「キーボード・マウスで有名なメーカーは？」と聞かれると、まず「ロジクール」と答える方が多いのではないでしょうか。
それほど認知度が高いロジクールは、パソコン用からゲーミング用まで、さまざまなキーボードをリリースしています。
そこで今回は、安定性の高さから未だ需要の高いUSB接続の有線キーボードにフォーカスを当ててご紹介していきたいと思います。
ロジクール製の有線キーボードを使うメリット
Bluetoothモデルより価格が安め
Bluetooth接続モデルも随分お求めやすくなりましたが、同じシリーズであればUSB接続タイプの方が割安になります。
特にメカニカルゲーミングキーボードにおいては価格差が大きいため、あまりお金をかけられない方は有線を選ぶのも選択肢のひとつです。
接続が安定している
初期のBluetoothキーボードの不安定さを経験していると、有線に勝るものはないとお考えの方も多いでしょう。
どのような環境下においても安心感があり、充電切れを気にする必要がないUSB接続のキーボードは、今でも無くてはならない存在です。
USBパススルー機能が使える
一部商品にはUSBパススルー機能がついているため、マウスなどのUSB機器を接続したり、スマホの充電もできとても便利です。
別途USBハブや充電器を用意する必要がありませんし、わざわざパソコンの背面まで手を伸ばしてUSBを接続する必要がありません。
ロジクール製の有線キーボードを使うデメリット
配線が邪魔になる
USB接続の最大のデメリットは、配線がごちゃごちゃしてしまい、デスク周りが煩雑になってしまうことです。
気になる方は、ケーブルホルダーを使ったり、キーボード自体にUSBパススルー機能が付いたモデルを選ぶとスッキリと見せることができます。
持ち運びしにくい
USB接続のキーボードは、場所を変えて使用する際の持ち運びが不便というデメリットがあります。
持ち運ぶ機会の多い方は、本体からケーブルの取り外しができるタイプを選んだほうが、ケーブルだけを取りまとめることができて便利です。
ロジクール製の有線キーボードの選び方
キーの入力タイプで選ぶ
ロジクール製の有線キーボードの入力タイプとしては、メンブレン式とメカニカル式の2つに分かれます。
メンブレンは一枚のシートスイッチから構成されており、その上にあるラバーカップをキーキャップで押下することにより反応する仕組みです。
メカニカルは、キースイッチ1つ1つが独立しており、キー軸によってクリック感や反応するポイントに違いがあります。
ロジクールのメカニカルスイッチに採用されているのは主に赤軸・青軸・茶軸ですが、薄型GLスイッチなど独自規格のものもあります。
デザインで選ぶ
プラスチックボディの低コストモデルから、アルミニウム合金を使ったハイエンドモデルまで、さまざまなデザインのものがあります。
色はシンプルなブラック、ホワイトのモデルが主流で、なかには雲のかたちをしたパームレストが付属した、遊び心のある商品もあります。
キー配列で選ぶ
ロジクール製有線キーボードのキー配列はいたってシンプルで、テンキー付きのフルサイズか、テンキーレスモデルの2択になります。
また、日本国内で流通しているモデルはすべて日本語配列になるため、日本語or英語配列で迷う必要がありません。
日本語配列でも、キーキャップに日本語表記がされていないモデルもあるので、見た目をスッキリさせたければそちらを選ぶようにしましょう。
価格帯
価格帯はいちばん安いメンブレン式で2千円を切るものから、ゲーミング用の高級モデルで2万円以上するものまで、幅があります。
ただし、ロジクールというブランドでありながらも、いちば安いメカニカルが6千円台であったりと、コスパのよい商品も存在します。
ロジクール製の有線キーボードおすすめ10選
製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 |
|---|---|---|---|
| K120 | メンブレン | 450 x 155 x 23.5mm /550g | 日本語フルサイズ |
| K835 TKL | メカニカル | 355 x 127 x 36.3mm /650g | 日本語テンキーレス |
| G213 | メンブレン | 452 x 218 x 33mm/1000g | 日本語フルサイズ |
| G512 | メカニカル | 445 x 132 x 35.5mm/1130g | 日本語フルサイズ |
| G913 TKL | メカニカル | 368 x 150 x 22mm/810g | 日本語テンキーレス |
| G813 | メカニカル | 475 x 150 x 22mm/1045g | 日本語フルサイズ |
| PRO キーボード | メカニカル | 361 x 153 x 34mm/980g | 日本語 テンキーレス |
| G413 SE | メカニカル | 435 x 127 x 36.3mm/780g | 日本語フルサイズ |
| G413 TKLSE | メカニカル | 355 x 127 x 36.3mm/650g | 日本語テンキーレス |
| G713 | メカニカル | 370.6 x 157 x 37.2mm/962.5g | 日本語テンキーレス |
【ロジクール】
USBスタンダード パソコン キーボード（K120）
ゲーミング用ではない、普通のパソコン用キーボードで有線タイプはこの商品のみ、という貴重な存在です。
ロゴのマークは変わっても、この形、打鍵感は昔から変わらず、何度も買い替えて使っているユーザーも多いのではないでしょうか。
そのように根強いファンが多い商品ですが、安価なためキーキャップの印字が消えやすいというデメリットもありますのでご注意ください。
| タイプ | メンブレン |
| サイズ/重量 | 450 x 155 x 23.5mm /550g |
| 配列 | 日本語フルサイズ |
【ロジクール】
K835 TKL メカニカル（K835OWR）
メカニカルキーボードのエントリーモデルで、打鍵音の静かな赤軸、クリック感のある青軸から選ぶことができます。
