効力(6時間後) | 73℃以上 |
---|---|
容量 | 0.47L |
重さ | 400g |
飲み口の形状 | コップ |
【サーモス】
ステンレスボトル(FFX-751)
山で要求される様々な条件を想定して作られた「山専用ボトル」です。
保温力を優先して小さめの36mmの口径を採用し、長時間の保温力をキープしています。
グローブしたままでも扱いやすいシリコン製リングや落とした時の衝撃を和らげるシリコン製の底カバーもついていて、アウトドアにピッタリのアイテムです。
保温効力(6時間後) | 78℃以上 |
---|---|
容量 | 0.75L |
重さ | 360g |
飲み口の形状 | コップ |
【象印】
ステンレスボトル コップ付き(SJ-JS08)
ステンレス真空2重まほうびんの高い保温力で、飲み物の温度を長時間キープしてくれます。
保温効力80℃以上はトップクラスの保温性能で、「保温力がとても良い」とのレビューもたくさん寄せられています。
容量0.82Lでありながら重さ360gは非常に軽量で、持ち運びにも便利ですね。
洗練されたブラックと、目を引くレッドのデザインが特徴です。
保温効力(6時間後) | 80℃以上 |
---|---|
容量 | 0.82L |
重さ | 360g |
飲み口の形状 | コップ |
【ニトリ】
真空断熱超保温・保冷ボトル N-HEATEX 750mL(8992522)
5層の断熱効果と中栓に断熱材を入れ上部から熱を逃がさないことにより、驚異の87℃以上という保温効力を実現した優れものです。
「抜群の保温力」とのレビューがたくさんあり、登山やアウトドアで大活躍しています。
コップは真空断熱のステンレス製で、飲み物を注いだ後の保温も徹底されています。
保温効力(6時間後) | 87℃以上 |
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容量 | 0.75L |
重さ | 470g |
飲み口の形状 | コップ |
【リバーズ】
バキュームフラスク ステムBL
最新技術で開発された軽量真空ステンレスボトルです。
容量0.5Lでありながら230gという超軽量化を実現していて、荷物を減らしたいキャンパーにおすすめです。
ツヤのないマットな質感で、落ち着いた印象のあるシンプルなデザインが人気のアイテム。
ボトルリーシュがあると持ちやすく、バッグなどに引っ掛けて使えます。
保温効力(6時間後) | 73℃以上 |
---|---|
容量 | 0.5L |
重さ | 230g |
飲み口の形状 | スクリュー |
【クリーンカンティーン】
インスレート TKPro25oz
真空2重構造やコップとして使える2重層構造の上ぶたを採用して、78℃以上という高い保温効力を実現しています。
カラーは光沢のあるステンレスをはじめ、落ち着いた感じのブラック、フェアウェイ、トーフの計4色。
アウトドアシーンだけではなく街中でも使いたくなるデザインが魅力です。
保温効力(6時間後) | 78℃以上 |
---|---|
容量 | 0.75L |
重さ | 620g |
飲み口の形状 | コップ |
まとめ
寒い時期のキャンプに欠かせない保温力の高いステンレス製の水筒は、様々なメーカーからたくさん販売されています。
保温力、容量、重さなどチェックするポイントはいくつかありますが、自分にあった素敵な水筒を手に入れたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
保温力の高いキャンプ向け水筒の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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