キャンプでハンモックに揺られながら本を読んだりお昼寝をする、というスタイルに憧れを抱いたことはありませんか?
ところが、ハンモックを木に取り付けるのはハードルが高く、自立式のものは重くて持ち運びしにくいですよね。
そこで便利なのが、ハンモックと同じようなゆらゆらを体験でき、さらに椅子としても使えて便利なハンモックチェアです。
今回は、キャンプに持っていくのにぴったりな、ハンモックチェアをご紹介していきたいと思います。
目次
- 1 キャンプ向けハンモックチェアを使うメリット
- 2 キャンプ向けハンモックチェアを使うデメリット
- 3 キャンプ向けハンモックチェアの選び方
- 4 キャンプ向けハンモックチェアおすすめ10選
- 4.1 【LOGOS】Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア(73173159)
- 4.2 【NEMO】スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー(NM-STGLX-BTL)
- 4.3 【FUTUREFOX】FOX-TAIL ハンモックチェア
- 4.4 【Naturehike】ハンモックチェア
- 4.5 【TIMBER RIDGE】ハンモックチェア
- 4.6 【UJack】ハンモックチェア
- 4.7 【KingCamp】ハンモックチェア
- 4.8 【武田コーポレーション】ハンモックチェア(HMC21-98)
- 4.9 【Revir of river】3WAY ハンモック
- 4.10 【ソロサピエンス】STONE CHAIR
- 5 まとめ
キャンプ向けハンモックチェアを使うメリット
組み立て式で持ち運びに便利
キャンプ向けのハンモックチェアは、組み立て式でコンパクトに収納ができるため、気軽に外に持ち運ぶことができます。
アウトドア以外でも、お家のリビングやバルコニーでも使うことができるため、いつでもどこでもリラックスタイムを過ごせます。
設置が簡単
キャンプ向けハンモックチェアの土台は、フレームを広げるだけ、またはパイプをつなぎ合わせるだけの造りになっています。
その土台にシートを乗せたりフックに引っかけたりするだけなので、数分もあれば設置でき、撤収時の収納もとてもラクです。
リラックスできる
普通のアウトドアチェアと違って、ゆらゆらと体を揺らすことができるため、昼寝をしたり、星を眺めたりするのに最適です。
家ではテレビを見たり、読書をする時にも使えますが、あまりの気持ちよさについ眠ってしまうかも知れません。
キャンプ向けハンモックチェアを使うデメリット
重量がある
ハンモックチェアは全体重の負荷がかかるため、フレームの構造がしっかりとしており、パイプが太めで重量があります。
また、体全体を包み込むようなシートの形状になっているため、シート自体も重量があり、総重量は軽くても3kg近くはあります。
耐久性に不安がある
シートをフレームで支える造りのため、支えとなるベルトや、全体重を受け止めるシートの耐久性にも不安が残ります。
家で毎日使ったり、頻繁にキャンプに持ち出すようなヘビーユーザーは、消耗が早いことも考慮したうえで購入を検討するようにしましょう。
安定性に欠ける面もある
宙に浮いた状態のシートをフレームで支える構造になっているため、少し傾斜のある場所ではグラつく危険性もあります。
また、ストッパーで固定させないとフレームが倒れてしまうこともあるため、組立方法はマニュアルでしっかりと確認しましょう。
特に小さなお子様が使用する際は、目を離さないようにすることが重要です。
フットレストが必要
地面に足をつけて使用するのであれば不要ですが、足を上げて体をゆらゆらとさせたければ、フットレストの存在は不可欠です。
フットレストがあるのと無いのとでは、リラックス感が全く違ってきますので、安いものでもよいので用意したほうがベターです。
キャンプ向けハンモックチェアの選び方
大きさ・重量の確認
シートの大きさは、体を預けてリラックスするためには必ず確認が必要で、体の大きい方は作りの大きいものを選ぶ必要があります。
重量も大きなポイントで、頻繁に持ち出すのであればできるだけ軽いもの、家でメインに使うのであれば多少重くても問題ないでしょう。
組立方法の確認
フレームにおいては、広げるだけのもの、パイプをつなぎ合わせて組み立てるものの2パターンがあります。
背もたれにおいては、背面に2本のパイプを入れ込むものがほとんどです。
設置が早く済むものは収納サイズは大きくなり、収納サイズがコンパクトになると組み立てに時間がかかると思ったほうがよいでしょう。
地面からの高さの確認
体の大きい外国人に合わせて作られた海外製品は、地面からの高さがあり足が届かず、椅子としては使いにくい場合もあります。
