ロードバイクは、メーカーやモデル年式によって多種多様なカラーバリエーションやデザインが存在する点が魅力の一つといえます。
性能や重量で選ぶのももちろん重要ですが、とにかく速く走ることが目的でないなら、デザインや見た目で選ぶのもありです。
そんな中でもマットブラックのロードバイクは、高級感がある落ち着いたカラーで非常に人気の高いカラーです。
今回は、ネットで購入可能なボディカラーがマットブラックのカッコいいロードバイクについて厳選してご紹介していきます。
マットブラックのロードバイクを使うメリット
希少カラーで注目を集められる
最近ではマットブラックのロードバイクを展開するメーカーも増えてきましたが、それでも希少なカラーです。
普段街でも滅多に見かけないため、走っているだけで注目を集められる可能性があります。
他人と極力被りたくない方や、シンプルだけど目立つカラーが好みの方に特におすすめのカラーとなっています。
高級感がある
マットブラックは質感が良く落ち着いた印象があるため、同じロードバイクでも高級感があるように見えます。
今回紹介する中には5万円以内で買えるロードバイクもありますが、値段以上に見える点がおすすめです。
低価格でも高級に感じられるロードバイクを探している方には、マットブラックは選択肢の一つとなりえます。
マットブラックのロードバイクを使うデメリット
傷や汚れが目立つ
シンプルかつカッコいいマットブラックですが、残念ながら維持をする上ではデメリットの方が非常に多いです。
中でも傷や汚れに対して非常にデリケートで、マットブラックカラーを綺麗な状態で維持し続けるのは困難と言えます。
また、塗装面が細かく凸凹していますので、凹みの部分に汚れが入りやすく、かつ出てきにくい点もデメリットです。
メンテナンスが難しい
マットブラックは、上述した通り塗装面が凸凹になっているため、グロス(艶あり)と比べるとメンテナンスが困難です。
細かい汚れが入り込みやすいにもかかわらず、高圧洗浄や強い磨きにより凸凹が研磨されてしまうため手洗いがマストになってきます。
また、コーティングをする際にも余計な艶を避けるため、マットブラック対応のコーティング剤を選ぶことをおすすめします。
マットブラックのロードバイクの選び方
フレーム素材で選ぶ
ロードバイクのフレーム素材は、「アルミ」、「クロモリ」、「カーボン」が主流となっています。
それぞれ乗り味や得意な路面がありますが、マットブラックの塗装の質感もそれぞれ異なります。
ロードバイクはネットで買えるものもありますが、まずは店頭でそれぞれの質感を確認し、調べておくことがおすすめです。
価格帯で選ぶ
ロードバイクの価格はメーカーや素材、コンポのグレード等により様々ですが、タウンユースでは10万円以内のもので十分です。
もしロングライドやタイムの短縮を目指しているのであれば、やはり完成車で30万円程度は必要となります。
今回紹介するのは基本的に10万円前後までのものを中心として厳選しましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
マットブラックのロードバイクおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重量 | フレーム素材 | コンポ |
---|---|---|---|
NESTO ALTERNA DISC | 9.1kg | アルミ | Shimano 105(一部を除く) |
NESTO FALADPRO | 9.3kg | アルミ | Shimano CLARIS |
Tommaso ファシーノ | 約10.7kg(23.6ポンド) | アルミ | Shimano Tourney |
Khodaa Bloom FARNA DISC | 9.1kg | アルミ | Shimano TIAGRA |
LEGGREZZA R901 | 8.6kg | カーボン | Shimano ULTEGRA |
RALEIGH Carlton-B | 11.5kg | クロモリ | Shimano CLARIS |
THIRDBIKES FESROAD | 11.8kg | アルミ | 記載なし |
FELT VR Advanced | 記載なし | カーボン | Shimano 105 |
a.n.design works a-lee707 | 14kg | スチール | Shimano Tourney |
ANIMATO DEUCE | 14kg | スチール | Shimano(詳細不明) |
【NESTO】
ALTERNA DISC
車重9.1kgと、アルミロードバイクの中では非常に軽量な部類のディスクロードバイクで、剛性感も高く非常におすすめです。
コンポも大部分が105で組まれており、20万以下で買えるロードバイクとしては最上位に該当するコスパと言えます。
マットブラックの質感もよく、値段以上に高級感のあるカラーやデザインとなっているため見た目もおしゃれです。
重量 | 9.1kg |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
コンポ | Shimano 105(一部を除く) |
【NESTO】
FALADPRO(NE-22-008)
コンポをShimanoのCLARISで組むことでコストを抑えつつも、車重9.3kgと軽量化も徹底したおすすめのロードバイクです。
価格は10万円前後とロードバイクの中では手に入りやすい価格となっている点も、この商品のメリットと言えます。
レジャーやタウンユースでは十分すぎるほどの性能を持っていますので、初心者の方に特におすすめです。
重量 | 9.3kg |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
