キャンプの一つの楽しみである焚き火。
最近では、環境を守るためなどの理由で、多くのキャンプ場では直火を禁止されています。
そのため、キャンプ場で焚き火をするなら、焚き火台は必須アイテムです。
ただ、焚き火台といっても、いろんな種類・形状の焚き火台がたくさんあります。
使用する人数や用途によって使いやすい焚き火台が変わってくるのです。
こちらでは、3人向けの焚き火台に絞って紹介していきます。
目次
- 1 3人向け焚き火台を使うメリット
- 2 3人向けの焚き火台のデメリット
- 3 3人向けの焚き火台の選び方
- 4 3人向け焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【PICOGRILL】ピコグリル(PG498)
- 4.2 【キャプテンスタッグ】ヘキサステンレスファイアグリル(UY-7019)
- 4.3 【ユニフレーム】ファイアグリル(683040)
- 4.4 【スノーピーク】焚き火台L(ST-032RS)
- 4.5 【コールマン】ファイアーディスク(2000031235)
- 4.6 【ロゴス】LOGOS the ピラミッドTAKIBI L(81064162)
- 4.7 【FUTUREFOX】ナバホ柄焚き火台
- 4.8 【DOD】めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
- 4.9 【ハイランダー】六花(HCT-019)
- 4.10 【チャムス】ブービーフェイスフォールディングファイヤーピットM(CH62-1804)
- 5 まとめ
3人向け焚き火台を使うメリット
暖かい
当たり前ですが、焚き火はとても暖かいです。
冬はもちろんですが、夏場でも山の奥にあるキャンプ場では、夜冷え込むことが多くあります。
また、キャンプでは、ご飯を食べたり星を見たりと外でいることが多く、防寒対策は必須です。
焚き火台を使用して焚火をすることによって、外で全員が暖をとれるのは大きなメリットです。
料理の幅が増える
夕食の準備するのに、コンロを持っていくと思いますが、焚き火で料理をすると、一味違った料理を作れます。
ウインナーを串に刺して炙ったり、アルミホイルで巻いた野菜を焚き火に入れても、素材の味がより一層美味しくなります。
それぞれの好きな料理が簡単に作れることもメリットの1つです。
環境を守れる
直火で焚き火をすると、地面の中にいる微生物が死んでしまったりと環境に悪いのです。
焚き火台を使用することによって、地面から浮かせて焚き火ができるので地面を守ることが出来ます。
また、焚き火台と焚き火シートを使用することで火災の心配も軽減されます。
焚き火台の真下の地面が燃えてしまうこともあるので、焚き火シートも揃えて使用することをおすすめします。
雰囲気が良くなる
キャンプでは雰囲気もとても大切で、観賞用として使われるくらい、焚き火台を使用すると雰囲気がとても良くなります。
家でゆっくりするのとはまた違い、直接火を見ているとゆったりと時間が流れているように感じることができます。
心がとても落ち着くので、ゆったりと会話を楽しめるところもメリットです。
3人向けの焚き火台のデメリット
荷物がかさばる
3人用の焚き火台は少し大きく、重たいので荷物がかさばってしまいます。
使用後の焚き火台を持ち帰るときに、きれいに掃除をしても汚れていたりするので他のキャンプ道具と一緒にすることはできません。
焚き火台用の収納ケースが必要になるので、荷物が増えてしまうのがデメリットの1つです。
燃やし尽くすまで時間がかかる
多く薪をくべると、燃やし尽くすまで時間がかかります。
焚き火を終えたいと思っていても、薪が燃え尽きるまで終わってはいけません。
火が付いたまま放置すると、火の粉が飛んだりして火災などの危険性があるので、必ず火が消えてから終わってください。
火消し壺などを利用して、消火することも可能です。
手入れが大変
帰るときに、灰をキャンプ指定の捨て場もしくは、消し炭で持ち帰るなど処理をします。
そのあとに、ウエットティッシュや布で焚火台を拭き取ってから持ち帰ります。
煤がたくさんついていたり、油汚れなどがこびりついていたりと手入れがどうしても大変です。
汚れを周りにつけたくない方は、使用後はビニール袋に入れたりするのがおすすめです。
3人向けの焚き火台の選び方
用途を決める
用途によって形状が変わります。
観賞用として楽しみたい人は、「浅型」がおすすめです。
火いじりがしやすく、火床が広い方が自分の好きな薪の組み方をできます。
調理用として楽しみたい人は、「深型」がおすすめです。
深い方が風の影響を受けにくく、火が安定します。
また、ダッチオーブンを使用したい方は、重量に耐えれるか確認が必要です。
焚き火ハンガーを使用する方法もあるので、どのようにして料理するのかも決めておくといいでしょう。
付属品
焚き火台によっては、専用の網や鉄板、収納ケースがあります。
市販の網や鉄板ではうまく設置出来ないこともあるので、専用のものがあるかチェックしましょう。
特に収納ケースは、持ち運びの際に必ず必要になります。
収納ケースを自分で用意することも可能ですが、サイズが合わなかったり耐久があまりなかったりと探すのが大変です。
付属品の収納ケースであれば、多少重い焚き火台でも、持ち運びやすくなるのでおすすめです。
サイズ
3人用の焚き火台は、ソロでもファミリーでも使用できるものもあります。
ソロもするし、3人でもキャンプに行くという方は、「1~3人用」がおすすめです。
3人でキャンプに行くことが多いけれど、3人以上で行くこともあるという方は、「3~5人用」がおすすめです。
ただ、ソロであっても「3~5人用」を使用してもなにも問題ありません。
使用人数が増えるほど、大きく重くなるので、荷物との兼ね合いを考えることも大切になります。
