歌い手向けオーディオインターフェイスおすすめ10選!初心者でも使いやすい商品を紹介!

近年は動画・配信サイトの需要が高まりつつあり、数あるジャンルの中でも歌い手によるカバー動画が人気を獲得しています。

そのため「自身の歌声を聴いてもらいたい」と思い、歌ってみた動画・配信を始めようと考える方も多いでしょう。

始めるにあたり、必須となるのがオーディオインターフェイスですが、何を基準に選ぶべきか、迷う方もいると思います。

そこで本記事では、歌い手向けオーディオインターフェイスを紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。

歌い手向けオーディオインターフェイスを使うメリット

拡張性が高い

PC・タブレット端末のみでも楽曲制作は行えますが、コンデンサーマイク・楽器等は接続できず、クオリティには限界があります。

ですが、オーディオインターフェイスを接続することにより、XLR・コンボジャック等を拡張し、様々な楽器接続を可能にできます。

弾き語りやMixと曲調をアレンジしつつ、高品質マイクでボイスを録音できるのはオーディオインターフェイスの強みです。

ノイズを軽減できる

PC・タブレット端末のみでもマイクを接続できますが、内蔵サウンドカードでは音質に限界があり、ノイズも混じりがちです。

歌ってみた動画・配信では自身の声を披露しますが、雑音が混じっていては聴き手に良い印象を与えられません。

ですが、オーディオインターフェイスはマイク入力のノイズを抑えてくれるため、クリアな音声を雑音無しで届けられます。

音を自由にカスタマイズできる

PC・タブレット端末のみでも楽曲制作は行えますが、イコライザー等を細かく調節できず、音には深くこだわれません。

そのため、原曲に沿った歌ってみた動画・配信に限られてしまいますが、オーディオインターフェイスがこれらを解決してくれます。

細かい音の調節をはじめ、自分好みにアレンジできるため、理想の歌ってみた動画・配信を実現可能です。

編集がラクになる

オーディオインターフェイス無しでも楽曲制作は可能ですが、収録した音声と原曲を組み合わせる編集が必要です。

楽曲制作の中でも特に複雑で時間が掛かるため、初心者には難しいですが、ループバック機能で解決できます。

ループバックは自身の歌声に合うように原曲を再生できるため、編集無しで楽曲を完成させることが可能です。

歌い手向けオーディオインターフェイスを使うデメリット

コストが掛かる

歌い手向けオーディオインターフェイスは、自分好みの歌ってみた動画・配信を提供するために必要不可欠なアイテムです。

音のカスタマイズ・楽器等の接続も可能にできるため、非常に便利ですが、導入には相応のコストが掛かります。

自身の歌を披露するにあたり、音質にもこだわる必要があるため、最低でも1~2万円程度の予算が必須です。

配線で迷いやすい

初心者にも扱いやすいオーディオインターフェイスは多数登場しており、直感的にコントロールできるのが魅力です。

しかし、あくまでも初心者でも理解しやすいのは操作面であり、基礎となる配線には知識が必要になります。

XLR・フォーン・TRSなどの聞き馴染みが無い端子名が頻出するため、配線については事前にチェックしておきましょう。

歌い手向けオーディオインターフェイスの選び方

音質で選ぶ

