キャンプと言えば夏、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ここ数年の異常な暑さの中でのキャンプは体にこたえます。
また、夏は蚊やアブなどの虫も多いため、特に虫嫌いの方にとってはハードルの高いキャンプとなるでしょう。
そこでおすすめなのが、暑さも和らぎ虫が少なくなる秋キャンプですが、どのようなテントを用意したらよいか迷ってしまいますよね。
本記事では、秋キャンプにおすすめのテントをご紹介しながら、そのメリット・デメリット、選び方についても解説します。
目次
- 1 秋キャンプ向けテントを使うメリット
- 2 秋キャンプ向けテントを使うデメリット
- 3 秋キャンプ向けテントの選び方
- 4 秋キャンプ向けテントおすすめ10選
- 4.1 【Coleman】タフスクリーン2ルーム TX/MDX(2191009)
- 4.2 【snow peak】ランドネストドーム M(SDE-260)
- 4.3 【ogawa】ツインクレスタT/C(3348)
- 4.4 【ビジョンピークス】ルームテント クアトロアーチ2ルーム+RF(VP160101K01)
- 4.5 【THE NORTH FACE】Lander 2(NV22206)
- 4.6 【FIELDOOR】パップテント TC 450
- 4.7 【YOKA】YOKA TIPI
- 4.8 【テンマクデザイン】ミグラテール
- 4.9 【MINIMAL WORKS】Shelter G(MGSH-SG171-GO0TA)
- 4.10 【snow peak】ゼッカ(TP-710)
- 5 まとめ
秋キャンプ向けテントを使うメリット
気温の変化にも対応できる
秋キャンプは寒暖の差が激しく、日中は汗ばむ陽気であっても夜は肌寒く、暖房器具が必要なくらい冷え込む場合もあります。
そんな気温の変化にも対応できるテントであれば、昼間は涼しく夜は暖かく過ごすことができ、寒暖差による結露も防いでくれます。
景色を堪能できる
秋は紅葉シーズンでもあるため、一年でもっとも景色を堪能できる季節とも言っても過言ではありません。
秋キャンプ向けのテントであれば、プライベートな空間で景色を堪能することができ、キャンプの醍醐味を肌で感じることができるでしょう。
オールシーズン活用できる
秋キャンプ向けのテントであれば、工夫次第で夏の暑さや冬の寒さにも十分に対応することができます。
有名メーカーであれば、インナーテントやインナーマットなど多数オプションが用意されているため、有効活用するとよいですね。
秋キャンプ向けテントを使うデメリット
雨対策が必要
秋の長雨とも言われるように、秋はぐずついた天気が続いたり、台風の影響を受けて晴れの予報が急に雨に変わることもあるので対策が必要です。
そのため、秋キャンプ向けのテントは、雨の日も過ごしやすいツールームテントや、キャノピー付きテントを選ぶ必要があります。
多機能なテントになると、普通のテントと比べて割高になってしまうのがデメリットのひとつです。
防寒対策が必要
暑さも和らぎ昼間も過ごしやすくなるいっぽうで、場所によっては夜はかなり冷え込む場合もあります。
そのため、暖房器具が入るような広めのテントを選んだり、スカートの付いたテントを選ぶことが必要となってきます。
秋キャンプ向けテントの選び方
素材で選ぶ
秋キャンプ向けテントの素材としては、結露しにくいTC素材もおすすめですが、重量があり長時間の雨に弱いというデメリットがあります。
いっぽう、ポリエステルやナイロン素材は軽量で雨にも強いのですが、結露しやすいためこまめな換気が必要となります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、あなたのキャンプスタイルに合ったテントを選ぶようにしましょう。
サイズで選ぶ
秋キャンプ向けテントにも、ソロ〜デュオ用からファミリータイプまで、さまざまな大きさのテントがあります。
メーカーサイトに記載の対応人数はひとつの目安にはなりますが、ゆったりと過ごしたい時は1〜2人分の余裕も持たせたサイズ選びが必要です。
景色の見やすさで選ぶ
メリットの項目でもお伝えした通り、秋キャンプの醍醐味は紅葉などの景色を堪能できることです。
そのため、開口部が広く窓を多く設けたテントや天窓付きのテントを選ぶと、テント内に居ながらも景色を楽しむことができます。
メーカーで選ぶ
