どの季節のキャンプもそれぞれ魅力がありますが、一番快適にキャンプができる季節は秋であるといえるでしょう。
暑すぎず寒すぎず、夏に比べれば虫も少なくなるため、屋外で過ごしやすい季節です。
しかも、秋は紅葉の美しい景色を見ることができ、キノコや芋など旬の食材が豊富なためバーベキューの季節としても人気があります。
「夏ほど日差しが強くない秋キャンプで、タープは必要ないのでは?」そう思う方もいるかもしれませんが、秋キャンプこそタープは必需品です。
秋キャンプ向けのタープについて、メリットや選び方をおすすめの商品とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 秋キャンプ向けタープを使うメリット
- 2 秋キャンプ向けタープを使うデメリット
- 3 秋キャンプ向けタープの選び方
- 4 秋キャンプ向けタープおすすめ10選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】プレーナメッシュタープセット(M-3154)
- 4.2 【SOLO UP】ワンアクション タープ(ST-2005CNALAE3S-1271)
- 4.3 【Coleman】シェード パーティーシェードDX 300(2000033122)
- 4.4 【GODEARU】タープ レクタタープ(Tarp-G-4×4.9)
- 4.5 【MC】TOMOUNTタープ
- 4.6 【8tail】ミスター タープ
- 4.7 【HEWFLIT】スクリーンテント
- 4.8 【snow peak】リビングシェル ロング Pro(TP-660)
- 4.9 【LOGOS】Tradcanvasソーラーデビルブロックルーム(71202005)
- 4.10 【OneTigris】ROC SHIELD
- 5 まとめ
秋キャンプ向けタープを使うメリット
秋の強い日差しを防げる
秋キャンプでは、夏ほどは日差しが強くないと油断しがちですが、実は紫外線の強い季節です。
昼間は意外と日差しが強く、直射日光を浴びていると肌の負担になり、体力を無駄に消耗してしまいます。
秋キャンプでもしっかりと遮光性のあるタープを設置して、日陰の下で過ごしたほうがよいでしょう。
急な悪天候にも対応
秋は台風が多い季節でもあり、予報をちゃんとチェックしても天候が変わりやすく、急な悪天候に見舞われることもよくあります。
そのため、急な雨や突風に対応できるように、秋キャンプ向けのタープがあると安心です。
一般的な夏キャンプ用のタープよりも耐水性や遮光性に優れており、風にも負けない耐久性を持つ商品を選びましょう。
冷たい風もしっかりブロック
秋は、昼間が暑くても夜には急に気温が下がることが多く、昼と夜の寒暖差がとくに激しい季節です。
「女心と秋の空」ということわざもあるほど秋の天気は移ろいやすく、急に冷たい風が強く吹くこともあります。
楽しいはずのキャンプで体調を崩さないためにも、焚火だけでは防げない秋の寒さは、秋キャンプ向けのタープでしっかり対策しましょう。
秋キャンプ向けタープを使うデメリット
真夏には適さない場合がある
どの季節でタープを使うにしても、日差しや雨を防ぐためといった基本的な目的は変わりません。
しかし、夏キャンプ向けのタープと秋キャンプ向けのタープでは、重要視すべき機能性が少しずつ違ってきます。
夏キャンプでは、暑さを軽減するために遮光性と風通しのよさが必要です。
一方で、秋キャンプは寒さを防ぐためにクローズタイプが適しており、夏に使用すると熱がこもってしまいます。
荷物になる
タープの種類の中でも、オープンタイプのシンプルな形状のものは、軽量でコンパクトなため持ち運びもしやすくなっています。
その点、秋キャンプ向けのタープは、昼間の紫外線をカットするほか、秋の急な強風に耐えうる骨組みと、冷たい風をブロックできる横壁が必要です。
そのため、夏キャンプ向けのタープに比べると、重くてかさばる商品が多くなってしまいます。
価格が高め
タープの価格は、形状や機能性がシンプルなほど、価格も安めになっていきます。
しかし、秋キャンプ向けのタープは、秋の変わりやすいお天気に対応するため、耐水性、耐風性、防寒性を備えていなければなりません。
より充実した機能性を備えたタープが必要となるため、通常よりも価格が高めになってしまいます。
秋キャンプ向けタープの選び方
タイプ
タープの形状には様々なタイプがあり、使い方に合わせて自分にぴったりのものを選ぶ必要があります。
タープの種類は主に「オープンタイプ」と「シェルタータイプ」の2種類ですが、秋キャンプに向いているのは「シェルタータイプ」が多いです。
