Bluetoothスピーカーと聞くと、その接続の手軽さから、コンパクトで低出力のものを想像される方が多いのではないでしょうか。
ところが最近では、本格的な有線スピーカーにも負けず劣らずの、高出力のBluetoothスピーカーが数多くリリースされています。
ただし、高音質・高出力のスピーカーは、複数のスピーカーユニットから構成されるため、筐体サイズは大型になりがちです。
そこで本記事では、迫力のサウンドを実現するBluetoothスピーカーの、大きいモデルに絞ってご紹介していきたいと思います。
目次
- 1 大型Bluetoothスピーカーを使うメリット
- 2 大型Bluetoothスピーカーを使うデメリット
- 3 大型Bluetoothスピーカーの選び方
- 4 大型Bluetoothスピーカーおすすめ10選
- 4.1 【JBL】PARTYBOX310(JBLPARTYBOX310JN)
- 4.2 【JBL】BOOMBOX 3(JBLBOOMBOX3BLKJN)
- 4.3 【SONY】重低音スピーカー(SRS-XP500)
- 4.4 【SONY】ワイヤレススピーカー(SRS-RA5000)
- 4.5 【マキタ】充電式スピーカ(MR200B)
- 4.6 【Edifier】ブックシェルフスピーカー(S2000MKIII)
- 4.7 【Bose】S1 Pro system
- 4.8 【Marshall】TUFTON Bluetoothスピーカー
- 4.9 【Anker】Soundcore Motion Boom Plus(A3129)
- 4.10 【Tribit】Bluetoothスピーカー(BTS52)
- 5 まとめ
大型Bluetoothスピーカーを使うメリット
迫力のサウンドを実現できる
小型のBluetoothスピーカーは、搭載できるスピーカーユニットに限りがあるため、再現できる音域にも限界があります。
いっぽう、大型のBluetoothスピーカーは、複数のユニットから構成されるため、広音域で迫力のあるサウンドが実現可能です。
ダイレクトに体に響いてくるような重低音を体感してしまうと、もう普通のスピーカーには戻れなくなるかも知れませんよ。
配線を気にせずに済む
本格的なスピーカーシステムのケーブルは種類が多く煩雑で、初心者にとってはどれを選んでよいかわからず敷居が高いものです。
その点、Bluetoothスピーカーであれば配線を気にする必要がなく、スマホなどとペアリングさせるだけで簡単に接続ができます。
スピーカーの知識はあまりないけど迫力のある音楽を聴きたい、というオーディオ初心者の方の取っ掛かりとしても最適です。
パーティーシーンでも活用できる
大型のBluetoothスピーカーは、大音量で出力ができるだけでなく、マイクやギターを接続できるタイプのものまであります。
そのため、パーティなどのシーンで、カラオケとして使用したり、ギターの演奏をしたりと、楽しみ方は無限大です。
また、スピーカー本体がリズムに合わせて光るものもあるため、よりいっそうパーティシーンを盛り上げてくれるに違いありません。
大型Bluetoothスピーカーを使うデメリット
場所を取る
特に大きなものになると、スーツケースほどの大きさがあるため、置き場所に困ってしまうこともあるかも知れません。
スペック表でサイズをよく確認したうえで、部屋に置くスペースがあるかどうかを、事前にしっかりと確認すようにしましょう。
なかには、スピーカースタンドの取付け穴が開いた商品もあるので、床から上げてスペースを確保するというのもひとつの手です。
重くて持ち運びがしにくい
大型のBluetoothスピーカーのなかには、重量が10kgを超える商品もあるので、女性が持ち運びをするのはかなり大変です。
屋外に持ち運ぶ予定があるようでしたら、なるべく軽量なものか、取っ手やキャリーの付いた持ち運びのしやすいものを選びましょう。
マンションなどで使用する際は気を使う
大型のBluetoothスピーカーは、大音量で出力できるものがほとんどですから、マンションで再生すると近所迷惑になる可能性も。
家の中で使用する時はなるべく音量を抑え、重低音モードをOFFにするなどし、屋外では思い切り大音量を楽しむようにしましょう。
大型Bluetoothスピーカーの選び方
出力ワット(W)数を確認する
大型のBluetoothスピーカーを選ぶ理由のひとつとして、重低音の効いたパワフルなサウンドを求める方が多いかと思います。
その指標として、もっともわかりやすいのが出力ワット(W)数で、筐体が大きくなるにつれて出力も大きくなる傾向にあります。
ただし、最大W数は、電源接続時の数値が記載されているため、バッテリー使用時は半分程度に落ちる場合もありますのでご注意ください。
用途に応じて大きさ、かたちを選ぶ
大型のBluetoothスピーカーには、縦置き、横置き、ブックシェルフ型などがあり、その中でもさまざま大きさのものが揃っています。
屋外やイベントなどで持ち運ぶことを想定されるのであれば、取っ手やキャリーが付いたものを選ぶと、持ち運びがしやすく便利です。
反対に、自宅でのみ使用するようであれば、あまり大きすぎず、スピーカースタンドの取付けができるようなものを選ぶとよいでしょう。
大型Bluetoothスピーカーおすすめ10選
【JBL】
PARTYBOX310(JBLPARTYBOX310JN)
目をみはるほど大きく、最大240Wと驚異の高出力により、パワフルなサウンドを実現してくれるBluetoothスピーカーです。
