キャンプではコーヒーを淹れたり、キャンプ飯を作ったりと何かとお湯を沸かすことが多く、必要不可欠な存在であるケトル。
容量の多いケトルは小さく収納することができず、キャンプでの持ち運びには不便ですよね。
しかし、シリコンケトルを使えば小さく折りたたんで収納でき、直火でも使用できるため、キャンプで大活躍する商品なのです。
そこで今回は、シリコンケトルを使うメリットや選び方、キャンプにぜひ使ってほしい、おすすめ10選を詳しく紹介します。
シリコンケトルとは
シリコンケトルとはシリコンやステンレス、アルミを素材に用いた携帯性の高いケトルです。
ケトル本体部分にはシリコンを採用し、直接火にかかる底面部分にステンレスやアルミという熱伝導性の高い素材を使っています。
シリコンはケイ素と酸素が結びついてできている、ケイ石と呼ばれる素材から精製されています。
耐熱性・耐寒性に優れた性能を持っており、撥水性も兼ね備えているため、キッチン製品によく使われている素材です。
そして、通常のケトルと違い、薄くコンパクトに折りたたんで収納できるため、キャンプなどの持ち運びに便利な商品です。
また、小さいお子さんがいるご家庭では、床に落としても割れることがないため安心して使用できるでしょう。
シリコンケトルを使うメリット
持ち運びに優れている
シリコンケトルを使用する1番のメリットは、薄く折りたたむことができるため収納しやすく、携帯性が高いことです。
ステンレスやアルミ、銅を使用したケトルが折りたたむことができないため、荷物をスタッキングする際にかさばってしまいます。
特になるべく荷物を少なくしたい、徒歩やバイク、公共交通機関を使用してキャンプをされている方にはおすすめです。
直火で使うことができる
シリコンケトルは耐熱性に優れており、底面にはステンレスやアルミなどの素材を使用しているため、直火での使用が可能です。
しかし、大きな炎が出る焚火などでは使用できないため、使用するときには十分注意しましょう。
商品によってはIHでの使用も出来るものもあるため、自宅で使用したい方にもおすすめです。
シリコンケトルを使うデメリット
使い始めはシリコン素材特有のにおいがある
折りたためて便利なシリコンケトルですが、使い始めはシリコン特有の樹脂のにおいが気になる方も少なくありません。
何度か重曹を入れてお湯を沸かすことにより、においが薄れていくので試してみるとよいでしょう。
しかし、購入する商品によってはにおいが落ちにくいものもあるため、購入前に口コミなどで確認することをおすすめします。
重量があるタイプが多い
シリコンケトルは、ステンレスやアルミ素材のケトルと比較し、重量があるものが多いです。
そのため、登山などでケトルを使用し、持ち運び時の重量が気になる方にはあまりおすすめできません。
また、シリコンケトルのサイズによっても重量が大きく異なるため、重量が気になる方は事前にチェックするとよいでしょう。
シリコンケトルの選び方
使用する人数に合わせてサイズを選ぼう
シリコンケトルを購入するときは、キャンプで使用する人数に合わせたサイズを選ぶとよいでしょう。
コーヒーを1杯飲むには200ml、カップ麺は300~400ml必要と言われているため、参考にしてみてくださいね。
また、使用する際は満水の状態では吹きこぼれの恐れもあるため、7~8分目の容量で使う必要があります。
以上の点を踏まえてケトルの容量を1L未満と1L以上の2つに分け、特徴を説明していきます。
1L未満
ソロやデュオキャンプをされる方におすすめです。
また、使用用途がコーヒーを飲むことなど限定されている方に向いています。
1L以上
ファミリーやグループキャンプなど大人数で使用するときにおすすめです。
主に1.5~2Lの商品が多いですが、容量が大きい分重量が重くなってしまいます。
使用予定の熱源を確認
主にシリコンケトルは、「直火式」と「電気式」の大きく2つに分けられます。
ご自身が使用する予定の熱源に合わせて、自分に合ったシリコンケトルを選択しましょう。
直火式
ケトルを直接ガスバーナーなどの火にかけて、使用することが可能です。
薄く小さく収納できるため、携帯性に優れていてキャンプなどのアウトドアに向いています。
電気式
コンセントに接続し、スイッチを入れるだけで電気の力を利用してお湯を沸かすことができます。
ケトル自体の構造上、直火式と比較するとコンパクトではないため、持ち運びには少々不便かもしれません。
しかし、AC電源付きのキャンプサイトやポータブル電源を使用する際におすすめです。
便利な機能をチェック
小さく折りたたむことが可能で、携帯性に長けているシリコンケトルですが、商品によってはその他にも便利な機能がついています。
例えば、蓋に湯切りができる穴がついており麺類を茹でることが可能なものや、蓋にロック機能がついているものが挙げられます。
購入する前に自分の使用用途を確認して、必要な機能があるシリコンケトルを購入するとよいでしょう。
