ムジークのユーティリティは、フェアウェイウッドよりも打ちやすく、ロングアイアンよりも飛距離を狙える性能に特徴があるクラブです。
またゴルファーのスキルや好みに合わせて、ヘッド形状はウッドタイプとアイアンタイプの2種類から選ぶことができます。
そこで今回は地クラブメーカー「ムジーク」のおすすめユーティリティ4選と、選び方やメリット・デメリットをご紹介します。
最後までご覧いただき、選ぶときの参考にしてください。
ムジークのユーティリティを使うメリット
飛距離と精度
技術の進歩によって飛距離が伸び、それに対してゴルフ場は距離を長くしたことで、セカンドショットでも飛距離が必要となっています。
ムジークのユーティリティは、飛距離と扱いやすさの2つの要素を兼ね備えたクラブです。
飛距離を追求しながらも、ピンポイントでグリーンが狙えることで人気のなった地クラブメーカーです。
寛容性と操作性
独創性が強い地クラブメーカーのモデルは、単にフェアウェイウッドとアイアンの間を埋めるだけではない特性を備えたクラブです。
ラフからのショットでは、フェアウェイウッドよりも打ちやすく、アイアンよりも抜けの良さが感じられます。
ミスヒットをフォローする寛容性や、球筋を打ち分ける操作性を備えたモデルもあります。
ヘッド形状を選べる
ムジークのヘッド形状は、オンザスクリューDU2のようなウッドタイプと、アイスのようなアイアンタイプがあります。
セカンドショットで飛距離を必要とするのであれば、振り抜けが良く直進性に優れたウッドタイプがおすすめです。
ターゲットまでの距離精度を上げて、ピンポイントで狙うのであれば、アイアンタイプが役に立ちます。
買い換え頻度が少ない
地クラブは、毎年のようにモデルチェンジをすることがないため、流行を追って買い換えなくて済みます。
仮にニュークラブを発売しても、従来のモデルも生産終了までは同時に販売しているので、旧クラブ扱いにはなりません。
慣れした親しんだクラブを「数年経過した」と言うだけで、交換しなくても良いのが特徴と言えます。
中古市場における希少性
スキルアップやプレースタイルの変更によって、新たなクラブに換えたとしても、中古市場での販売が可能です。
メジャークラブに比べて販売数が少ないことから、希少性の高い「アイス」などは人気モデルとなっています。
一般的に中古モデルは年代で価値判断するため、現役モデルとして販売できるタイプがあるのは強みと言えます。
ムジークのユーティリティを使うデメリット
選択肢が少ない
地クラブメーカーは、メージャーメーカーと比べるとアイテム数が少ないため、選択肢が限られています。
特に、ユーティリティはもともと品数の少ないクラブなので、クラブに自分を合わせなくてはいけないこともあります。
ジークはカスタムメイド品を選べるので、限られたなかでも自分に合わせたものを使うえるメーカーです。
コントロールの難しさ
ユーティリティに対する飛びのニーズに応えるために、メーカーは飛距離を重視したクラブを造ります。
飛距離に重視したウッドタイプのモデルは、距離コントロールが難しくなる場合があります。
ムジークも高反発ヘッドに、しなやかなシャフトを装着して飛距離を重視しているため、距離コントロールの難しいと言えるクラブです。
球筋を変えるが難しい
ムジークのユーティリティは直進性に優れた性能を備えているため、擦り打ちでもストレート弾道で飛ぶのが特徴です。
一方で、コースのレイアウトによってはフェードやドローなど、インテンショナルなショットを使わなければならないことがあります。
曲げたいのに曲がらず真っ直ぐに飛ぶと、トラブルショットの可能性があります。
補充クラブが少ない
フェアウェイウッドとアイアンの間にあるユーティリティは、ウッドやアイアンの飛距離によって番手を変えることが必要です。
また、ドライバーの飛距離が伸びればユーティリティが担う距離も変わり、番手を見直さなくてはいけなくなります。
地クラブメーカーは選択肢が限られるため、必要とする番手が見つからない場合があります。
重量フローの統一性
ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティと、順に短くて重く設定すると扱いやすくなります。
振りやすいからとウッドよりも軽くしたりアイアンよりも重くすると、統一性が崩れて扱いにくいので注意が必要です。
ムジークのユーティリティを単品で購入する場合は、他のクラブとの重量フローが適合しない場合があります。
ムジークのユーティリティの選び方
ヘッド形状で選ぶ
ムジークのユーティリティには、ウッドタイプとアイアンタイプの2種類のヘッド形状が用意されています。
ウッド形状のオンザスクリューDU2 のようなヘッドは、反発力が強く飛距離性能に優れているタイプです。
アイアン形状のオンザスクリュー アイスのようなヘッドは、距離を打ち分けてピンポイントで狙えるタイプです。
距離を重視するならウッドタイプ、ピンポイントで攻めるならアイアンタイプを選ぶと、使い勝手の良いクラブとなります。
スキル合ったモデルを選ぶ
ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの間のクラブとして、さまざまなショットに対応できます。
セカンド地点のショットでは、ライによって選択クラブは変わるものですが、ユーティリティは状態を選ばず使える便利なクラブと言えます。