コンパクトなテンキーレスタイプですが、日本語配列でクセがないためメカニカル初心者でも使いやすいモデルです。
コストカットのためキーキャップの印字がシールであったりしますが、ロジクールのメカニカルがこの価格で買えるというのは魅力的です。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 355 x 127 x 36.3mm /650g |
| 配列 | 日本語テンキーレス |
【ロジクール】
G213
RGBライティング機能が付いたゲーミングキーボードで、メンブレンですがメカニカルっぽい打鍵音を体感できる商品です。
ワンタッチでゲームモードに切り替えができるため、ゲームの時はWindowsキーを無効するといったカスタマイズも可能。
パームレスト一体型のため別途購入する必要はありませんが、取り外しができないため、デスクスペースに余裕のある方に向いています。
| タイプ | メンブレン |
| サイズ/重量 | 452 x 218 x 33mm/1000g |
| 配列 | 日本語フルサイズ |
【ロジクール】
G512
フルサイズのためFPS/TPSゲームでは使いづらい面もありますが、テンキーレスにこだわりがなければコスパがよくおすすめです。
ロジクール独自のGXメカニカルスイッチはRED、BLUE、BROWNの軸から好みの打鍵感で選ぶことができます。
キーが浮いているようなフローティングデザインは、ライティングが鮮やかに発色し、かつ掃除がしやすいというメリットがあります。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 445 x 132 x 35.5mm/1130g |
| 配列 | 日本語フルサイズ |
【ロジクール】
G913 TKL（G913-TKL-TCWH）
ロジクールのゲーミングキーボードのなかでは最高級のモデルで、お金をかけられるのであれば買って損はない商品と言えます。
トッププレートのアルミニウム合金は高級感があり、薄型のためパームレストが不要で長時間使用しても手が疲れにくい設計。
USBだけでなく、Bluetooth、2.4GHzの無線接続にも対応しているため、使用環境によって使い分けをすることもできます。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 368 x 150 x 22mm/810g |
| 配列 | 日本語テンキーレス |
【ロジクール】
G813
先述のG913のフルサイズUSB接続モデルで、G913の機能は欲しいけど価格を安く抑えたい、という方におすすめです。
本体右上に搭載されているダイヤルキーは、回すだけで音量などの調節ができるため、直感的な操作が可能。
USBパススルー機能も便利で、キーボードに直接マウスなどのUSB機器を接続することができるため配線がすっきりします。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 475 x 150 x 22mm/1045g |
| 配列 | 日本語フルサイズ |
【ロジクール】
PRO キーボード（G-PKB-002LNd）
PROというネーミングですが、クセのないモデルのためゲーム初心者・メカニカル初心者にも使いやすいキーボードです。
テンキーレスのためコンパクトで使いやすく、キーボードからマウスへの手の動きもスムーズです。
キーキャップがテカりやすいデメリットもありますが、RGBの発色が明るく暗い部屋でもキー表示が見やすいというメリットもあります。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 361 x 153 x 34mm/980g |
| 配列 | 日本語テンキーレス |
【ロジクール】
G413 SE
日本語配列なのに日本語表記がないスッキリとしたデザインは、おしゃれなだけでなく、RGBの光りかたにムラが出ないというメリットも。
バックライトは白色のみでテンキー付きのため、仕事で数字を扱うことが多く、かつ打鍵感のよいキーボードをお探しの方に最適です。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 435 x 127 x 36.3mm/780g |
| 配列 | 日本語フルサイズ |
【ロジクール】
G413TKLSE
前述のG413 SEのテンキーレスバージョンで、価格も抑えめなため、手頃でデザイン性の高いメカニカルをお探しの方におすすめです。
ロジクールGシリーズのソフトウェア、G HUB非対応ですが、逆に言うとソフト要らずで諸設定が可能、というメリットもあります。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 355 x 127 x 36.3mm/650g |
| 配列 | 日本語テンキーレス |
【ロジクール】
G713
シンプルなデザインが多いロジクールゲーミングキーボードのなかで異彩を放つ、白のボディと雲のパームレストがキュートな商品です。
丸みを帯びたシルエットは、底面まで光る作りとなっており、まるで宙に浮いているようなフワフワとした雰囲気が味わえます。
見た目がキュートなだけでなく、打鍵音も静かで金属音も気にならないため、メカニカルが初めての女子にもおすすめのモデルです。
| タイプ | メカニカル |
| サイズ/重量 | 370.6 x 157 x 37.2mm/962.5g |
| 配列 | 日本語テンキーレス |
まとめ
ワイヤレス接続のキーボードが主流となっていくなか、ロジクールは未だにたくさんの有線キーボードを出しています。
この記事を読んで、あなたのご希望に合ったとっておきの一台に出会っていただければ幸いです。
ロジクール製の有線キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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