テントの基本形でありながら耐久性に優れ使い勝手もよく、お手入れをすることで長く愛用できる「ドームテント」。
アメリカの人気老舗アウトドアメーカー「コールマン」からは、初心者から上級者向けまでさまざまなテントを発売しています。
しかし、組み立てやすさや居住性がテントによって異なるため、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コールマンのドームテントのメリットや選び方、おすすめ10選まで詳しく紹介します。
目次
- 1 コールマンのドームテントを使うメリット
- 2 コールマンのドームテントを使うデメリット
- 3 コールマンのドームテントの選び方
- 4 コールマンのドームテントおすすめ10選
- 4.1 【Coleman】インスタントアップドーム(2000039089)
- 4.2 【Coleman】ツーリングドーム LX(2000038142)
- 4.3 【Coleman】ツーリングドームエアー/ST+
- 4.4 【Coleman】BCクロスドーム 270(2000038429)
- 4.5 【Coleman】タフワイドドームV 300スタートパッケージ(2000038138)
- 4.6 【Coleman】タフドームエアー/240+ヘキサセット
- 4.7 【Coleman】ウェザーマスター 4Sドームノトス300
- 4.8 【Coleman】タフスクリーン2ルームハウス MDX(2000038139)
- 4.9 【Coleman】ソロキャンプスタートパッケージ(2000039143)
- 4.10 【Coleman】タフスクリーン2ルームエアー/LDX+(2000039083)
- 5 まとめ
コールマンのドームテントを使うメリット
耐久性に優れている
コールマンのドームテントは形状上耐風性にも優れ、素材にもこだわっているため耐久性が高いことが魅力の1つでしょう。
そのため、コールマンのドームテントは1度購入し丁寧にお手入れをすれば、10年以上長く愛用することができます。
また、アメリカのメーカーですが、日本で発売されているテントは日本の気候に合わせた作なので、安心して使用できますよ。
種類が多く機能性が高い
コールマンのテントは、初心者向けから上級者向けまでさまざまなタイプを発売されていますが、どのテントも機能性に優れています。
特に、初めてテントを購入する方には、アシストクリップと言われる機能が付いた設営のしやすいテントがおすすめです。
また、サイズ展開も1人用の小さなテントから大人数用の大きなテントまで豊富なので、困ることはありません。
セットでの購入も可能
コールマンはテントだけではなく、寝袋やタープ、焚き火台などさまざまな商品を幅広く発売しています。
キャンプを始めたいけど、種類が多すぎてどれを購入すればよいのかわからない方には「スターターセット」がおすすめです。
セットには寝袋やテント、チェア、ランタンなどキャンプで必要となる最低限の道具が1度で手に入ります。
コールマンのドームテントを使うデメリット
他の人と被りやすい
コールマンは120年以上続く老舗アウトドアメーカーで、これまでもさまざまなテントを発売してきています。
そのため、特に初心者向けモデルのテントは、他のキャンパーと被ってしまう可能性が高くなります。
しかし、テントと一緒に使用するタープやスクリーンテントで異なるメーカーを使用すれば、がらっと雰囲気が変わるでしょう。
安価ではない
コールマンのドームテントは初心者向けのエントリーモデルでも、1万円程度と決して安価とは言えません。
初めてのテントはキャンプを続けるかもわからないから、安価なものが欲しいという方にはあまりおすすめできません。
しかし、耐久性に優れメンテナンスを続ければ長く愛用できるコールマンのテントは、長期間で見ればコスパのよい商品でしょう。
テントアレンジは楽しめない
ドームテントは設営方法が1つに決まっており、ワンポールやツインポールテントのようにアレンジを楽しむことは難しいでしょう。
また、コールマンはテントに使用している素材が化繊素材のみで、TC素材のテントは発売されていません。
しかし、テントとセットで使用するタープやスクリーンでアレンジを楽しむことができるので、セットでの購入がおすすめですよ。
コールマンのドームテントの選び方
自分に合ったシリーズを選ぼう
コールマンのテントには3つのシリーズがあり、それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったテントを選びましょう。
タフシリーズ
設営しやすく初心者におすすめです。
耐久性に優れ機能性も高いですが、比較的安価で購入しやすいです。
ダークルームシリーズ
遮光性の高い生地を使用したシリーズです。
外気に左右されず、暑い夏でもテント内で快適に過ごせます。
マスターシリーズ
オールシーズン使用可能なシリーズです。
他シリーズより高額ですが、機能性も高く中級者以上の方におすすめです。
サイズは「使用人数+1~2人」がおすすめ
テントは「使用人数+1~2人」程度のサイズの購入がよいでしょう。
テントのスペースに余裕があると、荷物を置く場所としても使用でき、大人でも広々と快適に過ごせますよ。
しかし、サイズの大きいテントを選ぶと重量が上がり持ち運びにくく、大きな収納スペースも必要となります。
大きいサイズのデメリットを理解しつつ自分の使用用途に合わせて、適切なサイズのテントを選んでください。
天井高をチェック
発売されているドームテントの天井の高さは、180cmを基準に作られています。