スノーピークやオガワ、コールマンなどの人気メーカーのものを選ぶと品質的にも間違いがなく安心感があります。
その他にも、ガレージブランドや、スタイリッシュな韓国ブランドのものを選ぶと周りと被ることが少ないのでおすすめです。
価格帯で選ぶ
安いノーブランド品であれば1万円以下のものもありますが、急な雨や気温の変化に耐えられない可能性もあります。
国内メーカーのテントであれば、ソロ〜デュオ用で3〜5万、ファミリー用で5〜10万とお高めですが、安心して使用することができます。
秋キャンプ向けテントおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ | 重量 | 素材 |
---|---|---|---|
Coleman タフスクリーン2ルーム TX/MDX | 560×340×210cm | 20.5kg | ポリエステル |
snow peak ランドネストドーム M | 450×280×160cm | 8.7kg | ポリエステル |
ogawa ツインクレスタT/C | 570×305×200cm | 11.1kg | TC |
ビジョンピークス ルームテント クアトロアーチ2ルーム+RF | 620×330×210cm | 22.7kg | ポリエステル |
THE NORTH FACE Lander 2 | 330×235×140cm | 4.57kg | ポリエステル |
FIELDOOR パップテント TC 450 | 450×130×210cm | 10kg | TC |
YOKA YOKA TIPI | 270×270×175cm | 2kg | ナイロン |
テンマクデザイン ミグラテール | 353×232×210cm | 26kg | TC |
MINIMAL WORKS Shelter G | 350×300×170cm | 6.4kg | ナイロン |
snow peak ゼッカ | 880×420×230cm | 30kg | ポリエステル |
【Coleman】
タフスクリーン2ルーム TX/MDX(2191009)
ポリエステルなのにコットンのような風合いのテックスファイバーを使用しているため、温かみを感じさせてくれる2ルームテントです。
耐水圧も2000mmと申し分なく、雨の日のキャンプも、リビングスペースでくつろぎながら快適に過ごすことができます。
寒暖差の激しい秋キャンプは結露が発生しやすくなりますが、付属のルーフフライにより、フライシート内の結露を軽減してくれます。
サイズ | 560×340×210cm |
---|---|
重量 | 20.5kg |
素材 | ポリエステル |
【snow peak】
ランドネストドーム M(SDE-260)
スノーピークと言えばアメニティドームが有名ですが、こちらのランドネストドームは設営のしやすさにこだわったテントです。
Aフレームで3本のフレームを支える構造で自立するため、タープを設営する際はテントをちょうどよい位置に移動させることができます。
5万円ほどで購入できるところが魅力ですが、遮光性が低くスカートが付いていないため、春・秋キャンプでの使用に向いているでしょう。
サイズ | 450×280×160cm |
---|---|
重量 | 8.7kg |
素材 | ポリエステル |
【ogawa】
ツインクレスタT/C(3348)
床面8箇所をペグダウンして2本のポールで立てるだけという設営の簡単さが魅力のシェルターは、キャンプ初心者にもおすすめです。
前後を開放すればとても風通しがよく、左右に大きなメッシュ窓が付いているため、日中がまだ暑い時期のキャンプにも最適。
このテントの最大の魅力でもあるレイアウトの自由度を活かすためには、オプションの二股ポールの購入が必須となりますのでご注意下さい。
サイズ | 570×305×200cm |
---|---|
重量 | 11.1kg |
素材 | TC |
【ビジョンピークス】
ルームテント クアトロアーチ2ルーム+RF(VP160101K01)
5人家族でも使用できるほどのサイズ感で、リビングスペースがかなり広いため、寒い夜はストーブを焚いて暖かく過ごすことができます。
このテントの最大の特徴はサイドタープがついているところで、タープを別で張るよりもはるかに楽に設営することが可能。