コンポ | Shimano CLARIS |
【Tommaso】
ファシーノ
非常に軽量かつ質感の高いアルミロードバイクで、初心者だけでなく中級者にもおすすめの商品です。
特にフレームの剛性が高く、ダンシングしても歪むことなくしっかりと地面を捉え軽快に進んでいきます。
ただ、コンポーネントはコストダウンが見られ、この性能で価格が30万前後というのはやや高価と言わざるを得ない所は難点です。
重量 | 約10.7kg(23.6ポンド) |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
コンポ | Shimano Tourney |
【Khodaa Bloom】
FARNA DISC(23 FARNA DISC Tia-B)
速さと快適性・日常での使いやすさを両立させた、タウンユースにぴったりのエンデュランスロードです。
基本構造はアルミですが、フォーク部分にカーボンを採用することで地面からの突き上げの衝撃を緩和しています。
Khodaa Bloomは国内メーカーですので、フレームサイズも日本人にフィットするよう設計されている点もおすすめです。
重量 | 9.1kg |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
コンポ | Shimano TIAGRA |
【LEGGREZZA】
R901
カーボンフレームにコンポはULTEGRAと贅沢なパーツを採用しながら、価格を30万円前後まで抑えた驚異のエアロロードバイクです。
LEGGREZZAは他の国産メーカーに比べるとマイナーではありますが、R901は完成車のままレースで十分通用する性能を備えています。
カラーはマットブラックがいいが、エントリーモデルではなく最初から戦えるマシンを求めているといった方には特におすすめです。
重量 | 8.6kg |
---|---|
フレーム素材 | カーボン |
コンポ | SHIMANO ULTEGRA |
【RALEIGH】
Carlton-B
RALEIGHの代名詞でもあるクロモリを用いたフレームがシンプルながら美しいスタイリッシュなロードバイクです。
また、艶消しカラーとは対照的にデカール部分はグロスで逆転写されており、作り手による外観へのこだわりが一目で窺えます。
アルミやカーボンでは表現できない、クロモリ特有の美しい重厚感のあるマットブラックがおすすめのロードバイクです。
重量 | 11.5kg |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
コンポ | SHIMANO CLARIS |
【THIRDBIKES】
FESROAD
車重は11.8kgとやや重めで、コンポやホイール等もコストダウンが感じられますが、その分価格は8万円程度と非常にお買い得です。
通勤・通学用として割り切って使うため、とりあえずロードバイクの第一歩として購入したいという方におすすめと言えます。
また、ロードバイクは一般に25Cと呼ばれるサイズのタイヤ幅が採用されていますが、こちらは28Cと太めのため初心者でも安心です。
重量 | 11.8kg |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
コンポ | SHIMANO CLARIS |
【FELT】
VR Advanced
FELTのVRはマルチロードバイクというカテゴリに分類され、タイヤクリアランスが広いため舗装面・非舗装面を選ばず走行できます。
価格は高額ですが、これ1台があればあらゆる路面に対応できるため、汎用性が高く非常におすすめのロードバイクです。
フレームはマットブラックなのですが、カーボン特有の美しい柄が高級感を演出している点も魅力です。
重量 | 記載なし |
---|---|
フレーム素材 | カーボン |
コンポ | SHIMANO 105 |
【a.n.design works】
a-lee707
黒一色の非常にシンプルなデザインのロードバイクで、特に街乗りに適した商品と言えます。
フレームはスチールで車重も14kgとスペックは突出した点はありませんが、定価7万円以下と破格の商品です。
ロングライドでは快適性や走行性能の面で厳しい部分もありますが、買い物や通勤にしか使わないという方にはおすすめです。
重量 | 14kg |
---|---|
フレーム素材 | スチール |
コンポ | SHIMANO Tourney |
【ANIMATO】
DEUCE(A-14-2)
クラシカルなデザインのスチールロードバイクで、約3万円で買える点がおすすめの商品です。
その分性能面では突出したものはありませんが、タウンユースでは問題なく使用することが可能です。
ママチャリでおなじみのシティサイクルは平均して18kgと言われていますので、それに比べると十分に軽量と言えます。
重量 | 14kg |
---|---|
フレーム素材 | スチール |
コンポ | SHIMANO(詳細不明) |
まとめ
マットブラックのロードバイクを厳選して紹介しましたが、マットブラックはフレーム素材によっても質感が変わります。
また、カッコいい反面メンテナンスや質感の維持が難しいカラーですので、手入れ方法をよく調べてからの購入がおすすめです。
自室で眺めているだけでも美しいのがマットブラックですので、ぜひ自身の相棒として検討していただければ幸いです。
マットブラックのロードバイクの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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