ロードバイクを安全に乗ることができるように、且つ綺麗に保つためには、洗車は欠かせません。
しかし、ロードバイクには構造上、狭い隙間や複雑な部分も多く、スポンジ一つで洗車をするのは中々に骨の折れる作業となります。
また、ちょっとした不注意で、チェーンリングやスプロケットでケガをしてしまうこともあり危険です。
そこで今回は、ロードバイクの洗車を楽に速く且つ安全に綺麗にできる洗車道具についてまとめていきます。
目次
- 1 ロードバイク向け洗車道具を使うメリット
- 2 ロードバイク向け洗車道具を使うデメリット
- 3 ロードバイク向け洗車道具の選び方
- 4 ロードバイク向け洗車道具おすすめ10選
- 4.1 【MINOURA】RS-1800 レーススタンド(4031800)
- 4.2 【FEEDBACK SPORTS】CHAIN KEEPER(17330)
- 4.3 【MORGAN BLUE】自転車整備用ブラシ メンテナンス カセットスプロケット用
- 4.4 【MORGAN BLUE】自転車整備用ブラシ メンテナンス チェーン用
- 4.5 【MORGAN BLUE】自転車整備用ブラシ ホイール・タイヤ用
- 4.6 【Muc-Off】Drive Train Brush(368)
- 4.7 【Muc-Off】TYRE & CASSETTE BRUSH(369)
- 4.8 【Muc-Off】 Individual SoftWashingBrush(370)
- 4.9 【Muc-Off】Individual Brush-2Prong(373)
- 4.10 【Muc-Off】 Individual Detailing Brush(372)
- 5 まとめ
ロードバイク向け洗車道具を使うメリット
洗車効率が上がる
ロードバイク向けの洗車道具を使う最大のメリットは、何と言っても楽なことです。
自転車の構造を理解しているメーカーが、さらに工夫を凝らして商品化しています。
スポンジ一つ洗車するよりも、ロードバイク向けの洗車道具を使った方が圧倒的に楽に洗車することができます。
また、洗車効率がアップするので時短にもなりますね。
安全
ロードバイク向けの洗車道具は、持ち手のついている製品も多く、安全に洗車をすることができます。
また、ブラシ等は、使う場所に分けて毛の硬さが異なるので、余計な力を入れてケガをしてしまうのを防いでくれます。
その場所に適した道具があるので、ロードバイク向けの洗車道具を使って洗車をすると安全です。
ロードバイク向け洗車道具を使うデメリット
費用
何と言ってもネックなのが、費用がかかることです。
安くて数百円、高い物だと数万円する物になるので、初めから全て揃えるのは控えた方がいいかもしれません。
この商品が必要なのか吟味してから、購入するようにしましょう。
また、格安な物もありますが、耐久性や安全面等のことを考えると、多少値は張ってもしっかりした物を選ぶことをおすすめします。
かさばる
洗車道具が増えると、どうしても嵩張ってしまいます。
ロードバイク向けの洗車道具で、一つ一つは小さいと言えど、数が増えたら嵩張ってしまいます。
ですので、保管場所の確保や置き方の工夫が必要です。
濡れた道具を乾かすための場所も必要となるので、そのことは念頭に置いておいてください。
ロードバイク向け洗車道具の選び方
ケミカルブランドから出ている商品を選ぶ
MORGAN BLUEやMuc-Off等のケミカルブランドからリリースされている商品を選ぶのが間違いないです。
ロードバイクに特化した商品をリリースしているので、ロードバイクのことを熟知しています。
何を使ったらいいかわからない方や洗車道具に迷われている方は、ケミカルブランどの商品を選んでみてください。
素材や硬さで分ける
硬いブラシをフレームに使うと、フレームに傷が入ってしまいます。
柔らかいスポンジをこびりついた汚れの部分に使っても、中々汚れは取れません。
ですので、紹介されているから買うのではなく、その道具をどこに使うのかをよく考えてから購入するようにしましょう。
なるべく専用品を選ぶ
汎用品でも事足りますが、なるべく妥協せず専用品を選ぶ方が間違いないです。
似たような製品が、車用やバイク用でも販売されていますが、ロードバイクと車やバイクでは、隙間の大きさや構造が異なります。
