夏の鋭い日差しや、急に降ってくる雨からキャンパーの身を守るタープを設営するときに欠かせない「タープポール」。
最近では、赤などのカラーの付いた商品や、木製の商品など、おしゃれなタープポールが数多く発売されていますよね。
しかし、さまざまな商品が発売されているので、どれを購入すればよいかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、おしゃれな赤いタープポールに限定して、メリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
赤いタープポールを使うメリット
見た目がおしゃれ
赤いタープポールを使用する1番のメリットは、おしゃれなキャンプサイトを作り上げられることでしょう。
とくに、赤などの主張の強いカラーの商品は、タープポールなどでポイントとして使用するとおしゃれに見えます。
テントやタープだけではなく、細部までこだわってキャンプサイトをトータルコーディネートしたいという方におすすめの商品です。
他のキャンパーとかぶりにくい
赤いタープポールは、他のキャンパーとかぶりにくいアイテムの1つです。
そのため、赤いタープポールを取り入れることで、キャンプ場の中でも目立つことは間違いないでしょう。
目立つカラーなので購入する際は勇気がいるかもしれませんが、「他の人と同じギアは嫌」という方に挑戦してほしいアイテムです。
赤いタープポールを使うデメリット
素材や長さは限定されてしまう
赤いカラーのタープポールは、通常の商品と比べて商品の数が少なく、選べる素材や長さは限定されてしまいます。
そのため、大きなタープを使用している方や、さまざまなタープアレンジを楽しみたいという方にはあまりおすすめできません。
また、素材もアルミなどが使用されることが多いので、素材にこだわりがある方にも向いていない商品と言えるでしょう。
使用する商品によってはデザインが合わない場合も
赤いタープポールは、使用しているタープやテントによってはデザインが合わないということがあります。
あまり設営後のイメージをせずに購入すると、最悪の場合ちぐはぐなキャンプサイトになってしまう可能性も。
購入する場合は、可能であれば使用しているキャンパーの写真をSNSで探し、設営後のイメージができる商品を購入しましょう。
赤いタープポールの選び方
使用用途に合わせて太さを決めよう
メインポールとサブポールどちらで使用するかによって太さを決めましょう。
メインポールはタープを支える要となるので、「直径25mm以上」の頑丈な商品がおすすめです。
風やタープ本体の重量などの負担を受けやすいメインポールは、細すぎる商品を使用すると風の影響などで折れてしまう可能性も。
とくに、大人数で使用する大型タープの場合は、耐久性の高い商品を選んでください。
また、サブポールで使用する場合は「18mm程度」の商品で問題なく使用できます。
高さは身長に合ったものを選ぶ
メインポールの高さは天井の高さに直結するので、自分の身長に合わせて選びましょう。
タープ内で快適に生活するためには、メインポールは「身長+100~110cm」がおすすめです。
天井の高さに余裕があれば、タープ下でも腰をかがめることなく、楽に移動できます。
ただし、高さや太さのあるポールはその分重量も増え、持ち運びは大変になるので、バランスを見ながら選んでください。
高さ調節できる商品も便利
タープポールの中には、高さを自分で調節できる商品もあります。
「プッシュボタン式」と「スライド式」の2種類あるので、自分に合った商品を選びましょう。
プッシュボタン式
複数本のポールを連結させて、高さを調節することができます。
安定感があり耐久性が高いので、メインポールとしてもおすすめです。
スライド式
本体をひねって伸ばすことで、自由に高さを調節できます。
耐久性はプッシュボタン式に劣りますが、タープ設営後でも自由に高さの調節ができます。
アルミは軽量でお手入れ簡単
タープポールの素材は主に、「アルミ」「スチール」「カーボン」の3種類です。
赤いカラーのタープポールには、アルミ素材が使用されることが多いです。
アルミ素材は軽量で持ち運びやすく、サビにくいので使用後のお手入れも簡単にできます。
ただし、スチールやカーボンと比較すると耐久性は低いので、頑丈な商品が欲しい方には「アルミ合金」がおすすめです。
通常のアルミより価格はやや高くなりますが、アルミの持ち運びやすさと耐久性を兼ね備えた優秀な素材です。
持ち運びやすいものがおすすめ
キャンプでは収納場所から車、キャンプサイトへとギアの持ち運びの機会が多いので、持ち運びやすいタープポールを選びましょう。
とくに、高さ調節ができる商品であれば、コンパクトに収納できるのでおすすめです。
また、専用の収納ケースがセットになっている商品であれば、ばらばらにならずに持ち運びができるので便利です。
さまざまな商品があるので、購入する際は自分の使用用途に合った便利な商品を見つけてください。
キャンパーに人気の高いメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
DOD
