ノートパソコンはコンパクトな製品が多く、携帯性に優れていますが、内蔵キーボードの使用感に不満を抱く方も多いでしょう。
そこで活躍するのが、屋外でも自宅のようなPC環境を構築し、快適な操作を実現できる外付けキーボードです。
ですが、外付けキーボードの製品は多く、機能・価格帯も様々なので、製品選びで迷う方も多いと思います。
そこで本記事では、外付けキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 ノートパソコンの外付けキーボードを使うメリット
- 2 ノートパソコンの外付けキーボードを使うデメリット
- 3 ノートパソコンの外付けキーボードの選び方
- 4 ノートパソコンの外付けキーボードおすすめ12選
- 4.1 【エレコム】ワイヤレスキーボード(TK-FDM063TBK)
- 4.2 【Logicool】ワイヤレスキーボード(K275)
- 4.3 【Perixx】PERIBOARD-106W
- 4.4 【Perixx】PERIBOARD-409
- 4.5 【バッファロー】スリムキーボード(BSKBU14WH)
- 4.6 【ヒューレット・パッカード】HP 230(3L1E7AA#UUF)
- 4.7 【サンワサプライ】スリムキーボード(SKB-SL18BKN)
- 4.8 【Logicool】MX KEYS(KX800)
- 4.9 【Havit】KB487L TKL(HV-KB487L)
- 4.10 【Keychron】C1(C1-A2-USA)
- 4.11 【Logicool】MX MECHANICAL MINI(KX850M)
- 4.12 【SHURIKEY GEAR】ワイヤレスキーボード(SAIZO)
- 5 まとめ
ノートパソコンの外付けキーボードを使うメリット
心地良いタイピングを楽しめる
ノートパソコンは、キーボードが内蔵されていますが、本体の厚みを抑えるため、薄く設計されているのが基本です。
パンタグラフをさらに薄くしたイメージですが、タイピングの際の感触が薄く、底打ちも浅いため、心地良さを楽しめません。
ですが、外付けキーボードを接続すれば、自分好みの打鍵感を追求できるので、あらゆる場所で心地良くタイピングできます。
疲労・負担を軽減できる
ノートパソコンはキーボードと一体化しており、携帯性には優れていますが、基本的にキーボードの角度・位置調節は不可能です。
操作しにくいポジションでの入力を余儀なくされるため、長時間の操作時には疲労・負担が蓄積してしまいます。
ですが、外付けキーボードなら、好きな位置にキーボードを設置できるので、操作しやすいポジションで快適に操作できます。
作業効率アップが期待できる
ノートパソコンに内蔵されたキーボードは、サイズを合わせるためにキーがカットされているのが基本です。
自宅等で使用するキーボードとは仕様が異なることも多く、操作性も違ってくるため、作業効率も落ちてしまいます。
ですが、外付けキーボードはタイプ・配列・機能を自由に選択できるので、好みの使用感を維持し、作業効率を高められます。
ノートパソコンの外付けキーボードを使うデメリット
費用が掛かる
外付けキーボードは疲労軽減をはじめ、作業効率アップなどのメリットがありますが、導入するためのコストが掛かります。
基本的に数千円程度の出費で済みますが、品質=価格の結びつきが強いため、性能を求めるなら相応のコストが掛かります。
持ち運ぶ際の物的故障を防ぐために、ケースを導入する場合にも費用が発生するので、総合的に費用が掛かる点には注意です。
荷物がかさばる
ノートパソコンは優れた携帯性を持っているので、室内をはじめ、屋外に持ち込んで使用する方も多いでしょう。
外付けキーボードを一緒に持ち込み、使用すれば作業効率アップも期待できますが、携帯物が増えるので荷物がかさばります。
ハンズフリーで携帯したい場合、キーボードが増えることにより、バッグが必要になる可能性もある点に要注意です。
準備・片付けが煩わしい
ノートパソコンに内蔵されたキーボードの場合、パソコンの起動と同時にキーボードも使用可能になりますが、外付けの場合は別です。
接続方式によっても違いはありますが、基本的には接続手順を踏む必要があるため、使用するまでに時間が掛かります。
作業を終えた際も外付けキーボードを収納する必要があるため、細々とした作業が面倒に感じる点は想定しておきましょう。
ノートパソコンの外付けキーボードの選び方
キーボードタイプで選ぶ
外付けキーボードは通常キーボード同様、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルとタイプが存在します。
メンブレンは低価格ですが、重量があるのでかさばりやすく、パンタグラフは携帯性に優れていますが、耐久力が低めです。
メカニカルは機能が充実し、耐久力にも優れていますが、高価格な製品が多いため、高額な費用が掛かります。
各タイプでメリットデメリットが存在し、使用感も異なるため、様々な要素を加味し、適したタイプを選ぶのがおすすめです。
配列で選ぶ
キーボードの配列は、日本語・英語配列が存在しており、各配列でキー数・配置が異なります。
日本語配列は、日本語入力用のキーが搭載されており、日常使用をはじめ、文書作成・事務作業等に最適です。
英語配列はキー数が少なく、記号キーも合理的に配置されているので、英字入力を主体とするプログラミング等で活躍します。
ご自身の使用用途・環境を想定し、適した配列を選択するのがおすすめです。
接続方式で選ぶ
外付けキーボードに採用されている接続方式ですが、大きく分けると有線・無線の2種類が存在します。
有線タイプは安定接続で遅延無く入力できますが、ケーブルで接続するため、煩わしさを感じるのがデメリットです。
無線タイプはコードレスで接続できますが、障害物・その他電波の影響を受けやすく、入力遅延が起きる可能性があります。
安定した入力を第一に考えるなら有線タイプ、携帯性+コードレスを重視するなら無線タイプがおすすめです。
