家族や友人とキャンプに行きたいけれど、遠方や1泊の予定はなかなか合わせられなくて困った事はないでしょうか?
自宅で行うベランピングであれば、それらの問題を解決し、より気軽にキャンプを味わう事ができます。
その際タープがあれば影を作り暑さを凌いだり、ご近所の視線を遮ったりしてベランピングをより快適に行えるでしょう。
今回は、そんな快適なベランピング向けタープのおすすめを厳選して10個ご紹介致します。
ベランピング向けタープを使うメリット
設営が簡単
キャンプ向けのタープと比較すると、サイズの小さいものやワンタッチ機構のものが多く、初心者でも簡単に設営する事ができます。
簡単に手早く影を作り直射日光を遮れますので、他の準備も快適に行えるため、ベランピングを最大限に楽しむ事ができるでしょう。
安価に購入できる
サイズが小さいので生地自体の面積も小さく、キャンプ向けのタープより安い事が多いです。
キャンプの様に使用環境に対する性能も、高水準なものは要求されませんので、その点も費用を抑えられるポイントになるでしょう。
また、導入コストを下げられるので他のギアや食材に費用を掛けられるため、とても費用対効果が高い買い物になるかと思います。
当日無理に撤収しなくて良い
自宅に設置しますので、撤収作業は好きなタイミングに可能で、当日無理に撤収しなくても問題ありません。
キャンプ場では、チェックアウトがあるので無理な話ですが、自宅であれば宴会の後、そのまま眠る事だって出来てしまいます。
ベランピング向けタープを使うデメリット
キャンプへの転用はサイズ的に難しい
大抵の場合は、広大なキャンプ場に比べると、ベランピングは小さめのタープを使用する事が想定され、使う場面や場所は限定されます。
ベランピング向けのタープを、キャンプで使用するのは少々手狭になってしまうでしょう。
あくまで、ベランピング向けと割り切り、キャンプ向けとは別に用意する事が必要です。
サイズの入念な確認が必要
広大なキャンプ場では、設営に多少の無理は効きますが、自宅ではそうはいきません。
敷地は決まっていて、好きにペグを打ち込むわけにもいきませんので、購入前に緻密なサイズ計測と設営方法の確認が必要です。
ギアは何でもそうではありますが、特に融通が効きませんので、誤ると最悪買い直すはめになりかねませんので注意して下さい。
強力な固定が必要
ご近所さんとの距離が近い事が多かったり通行人が居たりと、タープの転倒や吹き飛びには細心の注意を払う必要があります。
その為、固定は強力でなければなりませんが、ペグを打ち込める環境は少なく、ウエイト固定や直接固定する事になるでしょう。
自宅に直接固定であればおおよそ大丈夫ですが、ウエイト固定であれば、大きさや形状をよく確認し、的確な固定が必須です。
ベランピング向けタープの選び方
サイズを確認する
始めに、タープを設営する場所の面積や障害物の有無を調べ、そこにどのサイズのタープなら建てる事が出来るかを調べて下さい。
ベランピングでは、通常のキャンプ場とは違い敷地の範囲内かつ周囲への配慮が必要ですので、適切なサイズの選択は必須です。
もし無理なサイズを選んでしまうと、最悪の場合タープそのものの設営が出来ないといった事になりかねません。
ですので、まずはしっかりとご自身の自宅の庭やガレージに最適なサイズを計測し、購入ミスの無いように注意しましょう。
また、面積だけでなく、高さにも注意が必要で、植栽や屋根、電柱などに干渉する場合もありますのでご注意を。
形状を決める
タープには大きく2つに分け、自立式と非自立式があります。
自立式は、設営が簡単で、四角のものが多いのでサイズのイメージが容易ですが、段差での設営に弱く、重いという面もあります。
非自立式は、軽く、アレンジが出来るので融通が効きますが、設営にコツが要り、通常はペグ固定なので固定法の代替案が必要です。
お好きな方をお選び頂くと良いですが、敷地に余裕があり、設営に自信がない方は、自立式のタープをおすすめします。
固定方法を決める
最後は固定方法を考えていきましょう、特に住宅地ではトラブルや事故の原因となりかねませんので、確実な固定処理が必要です。
設営場所が土やウッドデッキであれば、各種ペグでの固定が可能で、それが最適解なのでペグを使用してください。
ペグの使用が出来ない場所は、フリーウエイトやロープで代替していきましょう、自在金具があるとより便利です。
