キャンプブームの流れは止まることを知らず未だ白熱中です。
個性あふれるキャンパーがキャンプ場では自慢のキャンプギアを披露しています。
今回はそんなキャンプギアで必須となるテントの中でもシェルターテントに的を絞ってみましょう。
シェルターテントって何?と思う方もいると思います。
シェルターテントの選び方、内容を解説しつつ、筆者おすすめの比較的に安いコスパが良いアイテムを紹介させていただきますので是非参考にされてください。
目次
【キャンプ】シェルターテントとは
シェルターテントとはその名の通りテントのようにウォールで囲みますがフロアがないタイプです。
タープにプラスでウォールがあるタイプだとイメージをしてください。
単純にシェルターと言ったり、スクリーンと言ったり、そのメーカーやブランドで独自の呼称があります。
しかしスクリーンタープのような決まった形のシェルターもあれば、本当にタープのように自由に設営できるシェルターまでいろいろな製品が展開されています。
例えば広義で捉えるとツールームテントもシェルター(スクリーン)にテントを合わせたカンガルースタイルの一種です。
それぞれのスタイルにメリット、デメリットがたくさんありますのでご自身のキャンプスタイルに合うアイテムを選びましょう。
シェルターテントは高い安いで何が変わる?
単純な値段の違いでは判断できないことが多いです。
シェルターテントも素材やサイズ、シェルターの種類、ブランドの違いによって大きく値段は変わります。
同じようなシェルターテントの種類や素材、サイズと仮定した場合はブランドネームだけで大きく値段は高くなるでしょう。
細かな品質、機能の低下はあるかもしれませんが、昨今はハイブランド品ではないシェルターテントも十分なコストパフォーマンスを発揮しています。
また、シェルター形状で考えると最初からカンガルースタイルで提供されている2ルームテントやスクリーンタープなんかは価格が高いです。
もちろんサイズも小型より大型シェルターの方が高くなる傾向にあります。
種類や素材によっても左右されますが総合的に価格に対するコスパを考えると物の良し悪しが分かるでしょう。
シェルターテントの相場価格!安いの基準は?
前述したようにシェルターテントの素材やサイズ、シェルターテントのスタイル、ブランドで大きく値段が変化します。
高くなるハイブランドを除き、テントスタイル別に安さの基準を考えてみました。
一般的なワンポールやツーポールなどのタープの拡張版シェルターの場合10000円から20000円が一つの安い相場です。
素材や大きさで変化するため少し幅を設けています。
スクリーンタイプの場合は20000円から25000円前後くらいが一つの安い相場です。
ハイブランドになるとここから更に値段が上がります。
最初セットされているカンガルータイプのツールームハウスになると25000円から35000円が安い相場です。
正直ハイブランドになると青天井かの如く値段があがります。
上記の価格帯で考えれば、まずまず安い範囲で購入できている目安と思ってください。
シェルターテントの選び方
素材
他のテントと同じでシェルターテントも素材の選定をすることをおすすめします。
素材の違いで耐久性や耐水圧、重量などに違いがあるためです。
一般的に生地が頑丈になったり厚みが増したりほど耐久性は向上し耐水圧も高くなる傾向にあります。
生地が丈夫になればなるほど重量重くなったり、収納時に嵩張るので荷積みが大変になりがちです。
総合的なバランスが大事ですが、自分が選ぶスタイルに合ったバランスで選ぶ方が失敗しないので生地だけに注目しなくても良いでしょう。
スタイル
シェルターテントと言ってもスタイルは複数存在します。
一般的なタープの派生商品であるワンポールタイプやツーポールタイプなどのシェルターテントからスクリーンタープまで、最初からカンガルースタイルの2ルームテントなどです。
自分のキャンプスタイルによって左右されるので正解はありません。
一般的にはソロキャンプ用のシェルターとなるとワンポールやツーポールタイプですし、ファミリーキャンプ用など大人数となるとスクリーンや2ルームが人気です。
別途お手持ちのテントでカンガルースタイルを構築するなら2ルームは無駄になります。
設営場所に対して自在にスタイルを変更したいならスクリーンや2ルームは非常に難しいです。
サイズ
シェルターテントにも対応人数を考える必要があります。
ワンポールやツーポールなど自由に設営できる場合は多少前後しますが、スクリーンであったり、カンガルー式2ルームなどであったりは最大対応人数が明記されているものがほとんどです。
シェルターテントの使い道がソロ用なのか、デュオ・ファミリー用なんかでサイズ選択をしましょう。
大きなサイズは汎用性が高いのでソロからファミリーキャンプまでオールラウンドで使用できますが、基本的にソロでは持て余してしまうのでおすすめしません。
その場合はサイズを分けて所有するようにした方が無難です。
耐水性能
一般的なドームテントなどと同じように耐水圧は記載されていますが、テントと違ってシェルターは最低限の性能であることが多いです。
カンガルースタイルにするならダブルウォールのようになるのでそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
個人的な感想としては最低限耐水圧1500mm以上は欲しいところです。
この値を確保できると、ある程度の降雨量でも浸水の心配をしなくてよくなります。
しかしそもそもシェルターテント自体が悪天候(風や雨)に強いスタイルではないことを考慮しておくが必要です。
重量
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも自家用車で行く場合は気にしなくて良いです。