ですので、なるべくロードバイクに特化した専用品を選ぶことをおすすめします。
ロードバイク向け洗車道具おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
MINOURA RS-1800 レーススタンド | 4kg | 85 x 75 x 73 cm | アルミニウム |
FEEDBACK SPORTS CHAIN KEEPER | 130 g | 7.62 x 7.62 x 10.16 cm | アルミ(ダイアル、アクスル)、樹脂(ローラー) |
MORGAN BLUE 自転車整備用ブラシ メンテナンス(カセットスプロケット用) | 130 g | 33.4 x 15.1 x 6.1 cm | 記載なし |
MORGAN BLUE 自転車整備用ブラシ メンテナンス(チェーン用) | 46 g | 23.9 x 4.4 x 3.5 cm | 記載なし |
MORGAN BLUE 自転車整備用ブラシ メンテナンス(ホイール・タイヤ用) | 142 g | 34.2 x 16 x 6.1 cm | 記載なし |
Muc-Off Drive Train Brush | 81.65 g | 3 x 3 x 27.99 cm | 記載なし |
Muc-Off TYRE & CASSETTE BRUSH | 100 g | 45.5 x 34 x 26.5 cm | 記載なし |
Muc-Off Individual SoftWashingBrush | 280 g | 45.5 x 34 x 26.5 cm | 記載なし |
Muc-Off Individual Brush-2Prong | 22.68 g | 2.44 x 2.6 x 10.31 cm | 記載なし |
Muc-Off Individual Detailing Brush | 44 g | 1.38 x 1.65 x 6.06 cm | 記載なし |
【MINOURA】
RS-1800 レーススタンド(4031800)
「これさえあればOK」といわれるほど、ロードバイクの洗車には絶対に持っておきたい代物です。
このスタンドさえあれば、洗車の何もかもが楽になりますし、効率も格段にアップします。
何から買えばいいのか道具の購入に迷ったら、先ずはこのスタンドを買うことを強くおすすめします。
重さ | 4kg |
---|---|
サイズ | 85 x 75 x 73 cm |
素材 | アルミニウム |
【FEEDBACK SPORTS】
CHAIN KEEPER(17330)
後輪を外した際に、チェーンでフレームが傷付かないようにするためのダミーハブです。
従来のクイックリリース式のロードバイクから、近年主流のスルーアクスルタイプのロードバイクまで対応しています。
ドライブトレイン側のみに装着するので、OLD関係なく使えます。
脱着も簡単でコンパクトなので、収納にも場所を取ることがありません。
重さ | 130 g |
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サイズ | 7.62 x 7.62 x 10.16 cm |
素材 | アルミ(ダイアル、アクスル)、樹脂(ローラー) |
【MORGAN BLUE】
自転車整備用ブラシ メンテナンス カセットスプロケット用
カセットスプロケットを洗うのに適した、持ち手の付いた少し硬めのブラシです。
近年は、ディグリーザーの進化でオイル汚れは簡単に落ちますが、こびりついた泥汚れまで落とすのは厳しいです。
ですが、このブラシがあればスプロケットをゴシゴシ洗って、ピカピカにすることができます。
一本持っておけば、いざという時に重宝する商品です。
重さ | 130 g |
---|---|
サイズ | 33.4 x 15.1 x 6.1 cm |
素材 | 記載なし |
【MORGAN BLUE】
自転車整備用ブラシ メンテナンス チェーン用
チェーンやスプロケット、チェーンリングにディグリーザーを塗布するのに適したブラシです。
近年、スプレー式のディグリーザーが増えてきていますが、スプレーは塗布したい場所以外にも飛散します。