メーカーで選ぶ
外付けキーボードは、あらゆるメーカーから製品化されていますが、同じ価格帯でも品質・機能は様々です。
「二千円台」の製品同士でも、品質・使用感が悪い製品もあり、安易に選んでしまうと失敗してしまいます。
これらを防ぐためには、有名なメーカー・レビューが多いメーカーを選択し、製品を選んでいくのがベストです。
一度製品を使用したことがあり、使用感が良かったメーカーがあれば、そのメーカーを選択する形でも問題はありません。
価格帯で選ぶ
外付けキーボードは、あらゆるメーカーから製品化されており、「千円台~3万円以上」と価格帯も様々です。
とはいえ、品質=価格の面があるため、高品質を求めるならば、相応の予算を想定する必要があります。
千円程度の費用で購入できる製品もありますが、品質も良くなく、耐久力も低いので、損をする可能性が高いです。
予算に限りがある方もいるとは思いますが、最低限3千円は想定し、より予算を捻出できるなら、高額な製品も視野に入れましょう。
ノートパソコンの外付けキーボードおすすめ12選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 接続 | 配列 |
---|---|---|---|---|
エレコム ワイヤレスキーボード | メンブレン | 452×138×29.6mm/554g | USB無線 | 日本語 |
Logicool ワイヤレスキーボード | メンブレン | 442×149×18mm/498g | USB無線 | 日本語 |
Perixx PERIBOARD-106W | メンブレン | 455×170×45mm/950g | 有線 | 日本語 英語 |
Perixx PERIBOARD-409 | メンブレン | 315×147×20mm/540g | 有線 | 日本語 英語 |
バッファロー スリムキーボード | パンタグラフ | 344×138×21mm/340g | 有線 | 日本語 |
ヒューレットパッカード HP230 | パンタグラフ | 440×146×28mm/495g | USB無線 | 英語 |
サンワサプライ スリムキーボード | パンタグラフ | 293×115×19mm/330g | 有線 | 日本語 |
Logicool MX KEYS | パンタグラフ | 430×132×21mm/810g | USB無線 Bluetooth | 日本語 |
Havit KB487L TKL | メカニカル | 396×178×52mm/1.05kg | 有線 | 英語 |
Keychron C1 | メカニカル | 357×130×38mm/685g | 有線 | 英語 |
Logicool MX MECHANICAL MINI | メカニカル | 313×132×26mm/612g | USB無線 Bluetooth | 英語 |
SHURIKEY GEAR メカニカルキーボード | メカニカル | 339×147×39mm/922g | Bluetooth | 英語 |
【エレコム】
ワイヤレスキーボード(TK-FDM063TBK)
USBレシーバー無線に対応しており、日本語配列+フルサイズで馴染みやすいキーボードです。
2段階調節可能なスタンドを活用し、操作しやすい角度に調節できるので、操作時の疲労・負担を軽減できます。
キーピッチを狭めているので、複雑な操作の際も大きく腕を動かす必要が無く、スムーズなタイピングが行えます。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 452×138×29.6mm/554g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線 |
【Logicool】
ワイヤレスキーボード(K275)
電池式バッテリーを採用しており、最長で24か月間、バッテリーを管理する必要がないキーボードです。
メンブレンタイプながらもキーストロークが浅いので、スピーディに入力しやすく、静音性にも優れています。
メディアコントロールキーも充実しており、ワンタッチで直感的な操作が行える、利便性の高さも魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 442×149×18mm/498g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線 |
【Perixx】
PERIBOARD-106W
厚みのあるキートップを採用しており、メンブレンながらもメカニカルのような心地良さを味わえるキーボードです。
タイピング時の指先にフィットしやすい形状に設計しており、操作時の疲労・負担を軽減してくれます。
有線タイプですが、裏面にケーブル収納用のスペースが確保されていますし、配列が選択できる点も魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 455×170×45mm/950g |
配列 | 日本語・英語 |
接続 | 有線 |
【Perixx】
PERIBOARD-409
テンキーをはじめ、不要なスペースを削除し、コンパクトに仕上げており、携帯性に優れたキーボードです。
キーピッチ・ストロークが浅いので、手の小さい方にも扱いやすく、スムーズに入力できます。
限られた環境下でも設置しやすいですし、好みや用途に合わせて、配列を自由に選択できる点もおすすめです。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 315×147×20mm/540g |
配列 | 日本語・英語 |
接続 | 有線 |
【バッファロー】
スリムキーボード(BSKBU14WH)
不要なスペースを極力カットし、フルサイズながらもコンパクトに仕上げており、携帯性に優れたキーボードです。
