キャンプの際に、ゆっくりとした時間を際立たせてくれるのが、コーヒータイムです。
そんなときにコーヒーケトルがあれば、美味しいコーヒーを淹れられ、コーヒータイムもより楽しくなります。
しかし、コーヒーケトルは様々なタイプや、豊富にある素材などから、どれを選べば良いか分からない方も多いはず。
そこで、今回は直火対応のキャンプ用コーヒーケトルの中から、細口タイプに特化したおすすめ10選を厳選してご紹介します。
本記事を読んで、自分に合ったコーヒーケトルを選び、キャンプで美味しいコーヒーを楽しんでください。
目次
- 1 直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを使うメリット
- 2 直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを使うデメリット
- 3 直火対応のキャンプ用コーヒーケトルの選び方
- 4 直火対応のキャンプ用コーヒーケトルおすすめ10選
- 4.1 【野田琺瑯】ドリップケトルII(DK-200NB)
- 4.2 【HARIO】V60(VKBN-90CP)
- 4.3 【カリタ】コーヒーポット(#52071)
- 4.4 【月兎印】スリムポット 1.2L ホーロ
- 4.5 【HARIO】V60ドリップケトル・ヴォーノ(VKB-100HSV)
- 4.6 【Love-KANKEI】コーヒードリップポット
- 4.7 【キャプテンスタッグ】ホーロー コーヒーポット(UH-525)
- 4.8 【KINTO】プアオーバーケトル(26802)
- 4.9 【Boundless Voyage】コーヒーケトル(Ti1592B-bj)
- 4.10 【MERMOO YILAN】 コーヒー ドリップ(V84)
- 5 まとめ
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを使うメリット
さまざまな火口に使用できる
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルは、直火以外のガス火やIHにも使用できるアイテムが豊富にあります。
さまざまな火口に使用できるので、自宅で使用できるなどの汎用性も持ち合わせています。
また、キャンプにおいても焚き火、BBQコンロなど、さまざまなシーンで活躍できるアイテムです。
早く沸騰させられる
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルは、電気で沸騰させるタイプと異なり、火力を活かして効率的に水を沸騰させることができます。
特に、焚き火の上などの直接的な炎にかざすことで、迅速に沸騰させることができます。
そのため、焚き木などの燃料を節約し、効率的にコーヒーを淹れることが可能です。
シンプルで使いやすい
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルは、シンプルで使いやすい設計が特徴です。
電気やガスを使わずに火を使って沸騰させられるので、操作が簡単であり、キャンプ場のアウトドア環境にも適しています。
また、水を入れて火にかけるだけで使用できるので、キャンプ初心者から上級者まで、どういった方でも簡単に使用できます。
コーヒーを淹れること以外でも使用できる
キャンプ用の直火対応コーヒーケトルは、コーヒーを淹れるだけでなく、他の用途でも使用できるため、その点もメリットの一つです。
例えば、お茶や紅茶を淹れたり、カップラーメン用のお湯を作ったりができます。
また、お湯が必要な調理でも活躍できるので、1台あれば使用するシーンを選ばないアイテムです。
アウトドアでのコーヒータイムをより一層楽しめる
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを使用することで、キャンプなどの野外でのコーヒータイムをより一層楽しむことができます。
そのため、焚き火の前でコーヒーを淹れるという特別な体験を味わいながら、アウトドアの自然を満喫することが可能です。
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを使うデメリット
温度の調節が難しい
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルは、直火で使用すると、火力の調節が難しいところがデメリットの一つです。
焚き火は、ガスやIHと違って火の強さや火加減をコントロールするのが難しいため、コーヒーに合わせた温度が作りにくいところがあります。
もし、適した温度を作りたい場合は、取り付けられる温度計もありますので、そちらを使用するようにしましょう。
火傷のリスクがある
キャンプ用の直火対応コーヒーケトルを使用する場合は、直火での使用によるやけどのリスクに注意が必要です。
ケトルの素材によっては、フタや取っ手が熱くなるので、直接手で触ってしまうと、やけどに繋がります。
そのため、使用する際には、やけどしないように手袋を装着してから使用するようにしましょう。
煙や汚れの問題がある
