残り100ヤード近くからグリーンオンを狙ったショットや、グリーン周りからピンに寄せるアプローチで活躍するのがアプローチウェッジです。
アイアンやウッドなどと同じように、ウェッジにも初心者向けのウェッジが販売されています。
ですが、様々なメーカーから多くの種類のモデルが販売されており、何を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、初心者向けアプローチウェッジのメリットやデメリット、おすすめ商品を紹介しています。
簡単でオートマチックに打てるものから、ミスを補ってくれるものまで、多くの商品を集めていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 初心者向けアプローチウェッジを使うメリット
- 2 初心者向けアプローチウェッジを使うデメリット
- 3 初心者向けアプローチウェッジの選び方
- 4 初心者向けアプローチウェッジおすすめ10選
- 4.1 【ダンロップ】ゼクシオ エイト（XXIO8）
- 4.2 【クリーブランドゴルフ】RTX6 ZIPCORE ウェッジ（10335186）
- 4.3 【クリーブランドゴルフ】 CVX ZIPCORE（10325075）
- 4.4 【キャスコ】ドルフィンウェッジ DW-118
- 4.5 【キャスコ】ドルフィンウェッジ DW-123
- 4.6 【本間ゴルフ】TW-W21
- 4.7 【プロギア】 NEW EGG アイアン（GSI0052）
- 4.8 【キャロウェイ】ウェッジ MACK DADDY CB（4C685812N29863000）
- 4.9 【LYNX】SS Magic Mulligan
- 4.10 【オノフ】フロッグス リープII
- 5 まとめ
初心者向けアプローチウェッジを使うメリット
ミスヒットでも飛距離に差が出にくい
初心者向けのアプローチウェッジでは、肉厚フェースやバックフェースのグルーブなどによって、寛容性が高い仕様になっています。
寛容性が高いというのは、クラブのスイートスポットを外した際に出る悪影響が少なく、ショットの結果に差が出にくくなります。
つまり、ある程度アバウトなインパクトを迎えても、イメージに近い球筋となり、飛距離が落ちてグリーンに届かないようなミスが減るでしょう。
方向性が安定する
初心者用のアプローチウェッジでは、狙った方向に正しく構えられるように、ヘッドの見え方やネック形状などを工夫しています。
そのため、狙い通りの方向に自然と真っすぐ構えることができ、オートマチックに方向を取りやすくなっています。
また、インパクトにおけるヘッドのブレも抑えてくれるので、当てるだけで狙い通りの方向にボールを飛ばしやすく、方向性が安定するでしょう。
ボールが上がりやすい
多くの初心者の方が抱える悩みの一つに、ボールが上がりづらいということがあるでしょう。
特に、ラフやバンカーからのショットでは上手く球を捉えることができずに、脱出することも出来ないなんてこともあります。
初心者用のアプローチウェッジでは、ソールやバウンスによってボールを拾いやすく抜けが良くなっており、ボールが簡単に上がるようになっています。
初心者向けアプローチウェッジを使うデメリット
ボールを操作することを覚えない
寛容性に優れており、スコアメイクにも直結するため、初心者の方にはメリットの多い初心者用のアプローチウェッジですが、デメリットもあります。
簡単に、オートマチックにグリーンオン、したりピンに寄せるアプローチを打てたりしますが、色々な球筋のアプローチを打ち分けることは難しいです。
そのため、今後上達していく過程で、狙い通りの球筋を打ち分けられるようなクラブに買い替えていく必要も出てくるでしょう。
初心者向けアプローチウェッジの選び方
ロフト
アプローチウェッジを選ぶ際に気を付けるべきポイントの一つが、ロフト角です。
通常は、ピッチングウェッジの次にアプローチウェッジ、そしてサンドウェッジと順にロフト角が大きくなっていきます。
最近のストロングロフトなアイアンセットを使用していると、ピッチングウェッジの方が大きいロフト角になってしまうこともあります。
また、スイングスピードにもよりますが、クラブ間のロフト角がおおよそ4～8度になるようにセッティングするといいでしょう。
ソール形状
クラブと地面が接地するソール面の形状によって、ダフリに強くなったり、刺さりにくくなったり、振りぬきが良くなったりします。
ワイドソールと言われるソール面の幅が広いタイプは、芝の上を滑りやすく、ダフってもクラブが跳ねにくく、また地面に刺さりにくくなります。
バウンス角は、大きい方がダフった際に刺さりにくく、小さい方が跳ねてトップしにくく、自分のタイプに合わせて選びましょう。