キーピッチ・ストロークが浅いパンタグラフを採用しているので、軽いタッチでスピーディな入力が行えます。
操作する際に大きく腕を動かす必要が無いですし、設置時に角度が付くことにより、疲労・負担を軽減できる点もおすすめです。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 344×138×21mm/340g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【ヒューレット・パッカード】
HP 230(3L1E7AA#UUF)
チクレットデザイン+英語配列を採用し、厚みを抑えてスリムに仕上げており、快適な入力が行えるキーボードです。
最長16か月の大容量バッテリーを搭載しているので、バッテリー管理が要らず、ストレス無く使用できます。
メディアコントロールキーを12個搭載しているので、直感的な操作もラクですし、クリエイティブな業務に最適です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 440×146×28mm/495g |
配列 | 英語 |
接続 | USB無線 |
【サンワサプライ】
スリムキーボード(SKB-SL18BKN)
2段階キートップ+キートップ・ストロークが浅いパンタグラフを採用しており、スムーズに入力できるキーボードです。
コンパクトで携帯性に優れているだけでなく、2段階調節スタンドを活用し、疲労・負担軽減も期待できます。
ケーブル引き出し口を3か所から選択できるので、煩わしさを軽減し、あらゆっる場所で使用しやすい点も好評です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 293×115×19mm/330g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
MX KEYS(KX800)
メタルプレートで耐久力を高めつつ、使用時の安定性も高められており、ブレることなく入力が行えるキーボードです。
キーキャップを指先にフィットする形状に仕上げているので、負担が掛かりにくく、疲労軽減が期待できます。
マルチペアリング機能をはじめ、デバイス間のデータ移動も可能であり、作業効率アップを求める方に最適です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 430×132×21mm/810g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Havit】
KB487L TKL(HV-KB487L)
フルサイズ同様の機能を備えつつ、85%サイズでコンパクトに仕上げており、利便性に優れたキーボードです。
赤軸スイッチを採用しているので、メカニカルの打鍵感を楽しみつつ、周囲を気にせずに静かに入力できます。
裏面のスタンドを活用し、疲労軽減も期待できますし、ロールオーバー機能で複雑な操作が容易に行える点も好評です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 396×178×52mm/1.05kg |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Keychron】
C1(C1-A2-USA)
Windowsをはじめ、MacOSへの互換性もあり、ホットスワップ機能で打鍵感の追及もできるキーボードです。
テンキーレスサイズで携帯性に優れていますし、角度調節スタンドを活用し、疲労・負担軽減も期待できます。
マルチメディアキーをはじめ、機能が充実しつつ、英語配列を採用しているので、クリエイティブな作業を行う方におすすめです。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 357×130×38mm/685g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
MX MECHANICAL MINI(KX850M)
ロープロファイルキー(茶軸)を採用し、浅いストロークで心地良さを味わえるキーボードです。
全体的な厚みを抑えつつ、キーストロークも浅く仕上げており、軽く入力が行えるので、操作時の疲労を軽減してくれます。
デバイス間のデータ移動をはじめ、専用ソフトウェアで細部までカスタマイズできるので、作業効率を飛躍的に高められます。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 313×132×26mm/612g |
配列 | 英語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【SHURIKEY GEAR】
ワイヤレスキーボード(SAIZO)
テンキーをはじめ、不要なキー・スペースをカットし、コンパクトで携帯性に優れたキーボードです。
メディアコントロールキー・ノブが搭載されており、ワンタッチで直感的な操作が行えます。
マルチペアリング・ゲームモードと機能も充実していますし、英語配列を採用しているので、クリエイティブな作業にもおすすめです。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 339×147×39mm/922g |
配列 | 英語 |
接続 | Bluetooth |
まとめ
ノートパソコンに外付けキーボードを使用することで、作業の効率化が期待できますが、コストが掛かる点には要注意です。
製品数も豊富にあるため、迷うこともあると思いますが、本記事を参考にし、最適なキーボードを見つけてくださいね。
ノートパソコンの外付けキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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