オーディオインターフェイスはサウンド品質を底上げできますが、実現できる音質は製品で違ってきます。

16Bit/48khz~32Bit/192khz以上と幅が広く、数値が大きくなるほどにクリアなサウンドが実現可能です。

歌ってみた動画・配信で音声を収録するにあたり、サウンド品質は重要となるため、最低でも16Bit/96khz以上が必須です。

ですが、音質は優れているほどに製品価格も高騰するため、予算が限られているなら最低限でも問題はありません。

入出力端子で選ぶ

オーディオインターフェイスはマイク・楽器を接続し、高音質で録音できますが、搭載されている端子数・種類は製品で異なります。

歌ってみたで必須となるコンデンサーマイクはXLR端子が必要なため、XLR・コンボジャックを備えた製品を選びましょう。

マイクだけではなく、弾き語りで楽器も接続したい場合、フォーン端子・XLR・コンボジャックを持つ製品の選択が必須です。

ご自身が扱うマイク数・楽器の種類に応じて必要な端子が異なるため、ご自身の環境を考慮して選択しましょう。

メーカーで選ぶ

歌い手向けオーディオインターフェイスは製品数が非常に多く、国内外のメーカーから登場しています。

とはいえ、日本では馴染の無いメーカーも多く、メーカーによる品質の差もあるため、メーカー選びは非常に重要です。

初めて導入するにあたり、迷ってしまった際には国内でも人気の高いYAMAHAやRolandがおすすめです。

その他にもBehringerは世界的に人気があり、多数の高評価を獲得しているので視野に入れてみましょう。

価格帯で選ぶ

歌い手向けオーディオインターフェイスは豊富なラインナップが登場しており、1万円以下~5万円以上と価格幅も広めです。

コストを可能な限り抑えるなら1万円以下からの選択になりますが、価格=音質・拡張・機能性に比例する点には注意です。

音質・拡張性・機能性の全てにこだわる場合、最低でも3万円程度の予算確保が必須になります。

ご自身の予算を加味しつつ、手が届く範囲で理想の性能を持つ製品を選択しましょう。

歌い手向けオーディオインターフェイスおすすめ10選

メーカー・製品名サイズ/重量音質コンボジャック数
M-Audio M-Track Solo16.4×11.4×5.5cm/300g16Bit/48khz1
Behringer U-PHORIA UM212.8×11.8×4.6cm/300g16Bit/48khz1
PreSonus AudioBox Go10.8×8.4××4.4cm/240g24Bit/96khz1
Solid State Logic SSL223.4×15.7×7cm/880g24Bit/192khz2
Arturia MiniFuse 115.4×10×4.3cm/336g24Bit/192khz1
Focusrite Scarlett Solo14.4×9.6×4.4cm/320g24Bit/192khz0
Roland GO:MIXER PRO-X15.5×10.4×4.1cm/215g24Bit/96khz2
Roland Rubix4431×16.5×4.6cm/1.8kg24Bit/192khz4
YAMAHA AG0620.2×15.5×6.3cm/1kg24Bit/192khz2
Tc Helicon GO XLR28.5×17.4×8.2cm/1.6kg24Bit/48khz0

