iPadはスリムなフォルムが特徴であり、携帯性に優れつつ、コンピューター同様のパフォーマンスを発揮してくれます。
ただ、ソフトウェアキーボードの操作性が低く、キーボードの導入を検討される方もいるでしょう。
しかし、iPadは英語配列を想定されているため、日本語(JIS配列)製品が少なく、製品選びで苦労される方もいると思います。
そこで本記事では、日本語配列iPadキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 日本語配列のiPadキーボードを使うメリット
- 2 日本語配列のiPadキーボードを使うデメリット
- 3 日本語配列のiPadキーボードの選び方
- 4 日本語配列のiPadキーボードおすすめ10選
- 4.1 【Saikou】ワイヤレスキーボード
- 4.2 【Ewin】ワイヤレスキーボード(EW-B009)
- 4.3 【Ewin】ワイヤレスキーボード(EW-K19202)
- 4.4 【Ewin】折りたたみキーボード(EW-AM022)
- 4.5 【Rucceko】ワイヤレスキーボード(B1)
- 4.6 【Earto】ワイヤレスキーボード(JP-B087-BK)
- 4.7 【iClever】ワイヤレスキーボード(IC-BK22)
- 4.8 【サンワダイレクト】ワイヤレスキーボード(400-SKB072)
- 4.9 【Logicool】K380(K380BL)
- 4.10 【Logicool】MX KEYS mini for Mac(KX700M)
- 5 まとめ
日本語配列のiPadキーボードを使うメリット
使い慣れた配列で迷いにくい
国内では日本語・英語配列の2種類が使用されていますが、クリエイティブな業務を除き、日本語配列を採用しているのが基本です。
オフィス・ネットカフェなど、施設・会社でも多く用いられている配列であり、触れる機会も多く、馴染み深さがあります。
そのため、日本語配列であれば、OS・キーボードが異なる場合でも迷いづらく、感覚で操作できます。
日本語入力がラクになる
ソフトウェアキーボードでは配列・変換をタップし、操作する必要があるため、かなりのタイムロスが発生してしまいます。
ですが、日本語配列キーボードであれば、ワンタッチで切り替えが自在に行えるので、タイムロスの大きな削減が可能です。
アルファベットの組み合わせを覚えていれば、ラクに入力できますし、変換候補を探しやすい点も大きいです。
視認性を高められる
iPadはソフトウェアキーボードが搭載されていますが、入力する際に画面下部を占有してしまうため、視認性が下がります。
ですが、iPadにキーボードを接続することにより、占有されていた部分の視認性を高めることが可能です。
これにより、スクロールを頻繁に行う必要も無くなるので、無駄な工程を減らし、作業効率アップが期待できます。
ショートカットを活用できる
iPadに搭載されたソフトウェアキーボードは、文字を入力することはできますが、ショートカットを活用できません。
ですが、iOSもショートカット機能には対応しているので、キーボードを用意することにより、ショートカットが使用可能です。
これにより、無駄な作業工程に掛かるタイムロスを減らせるので、作業効率のアップが期待できます。
日本語配列のiPadキーボードを使うデメリット
バッテリー管理が必要
iPadキーボードはiPadの使用環境を想定し、設計された製品が多く、携帯性を高めつつ、無線接続であることが基本です。
そのため、電源方式はバッテリー・乾電池式を採用しており、電池が切れてしまうと作業の中断を余儀なくされます。
このような事態を回避するために、こまめなバッテリー管理が必要になるので、煩わしさを感じてしまうのが欠点です。
ホームポジションを維持しにくい
日本語配列キーボードは日本語入力がラクになりますが、英語配列と比較した際、ホームポジションがやや左寄りなのが特徴です。
このため、キーボード右側を使用する際、ホームポジションの維持が難しく、タイムロス・姿勢悪化を引き起こす可能性があります。
英語配列とは違い、記号キー配置も複雑化しているため、ホームポジションを長期的に維持しづらくなるのが欠点です。
刻印が多すぎて困惑してしまう
日本語配列キーボードは日本語入力は容易ですが、1つのキーに対する刻印量が多く、キーの視認性の低さが欠点です。
特にiPad対応キーボードの場合、他デバイスとの互換性を持つ製品も多く、対応デバイス別に刻印されていたりします。
1つのキーに対し、3~4種類もの刻印が施されていることもあるため、表記の視認性も悪く、迷ってしまう可能性もあります。
日本語配列のiPadキーボードの選び方
タイプで選ぶ
iPadに対応しつつ、日本語配列を採用したキーボードはテンキー付き・テンキーレスの2タイプが存在します。
テンキー部分は、Excel・プログラム等の限られた作業で重宝するため、該当する作業をされる方はテンキー付きがベストです。
テンキーレスはサイズが抑えられているので、特に携帯性に優れており、持ち運びで負担を感じず、省スペースで使用できます。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、好みのタイプから選択するのがおすすめです。
