キャンプなどのアウトドアで、電気機器や調理家電などを手軽に使用できるのにおすすめなポータブル電源。
中でも急速充電対応の商品は、短時間で充電できるため、忙しい人や急いでいる人には特におすすめです。
しかし、市場には豊富な種類のポータブル電源があり、選び方に迷うこともあるかもしれません。
そこで今回の記事では、急速充電対応のポータブル電源おすすめ10選を厳選してご紹介します。
充電に時間がかからない商品を厳選しているので、ぜひ参考にして、あなたにぴったりのポータブル電源を見つけてください。
目次
- 1 急速充電対応のポータブル電源を使うメリット
- 2 急速充電対応のポータブル電源を使うデメリット
- 3 急速充電対応のポータブル電源の選び方
- 4 急速充電対応のポータブル電源おすすめ10選
- 4.1 【EcoFlow】ポータブル電源(DELTA mini)
- 4.2 【Anker】PowerHouse II(A1750512)
- 4.3 【BLUETTI】ポータブル電源(EB55)
- 4.4 【Jackery】ポータブル電源 1500 (PTB152)
- 4.5 【EENOUR】ポータブル電源(P703-JP)
- 4.6 【Jackery】ポータブル電源 1000(PTB101)
- 4.7 【EcoFlow】ポータブル電源 EFDELTA(EFDELTA1300-JP)
- 4.8 【EcoFlow】ポータブル電源 RIVER mini
- 4.9 【Anker】757 Portable Power Station
- 4.10 【Anker】767 Portable Power Station(A1780)
- 5 まとめ(100文字前後)
急速充電対応のポータブル電源を使うメリット
充電時間が短縮できる
急速充電対応のポータブル電源を使用することで、通常のものよりも短い時間で充電が完了できます。
通常のものであれば、充電完了までに約6〜8時間程度かかってしまうことがあり、充電を忘れてしまうと、使用できないことにもなりかねません。
しかし、急速充電対応のポータブル電源なら、早いもので数時間程度で充電が完了するアイテムもあるので、充電を忘れていても安心です。
大容量でも効率的に充電できる
急速充電対応のポータブル電源は、大容量のものであっても効率的に充電ができるところもメリットです。
通常のものであれば、充電に時間がかかりすぎてしまい、バッテリーの性能が低下しやすくなってしまいます。
しかし、急速充電対応のポータブル電源なら、効率的に充電がおこなえるので、バッテリーの性能が低下してしまうことを防いでくれます。
急な外出時や緊急時に活躍できる
急速充電対応のポータブル電源は、充電が素早くおこなえますが、機器などに電力を送ることも素早くおこなえます。
そのため、急な外出時や緊急時にスマートフォンやタブレットの充電が切れてしまっても素早く充電が可能です。
これにより、常に充電切れの心配をする必要がなくなり、急な外出時や緊急時に活躍できます。
急速充電対応のポータブル電源を使うデメリット
通常のものより高価になる
急速充電機能を搭載したポータブル電源は、通常のものよりも高価な場合があります。
性能や容量などによって価格帯は異なりますが、機能性が高くなるにつれて価格が高くなってしまいます。
そのため、予算に余裕がない場合は、手軽に充電できる安価なモデルを選択することがおすすめです。
バッテリー劣化のリスクがある
急速充電対応のポータブル電源は、急速充電によって発生する熱により、バッテリーの寿命が短くなるアイテムもあります。
そのため、急速充電を繰り返し行うことで起こる、バッテリーの容量や性能の低下を防ぐために、適度な充電方法を選択する必要があります。
心配な方は、日本の法律で定められた安全性能基準規格である「PSEマーク」が付いているアイテムを選ぶようにしましょう。
バッテリーが膨張する可能性がある
ポータブル電源に採用されているリチウムイオンバッテリーは、温度の変化に敏感であるところがデメリットです。
急速充電時には、バッテリーが劣化している場合には膨張する可能性があるため、注意が必要です。
適切な充電時間や使用方法によっては防ぐことが可能ですが、長期的に使用する場合には注意するようにしましょう。
発火や火災に注意する必要がある
急速充電対応のポータブル電源は、急速充電により発生する熱によって、ポータブル電源が過熱し、発火や火災に注意する必要があります。
通常のものと比べても大量の電力を使用するので、熱が上がりやすく、発火や火災のリスクも上がります。
また、急速充電に適したデバイスでない場合や、正しく接続しなかった場合には、デバイスや本体に損傷を与えることがあるので注意が必要です。
急速充電対応のポータブル電源の選び方
出力波形と周波数を確認する
ポータブル電源を選ぶ際には、出力される波形や周波数を確認することが重要です。
出力波形は、「正弦波」または「純正弦波」といったアイテムを選ぶことで、故障の原因を回避できます。
一方、「矩形波」や「修正正弦波」を出力する製品は、価格が安くなる反面、使用できる電化製品が限定されてしまったり、故障の原因になったりします。
周波数についても、「50Hz」と「60Hz」の両方に対応している製品を選ぶことが大切です。
周波数に偏りがある場合、使用する電化製品によっては正常に動作しない場合があり、最悪の場合は故障の原因になり得ます。
バッテリー容量を適切に選ぶ
ポータブル電源の容量は、充電できるデバイスの数や充電回数に影響するので、適切な容量を選ぶようにしましょう。
