近年ではPC端末だけでなく、同等の性能を持つタブレット端末等の普及により、モバイルモニターが注目を集めています。
ただ、一般的なモバイルモニターの場合、電力供給源の確保が必須となるため、限られた場所でしか運用しにくいのが欠点です。
ですが、近年ではバッテリーを内蔵し、単独運用を実現したモバイルモニターが登場しており、導入を検討される方もいるでしょう。
そこで本記事では、バッテリー内蔵モバイルモニターおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 バッテリー内蔵モバイルモニターを使うメリット
- 2 バッテリー内蔵モバイルモニターを使うデメリット
- 3 バッテリー内蔵モバイルモニターの選び方
- 4 バッテリー内蔵モバイルモニターおすすめ10選
- 4.1 【spkulia】タッチパネルモバイルモニター
- 4.2 【spkulia】スタンド付きモバイルモニター
- 4.3 【EVICIV】ケース付きモバイルモニター(M156E06)
- 4.4 【BIGASUO】広視野角ポータブルモニター(B-157)
- 4.5 【cdisplay】カバー付きモバイルモニター
- 4.6 【MISEDI】非光沢モバイルモニター(MS-156G16)
- 4.7 【PEPPER JOBS】ケース付きモバイルモニター(XT1610FV3)
- 4.8 【ASUS】IPSモバイルモニター(MB16AHP)
- 4.9 【ASUS】ZenScreen Go(MB16AWP)
- 4.10 【ASUS】ROG STRIX(XG17AHPE)
- 5 まとめ
バッテリー内蔵モバイルモニターを使うメリット
荷物がかさらばずに済む
モバイルモニターは携帯性・互換性に優れており、あらゆるシーンに持ち運べるのがメリットです。
ただ、AC電源等から電力供給を受ける必要があり、接続ケーブルも携帯しなくてはいけないため、荷物がかさばってしまいます。
ですが、バッテリー内蔵タイプの場合、ケーブル等を持ち運ばずに済むため、かさばらずに携帯できます。
適応力が高い
モバイルモニターはサイズ・厚みを抑えることにより、優れた携帯性を実現しているのが強みです。
ただ、外部から電源供給が必要な製品の場合、コンセント等を繋げられる場所でなければ運用できません。
ですが、バッテリー内蔵タイプの場合、外部からの電力供給を受ける必要が無いため、場所を選ばずに運用できます。
互換性に優れている
一般的なモニターの場合、接続が行えたとしてもデスクトップ・ノートパソコンにしか互換性がありません。
ですが、モバイルモニターは優れた携帯性を活かせるよう、あらゆる端末への互換性を持ち合わせています。
屋内におけるPC端末への接続をはじめ、屋外でもタブレット・ゲーム機等に簡単に接続できるのは大きな強みです。
バッテリー内蔵モバイルモニターを使うデメリット
サイズにこだわりにくい
バッテリー内蔵モバイルモニターですが、モバイルモニターの全体数から見ると製品数は少なめです。
サイズも15インチ・17インチが基本になるため、10インチ~13インチなどの小型サイズを選べません。
モニターサイズに深くこだわらないなら問題はありませんが、小型サイズを求める場合、選択肢が少ない点に注意です。
重量が重くなる
バッテリー内蔵モバイルモニターは荷物がかさばることが無く、あらゆるシーンに適応できるのが強みです。
ただ、本体の重量は内蔵されたバッテリーで重くなってしまうため、持ち運ぶ際に負担が掛かってしまいます。
通常モニターの場合、500gを下回る製品も多いですが、バッテリー内蔵タイプは800g~1kgを超えてくる点には注意です。
高額なコストが掛かる
一般的なモバイルモニターの場合、安ければ1万円以下で導入できる製品も在りますし、高くても2万円前後です。
ですが、バッテリー内蔵モバイルモニターは利便性に優れている分、高額なコストが掛かってしまいます。
安くても2万円~3万円のコストが掛かりますし、高性能な製品の場合、5万円を超えるケースもある点には注意です。
バッテリー管理が必須
バッテリー内蔵モバイルモニターは一般的な製品とは違い、電源不要で運用できるのが強みです。
ただ、これは内蔵バッテリー残量が残っている場合のみであり、バッテリー残量が切れてしまった場合は運用できません。
そのため、使用時にバッテリー切れが起きないよう、事前の充電等の管理が必須となる点には注意です。
バッテリー内蔵モバイルモニターの選び方
モニターサイズで選ぶ
バッテリー内蔵モバイルモニターのサイズですが、15インチ~17インチあたりが主流です。
一般的なモバイルモニターとは違い、10インチ~13インチような小型サイズは無いため、小さいサイズにはこだわれません。
ただ、モニターサイズによって大きく価格が変動することは無いため、15インチ・17インチのどちらかを選びましょう
タッチパネルの有無で選ぶ
バッテリー内蔵モバイルモニターには、タッチパネル対応したモデルも登場しています。