スプレータイプは、ディグリーザーがフレームにも付着してしまうので、直にチェーンに塗布する際に、このブラシはおすすめです。
重さ | 46 g |
---|---|
サイズ | 23.9 x 4.4 x 3.5 cm |
素材 | 記載なし |
【MORGAN BLUE】
自転車整備用ブラシ ホイール・タイヤ用
スポークやハブの隙間も洗浄しやすい、柔らかめの毛質のブラシです。
カーボンホイールでも傷をつけにくく、ソフトに洗うことができます。
ホイールは、スポンジでも洗えますが、細かい隙間が多く洗車作業の中でも割と大変な作業です。
そんな大変な作業も、このブラシがあればサクサクと効率よく洗車を進められ、時間を有効活用できます。
重さ | 142 g |
---|---|
サイズ | 34.2 x 16 x 6.1 cm |
素材 | 記載なし |
【Muc-Off】
Drive Train Brush(368)
Muc-Offから出ているチェーン用のブラシです。
若干毛質が硬く、ディグリーザーの塗布と同時に汚れを掻き出す効果も期待できます。
汚れがひどい時と軽い時で、チェーン用のブラシを使い分けるといった使い方をするのもアリです。
また、ディグリーザー塗布用とチェーン洗浄用で使い分けるのもおすすめです。
重さ | 81.65 g |
---|---|
サイズ | 3 x 3 x 27.99 cm |
素材 | 記載なし |
【Muc-Off】
TYRE & CASSETTE BRUSH(369)
ナイロン製の硬めのブラシです。
汚れを掻き出す効果が非常に高いので、タイヤに付着した泥汚れには強い効果を発揮します。
タイヤに付いた泥が乾燥して、中々取れないという時は、このブラシが強力な味方になってくれること間違いなしです。
重さ | 100 g |
---|---|
サイズ | 45.5 x 34 x 26.5 cm |
素材 | 記載なし |
【Muc-Off】
Individual SoftWashingBrush(370)
特定の場所ではなく、バイク全体に使えるソフトなブラシです。
洗車のための溶剤をよく含む毛質なので、大きな面積を洗うのにピッタリです。
また、持ち手の部分もよくグリップするので、洗車時に滑って使いにくいといったことも防いでくれます。
一番最初にロードバイクをざっくり洗う場合に、このブラシを使うと楽に洗車できます。
重さ | 280 g |
---|---|
サイズ | 45.5 x 34 x 26.5 cm |
素材 | 記載なし |
【Muc-Off】
Individual Brush-2Prong(373)
チェーンやチェーンリングといった部分を挟み込んで洗えるブラシです。
このユニークなブラシは、洗車の中でもケガのリスクが高い駆動系の洗車をサポートしてくれます。
ブラシが二股なので、手でギアを挟み込む必要がなく、ケガのリスクを軽減できます。
持ち手は、濡れても滑りにくい加工がしてあるので、安心して洗車に集中することができます。
重さ | 22.68 g |
---|---|
サイズ | 2.44 x 2.6 x 10.31 cm |
素材 | 記載なし |
【Muc-Off】
Individual Detailing Brush(372)
ヘッドが三角形のハードな毛質のブラシです。
とてもコンパクトなブラシなので、汚れがひどい場所にピンポイントでアプローチ出来ます。
プーリーやディレイラー裏の隙間等の細かい場所の洗浄には、このブラシが最適です。
汚れを掻き出す能力が非常に高いので、汚れがひどい場合でもフレームへの使用はおすすめしません。
重さ | 44 g |
---|---|
サイズ | 1.38 x 1.65 x 6.06 cm |
素材 | 記載なし |
まとめ
それぞれの道具が占める便利度合いのウェイトは異なりますが、どれもあって損をすることは無いものばかりです。
今の洗車が大変、しんどい、気づいたらケガをしているという方は、一度今回紹介した道具を何か一つ試してみてください。
ロードバイク向け洗車道具の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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