ウサギのマークが目印のアウトドアメーカーです。
大事な性能は残しつつ、価格を抑えたコスパの良い商品が魅力です。
フィールドア
「自然と人、人と人をつなぐ」がコンセプトのアウトドアメーカーです。
ネットでの販売のみを行っていて、初心者でも購入しやすい価格の商品が多いです。
スノーピーク
新潟に本社があるアウトドアメーカーです。
レベルに合わせた商品ラインナップにより、多くのキャンパーに愛用されています。
気になる価格帯をチェック
赤いタープポールは安い商品で3,000円台から高いものだと12,000円程度の価格で購入できます。
高価な商品ほど、高さ調節できるものや耐久性の高いものが多い印象があります。
ただし、使用するタープのサイズや使用用途によってはオーバースぺックとなってしまう可能性も。
購入する際は、あまり価格は気にせずに自分のキャンプスタイルに合った適切な商品を選んでください。
赤いタープポールおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | 収納サイズ | 使用サイズ | 素材 |
---|---|---|---|---|
FIELDOOR アルミテントポール2セット入り | 300g | 11cm×37cm | φ16mm×185cm | A7075 超々ジュラルミン |
LOYAL & JUST ウイングポール | 800g | 70cm | φ28mm×185~210cm | アルミ |
8tail 伸縮 アルミ ポール | 1,230g | 95cm | φ28mm×89~230cm | A6061アルミ合金 |
Soomloom アルミポール | 2,920g | 68cm | φ33mm×120cm~280cm | A6061アルミ合金 |
DOD コンパクトタープポール | 1,000g | 40×16×5cm | φ19mm×71~203cm | アルミ合金 |
FUTURE FOX テントポール | 1,460g | 73×17cm | φ28mm×240cm | アルミ |
FIELDOOR アルミテントポール プッシュピン | 1,300g | 68cm | φ32mm×126cm~286cm | アルミ A6061 |
DOD ビッグタープポール | 1,000g | 60×10×6cm | φ28mm×280cm | アルミ合金 |
MSR アジャスタブルポール | 635g | 76cm | φ22mm×208~259cm | アルミニウム |
snow peak ウィングポール | 1,200g | 70cm | φ30mm×120~280cm | アルミ合金 |
【FIELDOOR】
アルミテントポール2セット入り
ソロ~デュオなど少人数で使用するタープや、テントのキャノピー用として使用できる直径16mmの軽量ポールです。
強度が高く軽量な「A7075超々ジュラルミン」を使用しているので、風が強い日でも安心して使用できます。
また、収納時は11×37cmととてもコンパクトになるので、徒歩や公共交通機関を使用する方にもおすすめです。
重さ | 300g |
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収納サイズ | 11cm×37cm |
使用サイズ | φ16mm×185cm |
素材 | A7075 超々ジュラルミン |
【LOYAL & JUST】
ウイングポール
直径28mmと太さがあるので耐久性に優れた、メインポールとしても使用できるタープポールです。
ポールの高さは使用用途に合わせて、プッシュボタン式で8段階まで自由に調節ができます。
また、ポールの底面部分にはゴム製の滑り止めがついているので、風などによりポールがずれることを防げるでしょう。
重さ | 800g |
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収納サイズ | 70cm |
使用サイズ | φ28mm×185~210cm |
素材 | アルミ |
【8tail】
伸縮 アルミ ポール
軽量で耐久性の高い「A6061アルミ合金」を使用した、メインポールとして使用できるタープポールです。
ポールの高さは、89~230cmまでスライド式で調節でき、目盛りがついているので調整時もわかりやすいでしょう。
また、ポール先端のピン部分には「ローレット加工」が施されていて、タープやロープが風で抜けることを防げます。
重さ | 1,230g |
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収納サイズ | 95cm |
使用サイズ | φ28mm×89~230cm |
素材 | A6061アルミ合金 |
【Soomloom】
アルミポール
強度の高い「A6061アルミ合金」を使用した耐食性にも優れた、直径33mとメインポールとして使用できるタープポールです。
ポールの高さは120cm~280cmまでプッシュボタン式で調整できるので、身長の高い人でも余裕を持った天井を作れます。