タッチパッドの有無で選ぶ
iPad接続に対応したキーボードは、タッチパッド搭載/非搭載モデルが存在しており、特徴が異なります。
タッチパッド非搭載の場合、ジェスチャー操作はiPadに触れる必要がありますが、コンパクトで使用しやすいのがメリットです。
タッチパッド搭載モデルは多少サイズが大きくなりますが、入力・ジェスチャー操作をキーボードで完結させられます。
タッチパッド操作に慣れているならタッチパッド搭載モデル、必要ではないと感じたなら、非搭載モデルがおすすめです。
メーカーで選ぶ
iPadに対応したキーボードは各メーカーから製品化されており、千円台~数万円と価格帯も様々です。
ただ、同じ価格帯の製品で比較した際、片方の性能が劣ることも珍しくはなく、安易に選択してしまうと、失敗する恐れもあります。
このような事態を回避するためには、ユーザー人気や評価が高い・レビュー数が多いメーカーを選ぶのがベストです。
ただ、一度製品を使用し、感触が良かったメーカーならば、信頼できると思いますので、そのメーカーを選択するのもおすすめです。
価格帯で選ぶ
iPadに対応したキーボードは国内・国外メーカーから多数製品化されており、価格帯も幅広く展開されています。
ただ、確実なのは「価格=品質」という面であり、充実した機能・利便性を備えたキーボードは高価格で販売されがちです。
低価格な製品は導入しやすいですが、シンプルな製品が多いため、とりあえず導入してみたい方向けとなります。
多機能・利便性を求めるのであれば、最低でも4~5千円程度のコストを想定し、選ぶのがおすすめです。
日本語配列のiPadキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | タッチパッド |
---|---|---|---|
Saikou ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 287×188×24mm/320g | 有 |
Ewin ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 290×125×18mm/328g | 無 |
Ewin ワイヤレスキーボード | テンキー付き | 365×123×16mm/363g | 有 |
Ewin 折りたたみキーボード | テンキーレス | 152×98×19mm/310g | 有 |
Rucceko ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 173×25×6mm/260g | 有 |
Earto ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 363×1127×33mm/600g | 無 |
iClever ワイヤレスキーボード | テンキー付き | 366×125×15mm/373g | 無 |
サンワダイレクト ワイヤレスキーボード | テンキー付き | 365×127×14mm/340g | 無 |
Logicool K380 | テンキーレス | 279×124×16mm/423g | 無 |
Logicool MX KEYS mini for Mac | テンキーレス | 296×132×21mm/506g | 無 |
【Saikou】
ワイヤレスキーボード
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、タッチパッド搭載で操作性を高めたキーボードです。
コンパクトながらも充実したショートカットキーが作業効率を高めつつ、タッチパッドで快適なジェスチャー操作も行えます。
重量も抑えられているので携帯性も高いですし、マルチペアリングに対応している点もおすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 287×188×24mm/320g |
タッチパッド | 有 |
【Ewin】
ワイヤレスキーボード(EW-B009)
不要なキー・スペースをカットし、極限までサイズを抑えつつ、端末スタンドで姿勢を維持しやすいキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性・OS自動最適化・マルチペアリングと機能が充実しており、作業効率アップが期待できます。
乾電池式を採用しているので、長時間バッテリーが持続し、こまめな管理が要らない点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 290×125×18mm/328g |
タッチパッド | 無 |
【Ewin】
ワイヤレスキーボード(EW-K19202)
ショートカットキー・テンキーだけでなく、タッチパッドも搭載しており、操作性を極限まで高めたキーボードです。
一定のキーピッチを保ちつつ、ストロークが浅めに設計されているので、軽やかに入力できます。
乾電池式で長寿命を実現しつつ、オートスリープ機能により、節電効果が期待できる点も魅力です。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 365×123×16mm/363g |