【M-Audio】
M-Track Solo

引用:Amazon

コンボジャック+フォーン端子を搭載しており、マイク+楽器を同時に接続できるオーディオインターフェイスです。

ファンタム電源+高音質マイクプリアンプが内蔵されており、クリアな音声を録音できます。

サンプリングレートやBit数は最低限ですが5千円前後で導入できるため、予算が限られた方におすすめです。

サイズ/重量16.4×11.4×5.5cm/300g
音質16Bit/48khz
コンボジャック数1

【Behringer】
U-PHORIA UM2

引用:Amazon

ファンタム電源に対応し、コンボジャック・フォーン端子を搭載したオーディオインターフェイスです。

マイク単体による録音だけでなく、ギター等の楽器を同時に接続し、弾き語りスタイルも楽しめます。

レイテンシでモニタリングできる機能も搭載されており、初心者にも扱いやすいおすすめの一台です。

サイズ/重量12.8×11.8×4.6cm/300g
音質16Bit/48khz
コンボジャック数1

【PreSonus】
AudioBox Go

引用:Amazon

Windows/MacOSをはじめ、iOSやAndroidと幅広い互換性を実現したオーディオインターフェイスです。

コンボジャック+フォーン端子を活用し、マイク+楽器の同時接続が行えるため、弾き語りも楽しめます。

コンパクトサイズで適応力が高く、シンプルなデザインで直感的に操作できる点もおすすめです。

サイズ/重量10.8×8.4××4.4cm/240g
音質24Bit/96khz
コンボジャック数1

【Solid State Logic】
SSL 2

引用:Amazon

表面に搭載したコントロールノブで操作性を高めつつ、コンボジャックを2つ搭載したオーディオインターフェイスです。

広いレンジに対応したマイクプリアンプを2基搭載しており、あらゆる帯域の原音に忠実に録音できます。

簡単に扱えるミックス機能にも対応しており、初心者でも気軽に動画・配信等で運用できる点が魅力です。

サイズ/重量23.4×15.7×7cm/880g
音質24Bit/192khz
コンボジャック数2

【Arturia】
MiniFuse 1

引用:Amazon

コンパクト+軽量で設計されており、ホワイトカラーで可愛く仕上げたオーディオインターフェイスです。

コンボジャック1つと最小限の端子数ではありますが、ファンタム電源を活用し、コンデンサーマイクでの録音が行えます。

スタジオ品質のハイクオリティ録音を可能にしつつ、シンプルで初心者にも扱いやすい点が好評です。

サイズ/重量15.4×10×4.3cm/336g
音質24Bit/192khz
コンボジャック数1

【Focusrite】
Scarlett Solo

引用:Amazon

XLR・フォーン端子を最小限搭載しつつ、コンパクトサイズに仕上げたオーディオインターフェイスです。

価格を凌駕するScarletプリアンプを内蔵しており、パワフル且つクリアなボイス録音が行えます。

超レイテンシーで遅延が起きる心配が無く、付属ソフトウェアを活用し、購入後から即座に楽曲制作や収録を楽しめます。

サイズ/重量14.4×9.6×4.4cm/320g
音質24Bit/192khz
コンボジャック数0

【Roland】
GO:MIXER PRO-X

引用:Amazon

正方形型でコンパクト+軽量に設計されており、モバイル端末でも運用しやすいオーディオインターフェイスです。

ファンタム電源でコンデンサーマイクを接続できるため、雑音が混じることなく、クリアな音声を録音できます。

ループバック機能も搭載されており、ミックス作業の手間を削減できますし、ライブ配信でも彩りを持たせられます。

サイズ/重量15.5×10.4×4.1cm/215g
音質24Bit/96khz
コンボジャック数2

【Roland】
Rubix 44

引用:Amazon

低ノイズ+原音を忠実に録音できるマイクプリアンプを4基搭載したオーディオインターフェイスです。

充実したコントロールノブを活用し、個別に細かく調節できるため、レコーディング中のミスを軽減できます。

MIDI楽器の接続にも対応しており、DTM楽曲に自信の声をアレンジしたり、動画制作の自由度が高い点が好評です。

サイズ/重量31×16.5×4.6cm/1.8kg
音質24Bit/192khz
コンボジャック数4

【YAMAHA】
AG06(CAG06)

引用:Amazon

正方形型でコンパクトサイズに仕上げつつ、コントロール機能を充実させたオーディオインターフェイスです。

ファンタム電源対応コンボジャックを活用し、コンデンサーマイク+楽器を同時に接続し、自由度の高い録音が行えます。

ループバック機能でミックス編集の手間を削減可能であり、クオリティの高い環境を構築できる点が魅力です。

サイズ/重量20.2×15.5×6.3cm/1kg
音質24Bit/192khz
コンボジャック数2

【Tc Helicon】
GO XLR

引用:Amazon

RGBライティング機能により、近未来を連想させるデザインで仕上げたオーディオインターフェイスです。

端子はXLR端子やフォーンのみとなりますが、様々なカスタマイズ機能により、理想の音声を録音できます。

音質は高くないですが、ライブ配信・歌ってみた動画収録など、一台でマルチに活躍できるパフォーマンスの高さが好評です。

サイズ/重量28.5×17.4×8.2cm/1.6kg
音質24Bit/48khz
コンボジャック数0

まとめ

オーディオインターフェイスを用いることにより、理想の環境を構築し、聴き手にクリアなサウンドを提供できます。

高額なコストが掛かるため、ある程度の予算が必要ですが、本記事を参考にお気に入りを見つけていただければ幸いです。

紹介アイテム一覧

歌い手向けオーディオインターフェイスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

M-Audio
M-Track Solo
Behringer
U-PHORIA UM2
PreSonus
AudioBox Go
Solid State Logic
SSL 2
Arturia
MiniFuse 1
Focusrite
Scarlett Solo
Roland
GO:MIXER PRO-X
Roland
Rubix 44
YAMAHA
AG06(CAG06)
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