天井高180cm以上あれば、背の大きな方でも腰をかがめることなく、テント内で着替えや移動を行えるでしょう。
また、テントの天井高に余裕があれば開放的で、テント内でもリラックスして過ごすことができます。
しかし、天井高が高いテントは、外の風の影響を受けやすくなるため、設営しにくいというデメリットもあります。
窮屈すぎず、設営にしやすい自分の身長に合った天井高のテントを探してくださいね。
耐水圧は1,500mm以上あると安心
自然の中で楽しむキャンプでは天気予報が晴れでも、急に大雨が降ってくることがありますよね。
突然の雨にも対応できるよう、「耐水圧1,500mm以上」で強い雨にも耐えられるテントを選ぶとよいでしょう。
耐水圧とは、テントがどれほどの降雨量の雨に耐えられるかを表し、高いほど防水性能が高いことを表します。
また、テントの生地にシームレス加工や防水、撥水加工が施されていればさらに雨が染み込むことを防げて安心です。
便利な機能を確認しよう
コールマンのドームテントは機能性が高く、便利な機能が備わっているテントが多くあります。
特に「前室」と呼ばれるテントの入り口にある空間は荷物置き場として活躍し、雨の日でも濡れることなく出入りができます。
また、使用する季節に合わせて防寒性を高める「スカート」や通気性をよくする「ベンチレーション」や「メッシュ」があると便利です。
テントの購入後の使用用途に合わせて、自分に必要な機能の付いたテントを選びましょう。
価格帯
コールマンのドームテントは、安くて1万円台のものから高いものは10万円を超える商品まで幅広くあります。
使用している素材や耐水圧、機能の充実性によってそれぞれのテントの価格は決まります。
高額なテントが自分に合うとは限らないので、自分の使用用途やキャンプに行く時期に合わせて、適切なテントを選びましょう。
コールマンのドームテントおすすめ10選
製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
インスタントアップドーム | 4.2kg | 210×90×100cm | ポリエステルタフタ | 1,500mm |
ツーリングドーム LX | 5.2kg | 210×180×110cm | ポリエステルタフタ | 1,500mm |
ツーリングドームエアー/ST+ | 4.5kg | 265×210×110cm | ポリエステルタフタ | 3,000mm |
BCクロスドーム 270 | 10kg | 270×270×170cm | ポリエステルタフタ | 1,500mm |
タフワイドドームV 300スタートパッケージ | 11kg | 495×300×195cm | ポリエステルタフタ | 2,000mm |
タフドームエアー/240+ヘキサセット | 12.6kg | 405×240×162cm | ポリエステルタフタ | 3,000mm |
ウェザーマスター 4Sドームノトス300 | 14.5kg | 300x300x190cm | ポリエステルタフタ | 3,000mm |
タフスクリーン2ルームハウス MDX | 17kg | 300×250×175cm | ポリエステルタフタ | 2,000mm |
ソロキャンプスタートパッケージ | 17.63kg | 210x90x100cm | ポリエステルタフタ | 1,500mm |
タフスクリーン2ルームエアー/LDX+ | 21kg | 610x365x220cm | ポリエステルタフタ | 3,000mm |
【Coleman】
インスタントアップドーム(2000039089)
3人用サイズで、ワンタッチで簡単に設営や撤収が可能な、初めてテントを購入する方にもおすすめのドームテントです。
フロントポールをセットすることで、高さのある広々とした前室スペースを確保することができます。
ベンチレーションがついており通気性が良く、フライシートを外せばサンシェードとして使用できるため、汎用性の高いテントです。
重さ | 4.2kg |
---|---|
サイズ | 210×90×100cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,500mm |
【Coleman】
ツーリングドーム LX(2000038142)
ソロキャンプにもおすすめの2~3人用サイズで、コンパクトに持ち運びが可能なナチュラルカラーのドームテントです。
コンパクトな見た目ながら横幅210cmと広々とテント内を使用でき、背の高い前室も備わっているため雨の日でも安心でしょう。
また、重量5.2kgと軽量ですが、オプション商品のアルミポールを購入すればさらに17%の軽量化となり、簡単に持ち運びができますよ。
重さ | 5.2kg |
---|---|
サイズ | 210×180×110cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,500mm |
【Coleman】
ツーリングドームエアー/ST+
遮光性に優れた独自のダークルームテクノロジーにより、高い遮光性を持つ1~2人での使用におすすめのドームテントです。
高い遮光性とワイドエアメッシュにより、日本の蒸し暑い夏でも涼しい空気を取り込みながら、快適に過ごせるでしょう。
また、リバーシブルファンベンチレーションというファンを使用することで、テント内の空気を外に排出し、換気が可能です。
重さ | 4.5kg |
---|---|
サイズ | 265×210×110cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 3,000mm |
