冬に近づいてくることで日中と朝晩の気温差が大きくなり、秋キャンプでは寒さ対策が必要です。
持ち運びに便利なストーブやヒーターなどの暖房機器があれば、肌寒い日でも安心して過ごせますよね。
しかし、さまざまな種類の暖房機器が発売されているので、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、秋キャンプにおすすめのストーブやヒーターなどの暖房機器の選び方やおすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 秋キャンプ向け暖房を使うメリット
- 2 秋キャンプ向け暖房を使うデメリット
- 3 秋キャンプ向け暖房の選び方
- 4 秋キャンプ向け暖房おすすめ10選
- 4.1 【オキナ工業】電気ストーブ(xr-d455-bk)
- 4.2 【Aladdin】遠赤グラファイトヒーター(AEH-G423N-W)
- 4.3 【Coleman】クイックヒーター(170-8054)
- 4.4 【山善】速暖カーボンヒーター(DBC-L12)
- 4.5 【BRUNO】カーボンヒーター(BOE077)
- 4.6 【TOYOTOMI】対流型石油ストーブ(RB-25M)
- 4.7 【newAlupasa】newアルパカストーブコンパクト
- 4.8 【Iwatani】カセットガスストーブ(CB-STV-DKD2)
- 4.9 【Sengoku Aladdin】ポータブルガスストーブ(SAGBF02A-R)
- 4.10 【LOGOS】ポータブル ガス ストーブ(81060035)
- 5 まとめ
秋キャンプ向け暖房を使うメリット
気温が下がっても快適に過ごせる
秋キャンプで暖房を使用する1番のメリットとしては、気温が下がったときでも暖かく快適に過ごせることが挙げられるでしょう。
冬が近づく10月頃であれば、日中と朝晩の気温差が激しくなり、太陽が沈むと急激に冷え込んでしまいます。
平地でのキャンプであれば場所によってはそこまで冷え込まないですが、標高の高い場所では暖房を使用した寒さ対策は必須です。
空間ごと暖められる
ストーブやヒーターなどを秋キャンプで使用すると、テント内全体を暖めることができ、複数人でのキャンプにもおすすめです。
電気毛布やひざ掛けも防寒に役立ちますが、1人での使用が中心となってしまいます。
また、ガスや灯油を使用したストーブであれば、電源のないキャンプ場で使用できるので、汎用性も高いでしょう。
電気ストーブなら就寝時も使用できる
キャンプで使用される暖房機器の主な熱源としては、灯油やガス、電気が挙げられます。
電源の付いたキャンプ場を使用する方や、ポータブル電源を持っている方であれば、電気ストーブを使用できます。
電気ストーブは転倒時消火装置など安全装置がついた商品が多く、就寝時にも安心して使用できるのでおすすめです。
秋キャンプ向け暖房を使うデメリット
荷物が増える
秋キャンプで暖房を使用すると、持ち運ぶ荷物の量が増えてしまうというデメリットがあります。
とくに、徒歩やバイク、公共交通機関を使用して移動される方には、あまりおすすめできません。
また、暖房機器を購入する際は車で移動する方でも、自宅の収納や車の積載スペースの確保が必要となるでしょう。
燃料代がかかる
暖房機器をキャンプで使用する際は、暖房機器を購入する費用とは別に、電気や灯油などの燃料代もかかってきます。
そのため、なるべくお金をかけずにキャンプを楽しみたいという方には、あまりおすすめできない商品です。
ただし、気温の下がる季節に暖房を使用することで、キャンプを快適に風邪をひく心配がなく楽しめることは間違いないでしょう。
火傷や一酸化炭素中毒に注意が必要
一般的に暖房機器の熱源となる部分は、高温になる商品が多いので、使用中は火傷のリスクが高まります。
とくに、ちいさなお子さんのいるご家庭では、手の触れられない場所にストーブを設置するなどの対策が必須です。
また、灯油ストーブを使用する場合は、常に換気を行うなどの一酸化炭素中毒への予防も行いましょう。
秋キャンプ向け暖房の選び方
ソロキャンプならガスヒーターがおすすめ
ソロキャンプのみを楽しむ方には、「ガスヒーター」の使用がおすすめです。
燃料はガス缶なので、セットするだけで簡単に寒さ対策ができます。
また、軽量でコンパクトに持ち運べるものが多く、なるべく荷物を少なくしたいという方にも向いているでしょう。
ただし、火力自体は弱いので空間全体を暖めることはできず、燃焼時間が短い層品もあるので注意が必要です。
電気ストーブは安心して使用できる
電源付きのキャンプサイトを使用する方や、ポータブル電源を持っている方は、「電気ストーブ」の使用がおすすめです。
電気ストーブは、一酸化炭素中毒のリスクがなく、お子さんのいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。
安全機能が備わっている商品であれば、万が一の際の火事や火傷のリスクを最低限に抑えられます。
また、暖かさを調節できたり、首振り機能がついていたりする商品もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
灯油ストーブは大人数でも暖かい
大人数でのキャンプや、さらに寒い冬にもキャンプに行く予定の方は「灯油ストーブ」がおすすめです。
灯油ストーブは火力が強く、テント内など空間全体を暖めることができます。