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを直火で使用する際に、煙や汚れの発生が避けられません。
そのため、焚き火の煙や灰がコーヒーケトルに付着し、洗浄が難しくなることがあります。
また、洗浄する手間が増えるので、メンテナンスなどに労力をかけたくない方にはおすすめできないアイテムです。
持ち運びしにくい
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルは、形が変えられないアイテムとなるので、かさばる可能性があります。
そのため、持ち運びの際にはサイズを考慮して、荷物の管理に注意が必要です。
また、素材によっては壊れやすいものもあるので、収納するときにもケトルがぶつからないような工夫が必要になります。
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルの選び方
素材をチェックする
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを選ぶにあたって、素材をチェックすることは、とっても重要です。
素材をチェックしていれば、耐久性や熱伝導率に優れ、長く愛用でき、また、使用したいシーンに合わせて選びやすくなります。
ケトルの素材は、「ステンレス」「銅」「アルミ」「ホーロー」「チタン」から選ぶことができます。
それぞれに特徴が異なってきますので、必ずチェックしておきましょう。
ステンレス製
ステンレス製は耐久性や腐食性に優れており、壊れにくいところがメリットです。
重量がやや重く熱伝導率も低いので、沸騰に時間がかかるところがデメリットになります。
銅製
熱伝導率が高く、耐久性や耐食性にも優れているところがメリットです。
酸素と反応しやすいので変色しやすく、やや価格が高くなってしまうところがデメリットとなります。
アルミ製
とても軽く熱伝導率も高いので、使いやすく素早く沸騰もさせられます。
反面、耐久性が低く柔らかいので、簡単にへこみに繋がるところがデメリットとなります。
ホーロー製
ニオイがつきにくく、コーヒー本来の味を出しやすいところがメリットです。
耐久性が低く、ぶつけてしまうと簡単に欠けてしまうところがデメリットとなります。
チタン製
チタン製は軽量で強度が高く耐久性もあるので、長く愛用されたい方にぴったりな素材です。
しかし、価格が高く手が出しにくいところがデメリットとなります。
容量をチェックする
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを選ぶにあたって、容量をチェックすることも重要ポイントです。
ケトルの容量は、自分の使用目的やキャンプスタイルに合わせた選び方ができますので、使用するシーンをしっかりチェックしておきましょう。
コーヒーを淹れるのが多い方は、お湯の量をうまくコントロールできなくなってしまうこともあるので、できるだけ人数に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。
およその目安ですが、1〜2杯淹れたい方は、300〜700mlがおすすめです。
3〜4杯淹れたい方は、1000ml前後の容量を選ぶのがおすすめです。
気になるアイテムがあるなら、購入時に適正容量の表記をチェックするようにしましょう。
形状をチェックする
形状をチェックすることも、直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを選ぶにあたって重要事項です。
使いやすさや水量などに関わってくるので、こちらもしっかりチェックしましょう。
キャンプ用コーヒーケトルは、「やかん」「縦長」「寸胴」タイプから選べます。
やかんタイプ
オーソドックスと言える「やかんタイプ」は、コンパクトで軽量なデザインが特徴です。
底面が広いので、火のあたりが広く、お湯が早く沸き、また、コンロやバーナーも安定しておくことができます。
縦長タイプ
縦長のケトルは、一度に大量のお湯を沸かせるモデルが多く、グループやファミリーキャンプに最適です。
特につり下げられるタイプの場合、重心が低く安定してつるすことができ、焚き火のそばで暖を取りながらお湯を沸かすことができます。
注ぎ口が細口になっているタイプもあり、注ぐお湯の量を一定にしながら、ゆっくり注げます。
寸胴タイプ
「寸胴タイプ」のケトルは、クッカーに注ぎ口とふたが付いており、料理にも利用できる汎用性の高いアイテムもあります。
容量は1L前後のモデルが多く、たっぷりのお湯を沸かすのに便利です。
さらに、クッカーとしても使用できるため、荷物を増やしたくない人にもおすすめです。
取り扱いのしやすさをチェックする
取り扱いのしやすさをチェックすることも、直火対応のキャンプ用コーヒーケトルを選ぶにあたっての重要ポイントです。
自分にとって取り扱いしやすいアイテムなら、コーヒーも入れやすくなり、やけどの心配もなくなります。
取り扱いのしやすさは、アイテムそれぞれの特徴をチェックするのがおすすめです。
例えば、取っ手の持ちやすいアイテムなら、お湯を注ぎやすくなり、コーヒーを淹れるときに重要な湯量の調節もしやすくなります。