シリコンケトルおすすめ10選
【SEA TO SUMMIT】
X-ケトル1.3L(1700520)
最大容量1.3L、収納時の厚さはわずか35mmというコンパクトに収納可能なシリコンケトルです。
ケトル底面がアルミ素材であるため、重量も186gと大きさの割に軽量なタイプになっています。
ブラウンなどのアースカラーや、イエローなどのビビッドカラーまでバリエーションが豊富なため、好きな色を選択できるでしょう。
【fasdf】
折りたたみケトル
最大容量1L、折りたたんだサイズは4.5cmとソロキャンプにおすすめのサイズのシリコンケトルです。
蓋が透明になっており中が見えるため、吹きこぼれの心配がありません。
また、ケトル側面には容量メモリがついており、目視で水の量が把握できるため、コーヒーを淹れるときにとても便利です。
【LOGOS】
たためるケトル1L(81210305)
最大容量1Lで、収納サイズが5.8cmとかさばらずに収納・持ち運びができるシリコンケトルです。
ケトルを片手で持ちながら、親指で蓋を開けることができるデザインなので、簡単に水分量を確認することができます。
また、蓋部分をロックすることができるため、コーヒーを淹れているときに蓋が空いて水がたくさん出てしまうこともなく安心です。
【CLBDBAG】
折りたたみやかん
最大容量が1L、折りたたむと4.5cmになるコンパクトに収納可能なシリコンケトルです。
ケトルの口部分が大きく、蓋には水切り用の穴がついているため、そばやパスタなどの麺類を茹でることもできます。
また、取っ手部分が2つに分かれており、使用後はケトルの取っ手をぶら下げて乾かすことができるため、キャンプの時に便利です。
【CLBDBAG】
折りたたみやかん カップセット
最大容量1L、折りたたむと4.5cmになるシリコンケトルと、同じく折りたたむことができるカップが2つセットになった商品です。
ケトルの底面にはステンレスを使用しており熱伝導率が高いため、素早くお湯を沸かすことができます。
また、カップも折りたたむと2.7cmとコンパクトに収納できるため、徒歩やバイクでキャンプを楽しむ方におすすめです。
【JingyuKJ】
キャンプケトル
最大容量1L、折りたたむと4.5cmとなる、持ち運びに便利なコンパクトなシリコンケトルです。
高温耐熱性のあるBPAフリーシリコーンを素材に採用し、耐久性に優れた商品ですが、3,000円以下で購入できるコスパのよい商品です。
また、ケトルの底面にはステンレスを採用しているため、必要な時にすばやくお湯を沸かすことができます。
【AS2OV】
FOLDING KETLLE
最大容量1Lのコンパクトに折りたたむことができる、携帯性の高いシリコンケトルです。
ケトルの底面にはステンレスを採用しているため、お湯が必要な時にすばやく沸かすことができます。
また、メッシュの収納袋が付属しているため持ち運びに便利で、収納袋に入れて吊り下げるとケトルを乾かすことも可能です。
【shamjina】
折りたたみ式シリコンケトル
最大容量1.5Lと大容量で、折りたたむと5.8cmとコンパクトに収納できるシリコンケトルです。
折りたたみケトルでは珍しく1.5Lと大容量のため、ファミリーやグループなど大人数でのキャンプをされる方に向いています。
また、コンパクトに折り畳み可能で持ち運びに便利なケトルですが、3,000円以下で購入できるコスパのよい商品です。
【BtcFu】
折りたためるケトル
最大容量0.6L、折りたたむと12cmになるAC電源が必要な電気式のコンパクトなシリコンケトルです。
空だき防止や過熱保護機能がついているため、小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。
また、ステンレスヒーターを採用しているため、6Lのお水を最短6分で沸かすことができます。
【Vegetable】
電気シリコン キャリングケトル(GD-P06)
最大容量0.6Lで、収納時はわずか7.8cmとなるコンパクトな電気式シリコンケトルです。
3段階の温度調整機能がついているため、使用用途に合わせて温度を選択することができます。
また、ケトルの中が冷めてくると自動で再沸騰する保温機能を搭載しているため、いつでも温かいお湯を使えます。
まとめ
今回は、シリコンケトルを使うメリットや選び方、キャンプにぜひ使ってほしい、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、持ち運びに便利で使用用途に合ったシリコンケトルを購入し、キャンプを快適に楽しんでくださいね。
シリコンケトル ~折りたたみ ~直火の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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