とくに「タープテント」のタイプは、四方が壁でしっかり囲われており、暑い時はメッシュかオープンに、寒くなったらフルクローズに調整できます。
機能性
タープには様々な機能性が備わっていますが、商品によって機能性には大きな違いがあります。
失敗のないように選ぶためには、それぞれの特徴を理解したうえで、どのようなシーンで使うのかはっきりイメージしておくことが重要です。
秋キャンプでタープを使用する場合は、日よけのほか、急な突風に耐えられるか、冷たい風をブロックできるかという点を確認しましょう。
メーカー
タープはキャンプには欠かせない基本的なアイテムであるため、大抵のアウトドアメーカーで取り扱いがあります。
老舗の有名メーカーから、デザイン性の高い人気のメーカー、そして海外のマイナーメーカーの低価格な商品まで幅広いラインナップです。
より機能性や耐久性という点を重視するのであれば、多少価格が高くても保証がしっかりしている大手メーカーのタープを選ぶとよいでしょう。
価格帯
秋キャンプ向けのタープは、形状やサイズなど幅広い種類があり、価格も安いものから高いものまでかなりの差があります。
タイプとして最も安いのは、天幕にタープ2本とロープだけで構成されたシンプルな形状のヘキサタープです。
しかし、タイプだけではなく有名ブランドの商品や、デザイン・機能性にこだわると価格はどんどん上がっていきます。
こだわりポイントと価格のバランスをよく考えて、自分にぴったりのタープを選びましょう。
秋キャンプ向けタープおすすめ10選
メーカー・商品名 | 重さ | 容量 | タイプ |
---|---|---|---|
CAPTAIN STAG プレーナメッシュタープセット | 6kg | 4-5人 | タープテント |
SOLO UP ワンアクション タープ | 8.4kg | 4人 | タープテント |
Coleman シェード パーティーシェードDX 300 | 11.3kg | 4-6人 | シェード |
GODEARU タープ レクタタープ | 5.29kg | 1-6人 | レクタタープ |
MC TOMOUNTタープ | 11.8kg | 8-14人 | キャノピータープ |
8tail ミスター タープ | 1.6kg | 1人 | レクタタープ |
HEWFLIT スクリーンテント | 8kg | 4人 | タープテント |
snow peak リビングシェル ロング Pro | 17.5kg | 6人 | タープテント |
LOGOS Tradcanvasソーラーデビルブロックルーム | 11.2kg | 8人 | タープテント |
OneTigris ROC SHIELD | 7.4kg | 1-2人 | タープテント |
【CAPTAIN STAG】
プレーナメッシュタープセット(M-3154)
三角屋根のお家のような、ハウス型のメッシュタープです。
秋キャンプでも意外と虫は多く、しっかり虫をガードできるフルメッシュのタープテントは大変重宝します。
大人数向けのサイズになっており、とくに虫刺されに注意したいお子さん連れのファミリーキャンプにぴったりでしょう。
重さ | 6kg |
---|---|
容量 | 4-5人 |
タイプ | タープテント |
【SOLO UP】
ワンアクション タープ(ST-2005CNALAE3S-1271)
ブランド名の通り、ひとりでも簡単に組み立てが可能な、ワンタッチ式のタープテントです。
フレームの中央部分にあるボタンを押して持ち上げるだけのワンアクションで、女性でも数分で設営が完了します。
付属の横幕で秋の冷たい風をしっかりガードして、天幕は耐水圧1000mm以上と耐水性も優れているため、秋の変わりやすい天候でも安心です。
重さ | 8.4kg |
---|---|
容量 | 4人 |
タイプ | タープテント |
【Coleman】
シェード パーティーシェードDX 300(2000033122)
ドーム型の耐久性の高いフレームで、秋の気まぐれな強風にも安心な、自立式のシェルターです。
日よけの意味を持つ「シェルター」ですが、この商品は耐水圧1000mm以上で、秋の急な小雨にもしっかり対応してくれます。
オプションで横幕も付けることができるため、日が暮れて急に冷たい風が吹いてきたときも、防寒対策もバッチリです。
重さ | 11.3kg |
---|---|
容量 | 4-6人 |
タイプ | シェード |
【GODEARU】
タープ レクタタープ(Tarp-G-4×4.9)
