Bluetoothスピーカーは、端末と無線で接続できるので、端末との距離を気にせず、音声の再生が可能です。
ただ、無線接続はどうしても遅延が発生してしまうため、音がズレることでストレスを感じた経験もあると思います。
そこで活躍するのが、接続時に発生する遅延を大きく軽減してくれる、低遅延Bluetoothスピーカーです。
今回は低遅延Bluetoothスピーカーおすすめ10選の紹介をはじめ、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
- 1 低遅延Bluetoothスピーカーを使うメリット
- 2 低遅延Bluetoothスピーカーを使うデメリット
- 3 低遅延Bluetoothスピーカーの選び方
- 4 低遅延Bluetoothスピーカーおすすめ10選
- 4.1 【DOSS】ポータブルスピーカー(SoundBox Pro+)
- 4.2 【アイリスオーヤマ】スピーカー 2台同時ペアリング(BTS-101-H)
- 4.3 【カシムラ】ネックスピーカー(BL-92)
- 4.4 【JVCケンウッド】ネックスピーカー(SP-A7WT-W)
- 4.5 【デノン】ポータブルスピーカー(DSB-50BT-BK)
- 4.6 【JBL】SoundGear ネックスピーカー(JBLSOUNDGEARBLK)
- 4.7 【Mongeese】ネックスピーカー(J011)
- 4.8 【Avantree】ワイヤレスネックスピーカー(BTSP-NB05-BLK)
- 4.9 【Soundcore】スピーカー(A3116)
- 4.10 【バング・アンド・オルフセン】ポータブルスピーカー(1734002)
- 5 まとめ
低遅延Bluetoothスピーカーを使うメリット
マルチペアリング機能が便利
Bluetoothは同時に接続できる台数は1台ですが、独自のマルチペアリング機能を活用することで、接続先の登録が可能です。
登録数は端末により異なりますが、最大で8基登録できる製品も在り、接続先の切り替えが瞬時に行えます。
音楽鑑賞の際は携帯端末に切り替えたり、オンライン会議の際はPCへ切り替えたり、簡単操作で状況に合わせて使用できます。
ストレスフリーで楽しめる
Bluetoothはコードレスで接続可能であり、ペアリングなど利便性に優れていますが、無線特有の遅延が発生してしまいます。
動画再生時に音ズレが発生したり、ゲーム音がずれたり、没入感を損なってしまうため、ストレスを感じた方もいることでしょう。
ですが、低遅延Bluetoothスピーカーは、遅延を可能な限り抑えてくれるので、快適な環境が実現できます。
高音質を楽しめる
低遅延Bluetoothスピーカーに採用されている、apt-X・apt-X LL規格のメリットは低遅延だけではありません。
無線転送できる音声データには限りがあるため、ロスが生じますが、apt-X以上の規格ならロスを減らすことができます。
ロスを0にすることはできませんが、大きく減らせるので、本来の音声に近い音質を遅延なく、楽しむことが可能です。
低遅延Bluetoothスピーカーを使うデメリット
高価な製品が多い
Bluetoothスピーカーは豊富な製品数が展開されており、価格帯も安価~超高価と様々です。
中でも高音質・低遅延・大容量バッテリー・マイクなどが搭載された製品は、基本的に価格が高く、万単位の費用が掛かります。
安く購入できる製品も在りますが、品質は価格相応となるため、高品質を求めるなら、相応の費用が掛かることを想定しましょう。
低遅延Bluetoothスピーカーの選び方
コーデック(圧縮方式)で選ぶ
低遅延コーデック(圧縮方式)はいくつか存在しており、コーデックによって期待できる遅延軽減効果は異なります。
SBC・AAC・aptX・aptX LLが存在しており、右に行くほどに大きな低遅延効果が発揮可能です。
SBC・AACは集中していれば音ズレが分かる程度に遅延が発生するため、低遅延とは言えないコーデックです。
対して、aptX・aptXは集中状態でも遅延が判別できないレベルであり、ストレスフリーな環境を構築できます。
なので、高品質な低遅延を求めるなら、aptX・aptX LLコーデックが搭載された製品を選ぶと良いでしょう。
スピーカータイプで選ぶ
Bluetooth接続対応のスピーカーには、ポータブル・ネック・設置型など、様々なタイプが存在しています。
ポータブルタイプはコンパクトなサイズに抑えているので、設置スペースが確保できない場合に最適です。
ネックタイプは首に掛けるタイプであり、耳元でスピーカーサウンドが楽しめるので、常に身に着けていたい方におすすめです。
設置型タイプはある程度のスペースが必要ですが、映画館のようなダイナミックな高音質が楽しめます。
タイプごとに使い勝手も大きく異なるため、ご自身が実現したい環境を想定し、最適なタイプを選ぶと良いでしょう。