どの固定方法であっても、風の影響を想定するが大切で、目的が固定ではなく、設営にすり替わらないよう注意しましょう。
ベランピング向けタープおすすめ10選
【QUICKCAMP】
スクリーンタープ 3m(QC-ST300)
ワンタッチ式のタープで、設営が非常に簡単な事が最大の特徴であり、設営時間は約90秒とかなり早いです。
また、フルメッシュになりますので、夏場などは虫の対策が不要である事も嬉しいポイントです。
その他、収納ポケットやランタンフック、UVカット等、快適装備がてんこ盛りで、大変コスパの良いタープです。
【Coleman】
インスタンドバイザーシェード ダークルーム(20038823)
日光を90%遮られる、圧倒的な遮光性を誇るダークルームテクノロジーを装備したタープは、気温が高くても快適です。
そして、脚部より飛び出した天井サイズは日差しが入りにくく、影の面積を広げ、雨天の際は雨の侵入を防いでくれます。
また、推奨ではありませんが、各脚部の高さを調節できますので、多少の段差であれば対応する事ができます。
【BUNDK】
ミニヘキサゴンタープ430×350(BDK-210)
ベランダピングにちょうど良い小型のヘキサゴンタープで、その場所に合ったアレンジ設営が可能です。
最初はコツが要りますが、工夫次第でかなりのアレンジが効き、大抵の場所に張る事が出来るでしょう。
また、非常に安価なのが良いところで、安いだけでなく2本のポールが初めから付いていたり、装備面も充実しています。
【DD Hammocks】
DDタープ 3×3
広すぎず狭すぎないサイズ感と数多くのループで、直感的に思うままのアレンジを効かせられます。
ループが多い事で、設営はもちろん、固定方法も様々な対応が可能で、対応範囲の広さは目を見張る物があります。
ただし、取り扱いには多少のコツと仕組みの理解が必要で、タープやテントの設営に馴染みがある方におすすめです。
【CAPTAINSTAG】
レクタタープ 290×180(UA-1082)
290cm×180cmのコンパクトなレクタタープで、長方形なのでベランダの屋根に直接固定しても調整しやすいです。
サイズも1~2人用とコンパクトなので、マンションのベランダにも対応できる事が多いでしょう。
UVカットと2000mmの耐水圧があるので、機能面も申し分なく、夏場は設営したままでもオーニング代わりになり便利です。
【QUICKCAMP】
ポリヘキサタープ(QC-HT420 TN)
延長用テープやハンギングチェーン、ポールにカラビナと必要なものが全て最初から付いているお得なタープです。
大きめのタープなので、キャンプ使用も出来ますし、付属品で工夫すればもちろんベランピングにも使用できます。
ポールの高さが240cmなので、上部の干渉物がある場合はポールを使用せず、直接固定する等をして対応しましょう。
【Quictent】
ワンタッチタープテント
まるで南国ヴィラを彷彿させる外観は、見た目を重視されている方へおすすめです。
カーテン式に幕が開くので、他とは違う高級感を演出する事が出来ます、不要な場合は取り外すことも可能です。
高さも3段階調整できますので、見た目だけでなく対応範囲の柔軟性も兼ね備えています。
【Horypt】
オーニング テントタープ
珍しい三角の幕は、狭小地にもスタイリッシュに設置でき、複数枚使用する事で、デザイン性高く日差しを防げます。
また、固定部は3カ所と少ない分、力の向きを分散させないので、安定した固定が実現します。
狭小地やマンションに特におすすめのタープです。
【FIELDOOR】
つっぱり日よけスクリーン
「毎回設営が面倒だ」という方へおすすめの、完全固定式のスクリーンタープです。
つっぱり式で固定でき、一度設営すれば撤収の必要はなく、クランク式でタープを出したり、収納したり出来ます。
週末ベランダでコーヒーを飲む等、すでにベランピングの習慣がある方には非常におすすめです。
まとめ
自宅のベランダで簡単に楽しめるベランピングを、より快適に、習慣的に楽しんで頂けるタープをご紹介致しました。
皆様のタープ選びの参考に、少しでもなる事ができれば幸いです。
ベランピング向けタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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