チタンは非常に軽量で、登山をされている方は当たり前にチョイスする材質であり、また、医療の現場でもよく使われている素材でもあります。
キャンプギアにもさまざまなチタン製品がありますが、今回はチタン製のキャンプケトルを紹介します。
「チタンは軽い」というのは広く知られているとは思いますが、他にも様々なメリットがあるのはご存知でしょうか?
チタンケトルの何がいいのか悪いのか、おすすめのケトルと併せて早速見ていきましょう。
目次
- 1 チタン製のキャンプケトルを使うメリット
- 2 チタン製のキャンプケトルを使うデメリット
- 3 チタン製のキャンプケトルおすすめ10選
- 3.1 【Boundless Voyage】700cc 超軽量 (Ti3100D)
- 3.2 【Boundless Voyage】1.2L シリコンカバーハンドル (Ti3102D)
- 3.3 【Boundless Voyage】チタンケトル バーベキュー用 (Ti3128D)
- 3.4 【FIELDOOR】チタンケトル 着脱式ハンドルカバー (B09JG6FCF5)
- 3.5 【iBasingo】超軽量 800ml チタンケトル(B07L5GNFZQ)
- 3.6 【Keith】 チタンケトル 純チタン (B09PFLTK59)
- 3.7 【COOK’N’ESCAPE】直火対応 竹製取っ手(CA2105)
- 3.8 【MSR】クックウェア ビッグチタンケトル (040818095294)
- 3.9 【BACKCOUNTRY】 チタニウムULケトル コンパクト (B08NWM7L8X)
- 3.10 【LIXADA】 キャンプ ケトル 2L ホイッスル
- 4 まとめ
チタン製のキャンプケトルを使うメリット
軽量である
チタンはステンレスなどに比べて非常に軽量なので、バックパックキャンプなどの重量を減らしたいときに重宝する素材です。
車での移動がメインのキャンパーなら、そこまでのメリットは感じられないかもしれませんが、登山などをされる方には大きな軽量化になります。
キャンプ道具を可能な限りチタンにしてしまうといったことも、また一つのキャンプの楽しみ方かもしれません。
強度が高い
チタン製品は非常に強度があり、ケトルをはじめ、道具を落としたりぶつけたりすることの多いキャンプでは強い味方になります。
キャンプではよく使われるアルミ製のケトルもありますが、アルミは強度的に弱く、すぐにへこんでしまいます。
チタンは軽量で強度も抜群なので、まさにいいとこ取りの素材と言えるかもしれませんね。
錆びにくく長持ちする
チタンは一般的に錆びにくいとされる、ステンレスやアルミなどより錆びにくいので、アウトドアに向いている素材といえます。
例えば、鉄製のフライパンはお肉を焼くときなどの旨味を引き出してくれますが、一回錆びさせてしまえばその後の手入れがとても大変です。
キャンプでは「手入れが楽」というのも、製品を選ぶ上で重要な項目になってきます。
金属臭が無い
せっかくコーヒーや紅茶をキャンプで堪能しようと思っていたのに、「ケトルの金属臭が凄くて飲めたものじゃない」といった経験はありませんか?
チタンは軽さや頑丈さだけでなく、金属臭もほぼ無いという凄い素材です。
チタン製のケトルで淹れた飲み物は本来の味をしっかり味わえますので、安心してアウトドアでのコーヒー時間を味わえますね。
チタン製のキャンプケトルを使うデメリット
価格が高い
アルミ製のキャンプケトルは、そこまで悩まずに購入することのできる価格ですが、チタン製は非常に高価格になってきます。
バックパックキャンプや登山時では軽量化が重要になってきますが、通常のオートキャンプではそこまでの重要性は感じられません。
「高いお金を払ってまで購入するものか?」という悩みは出てくる可能性があります。
熱伝導率が低い
チタンは熱伝導率が低く、ムラが起きやすいので炊飯などには向きませんが、ケトルはお湯を沸かすものですので、どちらとも言い難いです。
熱伝導率が低いゆえに、熱がいつまでもとどまっていて冷めにくいので、ケトルとしてはメリットと言えるのかもしれません。
話はそれますが、チタン製マグカップはそういった意味では理にかなっていると言えますね。
チタン製のキャンプケトルおすすめ10選
【Boundless Voyage】
700cc 超軽量 (Ti3100D)
700ccとちょうどいいサイズ感のチタン製ケトルで、ソロキャンプやデュオキャンプにピッタリです。
熱伝導率が悪いチタンですが、このケトルは底に加工がしてあり均一に加熱できるため、即沸騰させることができるうえ、チタンの特性で冷めにくいです。
加工が難しいとされるチタンですが、取っ手や注ぎ口など、綺麗に溶接されているので安心感もあります。