足を上げてハンモックとして使用することがメインであれば、座った時に地面に足がつかない高さのほうが使いやすいです。
地面からの高さは、メーカーホームページやECサイトに、寸法図として掲載されていることが多いのでチェックしてみましょう。
リクライニング機能の確認
ハンモックチェアには、背もたれの角度を手動で調整するものと、体重をかけて調節するオートリクライニング機能のものがあります。
背もたれが低いもの、ハンモックにもなるタイプのものは、角度を調節することができませんのでご注意ください。
メーカー
キャンプ向けハンモックチェアを扱っているメーカーは、有名なところでNEMO(ニーモ)、ロゴスが挙げられます。
その他にも、国内のアウトドアブランドや、アメリカや中国のブランドからも多数リリースされています。
価格帯
価格は安いもので1万円以下のものもありますが、1万円代前半から後半のものがほとんどです。
アウトドアチェアとしてはお値段はしますが、家でも使えることを考えたらコスパがよいと言えるでしょう。
キャンプ向けハンモックチェアおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
LOGOS・Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア | 5.2 kg | W90 x D68 x H117 | スチール、ポリエステル |
NEMO・スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー | 3.2kg | W92 x D68 x H112 | アルミニウム、ナイロン |
FUTUREFOX・FOX-TAIL ハンモックチェア | 3.3kg | W100 x D62 x H114 | アルミニウム、ポリエステル |
Naturehike・ハンモックチェア | 2.9kg | W100 x D63 x H107 | アルミニウム、ポリエステル |
TIMBER RIDGE・ハンモックチェア | 6.8kg | W71 x D81.3 x H127.2 | アルミニウム、ポリエステル |
UJack・ハンモックチェア | 2.9kg | W103 x D70 x H120 | アルミニウム、ポリエステル |
KingCamp・ハンモックチェア | 4.7kg | W96 x D69 x H120 | アルミニウム |
武田コーポレーション・ハンモックチェア | 6.65kg | W98 x D65 x H96 | スチール、ポリエステル |
Revir of river・3WAY ハンモック | 13.82kg | W114 x D67 x H110 | スチール、ポリエステル |
ソロサピエンス・STONE CHAIR | 3.6kg | W97 x D118 x H93 | アルミニウム、ポリエステル |
【LOGOS】
Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア(73173159)
座面がゆったりとした作りになっているため、大人の男性の体もすっぽりと包み込んでくれるハンモックチェアです。
組み立てはとても簡単で、フレームを広げてピンで固定、シートをフレームに乗せるだけの3ステップ。
自動リクライニング機能はありませんが、ベルトで背もたれの角度を調節することができるため、椅子として使用することもできます。
重さ | 5.2 kg |
---|---|
サイズ | W90 x D68 x H117 |
素材 | スチール、ポリエステル |
【NEMO】
スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー(NM-STGLX-BTL)
NEMOというアメリカの山岳テントを扱うブランドの、ハンモックチェアのなかでは比較的軽量で、コンパクトに収納できる商品です。
体重をかけるだけで背もたれを倒すことができる、オートリクライニング機能がとても便利で、好きな時に体制を変えることが可能。
シート全体はメッシュ素材のため、通気性がよく夏は快適ですが、冬は温かい素材のシーツを用意したほうがよいでしょう。
重さ | 3.2 kg |
---|---|
サイズ | W92 x D68 x H112 |
素材 | アルミニウム、ナイロン |
【FUTUREFOX】
FOX-TAIL ハンモックチェア
FUTUREFOXは、信州発の国内ブランドになるためサポート面も安心で、キツネのロゴマークがおしゃれです。
こちらのハンモックチェアは、男性があぐらをかけるほどの広い座面に、オートリクライニング機能付きで背もたれの調節も可能。
色もカーキとオリーブから選べるため、家族や仲間うちで色違いで揃えるのもいいですね。
重さ | 3.3 kg |
---|---|