低遅延Bluetoothスピーカーおすすめ10選
【DOSS】
ポータブルスピーカー(SoundBox Pro+)
24Wフルレンジドライバーが搭載されており、厚みのある重低音~クリアな高温まで、忠実に再現できるスピーカーです。
約3時間でフル充電が完了し、50%充電で15時間、フル充電で30時間稼働できる大容量電池が内蔵されています。
イルミネーション機能が搭載されているので、曲に合わせて雰囲気の演出ができる点が特におすすめです。
【アイリスオーヤマ】
スピーカー 2台同時ペアリング(BTS-101-H)
初回起動時に設定を済ませておくことで、次回以降に接続の手間を省略できる小型スピーカーです。
充電2時間で24時間連続再生が可能であり、2台同時接続にも対応しているので、臨場感をアップさせることもできます。
低遅延コーデックで遅延を減らし鑑賞が楽しめますし、マイクも内蔵されているので、会議・通話でも活躍できます。
【カシムラ】
ネックスピーカー(BL-92)
首に掛けて音楽を楽しんだり、内蔵されたマイクを活用することで、会議や通話でも活躍できるネックスピーカーです。
内蔵されたapt-Xコーデックが音ズレを最小限に防ぎつつ、クリアな音声の入出力も実現しています。
約3時間充電で、音楽再生時間60時間・通話時間580時間が可能であり、充電切れを心配する必要がない点もおすすめです。
【JVCケンウッド】
ネックスピーカー(SP-A7WT-W)
首に掛けて楽しめるネックバンドタイプであり、作業しながらの通話や音楽が楽しめるスピーカーです。
標準Bluetooth接続で簡単に運用できますし、内蔵された低遅延コーデックが音ズレを最小限に抑えてくれます。
軽量設計なので首に負担が掛かりませんし、深夜でも音量を気にせずに、動画や音楽が楽しめます。
【デノン】
ポータブルスピーカー(DSB-50BT-BK)
16cm×6cmコンパクトサイズとは思えない高音質が特徴であり、最大8台までのペアリングも可能なスピーカーです。
通話用マイクが内蔵されているので、音楽・動画鑑賞をはじめ、オンライン会議でも活躍できます。
内蔵された低遅延コーデックで快適な環境が実現できますし、防水・防塵をはじめ、耐久性に優れている点もおすすめです。
【JBL】
SoundGear ネックスピーカー(JBLSOUNDGEARBLK)
エコー除去&ノイズキャンセリングが充実したデュアルマイクが内蔵されており、通話に最適なネックスピーカーです。
人間工学に基づいて設計されているので、身体への負担を軽減しつつ、4基スピーカー×バスブーストにより、臨場感も楽しめます。
さらに内蔵されたapt-Xコーデックが、音ズレを最小限に押さえてくれるので、ストレスフリーで使用できる点もおすすめです。
【Mongeese】
ネックスピーカー(J011)
サラウンドスピーカー×4基搭載されており、臨場感溢れる音声を再生してくれるネックスピーカーです。
人間工学に基づいた設計により、身体への負担をしっかり軽減しつつ、心地の良い付け心地も実現しています。
apt-Xコーデックで遅延も最小限に抑えているだけでなく、マイクも内蔵されており、充実した利便性が評価されています。
【Avantree】
ワイヤレスネックスピーカー(BTSP-NB05-BLK)
両サイドに高品質フルレンジスピーカーが搭載されており、3Dシアターのような臨場感を実現できるネックスピーカーです。
両サイドにはイヤホンが格納されているので、状況に合わせてスピーカー・イヤホンを切り替えて使用できます。
内蔵されたapt-Xコーデックが遅延を抑えてくれますし、長期間付けていても負担にならない軽量さもおすすめです。
【Soundcore】
スピーカー(A3116)
超低音域~超高音域まで、幅広い周波数の音声を忠実に再生しつつ、ウーファーで臨場感も演出できるスピーカーです。
水深1m以内であれば、30分間浸しても壊れない防水性を有しており、場所を選ばずに音声が楽しめます。
内蔵されたapt-Xコーデックにより、遅延を最小限に抑えつつ、本格的なサウンドが楽しめます。
【バング・アンド・オルフセン】
ポータブルスピーカー(1734002)
コンパクトな丸形サイズながらも優れた防水性・耐久性を有しており、場所を選ばずに使用できるスピーカーです。
apt-Xコーデックにより、遅延を最小限に抑えつつ、全方向から迫力のあるサウンドを出力し、没入感も演出できます。
さらに3つのマイクが内蔵されており、クリアな音質も録音できるので、オンライン会議等でもしっかり活躍してくれます。
まとめ
低遅延Bluetoothスピーカーは、高価格ではありますが、購入後に後悔しない快適な環境が実現できます。
紹介した内容を参考にしつつ、ご自身の使用環境に合う、最適な製品を選び出していただければ幸いです。
低遅延Bluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方