タッチパッド | 有 |
【Ewin】
折りたたみキーボード(EW-AM022)
三つ折りタイプでサイズを抑えつつ、タッチパッドを搭載し、操作性を向上させたキーボードです。
Bluetooth5.1接続による高速通信に対応しており、入力遅延が起きにくく、ストレスの無い作業環境を構築できます。
携帯性も高く、マルチペアリング・ショートカットキーと機能性が充実している点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 152×98×19mm/310g |
タッチパッド | 有 |
【Rucceko】
ワイヤレスキーボード(B1)
テンキーをカットし、サイズを抑えつつ、ショートカットキー+タッチパッド搭載で操作性を高めたキーボードです。
タッチパッドは精度が良く、誤操作を防いでくれますし、パンタグラフ方式で軽やかな入力を長時間行えます。
背面の滑り止めで安定性も確保されていますし、オートスリープ機能で節電が考慮されている点も好評です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 173×25×6mm/260g |
タッチパッド | 有 |
【Earto】
ワイヤレスキーボード(JP-B087-BK)
キーサイズを大きくしつつ、角を丸めたユニークなキーキャップを採用し、操作性も高めたキーボードです。
Bluetooth5.1高速通信に対応しつつ、マルチペアリング機能も搭載されており、作業効率をアップさせてくれます。
設置時に角度が付くように調整されているので、姿勢を維持しやすく、疲労や負担を軽減できる点もポイントです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 363×1127×33mm/600g |
タッチパッド | 無 |
【iClever】
ワイヤレスキーボード(IC-BK22)
テンキー・ショートカットキーを充実させつつ、サイズを抑えてスリムに仕上げたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅いパンタグラフを採用しており、軽やかに入力できます。
OS自動最適化・マルチペアリングと機能が充実しているだけでなく、耐久力が高められている点も魅力です。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 366×125×15mm/373g |
タッチパッド | 無 |
【サンワダイレクト】
ワイヤレスキーボード(400-SKB072)
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、テンキーまでを搭載しており、操作性を高めたキーボードです。
iOSをはじめ、幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、マルチペアリングに対応しているので、作業効率アップが期待できます。
OS別配列切り替えも自在に可能ですし、角度調節スタンドを活用し、姿勢維持がしやすい点もおすすめです。
タイプ | テンキー付き |
---|---|
サイズ/重量 | 365×127×14mm/340g |
タッチパッド | 無 |
【Logicool】
K380(K380BL)
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、丸形キーキャップを採用し、ユニークに仕上げたキーボードです。
指先にフィットしやすく、一定のキーピッチも確保されているので、スムーズ且つ正確に入力できます。
マルチペアリングの接続先をワンタッチで切り替えられるので、普段からiPadをはじめ、マルチデバイスを使用する方に最適です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 279×124×16mm/423g |
タッチパッド | 無 |
【Logicool】
MX KEYS mini for Mac(KX700M)
キーキャップに丸い窪みを設けており、指先にフィットしやすい形状に仕上げ、操作性を高めたキーボードです。
ストロークも浅いので軽やかな入力が可能ですし、スマートイルミネーションで視認性も底上げしてくれます。
マルチペアリングをはじめ、デバイス間のデータ移動にも対応しているので、複数台を操作される方におすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 296×132×21mm/506g |
タッチパッド | 無 |
まとめ
iPad接続に対応しつつ、日本語配列を採用したキーボードは、非常に馴染みやすく、作業をサポートしてくれます。
致命的なデメリットも無く、運用しやすいですので、気になる方は本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
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