また、表面や取っ手が熱くなりにくいアイテムなら、やけどの心配をしなくて済みます。
取っ手や注ぎ口のデザイン、大きさ、蓋の有無、蓋が熱くならない形状など、豊富なデザインがありますので、使いやすいデザインを選ぶようにしましょう。
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルおすすめ10選
【野田琺瑯】
ドリップケトルII(DK-200NB)
7つの豊富なカラーバリエーションから選べるところが特徴的となっている、キャンプ用コーヒーケトルです。
このコーヒーケトルの素材はホーローで、熱伝導率が高く、また、底面が広いため、素早くお湯を沸かせます。
最大湯量が2Lまで入れられるので、ファミリーキャンプや、大人数のグループキャンプで活躍するアイテムです。
【HARIO】
V60(VKBN-90CP)
注ぎやすい細口タイプで、お湯の量やスピードがコントロールできるため、おいしいコーヒーを淹れるのにぴったりなキャンプ用コーヒーケトルです。
本体とフタの素材は銅製となっており、銅製ならではの光沢を楽しめます。
また、フタや取っ手部分に天然木やシリコンゴムが施してあるので、やけどの心配をしなくて済みます。
【カリタ】
コーヒーポット(#52071)
素材が銅製となっているので、熱伝導率が期待でき、素早く沸騰させられる、キャンプ用コーヒーケトルです。
容量は600mlとなっており、1〜2人程度で使用するのにぴったりで、持ち運びもしやすい大きさとなっています。
また、使い込むほど風合いが変わってくるので、銅製ならではの味わいを楽しみながら使用できます。
【月兎印】
スリムポット 1.2L ホーロ
6種類のカラーバリーションから選べる、縦長タイプのキャンプ用コーヒーケトルで、レトロな雰囲気からキッチンにも馴染むデザインとなっています。
注ぎ口の作りにこだわっており、お湯を注ぐ量も調節しやすい設計となっています。
容量は最大1.2Lまで入れられ、3〜4人で使用するのにぴったりなアイテムです。
【HARIO】
V60ドリップケトル・ヴォーノ(VKB-100HSV)
ハリオのV60シリーズのステンレスタイプのキャンプ用コーヒーケトルです。
ステンレス製となっているので、耐久性や腐食性に優れており、長く愛用できます。
また、フタや取っ手の部分にやけどしないよう施されていたり、注ぎ口もお湯が一定に入れられたりと、細かな部分にこだわったアイテムです。
【Love-KANKEI】
コーヒードリップポット
素材がステンレス製で作られており、直火はもちろん、ガスコンロ、クッキングヒータにも対応可能となっているキャンプ用コーヒーケトルです。
取っ手が二重構造となっており、持ちやすい形状となっているので、お湯を安定して注ぐことができます。
また、フタに温度計がついているので、 安定したコーヒーを作るのにぴったりなアイテムです。
【キャプテンスタッグ】
ホーロー コーヒーポット(UH-525)
耐久性や耐熱性に優れているホーロー素材で作られている、アウトドアシーンで活躍しやすいキャンプ用コーヒーケトルです。
シンプルな作りとなっていますが、ホーロー素材というところから沸騰までが早く、フタも付いているので安定した温度でお湯が注げます。
また、焚き火などの直火で使用すると、色や質感が変わってくるところも、ホーローならではの良さを感じられます。
【KINTO】
プアオーバーケトル(26802)
シックな見た目と形が特徴的なキャンプ用コーヒーケトルです。
片手でスムーズに開閉できるフタが付いており、中身を注ぎ出す際に傾けても、フタが落ちないような構造になっています。
取っ手も、片手で持ちやすいように設計されており、長い時間注ぐことがあっても、手も疲れにくいようになっています。
【Boundless Voyage】
コーヒーケトル(Ti1592B-bj)
純チタン製で作られており、耐久性、耐食性などに優れた、長く愛用できるキャンプ用コーヒーケトルです。
取っ手が編みデザインとなっているので、熱くなりにくく、やけどの危険性を減らせます。
また、フタ付きとなっているので、お湯を注ぐときに漏れる心配や、お湯の温度を下げないので、安定したコーヒーが作りやすいアイテムです。
【MERMOO YILAN】
コーヒー ドリップ(V84)
こちらの商品は、人間工学に基づいた取っ手となっており、持ちやすく、やけどを避けるために耐熱性も備えています。
また、ステンレス製となっているので、耐久性があり、長期間使用できます。
さらに、湯量も正確かつ簡単にコントロールできるように設計されているので、初心者からプロの方まで使用しやすいアイテムです。
まとめ
キャンプで美味しいコーヒーを楽しむためには、直火対応のコーヒーケトルが必要です。
そして、形状や素材をよく確認して、自分にぴったりのアイテムを選ぶことが大切になります。
この記事を参考にして、理想のコーヒーケトルを見つけて、キャンプのコーヒータイムをより一層充実させましょう。
直火対応のキャンプ用コーヒーケトルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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