普段からキーボードをたくさん触っていて、手や手首の痛み・疲労感を感じたことがある人も居るのではないでしょうか?
仕事や作業、ゲームなど様々な場面で使用されるキーボードですが、サイズや配列など何も考えずに選ぶと、手に馴染まないことがあります。
特に、高さに関しては、入力する作業が多い人ほど使用感に差が出ます。
本記事では、ロープロファイルのメカニカルキーボードに焦点を当てて、メリットやデメリット、おすすめ商品を紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ロープロファイルのメカニカルキーボードを使うメリット
- 2 ロープロファイルのメカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 ロープロファイルのメカニカルキーボードの選び方
- 4 ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【ROCCAT】Vulcan TKL コンパクトメカニカル 日本語配列モデル(ROC-12-285)
- 4.2 【Razer】Ornata V3 Tenkeyless JP(RZ03-04881200-R3J1)
- 4.3 【COUGAR】LUXLIM 赤軸 メカニカルスイッチ ロープロファイルスイッチ(CGR-WO1MI-LUX)
- 4.4 【ALIENWARE】ロープロファイル ゲーミングキーボード CherryMX赤軸 ルナライト(AW510K)
- 4.5 【Keychron】K3 Version2 75%レイアウト ワイヤレス・メカニカルキーボード
- 4.6 【Keychron】K1 Version5 ワイヤレス・メカニカルキーボード
- 4.7 【FILCO】Majestouch Stingray テンキーレス ロープロファイルメカニカルキーボード(FKBS91XMSS/NB)
- 4.8 【ロジクール】KX850 ミニマリスト ワイヤレス メカニカル キーボード(KX850M)
- 4.9 【Logicool G】G913 TKL(G913-TKL-LNBK)
- 4.10 【CORSAIR】K100 AIR Ultra-Thin(CH-913A01U-JP)
- 5 まとめ
ロープロファイルのメカニカルキーボードを使うメリット
ロープロファイルのメカニカルキーボードを使うメリットですが、次の点が挙げられます。
- 手と手首の疲労を抑えられる
- 押し込む力が必要ない
- スタイリッシュなデザインが多い
手と手首の疲労を抑えられる
ロープロファイルの最大のメリットは、長時間の操作でも手と手首の疲労を抑えられる点です。
一般的なキーボードの場合、どうしても高さが出てしまい手首に余計な角度がつくため、疲れが溜まってしまいます。
その点、ロープロファイルであれば手首をデスクに置いても自然な高さに指が来るので、違和感なく操作できるでしょう。
更に、メカニカルキーボードであればスイッチの種類によっても打感が変わるため、より軽いスイッチを選ぶことで操作性や静音性が増します。
押し込む力が必要ない
ロープロファイルのメカニカルキーボードは、軸色にもよりますが、押し込む力がそこまで必要ない点もメリットとして挙げられます。
中には、アクチュエーションポイントが浅く、反応が速いモデルもあるため、そういった商品を使用すると、押し込む力はもっと軽くなるでしょう。
スタイリッシュなデザインが多い
ロープロファイルのモデルは、キーキャップも薄型であったり、フローティングデザインの商品が多いため、スタイリッシュであることが多いです。
特に、ゲーミング系のデバイスであればRGBライティングに対応していたり、トップパネルにアルミニウム合金などを使用していることがあります。
そのため、操作性だけでなく見た目も満足できるでしょう。
ロープロファイルのメカニカルキーボードを使うデメリット
一方でデメリットは、次の点が挙げられます。
- 押し込み感が物足りない場合も
- フローティングデザインが多くゴミが入りやすい
押し込み感が物足りない場合も
一般的な事務用キーボードを普段から使用している人がロープロファイルのキーボードを使用すると、逆に押し込み感が足りないと感じる人も居ます。
これは、少し使用すれば慣れてくるものではありますが、もし心配であれば、キーキャップが高めなモデルを選んでみるのもいいでしょう。
フローティングデザインが多くゴミが入りやすい
キーキャップとトップパネルの間にスペースがあるモデルを、フローティングデザインと言います。
これは、RGBライティングが非常に映えるため人気ですが、一方でゴミが入りやすいデメリットもあります。
ですが、入りやすいということは掃除もしやすいため、柔らかいブラシやエアーなどでの手入れが簡単です。
そのため、普段から綺麗な状態を保ちたいと思っている人や、掃除が面倒でない人は積極的にフローティングデザインのロープロファイルキーボードを選んでみてもいいでしょう。
ロープロファイルのメカニカルキーボードの選び方
ロープロファイルのメカニカルキーボードを選ぶ際に注目したいポイントは、次の通りです。
- フローティングデザインかどうか
- キートップまでの高さ
- 軸色
- メーカー
- 価格帯
フローティングデザインかどうか
先述したとおり、フローティングデザインにはメリットもデメリットもあります。
