古くからある日本の伝統的な文化で、そのぬくぬくとした暖かさや安心感に誰もが癒されてしまう「こたつ」。
寒い冬のキャンプでは、家の中にいるかのように暖かい「こたつ」でのキャンプに憧れている方も、多いのではないでしょうか。
しかし、キャンプでこたつを使用するときは必要な物がわからず、何から用意すればよいかわからないですよね。
そこで今回は、キャンプ向けこたつ布団について詳しい選び方や、おすすめ10選を紹介します。
キャンプ向けこたつ布団を使うメリット
暖かく快適に過ごすことができる
キャンプでこたつ布団を使う1番のメリットは、何といっても寒い冬もテント内で暖かく快適に過ごすことができることです。
特に、小さいお子さんのいるファミリーキャンプでは、風邪をひかないよう対策としておすすめです。
また、こたつ内に豆炭や電気ヒーター、湯たんぽなどを使用することで、さらに簡単にこたつ内部の温度を高めることができます。
さまざまな物に代用できる
こたつ布団は、キャンプ中にさまざまな物に代用することができます。
例えば、就寝時の寝袋の上にかける毛布としての使用や、外に出て焚火をするときのブランケットとしての使用など。
また、逆にこたつ布団を就寝時に使う寝袋で代用することもできます。
車の積載に余裕がない人や、徒歩や公共交通機関をつかってキャンプに行く方におすすめです。
キャンプ向けこたつ布団を使うデメリット
荷物が増える
冬キャンプではどうしても荷物が増えてしまいがちで悩みますが、こたつ布団があるとさらに増えてしまうことになります。
しかし、先ほどメリットでもお伝えした通り、こたつ布団は寝袋などで代用することができます。
そのため、車の積載や自宅の収納スペースを考慮して、自分に合うこたつ布団を探すとよいでしょう。
テント内の空間が狭くなる
テント内でこたつを使用すると、どうしても普段よりテント内のスペースが狭くなってしまいます。
また、こたつを使用するということは「おこもりスタイル」でのキャンプになるため、マット類など余計に物は多い状態ですよね。
そのため、キャンプでこたつを使用する可能性がある方は、使用人数+2~3人のサイズのテントを購入することがおすすめです。
キャンプ向けこたつ布団の選び方
耐久性が高いものを選ぼう
キャンプで使用するこたつ布団は、頑丈な作りで耐久性の高いものがおすすめです。
テント内では、調理時のガスバーナーの使用やランタンなど火器を使用することもあるでしょう。
キャンプでは度々想定外のことが起きることもあるため、こたつ布団が破けてしまうなんてこともあります。
そのため、生地が頑丈な作りで破れや汚れにも強い素材のこたつ布団だと安心して使用できますよ。
携帯性もチェック
デメリットの部分でお伝えした通り、冬キャンプは荷物が多くなるため、こたつ布団の携帯性も必ず確認しましょう。
薄掛けタイプのこたつ布団であれば、収納時もかさばることなく携帯性も高いため、キャンプでの使用におすすめです。
そして、こたつ布団を圧縮袋に収納し、できる限り空気を抜くことでさらにコンパクトに携帯することができます。
しかし、薄いこたつ布団はその分暖かさも軽減してしまうため、購入するときは注意が必要です。
洗濯できるものがおすすめ
テント内でこたつを使用するときはこたつで食事をとることが多いため、汚れたら洗濯できるこたつ布団がおすすめです。
また、最近は自宅の洗濯機を使用して選択できるこたつ布団も増えてきています。
特に小さいお子さんがいる方は、キャンプで汚れた布団をいちいちコインランドリーやクリーニングに持っていくのは大変ですよね。
ぜひ購入するときは、そのこたつ布団が自宅で洗濯できるのか、確認してから購入してみてくださいね。
荷物を増やしたくなければ寝袋で代用しよう
もし、これ以上荷物を増やしたくない方や、車の積載に余裕のない方は、寝袋をこたつ布団として代用するとよいでしょう。
封筒型の寝袋を使用している方であれば、代用することが可能です。
しかし、こたつ布団として使用していて汚れてしまうと、その寝袋で寝なければいけないので、あまりおすすめはできません。
そのため、荷物を増やさないメリットはありますが、寝袋をこたつ布団として使用するときは、細心の注意が必要となります。
キャンプ向けこたつ布団おすすめ10選
【Hagihara】
こたつ布団
直径190cmの円形のテーブルに合うこたつ布団です。
自宅の洗濯機で洗濯することが可能で、フランネル生地を使用した、ふんわりとした肌触りの良い暖かい生地です。
