近年、直火を禁止しているキャンプ場が多く、キャンパーたちにとって必須アイテムとなっているのが焚き火台です。
しかし、焚き火台は重くて大きいため、焚き火を諦めたり、バイクでのキャンプを断念してしまう方もいるのではないでしょうか。
炎を見て癒されたり、豪快に料理を楽しむため、収納サイズが小さくても抜群の機能性を持つ焚き火台がたくさんあります。
そこで、車だけでなく、バイクにも積載ができ、ツーリングにもぴったりのコンパクトな焚き火台を10個ご紹介します。
バイクに積載可能な焚き火台を使うメリット
コンパクト
焚き火台は幅を取って邪魔になるとイメージされる方もいるかもしれませんが、コンパクトなものも多くなっています。
特にバイクに積載する場合には、積める荷物の量が限られてしまうため、小さく収納できる焚き火台は非常に便利です。
また、年に数回程度しか使わない方にとっては、家での収納時に場所を取らずに保管できる点は大きなメリットです。
軽い
小さく折りたたんで収納できたとしても、荷物が重すぎるとバイクのバランスが崩れてしまい、大変危険です。
バイク積載可能な焚き火台は、コンパクトなだけでなく軽量化されており、他の荷物と一緒に持ち運ぶことができます。
バイクだけでなく、車に出し入れしたり、車からキャンプサイトまで楽に運ぶためにも、軽い焚き火台は大変便利です。
バイクに積載可能な焚き火台を使うデメリット
安定感のないものがある
軽い点がメリットの焚き火台ですが、一方で、軽いが故にバランスを崩しやすいという難点もあります。
持ち運びには便利ですが、どっしりとしたものと比較してしまうと、安定感が劣っているものも事実です。
軽量でありながら安定感のあるものを使い、段差が少ない平坦な地面で使うことを心掛けると良いでしょう。
灰の処理に手間がかかる
大きな焚き火台は、灰が溜まる部分が別のパーツで構成されているのが一般的です。
コンパクトな焚き火台はパーツ数が少なく、一部分だけでなく全体的に灰や煤が付着してしまうものが多くあります。
灰をしっかりと清掃せずに収納してしまうと、他のギアが汚れてしまうので、全体的にしっかりと清掃しておくことが大切です。
大きい薪は入れにくい
小さく収納できる焚き火台は、広げたサイズもコンパクトなものが多く、大きい薪を放り入れることは難しくなります。
大きな薪にも対応した焚き火台であれば良いのですが、無理に薪を入れすぎると破損や薪が落下する恐れがあり危険です。
大きめな薪をたくさん燃やしたい場合には、強度があり、安定感のあるものを選ぶと良いでしょう。
バイクに積載可能な焚き火台の選び方
用途で選ぶ
焚き火台を選ぶ際、どのようなシチュエーションでの使用を想定するかがとても重要です。
例えば、「小さな薪や枝を燃やして炎を楽しみたい」という要望であれば、コンパクトに収納できる小さいものがおすすめです。
「焚き火で料理をしたい」ということであれば、鍋を載せてもバランスが崩れない安定感のあるものを選ぶ必要があります。
他にも、よく燃焼する方がいいのか、炭をじっくり燃やしてバーベキューをしたいのかなど、用途を考えて選ぶことが重要です。
金額で選ぶ
バイク積載が可能な焚き火台は、軽量化のため薄い素材を使っていることが多く、意外と早めに劣化してしまいます。
中でも、炎が直接触れる箇所やメッシュ素材、焼き網などは劣化が早いため、消耗品として考えておきましょう。
買い替えが必要になることも想定し、特に初心者は、あまり高価なものでなく、1万円以下ぐらいで購入できるものがおすすめです。
慣れてきたり、使っている焚き火台に物足りなさを感じた時は、機能性を重視して少し高価なものも探してみると良いでしょう。
組み立て方で選ぶ
焚き火台は、組み立て手順が少なくすぐに準備ができるものと、パーツ数が多く細かく分解できるものなどがあります。
組み立てが簡単なものは、楽に焚き火をすることができて便利なのですが、コンパクトになりづらいのが特徴です。
逆にパーツが細かく分かれているものはコンパクトに持ち運びができますが、少し組み立てに時間がかかるものがあります。
また、組み立てが複雑なものは、汚れの清掃など、手入れにも手間がかかりやすいという点も踏まえて選ぶと良いでしょう。
バイクに積載可能な焚き火台おすすめ10選
【Wolfyok outdoors】
焚き火台（FHL02A）
フレームにステンレスの板を載せるだけで、簡単に組み立てができるコンパクトな焚き火台です。
