一昔前まではフルサイズキーボードが主流でしたが、近年ではテンキーレス・65%・60%と、多様なサイズが展開されています。
各サイズで特徴は異なりますが、その中でも注目されている65%サイズは、コンパクトサイズで使用感も良いのが特徴です。
製品数の増加に伴い、目にする機会も増えたことから、気になりつつも購入に踏み切れない方もいるでしょう。
そこで65%キーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方も解説します。
目次
- 1 65%キーボードとは
- 2 65%キーボードを使うメリット
- 3 65%キーボードを使うデメリット
- 4 65%キーボードの選び方
- 5 65%キーボードおすすめ10選
- 5.1 【エレコム】V-custom VK200S(TK-VK200SBK)
- 5.2 【SHURIKEY GEAR】HANZO 003
- 5.3 【HyperX】Alloy Origins 65(4P5D6AA)
- 5.4 【Fnatic Gear】STREAK65(KB0005-007)
- 5.5 【Razer】BlackWidow V3 Mini HyperSpeed(RZ03-03891700-R3J1)
- 5.6 【Xtrfy】K5 COMPACT RGB(701364)
- 5.7 【Guffercty kred】SK68
- 5.8 【YUNZII】Royalaxe Y68
- 5.9 【Akko】3068B Plus World Tour
- 5.10 【Keychron】K6(K6-V3)
- 6 まとめ
65%キーボードとは
キーボードには、フルサイズ・テンキーレス・65%・60%とサイズが展開されており、大きさや使用感がサイズで異なります。
テンキーレスはテンキーだけをカットしているため、フルサイズよりは小さいですが、人によっては大きいサイズです。
60%サイズは非常にコンパクトサイズですが、矢印/Deleatなど、使用頻度が高いキーも削除されています。
65%キーボードはテンキーレスと60%の中間に位置しており、使い勝手の良さと使用頻度の高いキーを採用したキーボードです。
コンパクトサイズで扱いやすく、操作時に困ることが無いように設計されているのが65%キーボードです。
65%キーボードを使うメリット
テンキーレスながらも使い勝手が良い
65%サイズは、テンキーレスよりも小さく抑えていますが、ゲームプレイ・作業時に使用頻度が高いキーのみを残しています。
テンキーレスだと余分に感じるキーを削除しつつ、60%サイズでは不足しがちだった部分が補えるのが特徴です。
これにより、多数のキーバインドが必要なゲームへの適応力も高く、作業時にショートカットを活用し、効率アップも期待できます。
手の小さい方でも使用しやすい
手が小さい方・女性の方の場合、テンキーレスサイズでも大きく、使いづらさや疲れを感じた方もいることでしょう。
65%サイズはテンキーレスサイズよりもコンパクトに設計されており、キー間における無駄なスペースも排除しています。
キー同士の距離感を狭めているので、全体をタッチしやすく、手の小さい方でも疲れにくく、容易にキー操作が行えます。
スペースを広く確保できる
大きなマウス操作を必要とする際、マウスとキーボードが接触してしまい、集中が切れてしまう経験もあると思います。
ですが、65%サイズは使用頻度の高いキーだけを残しつつ、サイズを抑えているので、マウスの操作スペースを広く確保できます。
これにより、マウスを大きく動かしても接触を防げるので、集中力も維持できますし、接触による破損も防止できます。
65%キーボードを使うデメリット
価格が高い
65%サイズキーボードはゲーミング・カスタマイズ製品が多く、ハイスペックに設計されているのが基本です。
応答速度・ストローク・重量など、細部まで性能を追求できますが、求める性能に比例し、価格も高額になります。
多機能・ハイスペックで仕上げられているため、平均的に見ると1万円以上の製品が多く、費用が掛かる点には注意が必要です。
慣れが必要な場合もある
65%サイズキーボードはテンキーをはじめ、F1~F12・半角/全角等のキーを削除することで、サイズを小さく抑えています。
ただ、削除されているキーを頻繁に使用していた場合、普段とは使い勝手が異なるため、使用感が大きく異なります。
慣れてしまえば問題はありませんが、慣れるまでは作業効率・パフォーマンスが下がってしまう点には注意が必要です。
65%キーボードの選び方
キー軸で選ぶ
65%サイズキーボードはゲーミング向け製品が多く、茶・青・赤・銀軸タイプを使用した製品が発売されています。
タイピングの際に確かな感触を味わいたいなら青軸、応答速度を重視するなら銀軸がおすすめです。
適度な打鍵音・感触を好むならバランス型の茶軸、長時間タイピングを行うなら、キータッチが軽く、静音性も持つ赤軸となります。
作業内容・使用用途・環境により、最適な軸タイプは異なるので、ご自身の用途・環境を考慮し、選びましょう。
接続方式で選ぶ
PCデバイスは無線化が進んでおり、有線だけでなく、Bluetooth・ワイヤレス接続可能なキーボードが発売されています。
有線は入力遅延が少なく、バッテリー切れの心配も無いですが、複数デバイスへの接続が不可能です。
Bluetooth・ワイヤレスは入力遅延が懸念点ですが、あらゆる場所で適応しやすく、複数デバイスと接続できます。