【Boundless Voyage】
1.2L シリコンカバーハンドル (Ti3102D)
1.2L容量のチタンケトルで、ソロキャンプやデュオキャンプに向いています。
取っ手や蓋のつまみにはシリコンカバーが装着されているので、火傷を防いでくれるとともに滑り止めとしても一役買ってくれています。
また、蓋のつまみが加熱時に倒れて、熱くて蓋を持ち上げられないというありがちな悩みも、ロック機能付きで解消済みです。
【Boundless Voyage】
チタンケトル バーベキュー用 (Ti3128D)
バーベキューや焚き火での使用に適したダブルハンドル仕様のチタン製ケトルで、目盛りも付いているので機能性も考えられています。
背面のハンドルは折りたたみできるので、吊り下げハンドルを使用する時や、コンテナなどに収納するときに便利です。
注ぎ口は絶妙な加工が施されており、湯垂れを防いでくれますので、テーブルを汚しません。
【FIELDOOR】
チタンケトル 着脱式ハンドルカバー (B09JG6FCF5)
水を注ぎ入れる開口部は広い形状になっているので、手を入れて洗浄しやすく、常に清潔に保っておけます。
ケトルの底部分は平たい作りで、バーナーなどに掛けると火がまんべんなく回るので、効率よくお湯を沸かすことができます。
取っ手部分のカバーは取り外し可能なので、水が留まりやすい箇所を掃除できるので何気に嬉しい機能ですね。
【iBasingo】
超軽量 800ml チタンケトル(B07L5GNFZQ)
取っ手にはおしゃれなヤケド防止用の編み込まれた布が巻かれており、視覚・実用性に優れた作りになっています。
細口ケトルなので、普通使いはもちろん、コーヒーなどの細く注ぎたい場面にも対応でき便利です。
キャンプギアの使いはじめによくある材質の金属臭も、チタンという素材にはほぼ無いため、飲み物も美味しくいただけますね。
【Keith】
チタンケトル 純チタン (B09PFLTK59)
1Lの容量を持ちながら重量わずか130gと、さすがチタン製といった軽さで、オーソドックスな形状で飽きのこないデザインです。
アウトドアシーンでの使用はもちろん、ご家庭でのIHヒーターでも使用可能なので使い勝手がいいですね。
チタンは耐食性に優れているので、長く使用できるほか、耐久性もあるので、長い目で見るとお買い得といえるかもしれません。
【COOK’N’ESCAPE】
直火対応 竹製取っ手(CA2105)
木製の取っ手をあしらうことによって、アウトドアにもよく映えるデザインになっていておしゃれです。
1.2L容量のケトルなので、ファミリーキャンプやデュオキャンプにもちょうどよいサイズ感で不満なく使用できると思います。
コーヒーなどを淹れる際に金属臭があっては困りますが、チタンはそれが無いので助かります。
【MSR】
クックウェア ビッグチタンケトル (040818095294)
容量2Lのビッグサイズですが、チタン製のため非常に軽量です。
ハンドルは折りたたみできる仕様で、コンパクトにできるほか、蓋にもシリコン製のつまみが付いており、火傷の心配がありません。
大きなサイズですが注入口が広く、中にシェラカップやガス缶などを入れてスタッキングもできるので、バイクキャンプなどにもおすすめです。
【BACKCOUNTRY】
チタニウムULケトル コンパクト (B08NWM7L8X)
取っ手がダブルハンドル仕様になっており、視覚的にカッコいいほか、両サイドに倒れる仕組みなので非常におしゃれです。
丸みを帯びた、ポテっとしたデザインで可愛らしく、女性の方にも気に入ってもらえるチタンケトルで、写真映えもしそうです。
小型なので、ソロキャンパーの方におすすめで、車を使わないキャンプでもらくらく持ち運べます。
【LIXADA】
キャンプ ケトル 2L ホイッスル
お湯が沸いたら「ピーッ」とホイッスルを鳴らして教えてくれる、むかし家庭にあったようなケトルで、愛着が湧きます。
あまりに細い取っ手は逆に持ち辛く、手を滑らせて落下させてしまう危険性がありますが、この製品は太めの取っ手で持ちやすい構造になっています。
2Lの容量は、カップ麺やコーヒーのお湯を沸かすのにちょうどいいサイズで、デュオキャンプなどにおすすめです。
まとめ
チタンは価格が高いという点を除けばデメリットがほぼなく、超軽量で非常に使い勝手のいい素材です。
バーナーはもちろん、焚き火に直接掛けるなど、どんなキャンプシーンにも使うことができるので、新たなラインナップに加えてみてはいかがでしょうか?
チタン製のキャンプケトルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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