【Coleman】
BCクロスドーム 270(2000038429)
コールマンのドームテントの中でも代表的なシンプルなフレームワークで設営しやすい4人用サイズのドームテントです。
メインポールにはFRPポールという耐久性に優れた素材を使用しているので、長く安心して愛用できるでしょう。
また、天井高175cmとテント内でも動きやすく、広々とした前室があるため、降雨時の荷物置き場としても活躍しますよ。
重さ | 10kg |
---|---|
サイズ | 270×270×170cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,500mm |
【Coleman】
タフワイドドームV 300スタートパッケージ(2000038138)
テント室内が広々としていて、居住性に優れた5人用サイズでファミリーキャンプにおすすめのドームテントです。
ベントフレームを採用しているためテントの壁の立ち上がりが高く、大人数でも窮屈に感じることなく快適に過ごせるでしょう。
また、インナーシートとグランドシートがセットになっており、テントを汚すことなく使用可能で初心者の方にもおすすめですよ。
重さ | 11kg |
---|---|
サイズ | 495×300×195cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 2,000mm |
【Coleman】
タフドームエアー/240+ヘキサセット
優れた遮光性を持つフライシートと通気性の良いメッシュインナーで暑い夏でも快適に過ごせるドームテントです。
リバーシブルファンベンチレーションというファンを使用すれば、テント内と外の空気を簡単に入れ替えることができます。
また、同じシリーズのヘキサタープがセットとなっているため、リビングルームとして快適に使用できるでしょう。
重さ | 12.6kg |
---|---|
サイズ | 405×240×162cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 3,000mm |
【Coleman】
ウェザーマスター 4Sドームノトス300
4~6人用サイズの大型サイズで、耐久性や居住性に優れたファミリーキャンプにおすすめのドームテントです。
インナーテントにはウールを織り込んだTC素材を使用しているため、夏は涼しく冬は暖かく1年中快適に過ごせるでしょう。
また、吊り下げ式のインナーテントを外せば、大型のシェルターテントとしても使用することができます。
重さ | 14.5kg |
---|---|
サイズ | 300x300x190cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 3,000mm |
【Coleman】
タフスクリーン2ルームハウス MDX(2000038139)
クロスフレームを採用しており、広々とした空間を実現した4~5人用サイズのファミリーキャンプにおすすめのドームテントです。
前室のリビング部分はメッシュやオープン、クローズなどその日の天候や気温に合わせて、スタイルを変えられます。
吊り下げ式のインナーテントを外すことで、8人用サイズの大型シェルターとしても使用でき、汎用性の高い商品ですよ。
重さ | 17kg |
---|---|
サイズ | 300×250×175cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 2,000mm |
【Coleman】
ソロキャンプスタートパッケージ(2000039143)
ドームテントの他に、ソロキャンプを始めるときに必要なギアをすべてセットにした初心者におすすめの商品です。
テントはワンタッチで設営や撤収が可能な、ソロキャンプサイズで前室が広い「インスタントアップドームS」です。
また、10点すべての商品がセットのキャリーケースにまとまるため、なるべく荷物を少なくしたいという方にもよいでしょう。
重さ | 17.6kg |
---|---|
サイズ | 210x90x100cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 1,500mm |
【Coleman】
タフスクリーン2ルームエアー/LDX+(2000039083)
通気性の高いメッシュパネルと遮光性に優れたフライシートで、日本の蒸し暑い夏でも快適に過ごせる5人用のドームテントです。
90%の太陽光を遮光し、ワイドなメッシュにより1.5倍通気性が良く、テント内温度は通常時と比較し-13.5℃まで気温上昇を防げます。
また、広々としたリビングルームは天候に関係なく、快適にキャンプを楽しむことができるでしょう。
重さ | 21kg |
---|---|
サイズ | 610x365x220cm |
素材 | ポリエステルタフタ |
耐水圧 | 3,000mm |
まとめ
今回は、コールマンのドームテントのメリットや選び方、おすすめ10選まで詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のスタイルに合った耐久性や機能性に優れたドームテントを探して、キャンプを楽しんでくださいね。
コールマンのドームテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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