自宅のみなら有線接続でも大きな影響はありませんが、オフィスに持ち込む場合にはワイヤレス・Bluetoothが最適です。
近年では有線・無線の両方に対応したキーボードも製品化されているので、決めきれないなら、両対応を選ぶと良いでしょう。
65%キーボードおすすめ10選
【エレコム】
V-custom VK200S(TK-VK200SBK)
ゲーミングに最適なサイズ・配列・形状に設計されており、省スペースで高いパフォーマンスが発揮できるキーボードです。
キー入力時の応答速度・正確性を重視しつつ、激しい使用時でもズレを防いでくれる安定性も確保されています。
本体メモリに設定パターンを記憶できますし、青軸・銀軸・茶軸と好みのキータイプから選択できる点もおすすめです。
【SHURIKEY GEAR】
HANZO 003
USB有線接続に加えて、Bluetooth接続に対応しており、コードの煩わしさを撤廃し、使用感を向上させたキーボードです。
キーボードに記憶されたショートカットキーを活用することで、RGBパターン・モードの切り替えも自由に行えます。
適度な打鍵感を実現しつつ、長時間の使用にも耐えうる耐久力も備えており、バランスに優れた点が評価されています。
【HyperX】
Alloy Origins 65(4P5D6AA)
フルアルミボディで耐久力を向上させつつ、滑らかで精密なキータッチを実現したキーボードです。
専用アプリを活用することで、マクロ生成・ライティングパターン・モードカスタマイズと充実した機能も使用できます。
省スペースで使用しやすいだけでなく、確かな操作性・機能性を有しており、高い評価を多く獲得しています。
【Fnatic Gear】
STREAK65(KB0005-007)
独自スピードキースイッチを採用しており、応答速度を向上させつつ、静音性も実現したキーボードです。
USBケーブルの着脱が可能であり、薄型に設計されているので、外出時にも持ち運んで使用できます。
RGB機能を好みでカスタマイズ可能であり、優れたパフォーマンスを発揮しつつ、デスク周りも彩ることが可能です。
【Razer】
BlackWidow V3 Mini HyperSpeed(RZ03-03891700-R3J1)
限られたデスクスペースでハイパフォーマンスを求める方に最適であり、充実した機能を備えているキーボードです。
USB接続だけでなく、Bluetooth接続にも対応しており、煩わしさを感じない快適な環境が構築できます。
軽快ながらも精密なキータッチで使用感も良く、長時間の使用にも耐えうる高い耐久力も評価されています。
【Xtrfy】
K5 COMPACT RGB(701364)
潤滑剤を施し、滑らかなキータッチを可能にしつつ、静音性も高めることで、快適な使用感を実現したキーボードです。
独自テクノロジーが応答速度を向上させており、シビアな操作が求められるゲームプレイでパフォーマンスが発揮できます。
多数のプロゲーマーからも高い評価を獲得しているので、ゲームプレイを中心にキーボードを探している方におすすめです。
【Guffercty kred】
SK68
Windowsをはじめ、Mac・iOSにも対応しており、1680万色からなるRGBが楽しめるキーボードです。
USB接続を行うだけで、キー割り当て・マクロ作成など、カスタム機能が利用できるプロファイルがインストールできます。
軽い質感ながらも精密且つ快適なキータッチが可能であり、長時間使用にも耐える耐久性の高さも評価されています。
【YUNZII】
Royalaxe Y68
Bluetooth・有線接続の両方に対応しており、実用性を重視したサイズながらも、存在感も発揮できるキーボードです。
ホットスワップ機能に対応しているので、キースイッチのカスタムが可能であり、理想のタイピング体験を実現できます。
RGB・マクロ作成と機能も充実しており、タイピング時の静音性が考慮されている点も評価されています。
【Akko】
3068B Plus World Tour
コンパクトサイズで実用性を高めているだけでなく、ピンク+和風イラストにより、オリジナリティも演出できるキーボードです。
ホットスワップ機能をはじめ、有線/無線接続の切り替え・RGBモードなど、充実した機能を簡単操作で楽しめます。
ピンク×ホワイトでデスクを可愛く彩りつつ、充実した機能を活用し、理想の環境が構築できると評価されています。
【Keychron】
K6(K6-V3)
MacOS向けのキーレイアウトに対応しつつ、人間工学に基づいて設計されているので、長時間快適に使用できるキーボードです。
USB・Bluetooth・ワイヤレスと接続方法が充実しており、RGBカスタム機能を活用し、好みで彩ることもできます。
マルチペアリング機能により、状況に応じた接続先の切り替えが可能であり、デスク・オフィスワークにも最適です。
まとめ
65%キーボードはゲーミング製品が多く、相応の費用は掛かりますが、機能が充実しており、高いパフォーマンスが発揮できます。
使用用途・環境に最適な製品を選ぶことで、快適な環境を実現できるアイテムですので、チェックしてみてくださいね。
65%キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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