また、ふっくらしたやわらかい生地ですが、長いシーズンで使える薄掛けタイプのため、携帯性も高くキャンプでも持ち運びにも向いています。
【Peto-Raifu】
あったか こたつ掛け布団
75~80×75~80cmの正方形のテーブルに合う、自宅で洗濯可能なこたつ布団です。
肌触りが良く、保温性に優れたフランネル素材を使用しているため、寒い冬でも安心して使用することができます。
4つ角の部分がジャバラになっているためスペースをとらず、スペースを有効活用することができるでしょう。
【JEMA】
こたつ布団 正方形
185cm×185cmの大きい正方形のテーブルに合う、自宅の洗濯機使用可能なこたつ布団です。
外側に肌触りの良いフランネル生地、中綿には中空綿を使用しているため保温性が高く、へたりにくい商品です。
個性的なキリム柄ですが、木製のキャンプギアと馴染みが良く、キャンプサイトのよいアクセントとなってくれるでしょう。
【reveur】
こたつ布団 エスニック
160×160cmの正方形のテーブルに合う、自宅の洗濯機で丸洗い可能なこたつ布団です。
軽量で肌触りの良いフランネル素材を使用しており、保温性も高いためキャンプでの使用にぴったりな商品です。
ネイティブ柄で4色のカラー展開があり、どのカラーもキャンプギアとの馴染みが良く、選ぶのに迷ってしまいそうです。
【Pendleton】
タオルブランケット オーバーサイズ ジャガード(XB233 53555)
キャンプをされる方なら知っている方が多い、おしゃれなペンドルトンのタオルブランケットです。
実は、薄く収納できるので携帯性も高く、自宅の洗濯機で簡単に選択できるため、こたつ布団に向いています。
テーブルサイズによっては2つ使用する必要があるので、購入前にテーブルのサイズを確認することがおすすめです。
【Pendleton】
ブランケット ツイン レジェンドレイク
先ほど紹介したペンドルトンとは少しタイプの違う、ツインサイズの大型ブランケットです。
ポリエステル100%の生地でとても柔らかく、ふわふわで肌触りの良い生地が特徴です。
また、リバーシブルとして使用可能で、ペンドルトンらしいネイティブ柄と、シンプルなブラウンの2色を楽しめます。
【OneTigris】
ダウンブランケット
最適温度が5℃-25℃である、600フィルパワーのダウンを使用した、防水使用のブランケットです。
195cm ×135cmのサイズがあるにもかかわらず、重量が735gと軽量で持ち運びに適しています。
また、耐火性リップストップポリエステルを使用しているため、テント内でバーナーなどの火器の使用も安心でしょう。
【LOGOS】
こたつ布団シュラフ(72601050)
LOGOSで販売されているテーブルに、ぴったり合うサイズで作られた寝袋兼こたつ布団です。
適正温度目安が6℃であるため、比較的暖かい地域であれば冬の時期でも寝袋として使用できます。
また、こたつ布団として使用しているときは、中央の生地を座布団やブランケットとして使用でき、1つで何役もこなしてくれる商品です。
【LOGOS】
丸洗い寝袋(72600011)
車や自宅の収納が大きくないため、なるべく荷物を減らしたく、寝袋でこたつ布団を代用したい方におすすめの寝袋です。
自宅の洗濯機で丸洗い可能なため、こたつ布団として使用していて汚れてしまっても安心です。
また、1つ5,000円以下とコスパの良い商品で、2つの寝袋をジッパーで繋げることもできるため、広く使いたい方は2つ購入するとよいでしょう。
【snow peak】
グランドオフトン(BD-050)
こちらもなるべく荷物を減らしたい方におすすめの、洗濯機で洗濯可能な寝袋になります。
加減温度-15℃と、北海道や東北など寒い地域でのキャンプでも問題なく使用できる仕様です。
また、シングルサイズとダブルサイズが選べるため、キャンプスタイルに応じて購入するとよいでしょう。
まとめ
今回は、キャンプ向けこたつ布団について詳しい選び方や、おすすめ10選を紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にして、自分のキャンプスタイルに合うこたつ布団を購入して、快適に暖かく冬キャンプを過ごしてくださいね。
キャンプ向けこたつ布団の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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