全てのパーツがコンパクトな収納ケースに収まり、小さいためリュックに入れたり、バイクへの積載も楽にできます。
付属の五徳は、上下を入れ替えて使うことで、高さを調整することができ、調理の際の火力調整に便利です。
【TokyoCamp】
焚き火台
小さく折りたたみができ、A4ほどのサイズに収納ができる、軽量でコンパクトな焚き火台です。
簡単に組み立てができ、五徳もセットとなっているため、焚き火だけでなく調理にも使え、初心者にもおすすめです。
火床となるステンレスの板は、空気を効率よく取り入れられるよう穴が空いているため、しっかりと薪が燃えてくれます。
【PYKES PEAK】
ファイヤーピットグリル（P641）
収納サイズは若干大きめですが組み立てが簡単で、灰の処理もしやすいV字型の焚き火台です。
五徳と焼き網がセットとなっており、2分割で使えるため、鍋での調理とバーベキューを同時に行うことができます。
ステンレス素材のため錆びにくく、水洗いだけでなく食洗機での洗浄もでき、お手入れが楽々です。
【サンパーシー】
折りたたみ焚き火台
3枚のステンレス板を組み合わせて大きめな焚き火台として、焚き火や調理を楽しむことができます。
火床の面積が大きく、多くの薪を載せることができるので、グループでの使用にもおすすめです。
フレームと火床は分割ができ、コンパクトな収納ケースに収まるため、バイクにも積載することができます。
【デイトナ】
ツーリングフラットグリル（16374）
安定感のあるバーベキューグリルとしても使うことができる、便利でコンパクトな焚き火台です。
厚めのステンレス素材で変形しにくく、後片付けも簡単なため、荷物を少なくしたいソロキャンプなどにおすすめです。
網を上にセットしたままで薪の投入ができるため火力の調整がしやすく、ちょうど良い炎の焚き火を楽しむことができます。
【BUNDOK】
焚き火台 LOTUS（BD-499）
組み立て式で少し手間がかかりますが、分解してコンパクトに収納ができるので、ツーリングなどでも嵩張る心配がありません。
組み上げた段階で五徳がセットされるため、鍋で調理をしたり、焼き網を載せてバーベキューをすることもできます。
火床に穴がないため、底から灰が漏れる心配がなく、直火禁止のキャンプ場でも安心して焚き火をすることができます。
【FIELDOOR】
アイアン焚火台
若干大きめな収納サイズではありますが、火床がメッシュ素材のため軽く、持ち運びに便利な焚き火台です。
太くて頑丈なフレームが使われているため強度に優れ、五徳の上には調理器具をしっかりと置くことができます。
真上から薪を入れることはできませんが、横幅があるため、長めの薪でも脇からスムーズに投入することができます。
【YOLER】
メッシュ焚き火台（YR-FSY006S）
収納サイズがやや縦長ではあるものの、驚くほど細くコンパクトになる、メッシュ構造の焚き火台です。
火床がメッシュのため燃焼効率が高く、囲いが一切ないため、多くの薪をどんどん燃やしていくことができます。
燃えるのが早く火力調整が難しいので、調理には注意が必要ですが、炎に癒されたり、暖をとるにはぴったりです。
【CGK】
ヤドカリグリル
変わった名前と見た目ですが、組み立て式でコンパクトに収納ができる、B6サイズの焚き火台です。
コンパクトながら機能性に優れ、薪を切って焚き火を楽しんだり、ソロキャンプでバーベキューを楽しんだりと、使い方は様々です。
開口部は上に行くほど広がっており、薪は入れやすく、灰は小さく1箇所に溜まってくれるので片付けが楽にできます。
【笑’s】
コンパクト焚き火グリル B-6君（SHO-002-00）
かっこいい見た目のB6君は、組み立てと折りたたみ式のため、安定感を持ちつつ大変コンパクトになります。
ロゴの形で抜き取られた両サイドのフレームは、燃焼させることで炎で照らされ、大変魅力的です。
正面には開け閉めができる薪の投入窓があり、調理器具を載せたまま薪の追加ができるため火力の調節が簡単にできます。
まとめ
バイクでのキャンプでは、荷物を最小限にしたいため、焚き火台を持っていくのを断念してしまうかもしれません。
バイクでも焚き火の魅力を実感できるよう、今回ご紹介したアイテムをご参考に、自分に合った焚き火台を探してみてください。
バイク積載可能焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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