初めての冬キャンプ、暖房はどうすれば良いのか、お悩みの方も多いかと思いますが、最も使いやすくおすすめなのは、ご家庭でも使用する石油ストーブです。
石油ストーブは電源も要らず馴染み深く、ソロでもグループでも安心して使用できるので、初心者の方も導入しやすいでしょう。
キャンプ場に持ち込むには小型タイプのコンパクトな石油ストーブが最もおすすめです。
小さい石油ストーブは見た目もおしゃれでデザイン性が高いので、女性キャンパーにも人気があります。
今回はキャンプに向いた小型石油ストーブを、メリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 キャンプ向け小型石油ストーブを使うメリット
- 2 キャンプ向け小型石油ストーブを使うデメリット
- 3 キャンプ向け小型石油ストーブおすすめ10選
- 3.1 【ALPACA PLUS】小型石油ストーブ 専用バッグ付(TS-77 NC)
- 3.2 【PASECO】対流型 石油ストーブ
- 3.3 【トヨトミ】 対流形 石油ストーブ(RB-2500 W)
- 3.4 【トヨトミ】 対流形 石油ストーブ クラシック (CL-250 A)
- 3.5 【トヨトミ】アメリカンダイナー(RL-SE2522 Y)
- 3.6 【snow peak】タクードアイボリー(KH-002-IV)
- 3.7 【Auxidwk】石油ストーブ
- 3.8 【トヨトミ】 反射形ストーブ( RS-GE23 T)
- 3.9 【CORONA】 石油ストーブ ダークグレー (RX-22YA HD)
- 3.10 【CORONA】ポータブル 石油ストーブ(SX-EA24Y-W)
- 4 まとめ
キャンプ向け小型石油ストーブを使うメリット
車載時に場所を取らない
キャンプ向け小型石油ストーブはとてもコンパクトなため、車に積む際も場所を取らず、荷物が多くなりがちな冬キャンプにも気軽に持ち出せます。
大きな車ならそれほど気になりませんが、普通車や軽自動車では切実な問題で、車に積めないから諦めるキャンプギアも多くあります。
コンパクトですが火力も充分にあり、場所に限りがある日本のキャンプには小型石油ストーブが最適です。
煮炊きが出来る
石油ストーブの大きなメリットは、天板で湯沸かしや煮炊きが出来ることです。
冬のおこもりキャンプと非常に相性が良く、わざわざ寒い思いをして外で火を起こす必要がありません。
時間をかけてゆっくり、シチューやスープなどを作るのも石油ストーブの醍醐味で、一度この楽しさを経験すると抜け出せません。
癒し効果抜群
暖かいテントの中で揺らめくストーブの炎を眺めながら寛ぐのは、最高の贅沢です。
大自然の中での石油ストーブの懐かしい匂いと静けさは、心と体の深いところをほぐし、癒されていくのを感じるでしょう。
この癒し効果は、他の季節では得られない、冬キャンプならではの楽しみ方のひとつです。
安全に使用できる
使用方法さえ注意すれば、冬キャンプの暖房器具としては最も安全に使用できます。
薪ストーブは素晴らしいものですが、テントの防火対策や強風による煙突崩壊など、気をつけなければならない要素が多すぎます。
ガスストーブやホワイトガソリンなど、様々な燃料を使用するストーブもありますが、ご家庭の延長で使用できる石油ストーブが一番使いやすいでしょう。
キャンプ向け小型石油ストーブを使うデメリット
石油の運搬と取扱に注意が必要
石油ストーブは本体に直接石油を入れる対流式と、石油タンクに入れる反射式がありますが、車に積む際には石油は携行缶に入れて持ち歩きましょう。
本体や石油タンクは必ず空にし、絶対に漏れ出すことがないよう細心の注意が必要です。
これが石油ストーブの最大のデメリットですが、運搬さえクリアすれば、あとは楽しい快適なキャンプが待っているので、億劫がらず頑張る価値は充分あります。
大きなテントでは火力不足
ファミリー向けの大きなシェルターやロッジ型のテントでは、コンパクトな石油ストーブでは火力不足でテント内がなかなか暖まりません。
なかには高火力な製品もありますが、やはり適材適所というものがあり、そんな時は素直に大型の石油ストーブを使用することをおすすめします。
一酸化炭素中毒に気をつける
小型石油ストーブに限ったことではありませんが、テント内で暖をとるときは一酸化炭素中毒には注意しましょう。
特に石油ストーブは家庭の延長のような錯覚に陥り、つい寛ぎすぎて気が緩んでしまいがちです。
一酸化炭素中毒は異変に気づきにくく、気づいた時には手遅れな場合がほとんど。
必ず一酸化炭素チェッカーを携帯し、換気を充分に行い快適なキャンプを楽しんでください。
キャンプ向け小型石油ストーブおすすめ10選
【ALPACA PLUS】
小型石油ストーブ 専用バッグ付(TS-77 NC)