サイズ | W100 x D62 x H114 |
素材 | アルミニウム、ポリエステル |
【Naturehike】
ハンモックチェア
軽量テントを中心に、コスパのよいアウトドア商品を世に送り出す中国のブランド、Naturehikeのハンモックチェアです。
見た目はFUTUREFOXとほぼ同等ですが、地面からの高さ、重量などに若干の違いがありますので、詳細は製品URLを参照ください。
クッション性のあるシートに枕がついており、ゆらゆらと揺られながらつい眠ってしまいたくなるような、快適なチェアです。
重さ | 2.9 kg |
---|---|
サイズ | W100 x D63 x H107 |
素材 | アルミニウム、ポリエステル |
【TIMBER RIDGE】
ハンモックチェア
コストコでも展開されているアメリカのアウトドアブランドのため、ザ・アメリカンなサイズ感のハンモックチェアです。
フレームを広げてシートをフックに引っ掛けるだけ、という簡単設計になっているため、組み立ては女性一人でも楽にできます。
ただし、かなり重量があるため、キャンプで使う時は車の乗り入れが可能な、あまり持ち運ばなくてよい場所での使用に向いています。
重さ | 6.8 kg |
---|---|
サイズ | W71 x D81.3 x H127.2 |
素材 | アルミニウム、ポリエステル |
【UJack】
ハンモックチェア
安心の国内メーカーで、かつお求めやすい価格のため、安いハンモックチェアを試しに購入してみたい、という方におすすめの商品です。
座面がメッシュ素材のため、軽量でコンパクトに収納ができるため、キャンプにバーベキューに気軽に持ち運ぶことができます。
若干の縫製の甘さが見受けられるようですが、不具合があった際の交換対応などがスムーズなのも国内メーカーの強みのひとつです。
重さ | 2.9 kg |
---|---|
サイズ | W103 x D70 x H120 |
素材 | アルミニウム、ポリエステル |
【KingCamp】
ハンモックチェア
日本での知名度はまだ低いですが、2002年に中国で設立された、数多くのリーズナブルなアウトドア用品を手がけるメーカーの商品です。
ワンタッチで広げることができるため設置が簡単で、手動のリクライニングは、自分好みの角度に微調整できるというメリットも。
フレームの地面との設置部分は三角形の形状になっているため、安定性があり安心してくつろぐことのできるハンモックチェアです。
重さ | 4.7 kg |
---|---|
サイズ | W96 x D69 x H120 |
素材 | アルミニウム |
【武田コーポレーション】
ハンモックチェア(HMC21-98)
ホームセンターでも展開されている商品のため、気になって座ってみたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
背もたれは低めでリクライニング機能はありませんが、クッション性のあるシートでゆらゆら揺られながら読書をするのに最適です。
少し重量はありますが、コンパクトに収納ができるため、家でもアウトドアでもマルチに使うことができるハンモックチェアです。
重さ | 6.65 kg |
---|---|
サイズ | W98 x D65 x H96 |
素材 | スチール、ポリエステル |
【Revir of river】
3WAY ハンモック
フレームの角度を広げるとハンモック、狭めるとハンモックチェア、シートを外すとハンガーラックにもなるという3wayの商品です。
フレームとクロスのカラーも選ぶことができ、同色のクッションも付属するため、おうちでのリラックスタイムにも使用できます。
ハンモック仕様にした場合は、長さがあまりないため、小柄な女性やお子さんが使用するのに向いている商品です。
重さ | 13.82 kg |
---|---|
サイズ | W114 x D67 x H110 |
素材 | スチール、ポリエステル |
【ソロサピエンス】
STONE CHAIR
ハンモックチェアを快適に使うためには欠かせないフットレストを、あらかじめセットしているため追加購入の必要がない商品です。
座面もフットレストもメッシュ素材のため通気性がよく、素足で寝転がれば極上のリラックスタイムを味わうことができます。
割と小さめの作りになっているため、大柄の男性が使うには少々窮屈に感じることもあるようです。
重さ | 3.6 kg |
---|---|
サイズ | W97 x D118 x H93 |
素材 | アルミニウム、ポリエステル |
まとめ
ここ数年で人気が急上昇しているハンモックチェアは、大きさやシートの素材、組立方法など、商品によってさまざまです。
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