それだけに扱えるだけのスキルが必要となるので、自分に合っているかの確認が必要です。
また、ショートホールで使うことを想定するのであれば、止まる球が打てるかも選ぶときの基準となります。
入れ換えるクラブを選ぶ
ムジークのユーティリティは同じモデルでも、いくつかのロフト角が用意されています。
オンザスクリューDU2ヘヴンであれば、21度と24度と2つのロフト角があります。
ヘッドスピードにもよりますが、21度は180ヤード、24度だと170ヤードが飛距離の目安です。
この距離をアイアンに置き換えると、3番アイアンと4番アイアンが必要なくなります。
距離の狭間を担うからこそ、あらかじめ抜くクラブを決めておくと、スムーズに選ぶことができます。
レビューを参考に選ぶ
地クラブメーカーのユーザーは、性能の良さはもちろんのこと、コンセプトや希少性に惹かれて使用しています。
いわゆるコアなファンによる評価は、おおむね最高ランクの評価としていることが多く、選ぶ上で参考になるとは言えません。
ただし、レビューを見ると、自分に合わなかった原因や足りないと感じた性能などの記載があります。
年齢や性別、スキルやパワーなど、さまざまな観点からの率直なレビューは、選ぶ上で参考になります。
価格帯で選ぶ
地クラブメーカーの製品は、おおむね安定した価格帯で販売されています。
仮に同じモデルで価格にバラつきがあったとしても、詳しくみるとシャフトやカスタム度の違いがあるものです。
ただし、中古市場で販売されているユーティリティは、劣化度合いや希少性などを考慮して、所有者が価格を決めるため違いがあります。
また中古モデルは、ムジークの利点であるカスタムサービスを受けることができないことを理解しておく必要があります。
ムジークのユーティリティおすすめ4選
| 商品名 | ロフト角（°） | ライ角（°） | ヘッド重量（g） |
|---|---|---|---|
| オンザスクリュー DU2 ヘヴン | 21 ／ 24 | 58 ／ 59 | 240 ／ 245 |
| ターフライダー ハイブリッド | 16 ～ 24 | 57 ～ 58.5 | 221 ～ 230 |
| オンザスクリュー I・C・E | 18 ～ 30 | 59.5 ～ 61.5 | 230 ～ 253 |
| オンザスクリュー エクスパイヤー | 19 ／ 22 | 58.5 ／ 59.5 | 230 ／ 235 |
【ムジーク】
オンザスクリュー DU2 ヘヴン
飛距離性能に特化した、チタンヘッドのウッドタイプユーティリティです。
ヘッド形状はディープバックタイプなので、アイアンと同じように、上から打ち込むようなダウンブローのスイングが求められます。
3番・4番アイアンに相当する性能を備えながらも、ライを選ぶことなくフェアウェイウッドなみの飛距離が得られるクラブです。
ロフト角（°） | 21 ／ 24 |
|---|---|
ライ角（°） | 58 ／ 59 |
ヘッド重量（g） | 240 ／ 245 |
【ムジーク】
ターフライダー ハイブリッド
軽量のステンレスボディに極薄のカップフェースを装着した、高反発・高初速の飛距離に特化したウッド型のユーティリティです。
搭載されている可変ウエイトによって、ボールのつかまりや球離れの良さなど、重心位置を変更して自分用に合わせることができます。
アイアンのようなスイングで、風に負けない強弾道が打てるモデルです。
ロフト角（°） | 16 ～ 24 |
|---|---|
ライ角（°） | 57 ～ 58.5 |
ヘッド重量（g） | 221 ～ 230 |
【ムジーク】
オンザスクリュー I・C・E
ソールしたヘッドを見下ろすと、アイアンと区別がつかないほど、構えやすいユーティリティです。
アイアンタイプのチタン製のヘッドは、反発性能に優れた中空構造で高初速・高弾道で飛距離をが狙えます。
アイアンよりも幅広いソールによって、芝の抵抗を受けずに振り抜けることから、ライ尾を選ばず使える便利なクラブと言えます。
ロフト角（°） | 18 ～ 30 |
|---|---|
ライ角（°） | 59.5 ～ 61.5 |
ヘッド重量（g） | 230 ～ 253 |
【ムジーク】
オンザスクリュー エクスパイヤー
ユーティリティ本来の「打ちやすさ・扱いやすさ」を追求した、ウッドタイプのヘッドを持つモデルです。
超軽量のボディに硬質のフェースを組み合わせたヘッドは、高い初速性能を備え飛距離を狙うことができます。
抵抗の大きなラフからでもスムーズに振り抜ける、4方向ラウンドソールを搭載した、便利なモデルとも言えます。
ロフト角（°） | 19 ／ 22 |
|---|---|
ライ角（°） | 58.5 ／ 59.5 |
ヘッド重量（g） | 230 ／ 235 |
まとめ
クラブを選ぶときのポイントとなる飛距離ですが、実践でユーティリティに求められるのは正確な距離です。
ライの状態にかかわらず、しっかり振り抜いて、確実にボールを運べることが、頼りになるクラブの条件と言えます。
ムジークのユーティリティの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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