シンプルでレトロなデザインがアルパカらしい、とてもコンパクトでおしゃれなストーブです。
専用バッグ付きなので車への積み込みにも便利で、場所を取らない大きさは非常にキャンプ向きといえます。
ソロ用のテントでゆったり使うのにちょうど良く、ストーブのあたたかい灯りが最高の癒しを与えてくれるでしょう。
【PASECO】
対流型 石油ストーブ
キャンプにぴったりのデザインとカラーが揃った、屋外専用石油ストーブです。
従来より鉄板への熱の伝わり方を良くし、沸騰までの所要時間を40%も短縮。
寒いテント内を素早く暖めてくれるパワフルさで、冬キャンプの相棒となってくれるでしょう。
このタイプのストーブとしてはコスパが良く、手に取りやすいのも嬉しいポイントです。
【トヨトミ】
対流形 石油ストーブ(RB-2500 W)
トヨトミといえば真っ先にイメージする、対流型の白いボディにレインボーコーティングの燃焼筒。
燃焼時は40w相当の明るさがあり、照明の代わりとして使用するのも、なんともいえない癒し効果があります。
レインボーに変化する静かな炎も最高で、特に雪中キャンプに非常にマッチするのでおすすめです。
【トヨトミ】
対流形 石油ストーブ クラシック (CL-250 A)
唐草飾りのガードステンドグラスをイメージした天板が、大正ロマンのような雰囲気を醸し出すとてもおしゃれなストーブ。
濃紺のボディに鮮やかな金色のロゴも素敵で、北欧のテントやロッジテントで使いたい素晴らしいデザインです。
もちろんガラス製の燃焼筒は、トヨトミお馴染みのレインボーと遠赤を施しています。
【トヨトミ】
アメリカンダイナー(RL-SE2522 Y)
トヨトミの新シリーズ「SEASON STOVE」の第一弾で、60〜70年代のアメリカンダイナーをテーマにした限定モデルです。
マスタードをイメージしたカラーに、操作部はウェイトレスの注文メモのような手書き風のデザイン。
ガラス筒にはイラストが施され、思わず所有欲を刺激されてしまう、遊び心満載のストーブです。
同シリーズでケチャップカラーの反射式ストーブもあり、そちらも可愛いらしく非常におすすめです。
【snow peak】
タクードアイボリー(KH-002-IV)
同社のIGTキッチンにセッティングして、コンロのように使用できる調理に特化した石油ストーブ。
現行品のカラーはブラックですが、高級感と温かみのあるカラーが非常におしゃれです。
とてもコンパクトで、38×38×34cmと場所を取らず、単体でソロキャンプに使用するのも良いでしょう。
【Auxidwk】
石油ストーブ
お値段が上がってしまう日本製のストーブは手が出ないけど、今年こそキャンプに導入したいと考えるならこちらの製品がおすすめ。
非常にコスパが良く、コンパクトながらタンクの容量が4.5Lと大容量で、急速加熱で素早くテント内を暖めてくれます。
転倒スイッチや保護安全グリルも備えてあり、安心して使えるのも嬉しいポイントです。
【トヨトミ】
反射形ストーブ( RS-GE23 T)
キャンプにマッチするコヨーテブラウンの反射式ストーブで、無骨なキャンプスタイルが好みの方にもおすすめの製品。
反射式のストーブはテント内を広く使え、ストーブ前面を効率的に暖めてくれます。
対流式に比べ、煮炊きや湯沸かしが出来る天板が広いのも使いやすく、馴染み深い箱型なのもポイントです。
【CORONA】
石油ストーブ ダークグレー (RX-22YA HD)
絶大な安心感と品質の良さを誇る、コロナの小型ストーブは3.7Lで燃焼時間が17時間と抜群の燃費の良さです。
電池不要で着火や消火ができるので、急な停電や災害時にも安心。
コロナ独自のニオイカット消火により、匂いの元の未燃焼ガスを燃やし切り、石油ストーブ消火後の独特の匂いを抑えます。
ワンタッチで給油タンクの開閉ができ、手が汚れないのも嬉しいポイントです。
【CORONA】
ポータブル 石油ストーブ(SX-EA24Y-W)
こちらはホワイトの色合いがおしゃれなストーブで、シンプルなキャンプサイトにぴったりです。
石油タンクの容量が4Lとたっぷり入り、こちらも手が汚れないワンタッチ式で、ニオイカット機能搭載なのも嬉しいポイント。
こちらは女性キャンパーやデュオキャンプに使用したい、安定の製品です。
まとめ
小型石油ストーブは、冬キャンプの暖房器具として初心者からベテランまで、最も使いやすく安全に過ごすことができる、定番ギアとなりつつあります。
今年こそ冬キャンプにチャレンジしたいなら、今回の記事を是非参考に、小型石油ストーブの導入も検討してみてくださいね。
キャンプ向け小型石油ストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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