多機能でありながら10万円を切る価格で購入できるため、これからテント、タープを揃えようと思っている方にもおすすめです。
サイズ | 620×330×210cm |
---|---|
重量 | 22.7kg |
素材 | ポリエステル |
【THE NORTH FACE】
Lander 2(NV22206)
とにかく見た目がかっこよく、落ち着いた色味のニュートープグリーンが紅葉の季節にピッタリな、ソロ〜デュオ向けテントです。
前方のフレームが前に張り出したような形状になっているため、テント内の空間をより広く感じさせてくれます。
スカート付きで秋〜冬でも快適に使用できますが、インナーのメッシュ窓を閉じることができないため、防寒対策は必須となります。
サイズ | 330×235×140cm |
---|---|
重量 | 4.57kg |
素材 | ポリエステル |
【FIELDOOR】
パップテント TC 450
従来の320サイズから130cm横に伸びることでリビングスペースが確保でき、冷たい風が吹く日もテント内で快適に過ごすことができます。
吊り下げ式のインナーはコットも入る広さで、就寝時は横のリビングに大事なギアを収納することもできます。
TC素材のため結露しにくく焚き火の火の粉にも強いため、秋キャンプだけでなくオールシーズン活用できて便利なテントです。
サイズ | 450×130×210cm |
---|---|
重量 | 10kg |
素材 | TC |
【YOKA】
YOKA TIPI
とても軽量なナイロン素材ですが、煙突穴がついており、薪ストーブはTCでなければならないという概念を覆してくれるテントです。
テントの外周に施されたリフレクターは、日が落ちるのが早くなる秋キャンプでも、ひと目で自分のテントを認識することができます。
オプションのヨカタープを連結させると広い前室ができ、ポールを二股化するなどの工夫次第でデュオでも快適に過ごせます。
サイズ | 270×270×175cm |
---|---|
重量 | 2kg |
素材 | ナイロン |
【テンマクデザイン】
ミグラテール
大きな窓が特徴でもあるロッジ型テントですが、特にこのミグラテールは3方向に窓がついており、室内のどこにいても外の景色が楽しめます。
そのため、気温の低い日はテント内でコタツを敷いて、お籠りキャンプをしながら外の景色を堪能することもできます。
室内は2mの高さがあるため圧迫感がなく、まるで自分の部屋にいるようにくつろぐことのできるテントです。
サイズ | 353×232×210cm |
---|---|
重量 | 26kg |
素材 | TC |
【MINIMAL WORKS】
Shelter G(MGSH-SG171-GO0TA)
韓国発アウトドアブランド、ミニマルワークスのテントはスタイリッシュな外観が特徴的で、かっこいいテントをお探しの方にもってこいです。
こちらのシェルターGは、両サイドのワイドなドアを開放することにより外の景色を楽しむことができ、夜は天窓から星空を眺めることもできます。
オプションのメッシュドアを組み合わせると夏は虫よけに、TPUドアを組み合わせると風よけになったりと、季節に応じてアレンジが可能です。
サイズ | 350×300×170cm |
---|---|
重量 | 6.4kg |
素材 | ナイロン |
【snow peak】
ゼッカ(TP-710)
キャンプ場から望む紅葉をプライベートな空間で楽しみたい、という人はこちらのシェルターを候補にしてみてはいかがでしょうか。
抜群の開放感を実現したデザインは、その名の通り「眺望絶佳」を体感できること間違いありませんが、お値段もなかなかのものです。
横幅は880cmあるため区画サイトには入りきれず、景色の良いフリーサイトに限定されますのでその点はご注意下さい。
サイズ | 880×420×230cm |
---|---|
重量 | 30kg |
素材 | ポリエステル |
まとめ
テントは年々進化を遂げており、気温の変化にも対応できるテントが数多くリリースされています。
この秋にキャンプデビューをしたい方、秋用のテントを探している方は、この記事を参考にとっておきの商品を選んで下さい。
秋キャンプ向けテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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