また、商品によってはお湯を沸かしたり、料理を楽しんだりすることもできるでしょう。
ただし、サイズが大きく重量もあり、燃料である灯油も一緒に持ち運ぶ必要があります。
使用前や使用後のメンテナンスが必要な商品もあるので、初心者にはおすすめできません。
持ち運びやすい商品を選ぶ
秋キャンプではチェアやテーブルなどのギアや、防寒のための衣類など荷物の量が多くなりがちですよね。
冬にキャンプをしない方や、あまり気温の下がらない地域に住んでいる方は、持ち運びやすさを重視しましょう。
とくに灯油ストーブはパワーが強い分、燃料も含めて重さがあるので、秋キャンプのみの方にはあまりおすすめできません。
そのため、これからキャンプを始める方には持ち運びやすく使い方もシンプルな、電気ストーブやガスヒーターをおすすめします。
安全機能をチェック
キャンプ向けに販売されている暖房機器にも、安全装置がついている商品があります。
とくに、転倒や振動によるオフ機能や過熱防止装置は、キャンプでの火事や火傷を防ぐことができます。
小さなお子さんと一緒にキャンプを楽しむ方は、ぜひチェックしてみてください。
キャンパー人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
アラジン
日本の「株式会社千石」は製造している家電メーカーです。
デザイン性が高く、コンパクトで使い勝手の良い商品を販売しています。
トヨトミ
名古屋に本社があるストーブで有名なメーカーです。
灯油ストーブから電気ストーブまで商品のラインナップが豊富です。
イワタニ
大阪に本社がある家庭用ガス専門メーカーです。
「タフまる」などのカセットガスでキャンパーにも有名ですが、電気やガスストーブも発売しています。
気になる価格帯を確認しよう
秋キャンプ向けの暖房機器は安いもので7,000円台から40,000円程度までと、やや価格帯に幅があります。
高価な商品は火力が強い商品や、長時間稼働させられるパワーのある商品が多い傾向です。
高性能な商品も多いですが、秋キャンプで使用する人によってはオーバースペックとなる可能性も。
自分に必要なスペックの暖房機器を見極めて、適切な商品を選んでください。
秋キャンプ向け暖房おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 熱源 | 消費電力or連続燃焼時間 |
---|---|---|---|---|
オキナ工業 電気ストーブ | 2.6kg | 46.0×32.5×32.5cm | 電気 | 600~1,200W |
Aladdin 遠赤グラファイトヒーター | 1.1kg | 19×19×53.5cm | 電気 | 400W |
Coleman クイックヒーター | 0.4kg | 16×17.5cm | OD缶 | 8.5時間 |
山善 速暖カーボンヒーター | 3.5kg | 32×32×64.5cm | 電気 | 300~1,200W |
BRUNO カーボンヒーター | 2.3kg | 21.4×21.4×61.4cm | 電気 | 500~1,000W |
TOYOTOMI 対流型石油ストーブ | 6.2kg | 47.5×38.8×38.8cm | 灯油 | 20~40時間 |
newAlupasa newアルパカストーブコンパクト | 6.6kg | 40.5×35×35cm | 灯油 | 10時間 |
Iwatani カセットガスストーブ | 4.3kg | 36.1×31.1×36.4cm | CB缶 | 2.5時間 |
Sengoku Aladdin ポータブルガスストーブ | 5.7kg | 33×33.5×38.6cm | CB缶 | 1~4時間 |
LOGOS ポータブル ガス ストーブ | 4.2kg | 37×29.6×33.5cm | CB缶 | 2.5~7時間 |
【オキナ工業】
電気ストーブ(xr-d455-bk)
重量2.6kgと軽量で力の弱い方でも持ち運びやすく、360°全方位暖められるおしゃれな電気ストーブです。
強モードと弱モードに設定温度を切り替えできるので、その日の気温に合わせて節電しながら使用できます。
また、「転倒自動オフ機能」がついているので、小さなお子さんのいる家庭でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 2.6kg |
---|---|
サイズ | 46.0×32.5×32.5cm |
熱源 | 電気 |
連続燃焼時間 | 600~1,200W |
【Aladdin】
遠赤グラファイトヒーター(AEH-G423N-W)
どんな場所にも設置できるスマートなデザインで、テント内をムラなく暖められる電気ヒーターです。
アラジン独自の技術「遠赤グラファイト」により、わずか0.2秒で起動し、遠赤外線効果で体の中から暖められます。
さらに、障害物を感知する「シャットオフセンサー」を搭載しているので、火事などのリスクも軽減するでしょう。
重さ | 1.1kg |
---|---|
サイズ | 19×19×53.5cm |
熱源 | 電気 |
連続燃焼時間 | 400W |
【Coleman】
クイックヒーター(170-8054)
重量400gと軽量でコンパクトに持ち運びができる、OD缶を熱源とする便利なガスヒーターです。