RGBライティングの綺麗さを優先したいのであれば、フローティングデザインは非常におすすめです。
一方で、ゴミが入るのが苦手な人は、避けておくといいでしょう。
キートップまでの高さ
ロープロファイルといっても、キースイッチの種類やキーキャップの大きさによって、操作感が大きく変わってきます。
基本的には商品ページなどにキートップまでの高さが記載されているため、必ずチェックしておきましょう。
キーキャップが薄型の場合は、パンタグラフ式に近い操作感を得られるため、普段からパンタグラフ式やノートパソコンの高さに慣れている人におすすめです。
軸色
メカニカルキーボードは、内部のキースイッチによって打感やクリック感、静音性などが大きく変わります。
主に使われているのは、赤軸・青軸・茶軸が多く、ゲーミング向けでは稀に銀軸が採用されています。
静音性と打感のバランスが良いのは茶軸で、静音性に特化したいのであれば赤軸や銀軸、クリック感が欲しい場合は青軸がいいでしょう。
メーカー
ゲーミング向けのロープロファイルキーボードであれば、Logicool GやRazer、ROCCATから販売されています。
また、一般的な用途のロープロファイルキーボードであれば、Keychronがおすすめです。
他のメーカーからも種類は少ないですが、ロープロファイルのモデルが販売されているため、まずはお気に入りのメーカーで探してみるといいでしょう。
価格帯
ロープロファイルのメカニカルキーボードは、一般的なメカニカルキーボードと比べても、そこまで差がありません。
ですが、安価なモデルは無く、最低でも1万円前後からとなっているため、安価で探したい人は注意が必要です。
一方で、ハイエンドモデルになるとそこまで差が無いため、好みで選べるでしょう。
価格によるスペック差は、ワイヤレスであったりアクチュエーションポイントの差などで変わってくるため、一概に高いモデルが良いわけではないので注意が必要です。
ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ10選
メーカー 製品名 | サイズ | 軸 |
---|---|---|
ROCCAT Vulcan TKL コンパクトメカニカル 日本語配列モデル ROC-12-285 | テンキーレス | リニア |
Razer Ornata V3 Tenkeyless JP RZ03-04881200-R3J1 | テンキーレス | Razer独自のスイッチ |
COUGAR LUXLIM 赤軸 メカニカルスイッチ ロープロファイルスイッチ CGR-WO1MI-LUX | フルサイズ | 赤軸 |
ALIENWARE ロープロファイル ゲーミングキーボード CherryMX赤軸 ルナライト AW510K | フルサイズ | 赤軸 |
Keychron K3 Version2 75%レイアウト ワイヤレス・メカニカルキーボード | 75% | 青軸・赤軸・茶軸 |
Keychron K1 Version5 ワイヤレス・メカニカルキーボード | テンキーレス | 青軸・赤軸・茶軸 |
FILCO Majestouch Stingray テンキーレス ロープロファイルメカニカルキーボード FKBS91XMSS/NB | テンキーレス | Cherry MX Low Profile Speed Switch |
ロジクール KX850 ミニマリスト ワイヤレス メカニカル キーボード | テンキーレス | 茶軸 |
Logicool G G913 TKL G913-TKL-LNBK | テンキーレス | リニア・タクタイル・クリッキー |
CORSAIR K100 AIR Ultra-Thin CH-913A01U-JP | フルサイズ | クリッキー |
【ROCCAT】
Vulcan TKL コンパクトメカニカル 日本語配列モデル(ROC-12-285)
ドイツデザインでおしゃれなメカニカルキーボードです。
本体右上にはメディアコントロールが搭載されており、手元で簡単にボリューム調整ができるようになっています。
フローティングデザインでスタイリッシュな見た目で、ゲーム環境はもちろん、作業環境でも使いやすいです。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | リニア |
【Razer】
Ornata V3 Tenkeyless JP(RZ03-04881200-R3J1)
本体が薄型であることはもちろん、キーキャップも薄型で打感が軽いのが特徴のメカニカルキーボードです。
Razer独自のメカ・メンブレンスイッチを採用しており、メカニカル式とメンブレン式の良いところを掛け合わせたスイッチとなっています。
そのため、打感も独特ですが、軽いタッチで操作が可能です。
また、マグネット式のリストレストも付属しているため、手首の疲労感を軽減させる、もしくは操作性を優先するなど、シーンに応じて着脱できます。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | Razer独自のスイッチ |
【COUGAR】
LUXLIM 赤軸 メカニカルスイッチ ロープロファイルスイッチ(CGR-WO1MI-LUX)
20mmという非常に薄型のメカニカルキーボードで、長時間の操作でも疲労感が少ない点がメリットです。