ソロキャンプでも大人数のキャンプでも、そして1年中どの季節でも活躍してくれる万能なタープです。
19か所のハトメ付きで、ポールやロープの使い方を工夫すれば、あらゆる形状にアレンジすることができます。
秋に使用する場合は、低めのポールを使用し、横風を防げるように設営するのがおすすめです。
重さ | 5.29kg |
---|---|
容量 | 1-6人 |
タイプ | レクタタープ |
【MC】
TOMOUNTタープ
トンネル型の個性的な形状で、デザイン性も高い秋キャンプ向けのタープです。
真ん中のアーチ形のポールが横幕を強く張り、従来のタープのように風に煽られて不安定になる心配がありません。
生地のポリコットンは、ベージュの優しい色合いと自然なコットンに近い素材感でおしゃれなだけではなく、耐久性や耐水性にも優れています。
さらに、なんと最大14人でも使用可能な広々とした空間で、大人数のキャンプにもぴったりです。
重さ | 11.8kg |
---|---|
容量 | 8-14人 |
タイプ | キャノピータープ |
【8tail】
ミスター タープ
中級・上級のソロキャンパー向けで、コンパクトで軽量な正方形の天幕のみの商品です。
キャンプアイテムをすでに豊富に持っている方向けに、極力付属品を省いた超軽量のタープになっています。
ループが19か所付いており、秋にぴったりのテントスタイルやシェルタースタイル、オープンスタイルと自由自在です。
シンプルで無骨なデザインもあいまって、上級キャンパーのおしゃれな雰囲気を出すことができます。
重さ | 1.6kg |
---|---|
容量 | 1人 |
タイプ | レクタタープ |
【HEWFLIT】
スクリーンテント
テントタイプで強風時の安定感が抜群の、秋キャンプ向けのタープです。
天井が高く開放感があり設営も簡単なため、とくにファミリーキャンプで活躍してくれるでしょう。
目の細かいメッシュで虫や日差しを防ぎ、風が冷たくなった時にはフルクローズにすることもできます。
また、防水性もしっかりしているため、秋の急な夕立があっても安心です。
重さ | 8kg |
---|---|
容量 | 4人 |
タイプ | タープテント |
【snow peak】
リビングシェル ロング Pro(TP-660)
デザイン性も性能もトップクラスの、人気ブランドスノーピークによるタープテントです。
夏キャンプであればオープンタイプの風通しのよいタープが最適ですが、横風や雨や寒さなど防ぎたいものが多い秋キャンプにはこの商品がぴったり!
価格はタープの中でもかなりお高めですが、他商品と比べて突出した性能を持ち、安心のメーカー保証も万全です。
重さ | 17.5kg |
---|---|
容量 | 6人 |
タイプ | タープテント |
【LOGOS】
Tradcanvasソーラーデビルブロックルーム(71202005)
最大8人まで使用可能な、大型の秋キャンプ向けのタープになっています。
生地にはソーラーブロック加工が施され、秋晴れの日の強い紫外線を99.9%カットし、なんと100%遮光することが可能です。
米国基準CPAI-84適合の高い難燃性も持ち、秋キャンプの醍醐味であるバーベキューや焚火も安心してできます。
重さ | 11.2kg |
---|---|
容量 | 8人 |
タイプ | タープテント |
【OneTigris】
ROC SHIELD
ソロキャンプや少人数のキャンプ向けの、貝殻型でしっかり防寒できるタープテントです。
秋の終わりのかなり冷え込む時期には、煙突用の専用穴を使って薪ストーブを設置することもできます。
素材のポリコットンは、通気性がよく難燃性も優れており、見た目もおしゃれでデザイン性を重視する方にもおすすめです。
タープとしてもテントとしても使えて、季節も問わない万能な商品になっています。
重さ | 7.4kg |
---|---|
容量 | 1-2人 |
タイプ | タープテント |
まとめ
暑さにも寒さにも、また風の強さにも気を付けたい秋のキャンプ。
タープほどの大きいアイテムはそう何個も揃えることはできないため、なるべく長い季節使えると嬉しいですよね。
天気が変わりやすい秋に合わせたタープを購入すれば、あらゆるシーンで幅広く使うことができます。
ぜひこの記事を参考に、使いやすい秋キャンプ向けのタープを探してみてください。
秋キャンプ向けタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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