「キャンプケトル」は、キャンプを楽しむうえで欠かせないギアの一つです。
使いやすいのはもちろんのこと、アウトドアでも安心して使用できる耐久性と保温性を兼ね備えたケトルを選びたいものです。
今回は、錆に強くデザインも素敵な「ステンレス製のキャンプケトル」をおすすめします。
ソロキャンプ向けの軽量タイプからファミリーキャンプ向けの大容量なものまで様々なサイズを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 ステンレス製のキャンプケトルを使うメリット
- 2 ステンレス製のキャンプケトルを使うデメリット
- 3 ステンレス製のキャンプケトルおすすめ10選
- 3.1 【EAGLE Products】キャンプファイヤーケトル(ST-400)
- 3.2 【GSI】グレイシャー ステンレスケトル (11871960000000)
- 3.3 【Belmont】ファイヤースクエアケトル(BM-294)
- 3.4 【SOVIFKI】コーヒー ケトル (CJ-11-2)
- 3.5 【UNIFLAME】キャンプケトル(660287)
- 3.6 【Coleman】ファイアープレイスケトル(2000026788)
- 3.7 【snow peak】クラシックケトル(CS-270R)
- 3.8 【tent-Mark】ステンレスケトル(TM-21057)
- 3.9 【CAPTAIN STAG】キャンピングケトルクッカー(M-7296)
- 3.10 【カクセー】クッカー ステンレス ケトル (PP-06)
- 4 まとめ
ステンレス製のキャンプケトルを使うメリット
錆に強い
ステンレス最大の魅力である錆に強い点は、キャンプケトルでも同じです。
主に屋外で使用するキャンプケトルは、雨や雪、朝露で濡れる機会が多くあります。
お湯を沸かすなどの調理で使用するギアが発錆しないか心配してしまうところですが、ステンレス製なら衛生面でも安心です。
保温性に優れ冷めにくい
ステンレスは保温性に優れており、一度温まると冷めにくいのが特徴です。
お湯を沸かす際は、ちょうど使い切る分だけより、余裕を持って多めに沸かすことのほうが多いと思います。
冷めにくいキャンプケトルで保温した場合、再び沸かすときの時短となり効率よくキャンプを楽しめます。
強度が高くガンガン使える
普段の家でお湯を沸かすのとは違い、キャンプで使用するケトルは豪快に焚き火で使いたいものです。
ステンレス製のキャンプケトルであれば耐久性が高く、焚き火でも安心してガシガシ使えます。
焚き火で使用すると煤で真っ黒に汚れてしまいますが、その汚れも「味」として愛着が湧き、相棒のようなギアとなることでしょう。
ステンレス製のキャンプケトルを使うデメリット
金属臭を感じることがある
個人差はありますが、ステンレスには独特な金属臭を感じることがあります。
ステンレスも鉄をベースとした金属の一種であるため、新品だとしても鉄自体が持つ臭いが発生するためです。
気になる方は、使い始めにクエン酸や重曹で洗ってみるなどの対策をおすすめします。
傷や水垢が目立ちやすい
ステンレス製のキャンプケトルは、ピカピカに輝きデザインも美しいものが多くあります。
しかし、実際にキャンプで使用すると、どうしても擦り傷や水垢が付いてしまい目立ちやすいです。
味として愛着が湧けば問題ありませんが、気になるときはピカールなどの金属用研磨剤で磨くことをおすすめします。
お湯を沸かすのに時間がかかる
保温性の高いステンレスのメリットを前述しましたが、保温性が高いということは熱伝導率が低いことになります。
熱伝導率が低いと、お湯を沸かすのに時間が掛かるということです。
火に当たる面積が大きければ比較的早く沸かすことができるため、キャンプスタイルに合わせて容量や形状を選ぶことが大切です。
ステンレス製のキャンプケトルおすすめ10選
【EAGLE Products】
キャンプファイヤーケトル(ST-400)
底部に熱伝導率が高い銅メッキが施された、デザインの美しいケトルになります。
スピーディにお湯を沸かしつつ、本体がステンレス製のおかげで保温性も抜群です。
キャンプファイヤーケトルという名のとおり、焚き火でも安心して使える点が魅力ですが、取っ手が熱くなるため火傷には注意が必要です。