高さや角度に不安のある方向けに、着脱可能なマグネット式スタンドが付属しているため、調整可能です。
RGBライティングあ、専用ソフトを使用せずに調整できるため、パソコンに繋いですぐに使用できる点も、初めて購入する人にとっては便利でしょう。
サイズ | フルサイズ |
---|---|
軸 | 赤軸 |
【ALIENWARE】
ロープロファイル ゲーミングキーボード CherryMX赤軸 ルナライト(AW510K)
シルバー×ホワイトでスタイリッシュな見た目の、メカニカルキーボードです。
USBパススルーが搭載されているため、キーボードからUSB充電器や無線デバイスの受信機を付けておけるため、非常に便利です。
また、マクロにも対応しており、簡単な操作であれば好みのキーに割り振れます。
サイズ | フルサイズ |
---|---|
軸 | 赤軸 |
【Keychron】
K3 Version2 75%レイアウト ワイヤレス・メカニカルキーボード
一切の無駄を排除したスマートなキーボードです。
75%サイズでありながら日本語配列となっており、「コンパクトなモデルがいいけれど、英語配列に慣れていない」という人にもおすすめ。
有線接続はもちろん、Bluetooth接続にも対応しているため、パソコン・タブレットどちらでも使用できます。
サイズ | 75% |
---|---|
軸 | 青軸・赤軸・茶軸 |
【Keychron】
K1 Version5 ワイヤレス・メカニカルキーボード
フローティングデザインのテンキーレスキーボードです。
有線接続を含めて同時に3つまでのデバイスを接続しておけるうえに、ワンボタンで切り替え可能。
先述したモデルとは違い、こちらは英語配列となっているため、日本語配列とは違ったキー配置ですので注意しましょう。
ゲーミング向けではありませんが、RGBライティングにも対応しているため、見た目も重要視したい人におすすめです。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | 青軸・赤軸・茶軸 |
【FILCO】
Majestouch Stingray テンキーレス ロープロファイルメカニカルキーボード(FKBS91XMSS/NB)
キーキャップは一般的ですが、限りなく高さを抑えたメカニカルキーボードです。
裏面からケーブルを配線する際に、トップはもちろん両サイドからも配線できるため、デスク環境に応じて調整できます。
ライティングも無くシンプルなデザインのため、ビジネスシーンでも使いやすいでしょう。
Cherry MXのスピードスイッチを採用しているため、軽い打感でスムーズな操作を実現しています。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | Cherry MX Low Profile Speed Switch |
【ロジクール】
KX850 ミニマリスト ワイヤレス メカニカル キーボード(KX850M)
グレー×ホワイトのツートンカラーで、ホワイトのデスク環境にピッタリなキーボードです。
打感と静音性のバランスが良い茶軸を採用し、キーストロークも3.2mmと浅く、軽い力でタイピングできます。
ほかにも、周囲の明るさに合わせて自動で光量を調整してくれる「スマートライティング」を採用。
もちろん、好みのエフェクトにも変更できるため、気分や作業内容に応じて変更してみるのもおすすめです。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | 茶軸 |
【Logicool G】
G913 TKL(G913-TKL-LNBK)
ゲーミングキーボードの中でも人気の高いモデルで、Logicool Gのハイエンドモデルです。
Bluetoothより低遅延である独自の無線接続を採用しており、キー入力はもちろんゲームでの操作においても遅延を感じさせません。
22mmと非常に薄型で、操作感を損なわずに疲労感を軽減してくれます。
軸も3種類あり、好みの打感や静音性から選べるほか、公式サイトでクリック音を聴けるため、参考にしやすい点もメリットです。
サイズ | テンキーレス |
---|---|
軸 | リニア・タクタイル・クリッキー |
【CORSAIR】
K100 AIR Ultra-Thin(CH-913A01U-JP)
パンタグラフ式のような薄さでありながら、メカニカルキーボードという非常に珍しいタイプのモデルです。
普段からノートパソコンを使用しており、打感が近いキーボードを探している人におすすめです。
価格は非常に高価ですが、価格相応のスペックとなっています。
また、アクチュエーションポイントが0.8mmと非常に反応が速く、非常に軽い操作でタイピングやゲーム操作が可能です。
サイズ | フルサイズ |
---|---|
軸 | クリッキー |
まとめ
疲労軽減のために、ロープロファイルのメカニカルキーボードを探している人も増えているのではないでしょうか。
価格も1万円前後のモデルもあるため、選択の幅は非常に広いです。
一般的なキーボードとは違った打感や操作感を追求している人は、是非ロープロファイルのモデルを選択してみてください。
ロープロファイルのメカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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