しかし、それ以外の手段を用いたキャンプスタイルでは重量に余裕のある環境とは言えないでしょう。
このような状況ではシェルターテントは非常に選択肢に入りにくいです。
大人数対応シェルターテントになると10kg-20kgになることも多々あるので、自分がどのくらいの対応人数で十分なのか把握しておきましょう。
テントの素材や大きさによって重量は増加傾向にあるので我慢しなければならないこともあります。
携帯性
シェルターテントだけに当てはまることではありませんが、収納時のコンパクト性能も重量と同じで車で行くなら気にしなくても良いですが、コンパクトであるほど楽です。
一般的にシェルターテントは収納時のコンパクト性能が悪いので嵩張るアイテムの代表格ではあります。
そもそも車以外の手段では向いていませんが、車以外のアクセスでキャンプをする場合は絶対に視野に入れなければなりません。
しかし、テント素材が頑丈であるほど、テント構造が複雑であるほどコンパクト性能は犠牲になりがちです。
自分のキャンプスタイルでどれだけ荷物容量として携帯可能かきちんとシミュレーションしておきましょう。
安いキャンプ用シェルターテントおすすめ8選
【クイックキャンプ(QUICKCAMP)】
ワンタッチスクリーンタープ3m QC-ST300 ALST-300
ワンタッチで設営できるスクリーンタイプのシェルターテントです。
3m四方のサイズなので6人まで対応できグループやファミリーキャンプに重宝するでしょう。
150Dのポリエステル素材で耐水圧1000mmと最低限ではありますが、その分重量は軽量なので仕方ありません。
収納サイズが20cm×20cm×135cmと長いので自動的に車でのキャンプスタイルになります。
【Naturehike】
2人用バイク旅行テント B0859WRYKX
カンガルースタイルの2ルームシェルターテントで対応人数は2人です。
2人用ですが、ソロキャンプでも十分でしょう。
バイクが入る前室と軽量性、コンパクト性でツーリングスタイルでも使用できます。
素材は210Tポリエステル使用で耐水圧3000mmを誇っておりほとんどの天候に対応可能です。
インナーテントはハーフメッシュであったり、ランタンフックがなかったりと欠点もあるので自前のインナーテントと組み合わせてもいいかもしれません。
【バンドック】
ソロベース BDK-79TC
パップスタイルのソロ用シェルターテントになります。
2ポールタイプなのである程度の設営を自由にデザインすることが可能です。
素材はポリコットンを使用しているので少々価格は高くなりますが、難燃性と耐水性の両立は、この素材ならではないでしょうか。
軍幕としてのカラーリング、性能など完成度は非常に高いのでオススメです。
【FIELDOOR】
サンシェルターテント300 B0869823NN
300cmのスクリーン式シェルターテントですが2人用と設定されています。
ポリエステル素材で耐水圧1500mmなので一般的なテントと同様の性能は保持しているので安心です。
重量も軽量で、コンパクト性もまずまずなので車以外の手段でも積載を上手にすれば対応できるかもしれません。
カラーはグレーとブラウンの2色展開なので好きな方を選んでください。
【Preself】
ワンポールテント B09CCQZXNW
ワンポールタイプのシェルターテントになります。
一般的なワンポールテントもシェルターテントの派生でその幅広い設営スタイルは唯一無二です。
サイズ的には2-3人ようですが、2人が丁度良いかもしれません。
薪ストーブ用の換気口があるので冬のキャンプでも暖かく過ごせます。
重量も軽量で収納サイズもコンパクトなので携帯性は良いです。
【AYAMAYA】
2ルームテント B07H5D5FVY
3-4人用の2ルームシェルターテントになります。
その価格からは想像できないほど性能とのバランスが良いので2ルームシェルターではコスパ最強クラスです。
まず190Tポリエステル素材で耐水圧2500mmを実現しているので天候を気にせず楽しめます。
また重量も軽量なので持ち運びも簡単に行え、様々な場面で活躍可能です。
デュオ・ファミリー用でカンガルースタイルで楽しむならオススメできます。
【TOMOUNT】
軍幕シェルターテント B09LH292KL
6-8人用の大型な2ポールシェルターテントになります。
軍幕デザインですが、一般的な2ポールシェルターなので自由自在の設営が可能です。
追加でキャノピーポールを準備すれば設営の幅がさらに広がります。
210Dオックスフォードの素材で耐水圧は3000mmで丈夫であり、軽量なので持ち運びも簡単です。
価格も安いのでコスパは高く、2ポールの大型シェルターテントを探している方はオススメできます。
【DOD】
ワンポールテントL T8-200-BK
最大8人まで対応できるワンポール型シェルターテントになります。
これだけ大きいとキャンプ場での存在感は抜群です。
PUコーティングポリエステル素材で耐水圧2000mmを実現しているので雨天も大丈夫でしょう。
対応人数が8人ですので当たり前ですが、重量・収納サイズを見ても車でのオートキャンプが無難です。
オールブラックなカラーリングがDODらしさ全開で素敵ですが価格は控えめなのでコスパは高いでしょう。
まとめ
筆者おすすめのキャンプ用シェルターテント8選を紹介させていただきました。
シェルターテントも種類が豊富でサイズ展開もたくさんあります。
是非あなたのキャンプスタイルに合った素敵なシェルターテントを見つけられてください。
安いキャンプ用シェルターテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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