【GSI】
グレイシャー ステンレスケトル (11871960000000)
ソロキャンプや少人数でのキャンプにおすすめのサイズ感です。
蓋が大きいため水を入れやすく、注ぎ口が突出しているため注ぎやすさも兼ね備えています。
ただし、焚き火や炭火で使用する際、灰が注ぎ口から入ってしまう恐れがあることや取っ手が熱くなることには注意しましょう。
【Belmont】
ファイヤースクエアケトル(BM-294)
ユニークなデザインと収納性抜群のスクエア型ケトルになります。
火に当たる面積が大きいため湯沸かしのスピードが速く、重心が低いためバーナーや五徳を使用した時の安定性が魅力です。
注ぎ口に蓋が付いているため灰が入りにくく、IH対応の茶こし付きのため、ご自宅でコーヒーやお茶の煮出しにも使えます。
【SOVIFKI】
コーヒー ケトル (CJ-11-2)
鏡面研磨で高級感あふれるステンレス製のコーヒーケトルになります。
内側に目盛りが付いており、1〜2人分のコーヒーを淹れるのに最適なサイズです。
蓋の通気口に温度計を差すことができ、温度にこだわりながらコーヒードリップを楽しめます。
バーナーでの直火が可能なため、デイキャンプやおうちキャンプでも活躍してくれるケトルです。
【UNIFLAME】
キャンプケトル(660287)
シンプルで美しいデザインが魅力のキャンプケトルです。
蓋はストッパー付きで注ぐときに落下しにくく、二重取手に設計されているため、手の小さい子供や女性も握りやすくなっています。
またハンドルは吊り下げやすい形状になっており、トライポットを使用する際も安心です。
現在は廃盤のため価格が高騰していますが、再販や状態の良い中古品に期待したいケトルです。
【Coleman】
ファイアープレイスケトル(2000026788)
焚き火が似合うクラシックなデザインで、サイズ的には4人程度のグループやファミリー向けです。
焚き火で焼き色がついたり、煤がついたりと「エイジング」を楽しむことができます。
注ぎ口には蓋が付いており、水圧で蓋が開く構造のため、コーヒードリップなどの少量を注ぐには慣れが必要です。
【snow peak】
クラシックケトル(CS-270R)
縦長のクラシックなデザインが魅力のキャンプケトルになります。
注ぎ口が蓋付きのため灰の混入を防ぎつつ、蓋のバネで開いたままに固定することが可能で注ぎやすさは抜群です。
本体上部の蓋はヒンジで固定されており紛失の心配がなく、つまみも大きめな設計のためグローブを着用したままでも扱いやすいです。
【tent-Mark】
ステンレスケトル(TM-21057)
本体の蓋が大きいため水を入れやすく、レトルト食品を温めたりすることも容易です。
また、縦長のデザインが多いケトルより洗いやすい点や独特なデザインの取っ手で握りやすい点が魅力となっています。
底面が大きく本体高が低く設計されているため、お湯を沸かしやすく、安定感に優れているのも嬉しいポイントです。
【CAPTAIN STAG】
キャンピングケトルクッカー(M-7296)
焚き火が似合うというよりは、片手鍋としても使えるハイブリッドなケトルです。
取っ手の向きを変えられるため用途によって使い分けができますが、頻繁に向きを変えるのは少し手間がかかるかもしれません。
注ぎ口に網が付いているため、パスタなどの湯ぎりがそのままできるのも魅力的です。
【カクセー】
クッカー ステンレス ケトル (PP-06)
直火専用の収納性と調理に特化したコスパの良いキャンプケトルです。
内部に目盛りが付いているため調理に便利で、本体にOD缶や食材が入るためコンパクトに収納ができます。
取っ手と本体までの距離が短いため、誤って触れて火傷しないよう注意する必要があり、耐熱グローブを必須です。
まとめ
キャンプで使うケトルとして、ステンレス製のメリットは大きな魅力です。
使いやすさや見た目、容量に形状などを踏まえながら、ご自身のキャンプスタイルに最適なキャンプケトルをお探しください。
ステンレス製のキャンプケトルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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