連続8時間以上使用できるため、気温の下がりすぎない季節の1泊のキャンプであれば1本のOD缶で問題なく過ごせるでしょう。
また、リフレクターという反射板がついているので、暖かさを逃がすことなくソロキャンプには最適な商品です。
重さ | 0.4kg |
---|---|
サイズ | 16×17.5cm |
熱源 | OD缶 |
連続燃焼時間 | 8.5時間 |
【山善】
速暖カーボンヒーター(DBC-L12)
カーボンヒーターと遠赤外ヒーターにより、起動が早く芯まで暖まれる便利な電気ヒーターです。
気温によって3段階に温度が変えられ、首振り機能もついているので、テント内全体を暖められるでしょう。
また、「転倒オフスイッチ」がついているので、万が一ストーブが倒れてしまっても、火事のリスクを最低限に抑えられます。
重さ | 3.5kg |
---|---|
サイズ | 32×32×64.5cm |
熱源 | 電気 |
連続燃焼時間 | 300~1,200W |
【BRUNO】
カーボンヒーター(BOE077)
おしゃれなレトロテイストでナチュラルなキャンプサイトにぴったりな、電気を使用するカーボンヒーターです。
静穏設計なので夜の静かな時間でも安心して使用でき、首振り機能でテント全体を暖めることができるでしょう。
また、その日の気温に合わせてパワー調整ができ、便利な1~4時間のタイマーまでついています。
重さ | 2.3kg |
---|---|
サイズ | 21.4×21.4×61.4cm |
熱源 | 電気 |
連続燃焼時間 | 500~1,000W |
【TOYOTOMI】
対流型石油ストーブ(RB-25M)
ガラスに特殊なレインボー加工を施しているので、暖かみを感じる7色の優しい光がテント内を照らす灯油ストーブです。
乾電池を使用した電子点火設計のため、電子つまみを回すだけで火を使わずに簡単に着火できます。
2重タンク構造により灯油がこぼれにくく、「対震自動消火装置」がついているので転倒した時でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 6.2kg |
---|---|
サイズ | 47.5×38.8×38.8cm |
熱源 | 灯油 |
連続燃焼時間 | 20~40時間 |
【newAlupasa】
newアルパカストーブコンパクト
収納ケースにコンパクトに収納することができ、連続10時間使用できるので1泊のキャンプでは十分に活躍する灯油ストーブです。
「対震自動消火装置」がついているので、万が一転倒や地震が起こった際も火事のリスクを最低限に抑えられます。
また、ストーブ上ではお湯を沸かしたり、簡単な煮込み料理を作ったりすることもできるので、料理をされる方におすすめです。
重さ | 6.6kg |
---|---|
サイズ | 40.5×35×35cm |
熱源 | 灯油 |
連続燃焼時間 | 10時間 |
【Iwatani】
カセットガスストーブ(CB-STV-DKD2)
CB缶を使用するガスストーブですが、少ないガス消費量で灯油ストーブと同等の暖かさを得られる商品です。
4.3kgと軽量で持ち運びやすく、電源や灯油を必要としないので、キャンプへの持ち運びも楽に行えるでしょう。
「不完全燃焼防止装置」や「立消え安全装置」など合計4つの安全装置がついているので、アウトドアでも安心して使用できます。
重さ | 4.3kg |
---|---|
サイズ | 36.1×31.1×36.4cm |
熱源 | CB缶 |
連続燃焼時間 | 2.5時間 |
【Sengoku Aladdin】
ポータブルガスストーブ(SAGBF02A-R)
かわいらしくおしゃれなアンティーク風のデザインで、使い勝手の良いCB缶を熱源とするガスストーブです。
また、炎を中心に集める「トルネードバーナー」により効率よく熱を発生させ、テント内全体を暖められます。
「圧力感知安全装置」や「不完全燃焼防止装置」など4つの安全装置が搭載されているので、外でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 5.7kg |
---|---|
サイズ | 33×33.5×38.6cm |
熱源 | CB缶 |
連続燃焼時間 | 1~4時間 |
【LOGOS】
ポータブル ガス ストーブ(81060035)
360°どこからでも綺麗な青い光を眺められる、秋キャンプにもピッタリなCB缶を熱源としたガスストーブです。
電源や灯油などを必要とせずコンパクトに持ち運びができるので、車の積載スペースが少ない方にもおすすめ。
また、オプション商品の「囲炉裏テーブル」を購入すれば、ストーブを複数人で囲いながら食事もできて便利です。
重さ | 4.2kg |
---|---|
サイズ | 37×29.6×33.5cm |
熱源 | CB缶 |
連続燃焼時間 | 2.5~7時間 |
まとめ
今回は、秋キャンプにおすすめのストーブやヒーターなどの暖房機器の選び方やおすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合った暖房を見つけて、秋キャンプを暖かく快適に楽しんでください。
秋キャンプ向け暖房の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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