急速充電に対応しているポータブル電源でも、容量が小さいと充電できる回数が限られてしまいます。
使用する電化製品や接続する数にもよりますが、デイキャンプにはおよそ200Wh〜500Wh程度の容量がおすすめです。
一泊するキャンプや車中泊には、500〜700Wh以上の容量がおすすめで、これくらいの容量ならば150Wの機器でも約3〜5時間使用できます。
ただし、容量が大きければ大きいほど、価格や重量も上昇するため、予算と使用目的を考慮して選ぶことが重要です。
安全性に配慮したアイテムを選ぶ
急速充電対応のポータブル電源は、高温や過充電による火災のリスクがあるので、安全性に配慮した製品を選ぶことが大切です。
安全性に配慮した製品を選ぶときは、日本の法律で定められた安全性能基準規格である「PSEマーク」が付けられたアイテムを選ぶようにしましょう。
PSEマーク」が付けられたアイテムなら、厳しい検査をクリアしたものなので、より安全使用できます。
また、アイテムによっては安全機能が搭載されているものもあるので、購入する際にチェックするようにしましょう。
出力ポートの数と同時充電可能数を確認する
急速充電対応のポータブル電源の出力には、USBポートやACポートなど、豊富な出力ポートがあるアイテムもあります。
自分が使用する出力ポートの数や、どのくらいの数使用するかなど、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
例えば、スマートフォンやパソコンなどを使用するのが多い方は、USB-AポートやCポートが必要です。
また、電化製品を使用したい方は、できるだけACポートが多いものを選ぶのが好ましいです。
ただし、充電可能数が多いほど容量も大きくなり、高価格になるので、使用シーンを決めてから選びましょう。
急速充電対応のポータブル電源おすすめ10選
メーカー・製品名 | 容量 | 出力 | ポート数 | AC充電時間 | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
EcoFlow ポータブル電源 DELTA mini | 882Wh | 最大1800W | 12個 | 約1.6時間 | 10.7kg |
Anker PowerHouse II | 700Wh | 最大500W | 11個 | 約4時間 | 8.2kg |
BLUETTI ポータブル電源 | 537Wh | 最大1400W | 13個 | 約3.2時間 | 7.5kg |
Jackery ポータブル電源 1500 | 1534Wh | 最大3600W | 9個 | 最短約4時間 | 16kg |
EENOUR ポータブル電源 | 710Wh | 最大1400W | 14個 | 最短約4.5時間 | 6.9kg |
Jackery ポータブル電源 1000 | 1002Wh | 最大2000W | 8個 | 約7.5時間 | 10.6kg |
EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA | 1260Wh | 最大3100W | 13個 | 約2時間 | 16.06kg |
EcoFlow ポータブル電源 RIVER mini | 210Wh | 最大600W | 8個 | 約1.5時間 | 3.58kg |
Anker 757 Portable Power Station | 1229Wh | 最大1500W | 13個 | 約1.5時間 | 約19.9kg |
Anker 767 Portable Power Station | 2048Wh | 最大2000W | 13個 | 約2時間 | 約30.5kg |
【EcoFlow】
ポータブル電源(DELTA mini)
このポータブル電源は、「882Wh / 245,000mAh」の大容量を持ちながら、女性でも簡単に持ち運ぶことができます。
また、ACコンセント、ソーラーパネル、シガーソケットから充電可能となっており、1800W内であれば、最大12台のデバイスに同時給電が可能です。
さらに、スマートフォンとペアリングして遠隔操作ができ、電池残量の確認やAC・DC出力のオンオフの切り替えなどがおこなえます。
容量 | 882Wh |
---|---|
出力 | 最大1800W |
ポート数 | 12個 |
AC充電時間 | 約1.6時間 |
重量 | 10.7kg |
【Anker】
PowerHouse II(A1750512)
700Whを搭載している大容量のポータブル電源で、2つのACコンセントやUSB-Cポートなど、計11ポートが備えられています。
内部には、入出力時の過電圧保護や過充電、過放電保護、過熱保護や低温保護など、高性能なバッテリー保護機能を搭載しているので長く愛用できます。
別売りのソーラーパネルを使用すれば、コンセントがない場合でも簡単に充電可能です。
容量 | 700Wh |
---|---|
出力 | 最大500W |
ポート数 | 11個 |
AC充電時間 | 約4時間 |
重量 | 8.2kg |
【BLUETTI】
ポータブル電源(EB55)
ACコンセントとUSB-Aポートが4個備えられている、調理家電や電気機器が使いやすいところが特徴のポータブル電源です。
別売りのACアダプターとソーラーパネルを組み合わせて充電をすることで、最短2時間で充電完了できるスピード充電が可能です。