デザイン
丸形や四角など様々な形の焚き火台があります。
丸形の方が、薪をくべやすいなど特徴はありますが、テントや持っているキャンプ道具とのバランスも大切です。
デザイン重視か、コンパクトなもので持ち運び重視か、料理のしやすさなど機能性重視かなど、理想のキャンプがどのようなものかによって変わってきます。
価格
切っても切り外せないのは価格です。
”高いから絶対に良い”というわけでも、”安いから絶対にダメ”というわけでもありません。
比較的安く実用性のあるメーカーであれば、キャプテンスタッグなどがあります。
また、少し価格は高くなってしまいますが、スノーピークなど洗練されたデザインで、長く愛用されるものもあります。
焚き火台の価格はピンキリなので、まずは、予算を決めてから探すのもいいと思います。
探していく中で、自分に合った焚き火台が予算内であるはずです。
3人向け焚き火台おすすめ10選
【PICOGRILL】
ピコグリル(PG498)
1~3,4人用の焚き火台でとてもコンパクトで、本体重量が約490gと超軽量なので、持ち運びに困ることはありません。
専用収納ケースがついていますが、専用のグリル網などは別売りであります。
2段階の高さで調理ができ、ダッチオーブンなどの重さにも耐えれるのでおすすめです。
【キャプテンスタッグ】
ヘキサステンレスファイアグリル(UY-7019)
六角形の深型3~4人用の焚き火台で、ダッチオーブンもすっぽり収まる大きさになります。
手が出やすい価格帯で、組み立ても簡単です。
組み立てると大きく感じますが、折りたたむとコンパクトになります。
付属で収納ケースとバーベキュー網がついてくるので、追加購入しなくてもバーベキューを楽しめます。
【ユニフレーム】
ファイアグリル(683040)
4本足なので、安定性が高く、分散耐荷重が約20kgと強いのが特徴です。
網を乗せたまま薪をくべることはできますが、長さを調節する必要があります。
網は4点爪に引っ掛けるタイプで、市販では合わない可能があるため、専用の網を使用することをおすすめします。
専用の収納ケースがついていません。
【スノーピーク】
焚き火台L(ST-032RS)
3~4人用の焚き火台です。
組み立ては開くだけで完了と、とても簡単です。
本体重量が5.5kgと重たいですが、専用ケースがついているので、持ち運び可能です。
強度がとても高く、使えば使うほど味わいが増してくるので長く使用できます。
網は付属していないため、調理をする際は準備が必要です。
【コールマン】
ファイアーディスク(2000031235)
組み立ては、足を立てるだけでなので、3秒で設営できます。
本体重量が2.78kgと少し重量感はありますが、専用網と専用ケースが付属でついてくるので、持ち運びも楽です。
耐荷重が約30kgなので、ダッチオーブンの使用も可能ですが、別売りの五徳があると安定して使用できます。
薪いじりをしやすいので、観賞用としてもおすすめです。
【ロゴス】
LOGOS the ピラミッドTAKIBI L(81064162)
パーツが6つあるので組み立てが大変に思いますが、とても簡単で約10秒で設置が可能です。
本体重量が3.1kgと少し重たいですが、専用バックがついているので楽に持ち運べます。
耐荷重が約10kgなのでダッチオーブンも使用可能で、魚などの串焼きもできるのが特徴です。
網は付属していないため、バーベキューをする際は、網の準備が必要です。
【FUTUREFOX】
ナバホ柄焚き火台
ナバホ柄で、とてもかわいい焚き火台です。
組み立てという組み立てはなく、脚部に本体を乗せるだけですぐに使用できます。
重量は5kgと重く、収納ケースも肩にかけることができないので、持ち運びには少し不便です。
デザインはとてもよく、付属でついてくる五徳で調理もできますが、影も楽しむことができるので、観賞用としておすすめです。
【DOD】
めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
二次燃焼する構造が特徴で火がきれいに見える焚き火台です。
折り畳みができないタイプで、重量が約7.7kgととても重たいので、専用ケースが付属でついていますが、車で持っていく方がいいでしょう。
他の焚き火台よりも煙が出にくく、匂いも付きにくいので、匂いが苦手な方にはおすすめです。
【ハイランダー】
六花(HCT-019)
ソロからグループキャンプまで幅広く使える焚き火台です。
コンパクト性に優れており、重量が約2.4kgと少し重たいですが、収納袋があるので持ち運びしやすいです。
ただ、耐荷重が5kgなので、ダッチオーブンなど重量のある鍋などは使用できません。
ロストルも雪の結晶もモチーフに作られており、とても可愛い形状です。
【チャムス】
ブービーフェイスフォールディングファイヤーピットM(CH62-1804)
ソロでもグループキャンプでも使える焚き火台です。
薪受けと灰受けを本体にセットするだけなので、簡単に使用できます。
本体重量は約2.9kgと多少重いので、別売りの専用収納ケースなどの準備をすると持ち運びが楽です。
フロントにチャムスのロゴがデザインされているので、焚き火をすると浮かび上がってきてとても可愛いです。
まとめ
焚き火をしたり、料理をしたりと1台で何役にもなる焚き火台。
最近では、様々な種類の焚き火台が出ているので、どんなキャンプにしていきたいのか考えて選ぶのが重要です。
自分に合った焚き火台で、よりキャンプを楽しんでくださいね。
3人向け焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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