タッチパネルは、タブレット端末のような直感的な操作を可能にできるのがメリットです。
ただ、タッチパネルに関しては慣れていないと扱いにくいケースもあるため、必ずしも必要ではありません。
ご自身がタブレット端末等の操作に慣れているのであれば、対応モデルを選択する形がおすすめです。
メーカーで選ぶ
バッテリー内蔵モバイルモニターは家電・デバイスメーカーを中心に取り扱われています。
ただ、同じ価格帯でもメーカーによって差が生じることも珍しくは無く、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気が高い・レビュー評価が多いメーカーを選びましょう。
特にレビュー評価はユーザーの使用体験が綴られており、製品イメージを掴みやすいため、要チェックです。
価格帯で選ぶ
バッテリー内蔵モバイルモニターは電源供給を必要としないため、利便性に優れていますが、その分コストも掛かります。
低価格帯でも2万円~3万円は必須ですし、高価格帯の中には5万円を軽く超えてくる製品も登場しています。
そのため、なるべくコストを抑えて導入したいのであれば、2万円~3万円の範囲内で探すのがベストです。
逆にコストを気にせずに高性能を求めるなら、5万円以上の価格帯を選びましょう。
バッテリー内蔵モバイルモニターおすすめ10選
メーカー・製品名 | モニターサイズ | サイズ/重量 | タッチパネル |
---|---|---|---|
spkulia タッチパネルモバイルモニター | 15.6インチ | 40.4×27×6.3kg/2.25kg | 対応 |
spkulia スタンド付きモバイルモニター | 17.3インチ | 44.9×29.4×6.4cm/2.41kℊ | 対応 |
EVICIV ケース付きモバイルモニター | 15.6インチ | 39×25.5×6.2cm/860g | 対応 |
BIGASUO 高視野角モバイルモニター | 15.6インチ | 36×24×1cm/1.98kg | 非対応 |
cdisplay カバー付きモバイルモニター | 15.6インチ | 39.4×27.2×6.4cm/2.32kg | 非対応 |
MISEDI 非光沢モバイルモニター | 15.6インチ | 40×27×6.5kg/2.36kg | 対応 |
PEPPER JOBS ケース付きモバイルモニター | 15.6インチ | 36×23.2×1cm/2.59kg | 対応 |
ASUS IPSモバイルモニター | 15.6インチ | 36×22.7×0.9cm/900g | 非対応 |
ASUS ZenScreen G | 15.6インチ | 35.8×22.5×1.2cm/1.09kg | 対応 |
ASUS ROG STRIX | 17.3インチ | 39.9×25×1cm/2.78kg | 非対応 |
【spkulia】
タッチパネルモバイルモニター
15.6インチサイズ+フレームレスでスタイリッシュに仕上げつつ、スタンド機能も搭載したモニターです。
操作時にラクな姿勢を維持しやすいですし、ボディをアルミ合金で仕上げており、耐久力も高めています。
パワフルなスピーカーにより、臨場感を演出しつつ、最長6時間駆動できるバッテリーを搭載している点も魅力です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 40.4×27×6.3kg/2.25kg |
タッチパネル | 対応 |
【spkulia】
スタンド付きモバイルモニター
17.3インチ大画面で広い視野角を実現しつつ、タッチパネルで操作性を高めたモニターです。
キックスタンド搭載により、角度を付けた調節が行えるため、あらゆるシーンでラクな姿勢を維持できます。
アルミ合金ボディで耐久性も高めつつ、内蔵スピーカーにより、臨場感を味わえる点も魅力です。
モニターサイズ | 17.3インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 44.9×29.4×6.4cm/2.41kℊ |
タッチパネル | 対応 |
【EVICIV】
ケース付きモバイルモニター(M156E06)
15.6インチサイズ+タッチパネル機能を搭載し、広い視野角と高い操作性を実現したモニターです。
高コントラスト比率であらゆる色域を忠実に表現しつつ、長時間駆動できるバッテリーも搭載されています。
スタンド機能付きケースを活用することにより、確実に保護しつつ、ラクなポジションで使用できる点も魅力です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 39×25.5×6.2cm/860g |
タッチパネル | 対応 |
【BIGASUO】
広視野角ポータブルモニター(B-157)
15.6インチサイズ+非光沢IPSパネルで設計し、チラつきを抑えつつ、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