不要な電力消費を抑えられるエコモードも搭載しており、ACの出力が4時間以上続くことで自動でオフになる機能も搭載しています。
容量 | 537Wh |
---|---|
出力 | 最大1400W |
ポート数 | 13個 |
AC充電時間 | 約3.2時間 |
重量 | 7.5kg |
【Jackery】
ポータブル電源 1500 (PTB152)
容量が1534Whという、ほかにはない大容量の電量を持っているところが特徴のポータブル電源です。
また、出力も最大3600Wという高出力を実現しているので、複数の機器を同時に使用でき、さらに長時間の使用を可能にしています。
充電時間もACコンセント2つで約4時間で充電でき、別売りのソーラーパネル4枚使用しても5時間で充電完了できるスピード充電が可能です。
容量 | 1534Wh |
---|---|
出力 | 最大3600W |
ポート数 | 9個 |
AC充電時間 | 最短約4時間 |
重量 | 16kg |
【EENOUR】
ポータブル電源(P703-JP)
重量が6.9kgと比較的軽量に設計されており、女性でも片手で持ち運びできるところが特徴のポータブル電源です。
正面には液晶画面が搭載しており、入出力ワット数や各出力動作状態、充電・給電の残り時間などが表示され、初心者でも使いやすくなっています。
また、ポート数が14個と豊富にあるのに加えて、LED照明も搭載してあるので、災害時でも活躍しやすいアイテムです。
容量 | 710Wh |
---|---|
出力 | 最大1400W |
ポート数 | 14個 |
AC充電時間 | 最短約4.5時間 |
重量 | 6.9kg |
【Jackery】
ポータブル電源 1000(PTB101)
1002Whという大容量の電量を持ちながら、最大2000Wの高出力を実現したバランスに優れているポータブル電源です。
ポート数も8個あり、最大8台の電気機器が使用、充電できるようになっており、豊富なデバイスに電力供給ができるようになっています。
本体は耐衝撃や耐低温、高温保護や過充電、過放電保護など、安全設計されているので、安全性にも優れているアイテムです。
容量 | 1002Wh |
---|---|
出力 | 最大2000W |
ポート数 | 8個 |
AC充電時間 | 約7.5時間 |
重量 | 10.6kg |
【EcoFlow】
ポータブル電源 EFDELTA(EFDELTA1300-JP)
こちらの商品は、ACコンセントだけで約2時間で充電完了できるところが特徴の、ポータブル電源です。
また、ソーラーパネルやシガーソケットにも対応しているので、さまざまなシーンで充電できます。
さらに、ポート数13個、最大出力3100Wと高出力かつ同時給電が可能となっているので、グループキャンプなどの大人数での使用でも活躍できるアイテムです。
容量 | 1260Wh |
---|---|
出力 | 最大3100W |
ポート数 | 13個 |
AC充電時間 | 約2時間 |
重量 | 16.06kg |
【EcoFlow】
ポータブル電源 RIVER mini
重量が3.58kgという超軽量かつ、充電時間が1.5時間とい急速充電を可能としたところが特徴のポータブル電源です。
また、シガーソケットやソーラーパネル、発電機充電も可能となっており、3〜6時間で充電できるようになっています。
容量は210Whと少量ではありますが、出力は最大600Wと高出力が可能となっているので、最大8個のデバイスに電気供給が可能です。
容量 | 210Wh |
---|---|
出力 | 最大600W |
ポート数 | 8個 |
AC充電時間 | 約1.5時間 |
重量 | 3.58kg |
【Anker】
757 Portable Power Station
こちらの商品は、充電が1.5時間で完了するスピード充電と1229Whという大容量を持ち合わせているポータブル電源です。
本体は自動車にも採用される6000系アルミニウム合金を採用し、耐衝撃、耐久性にも優れています。
また、長寿命バッテリーに加え、内部電子部品の発熱抑制、発熱を監視、管理するバッテリー管理システムの導入など、長く愛用できる設計となっています。
容量 | 1229Wh |
---|---|
出力 | 最大1500W |
ポート数 | 13個 |
AC充電時間 | 約1.5時間 |
重量 | 約19.9kg |
【Anker】
767 Portable Power Station(A1780)
2048Whと大容量ながらも、充電スピードは約2時間で完了できるスピード充電を持ち合わせているポータブル電源です。
重量は30.5kgと大重量ではありますが、キャスタが付いているので、持ち運びも比較的楽にできます。
また、Anker独自の「InfiniPower設計」により、電子部分や電池、安心なシステムの導入など、10年使用できる長寿命なアイテムです。
容量 | 2048Wh |
---|---|
出力 | 最大2000W |
ポート数 | 13個 |
AC充電時間 | 約2時間 |
重量 | 約30.5kg |
まとめ(100文字前後)
急速充電対応のポータブル電源は、素早く充電できることから、充電を忘れてしまっても安心できるアイテムです。
しかし、通常のものより高価になったり熱が発生しやすくなったりするので、しっかりした選び方をする必要があります。
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