その名の通り、パーティなどの大人数が集まるようなシーンでも威力を発揮し、マイクの接続もできるのでカラオケとしての使用も可能。
とにかく重いのですが、伸縮するキャリーハンドルとホイールが付いているため、女性でも楽に持ち運びができるのも魅力のひとつです。
【JBL】
BOOMBOX 3(JBLBOOMBOX3BLKJN)
CDラジカセのような横長のかたちをした、大きいですが、ハンドルが付いているため持ち運びのしやすいBluetoothスピーカーです。
3wayのスピーカーユニットにより、低音から高音まで幅広い音域を再現するため、クリアな音質を求めるユーザーにも最適です。
また、IP67という高い防水性により、ビーチサイドや屋外でのイベントなど、アウトドアでもその威力を十分に発揮することができます。
【SONY】
重低音スピーカー(SRS-XP500)
重低音をより効かせることができる「MEGA BASS」モードを搭載しているため、胸に響くような迫力のあるサウンドを実現します。
家にいながらライブ会場にいるような臨場感あふれる音を再現できますが、防滴性能もあるため、もちろん屋外での使用も可能。
ライティング機能で好みの色に光らせることができるので、利用シーンに合わせたカラーで、よりパーティ感を演出することができます。
【SONY】
ワイヤレススピーカー(SRS-RA5000)
3つの上向きスピーカーが上部にあり、近未来的なデザインがぱっと目を引く、インテリアとしても存在感を発揮するスピーカーです。
SONYの音声規格「360 Reality Audio」に対応しているため、立体的なサウンドで、音楽への没入感が体感できます。
「360 Reality Audio」に対応した音源は少ないですが、ハイレゾにも対応しているため、さまざまな音楽を高音質で楽しめます。
【マキタ】
充電式スピーカ(MR200B)
こちらはマキタ好きにはたまらない、マキタのバッテリーで駆動する、無骨なデザインが男心をくすぐる充電式スピーカーです。
防じん、防水性能もあるため、ホコリの多い作業場や工事現場などで使用すると、作業効率も格段にアップしそうですね。
マキタの電動工具を使用している方は、そのバッテリーが使えますが、お持ちでない方は付属のAC100Vのアダプタをご使用ください。
【Edifier】
ブックシェルフスピーカー(S2000MKIII)
コストパフォーマンスが高く、ブックシェルフ型のスピーカーで有名なEdifierの、低音を効かせたハイエンドクラスの商品です。
光などのマルチ入力に対応していながら、このクラスのブックシェルフ型には珍しく、Bluetoothを搭載しているのがポイント。
クラッシック、ボーカルなど、4つの異なるモードをリモコンで切り替えが可能なので、初心者でも曲に合った調節が簡単にできます。
【Bose】
S1 Pro system
ライブなどの演奏を目的とした、いわゆるPAシステムとして販売されている商品ですが、普通に音楽を聴くことももちろん可能です。
縦置き、斜め置き、横置き、スタンド取付けと、4つのポジションで設置することができ、かつ設置方法に合わせて音質も自動で最適化。
横置きにした時にBOSEのロゴの向きを変えることができるのも嬉しいポイントで、演奏に音楽鑑賞に、幅広く使えるスピーカーです。
【Marshall】
TUFTON Bluetoothスピーカー
音楽に携わる人でも、そうでない人でも、伝統的なMarshallのギターアンプを見たことがない人は居ないのではないでしょうか。
それくらい目になじみのあるMarshallのギターアンプを彷彿とさせるような、大型でかつおしゃれなBluetoothスピーカーです。
見た目のよさだけでなく、重低音も効いているので、インテリアとしても使える、音質の良いスピーカーをお探しの方にぴったりです。
【Anker】
Soundcore Motion Boom Plus(A3129)
80Wという出力からは想像できないような軽さで、取っ手とショルダーストラップも付いているため、アウトドアでも使える商品です。
Ankerの、低価格ながら高音質なスピーカー性能に加えて、IP67という最高の防水性能で、誤って水没させてしまっても大丈夫。
さらに、外で音楽を楽しみながらスマホなどの充電ができるのも、モバイルバッテリーで培った技術のたまものではないでしょうか。
【Tribit】
Bluetoothスピーカー(BTS52)
海外のメディアサイトでも高い評価を得ているTribitがリリースする、気軽に大音量を楽しめるBluetoothスピーカーです。
IP7の防水性能と約30時間の連続再生時間により、電源のないアウトドアでも活躍し、急な雨にも耐えうる設計になっています。
独自規格の「XBass」機能により、重低音を変化させることができるので、室内で聴く時はOFFにするなどのアレンジも可能です。
まとめ
迫力の重低音を再現する、大型のBluetoothスピーカーには数多くの種類があることに、お気づきいただけましたでしょうか。
行動制限が緩和されたいま、家から一歩外に出て、大音量で楽しめる大型Bluetoothスピーカーを試してみてはいかがですか?
大型Bluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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