Bluetoothスピーカーは無線接続で使用可能であり、設定さえしてしまえば、2回目以降は電源を入れるだけで使用できます。
ですが、電源ボタンを押すのが面倒に感じ、「どうせなら電源も自動化されたスピーカーは無いかな」と思う方もいるでしょう。
そんな要望に応えるべく、自動電源オンに対応したBluetoothスピーカーも少しずつではありますが、製品化されています。
今回は自動電源オン対応Bluetoothスピーカーおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーを使うメリット
利便性に優れている
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーは、利便性に特化した製品が多く、簡単に操作できるように設計されています。
ワンタッチで通話が行えたり、サウンドモードを切り替えたり、音声コントロール機能でナビ検索も可能です。
スピーカーのバッテリー状況なども逐一教えてくれるので、無駄な操作を行わずに端末の管理もできます。
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーを使うデメリット
製品数が少なく選びづらい
Bluetoothスピーカーは、自動電源オフが搭載された製品は多いですが、自動電源オンが搭載された製品は比較的少ないです。
さらに言えば、限られた環境を想定した製品が多いため、自宅・アウトドア・車内など、あらゆる状況への適応力は低めとなります。
適応力が低くても使用は可能ですが、製品の良さを活かしづらいですし、真価が発揮できる製品を選びにくいのも難点です。
オールラウンドに活躍しづらい
自動電源オン機能が搭載されたスピーカーは、車内・自宅・シアター環境など、限られた環境下で真価が発揮できる製品が多いです。
車内向け=利便性が高く音質は低い、自宅向け=音質は良いが利便性は低い、と総合的なバランスには優れていません。
ポータブル製品のようにバランスが取れていないため、使用用途に合った製品の見極めるが必須です。
アダプター接続が必要になる事が多い
振動・人感センサーがスピーカーに搭載されている車内向け製品であれば、アダプターに接続している必要はありません。
ですが、屋内で使用するサウンドバー・据え置きタイプの場合、Bluetoothスタンバイ機能で電源の自動切り替えが可能です。
ただ、この機能はACアダプター接続が必須となるため、持ち運びつつ、自動電源システムを活用することはできません。
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーの選び方
使用用途で選ぶ
自動電源オンに対応したBluetoothスピーカーは、車内・屋内・シアターなど、様々な用途や環境を想定し、設計されています。
車内移動が多い方なら車内向けが最適ですし、屋内で音楽・映画を楽しみたいなら、サウンドバー・据え置きタイプが良いでしょう。
屋内使用を想定しているにも関わらず、音質に特化していない車内向けスピーカーを選んでも、満足できる環境は構築できません。
逆に言えば、車内向けを探しているにも関わらず、車内向けに利便性が整えられていないスピーカーを選んでも同じです。
ご自身の使用用途・環境を想定し、ピッタリマッチするスピーカーを選びましょう。
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーおすすめ10選
【LUFT】
ワイヤレススピーカー
自動車のドア開閉に応じて、自動で電源を切り替えることが可能であり、ワンタッチでラクラク操作できるスピーカーです。
運転中の通話を想定し、設計されているので、ハンズフリーでストレスの無い通話環境が構築できます。
アクションが起きた際、音声ガイダンスで知らせてくれるので、スピーカーの状況を逐一把握できます。
【NETVIP】
ワイヤレススピーカー(T821)
振動感知センサーで自動的に起動し、10分間の無反応時にはオフに切り替わるワイヤレススピーカーです。
ノイズを有効に低減しつつ、クリアな音声が録音できるマイクが内蔵されており、移動時の連絡手段としても活躍できます。
Bluetooth設定は最初の1回だけで済みますし、スマホ音声サポート機能搭載の利便性の高さも評価されています。
【NETVIP】
ワイヤレススピーカー
音楽向けスピーカーに引けを取らない音質を実現しつつ、車内をはじめ、屋内外でも活躍可能なスピーカーです。
Bluetooth接続で電源を自動的に切り替えてくれますし、短時間充電で長時間再生も実現しています。
内蔵マイクで音質の良い通話も可能ですし、運転時にはナビゲーションサポートにも対応しており、充実した機能性がおすすめです。
【TAXION】
ワイヤレススピーカー(THF-08 Pro)
最大4W出力が行えるドライバーが搭載されており、ノイズキャンセリング機能により、鮮明な音声が再生できるスピーカーです。
内蔵マイクにもノイズキャンセリング機能が施されており、通話時には送受信共にクリアな音質を実現しています。
振動感知センサー・Bluetooth接続状況により、自動で電源が切り替わるので、省電力性にも優れています。
【サンワダイレクト】
400-BTCAR003
マルチポイントで2台同時接続が行えるのが特徴であり、待機状態で1,000時間の耐久力も実現したスピーカーです。
3Wドライバーを使用することで、クリアな音質を実現しつつ、ノイズキャンセリングに優れたマイクも内蔵されています。
振動感知・Bluetooth状況で電源を管理してくれるので、バッテリー消費を抑え、長時間使用できる点も評価されています。
【Smalody】
デスクトップスピーカー
2つのドライバー+サブウーファーが迫力のあるサウンドを実現しており、操作性にも優れたスピーカーです。
Bluetooth接続状況に応じて、自動的な電源切り替えが可能であり、ブルーLEDでおしゃれに彩ることもできます。
スピーカー本体に多機能コントロールパネルが使用されており、初心者にも扱いやすいと評価されています。
【ソニー】
HT-S200F B(HT-S200F B)
前方に設置されたドライバー・サブウーファーが臨場感を演出し、ダイナミックなサウンドが楽しめるスピーカーです。
Bluetooth接続可能範囲であれば、自動で起動可能であり、サウンドモードを状況で切り替えることもできます。
コンパクトサイズなので、モニター・テレビ下をはじめ、壁に掛けて設置可能であり、狭い空間を有効活用できる点もおすすめです。
【ソニー】
LSPX-S3(LSPX-S3)
ラジエーター+ウーファー+トゥイーターにより、各帯域をクリアに表現可能であり、インテリアに馴染みやすいスピーカーです。
Bluetooth接続状況に応じた電源の自動切り替えに対応しており、専用アプリでライティングモードをカスタムできます。
さらには内蔵マイクも搭載されており、多数の機能を備えつつ、利便性にも優れている点が評価されています。
【ソニー】
SRS-XB43(SRS-XB43 CC)
ExtraBass+ライブ機能を搭載し、2ウェイ仕様に仕上げることで、ダイナミックサウンドを実現したスピーカーです。
アダプター接続時のみ、Bluetooth接続状況に応じた電源切り替えに対応しており、手間要らずで使用できます。
防水・防塵と耐久性も考慮されているので、屋内外でも使用しやすく、専用アプリによるカスタマイズ性も評価されています。
【ソニー】
HT-X8500(HT-X8500)
デュアルサブウーファーを2基搭載しており、コンパクトサイズながらも迫力あるサウンドを実現したスピーカーです。
Dolby Atmos・DTS:Xのような音声フォーマットにも対応しており、臨場感のあるサウンド・効果音が楽しめます。
Bluetooth接続状況に応じた電源切り替えも可能であり、手間を省いて使用しつつ、省電力効果も期待できます。
まとめ
自動電源オンに対応したBluetoothスピーカーは、オールラウンドに活躍しづらく、製品数も少ないのが現状です。
ですが、煩わしい手間を省き、快適な環境にできるので、紹介した内容を参考にし、ベストな製品を見つけていただければ幸いです。
自動電源オン対応Bluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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