シャフトの素材
ヘッドの形状などによる特性もそうですが、シャフトの違いによっても、クラブの性能は大きく異なります。
一般的に、カーボンの方がしなりを使いヘッドが走りやすく暴れやすく、スチールはスイングが安定するもののヘッドは走りにくいと言われています。
アイアンのシャフト素材と合わせるのが通常ですが、ウェッジをメインに素材を選び、アイアンも同じものに合わせるというのも良いでしょう。
クラブ重量
アプローチウェッジの使用用途は、大きく分けて2種類でしょう。
1つはフルショットで100ヤード前後のグリーンオンを狙うもの、もう一つはグリーン周りのランニングアプローチです。
フルショットをする際に、クラブの重量が他のクラブの重量と比較して、短くなるにつれ重くなる重量フローができているとスイングが安定します。
別のクラブを持っても、同じような重量感覚で自然とスイングできるようになりますので、気にしてみると良いでしょう。
メーカー
多くのメーカーから、初心者向けのモデルも上級者向けのモデルも出されているので、メーカーによっての差は小さいでしょう。
ただし、プロ向けに作ったものを初心者向けにアレンジしているメーカーもあれば、最初から初心者向けに作っているメーカーもあります。
クリーブランドやプロギア、キャスコなどは、比較的初心者向けに作られているモデルがあり、おすすめのメーカーです。
価格帯
初心者向けのアプローチウェッジは、安価なものでは5,000円程のものから、高価なものになると1本2万円近くするものまであります。
もちろん、価格が高ければ高いほど寛容性が高い訳ではなく、見た目やスペックなど何が自分に合っているのかを見極める必要があります。
初心者向けアプローチウェッジおすすめ10選
| メーカー・製品名 | ロフト角 | フレックス |
|---|---|---|
| ダンロップ ゼクシオ エイト | 50° | S |
| クリーブランドゴルフ RTX6 ZIPCORE ウェッジ | 50°、52°、54° | S |
| クリーブランドゴルフ CVX ZIPCORE | 50°、52°、54° | S |
| キャスコ ドルフィンウェッジ ストレートタイプ | 52° | ユニフレックス |
| キャスコ ドルフィンウェッジ グースタイプ | 50°、52°、54° | ウェッジ |
| 本間ゴルフ TW-W21 | 50° | R |
| プロギア NEW EGG アイアン | 43° | SR |
| キャロウェイ ウェッジ MACK DADDY CB | 50°、52°、54° | S |
| LYNX SS Magic Mulligan | 52° | ウェッジ |
| オノフ フロッグス リープII | 51° | NSF |
【ダンロップ】
ゼクシオ エイト（XXIO8）
日本を代表するゴルフクラブメーカーのダンロップが出している、アマチュア向けのゼクシオは寛容性が高く、日本メーカーの安心感もあります。
アイアンから同じモデル展開となっているゼクシオエイトは、ヘッドスピードもボールスピードも向上させ、飛距離性能に優れています。
フェース下部が肉厚になることで、アマチュアゴルファーの打点付近での反発係数が上がり、より寛容性が高くなりました。
| ロフト角 | 50° |
|---|---|
| フレックス | S |
【クリーブランドゴルフ】
RTX6 ZIPCORE ウェッジ（10335186）
クリーブランドはウェッジをはじめとしたショートゲームに強いメーカーで、アマチュアにもやさしく、コスパの良さが特徴的なメーカーです。
RTX6 ZIPCOREはツアープロも使用するウェッジですが、難しいわけではなくスピン性能などの性能が高く、寛容性にも優れています。
特に、19本のグルーブとミーリングによるスピン性能は高く、雨の日などの濡れた状況でも変わらず高スピンを生み出してくれます。
| ロフト角 | 50°、52°、54° |
|---|---|
| フレックス | S |
【クリーブランドゴルフ】
CVX ZIPCORE（10325075）
コスパが良く寛容性の高いクリーブランドのウェッジの中でも、キャビティバックにすることで、群を抜いてやさしい性能のウェッジです。
アイアンでは寛容性の高いキャビティバック形状が主流ですが、ウェッジで採用している方は5%ほどしかいない珍しいタイプになります。
CVX ZIPCOREでは、キャビティバックを採用することで、クリーブランドの性能の高さに加えて、より寛容性に秀でたウェッジとなっています。
| ロフト角 | 50°、52°、54° |
|---|---|
| フレックス | S |
【キャスコ】