USB Type-Cケーブル一本であらゆるデバイスに運用できますし、ブルーライトカットで目の負担も軽減できます。
アルミ合金ボディで耐久力も高いですし、調節スタンドにより、ラクな姿勢を維持しやすい点もおすすめです。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36×24×1cm/1.98kg |
タッチパネル | 非対応 |
【cdisplay】
カバー付きモバイルモニター
ケース一体型でモニターを保護しつつ、15.6インチ+タッチパネルで操作・視認性を確保したモニターです。
フレームレススタイルで環境にも馴染みやすく、高感度タッチパネルで直感的にコントロールできます。
内蔵スピーカーにより、臨場感を体験できますし、大容量バッテリーで最長6時間駆動できる点も好評です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 39.4×27.2×6.4cm/2.32kg |
タッチパネル | 非対応 |
【MISEDI】
非光沢モバイルモニター(MS-156G16)
15.6インチサイズながらもフレームレスで設計し、スタイリッシュに仕上げたモニターです。
USB Type-C対応により、あらゆるデバイスへの互換性を実現しつつ、ケーブル1本で簡単に運用できます。
タッチパネルで操作性も高いですし、パワフルな内蔵スピーカーにより、臨場感を楽しめる点もおすすめです。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 40×27×6.5kg/2.36kg |
タッチパネル | 対応 |
【PEPPER JOBS】
ケース付きモバイルモニター(XT1610FV3)
15.6インチサイズ+HDR技術で設計しており、ナチュラルな色味を忠実に表現できるモニターです。
タッチパネル対応で直感的なコントロールを可能にしつつ、大容量バッテリーで長時間の駆動も可能にしています。
ケース一体型で確実に保護しつつ、スタンドとしても活用し、ラクなポジションを維持できる点もおすすめです。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36×23.2×1cm/2.59kg |
タッチパネル | 対応 |
【ASUS】
IPSモバイルモニター(MB16AHP)
15.6インチサイズ+IPSパネルで設計し、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
折りたたみ式スタンドケースを活用し、携帯時にしっかり保護しつつ、使用時には楽な姿勢を維持できます。
大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用を可能にしつつ、一般的なアダプターの2倍の充電速度を実現している点もおすすめです。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 36×22.7×0.9cm/900g |
タッチパネル | 非対応 |
【ASUS】
ZenScreen Go(MB16AWP)
15.6インチ+非光沢IPSパネルを採用し、あらゆる角度からの視認性を高めたモニターです。
大容量バッテリーを搭載しつつ、デバイスとのワイヤレス接続が可能であり、ケーブルレスで運用できます。
コンテンツを自動認識し、最適な向きで表示してくれるので、作業をサポートしてくれる点も魅力です。
モニターサイズ | 15.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 35.8×22.5×1.2cm/1.09kg |
タッチパネル | 対応 |
【ASUS】
ROG STRIX(XG17AHPE)
17.3インチ大画面を採用しつつ、厚さを1cmに抑えることにより、優れた携帯性を実現したモニターです。
モバイルモニターながらも最大240hzの出力を可能にしており、FreeSyncで遅延も抑えてくれます。
sRGBカバー率100%を実現しているため、あらゆる色域を正確に捉え、ナチュラルに表現できます。
モニターサイズ | 17.3インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 39.9×25×1cm/2.78kg |
タッチパネル | 非対応 |
まとめ
バッテリー内蔵モバイルモニターは利便性・適応力に優れていますが、コストが跳ね上がる点には注意です。
ただ、あらゆるシーンで運用できるのは独自の強みでもあるので、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
モバイルモニター バッテリー内蔵の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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