また、ゴム製の「ポールエンドストッパー」がセットになっているので、風の影響も受けにくいです。
重さ | 2,920g |
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収納サイズ | φ33mm×120cm~280cm |
使用サイズ | 68cm |
素材 | A6061アルミ合金 |
【DOD】
コンパクトタープポール(XP1-630-RD)
直径19mmかつ厚さ1.2mmと持ち運びやすさと頑丈さを兼ね備えた、サブポールや小さなタープの使用がおすすめの商品です。
ポールの先端部分には「ローレット加工」と「曲げ加工」が施されているので、風が強く吹いても安心でしょう。
また、2本セットで5,000円以下で購入できるコスパの良い商品なので、初心者の方にもおすすめです。
重さ | 1,000g |
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収納サイズ | 40×16×5cm |
使用サイズ | φ19mm×71~203cm |
素材 | アルミ合金 |
【FUTURE FOX】
テントポール
ポールの直径28mmかつ太さ1.5mmと頑丈で、メインポールとして安心して使用できるタープポールです。
ポールの土台部分はアルミ製の円錐形に設計されているので、使用中に風でずれたりする心配もありません。
また、上品な「ワインレッドカラー」となっているのでどんなタープとも馴染みやすく、落ち着いた雰囲気を作ってくれます。
重さ | 1,460g |
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収納サイズ | 73×17cm |
使用サイズ | φ28mm×240cm |
素材 | アルミ |
【FIELDOOR】
アルミテントポール プッシュピン
大型タープのメインポールとして安心して使用できる、直径32mmの耐久性の高いタープポールです。
ポールの高さは120cm~280cmまで5段階に調節でき、使用人数や天気に合わせてタープの高さを簡単に変えられます。
また、「アルミA6061」を使用しているので軽量で、「アルマイト加工」済みで耐食性にも優れる商品です。
重さ | 1,300g |
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収納サイズ | 68cm |
使用サイズ | φ32mm×126cm~286cm |
素材 | アルミA6061 |
【DOD】
ビッグタープポール(XP5-507R)
大人数で使用できる大型タープの使用におすすめの、直径28mmかつ厚さ1.4mmと頑丈なタープポールです。
「アルマイト加工」済みなので傷や汚れに強く、接続部の耐久性が高いプッシュボタン式で高さの調節も簡単にできます。
また、表面にはツヤ消し加工が施されているので高級感があり、キャンプ場の自然とも馴染みやすいでしょう。
重さ | 1,000g |
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収納サイズ | 60×10×6cm |
使用サイズ | φ28mm×280cm |
素材 | アルミ合金 |
【MSR】
アジャスタブルポール(040818058305)
ソロ~デュオキャンプ向けのコンパクトなタープでの使用におすすめの、重さ635gと持ち運びのしやすいタープポールです。
先端部分のポールのみプッシュボタン式となっており、高さ208~259cmまで設営後でも自由に調節ができます。
収納サイズが76cmとコンパクトな設計なので、徒歩や公共交通機関を使用する方にもおすすめの商品です。
重さ | 635g |
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収納サイズ | 76cm |
使用サイズ | φ22mm×208~259cm |
素材 | アルミ合金 |
【snow peak】
ウィングポール(TP-001RD)
2種類の60cmと70cmのポールを組み合わせて、120~280cmまで高さの調節ができるタープポールです。
直径1.5mmかつ直径30mmで高強度のアルミ合金を使用しているので、風の強い日でも安心して使用できるでしょう。
また、ポールの先端部分には「ローレット加工」が施されていて、タープやロープが抜けることも防げます。
重さ | 1,200g |
---|---|
収納サイズ | 70cm |
使用サイズ | φ30mm×120~280cm |
素材 | アルミ合金 |
まとめ
今回は、おしゃれな赤いタープポールに限定して、メリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったおしゃれなタープポールを見つけて、キャンプを楽しんでください。
赤いタープポールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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