ドルフィンウェッジ DW-118
状況に応じてスイングを変える必要がなく、普段通りのスイングでラフやバンカーから打てる、初心者にやさしいウェッジです。
特徴的なソールが、トゥ・センター・ヒールとそれぞれに形状を変えることで、潜らずに刺さらない性能と抜群の抜けの良さを得ています。
トゥ側に重量配分したことでインパクト時の力を効率よくボールに伝わるため、飛距離性能とともに方向安定性も高く、初心者におすすめです。
| ロフト角 | 52° |
|---|---|
| フレックス | ユニフレックス |
【キャスコ】
ドルフィンウェッジ DW-123
バンカーやラフなどの難しい状況からでも簡単に打てると人気のドルフィンウェッジが、ソール形状を新たに進化した新作モデルです。
刺さらzう潜らないため、バンカーからの脱出しやすさはそのままに、接地の抵抗を減らしたことで、より抜けの良いウェッジになりました。
また、グルーブ形状を一新し重量配分を最適化したことで、よりやさしく打感が良くなった初心者の方に一押しのウェッジです。
| ロフト角 | 50°、52°、54° |
|---|---|
| フレックス | ウェッジ |
【本間ゴルフ】
TW-W21
48～54度のフルショットで使用するウェッジには、フラットブレード設計による低重心化がされており、寛容性の高い設定となっています。
スピン性能も優れており、乾いたコンディションはもちろんのこと、濡れた状況においても88%のスピン量を維持しています。
上級者から初心者まで誰が使用しても満足のいく仕上がりで、スピン性能やコントロース性能、寛容性など全てにおいて高得点のウェッジです。
| ロフト角 | 50° |
|---|---|
| フレックス | R |
【プロギア】
NEW EGG アイアン（GSI0052）
飛距離と寛容性を求めるゴルファーのため、飛びとやさしさを極めたプロギアのアマチュア向けアイアンシリーズのアプローチウェッジです。
薄肉フェースに、反発性能を向上させるパワーグルーブを追加し、タングステンウェイトで重心調整を行い、高反発低重心な設計となっています。
アプローチウェッジで43度とかなりのストロングロフトですが、低重心化によって弾道mおしっかりと上がってくれるので、楽に打てるクラブです。
| ロフト角 | 43° |
|---|---|
| フレックス | SR |
【キャロウェイ】
ウェッジ MACK DADDY CB（4C685812N29863000）
大型ヘッドで見た目から安心感を得られ、ワイドソールによってボールコンタクトに高い寛容性をもたらした高機能キャビティバックウェッジです。
ウェッジの中でもロフト角によってソール形状を変えており、フルショットするアプローチウェッジでは抜けのいいローバウンスとなっています。
また、スピン性能にも優れており、食いつくようにボールに回転を与え、短い距離のアプローチでも安定した高スピンをもたらしてくれます。
| ロフト角 | 50°、52°、54° |
|---|---|
| フレックス | S |
【LYNX】
SS Magic Mulligan
YOU TUBEでも大人気のクラブアナリストのマーク金井氏の設計・監修によって、やさしく簡単に打てるアプローチウェッジです。
ハイバウンスにヒールバウンス、そしてワイドソールによって、クラブは芝の上をすべり、ダフリに非常に強くなっています。
また、ダフっても違いが分かるほどのスピン性能は、グリーン上でしっかりボールを止めてくれるため、初心者の方のスコアづくりに貢献してくれるでしょう。
| ロフト角 | 52° |
|---|---|
| フレックス | ウェッジ |
【オノフ】
フロッグス リープII
ポンと打つだけで、簡単に球が上がり寄ってくれるスーパーワイドソールでやさしいお助けウェッジです。
ワイドソールでありながら、ソールセンターをくぼませている独自形状によって、ざっくりやトップのミスも防いでくれます。
また、真っすぐ構えやすい見た目に、高いスピン性能など、初心者の方がアプローチするのに重要な性能が高い基準で満たされています。
| ロフト角 | 51° |
|---|---|
| フレックス | NSF |
まとめ
アイアンやウッドなどで売られているように、アプローチウェッジにも初心者向けのクラブがあります。
簡単に打てたり、ミスをカバーしてくれるなどスコアにも直結しますので、ぜひ参考にしてウェッジを選んでみてください。
初心者向けアプローチウェッジの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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