冬の寒いキャンプのときに欲しくなるのが暖かい薪ストーブ。
せっかく買うのなら、燃焼効率が良く暖かい薪ストーブが欲しいですよね。
そんな暖かい薪ストーブが欲しいキャンパーにおすすめなのが「二次燃焼可能な薪ストーブ」です。
二次燃焼とは薪を燃やしたときに発生する煙に空気を送り込んで、さらに燃焼させることを指します。
今回はキャンプ向け二次燃焼可能な薪ストーブのメリットや選び方、おすすめ10選まで紹介します。
目次
- 1 二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブを使うメリット
- 2 二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブを使うデメリット
- 3 二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブの選び方
- 4 二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブおすすめ10選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】ファイアブースト ストーブ(UG-82)
- 4.2 【DOD】めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
- 4.3 【snow peak】フローガL (ST-032FW)
- 4.4 【Field to Summit】フレイムストーブMAX MINI(OF-BMAX-MI)
- 4.5 【Solo Stove】キャンプファイヤー
- 4.6 【PETROMAX】ロケットストーブ(rf33 12667)
- 4.7 【Work Tuff Gear】Deelight ワークタフストーブ(WTG-380)
- 4.8 【FEUERHAND】タイロピット(13661)
- 4.9 【尾上製作所】CAMBi(CB22-Ⅱ)
- 4.10 【Mt.SUMI】WoodStove AURA(SG2110AR)
- 5 まとめ
二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブを使うメリット
段違いの暖かさ
二次燃焼とは、薪を燃やしたときに発生する煙に高温の空気を送り込んでさらに燃焼させるという仕組みです。
つまり、普通の薪ストーブでも十分暖かいのですが、二次燃焼可能な薪ストーブはその上をいく段違いの暖かさがあります。
また、2つの炎が合わさり、大きくきれいな二次燃焼独特な炎を干渉することができるのも特徴の1つです。
燃料コストを抑えられる
キャンプで薪ストーブを使用すると1日でだいたい薪2~3束使用しますが、毎回となると大きな出費ですよね。
二次燃焼可能な薪ストーブは一次燃焼で燃えきることができなかったガスを燃やしてエネルギーとなり、熱を発生させます。
そのため、少ない薪の量でも、効率よく燃焼してくれるのです。
灰が少なく片付けが楽
二次燃焼可能な薪ストーブは燃料となる薪がしっかり燃焼し、薪自体も頻繁に入れる必要がありません。
そのため、一次燃焼の薪ストーブと違い使用後の燃え残りが少ないというのも特徴です。
キャンプ翌日は灰受けにある燃焼しきった、さらさらな少しの灰を捨てるだけなので、片付けの負担がぐっと減るでしょう。
二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブを使うデメリット
温度調節が難しい
暖かさが段違いとお伝えしましたが、二次燃焼でどんどん燃焼するため暖かくなりすぎる傾向にあり、温度調節は難しくなります。
特に、テントに対して薪ストーブのサイズが大きすぎると、暑くて真冬にテントをフルオープンなんてこともあります。
暑くて具合が悪くなってしまわないためにも、温度計を利用して気温によってベンチレーションを開けるなど対策しましょう。
薪ストーブ上部が熱くなりすぎる
二次燃焼可能な薪ストーブでは、特に上側で燃焼が生じているのでストーブ上部が非常に高温になります。
薪ストーブ上で料理をすることもあると思うので、火傷には十分気を付けなければいけません。
また、ストーブの上に置くストーブファンを使用することで、空気を循環させることができ、上部の熱さを軽減できるためおすすめです。
二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブの選び方
自分に合ったサイズを選ぼう
薪ストーブを選ぶ際は、自分の使用用途や使用人数に合ったサイズを選ぶ必要があります。
また、使用するテントに対してサイズが大きすぎると暑すぎに、小さすぎると寒くなってしまうのでサイズは慎重に選びましょう。
そのため、ファミリーキャンプなど大人数で薪ストーブを使用する際は重量が重いですが、大型のものがおすすめです。
一方で、ソロやデュオなど少人数で使用する際は、折り畳み式で持ち運びしやすいタイプでも十分暖かいため、そちらを選ぶと荷物も減ります。
デザインは自分好みか
薪ストーブによって形やデザイン、大きさがさまざまなので自分好みのものを選びましょう。
そして、特に薪ストーブに大事になってくるのが「炎の見え方」です。
二次燃焼可能な薪ストーブの特徴として、ダイナミックな炎を楽しむことができるという点があります。
しかし、この炎の見え方は通気口の位置や、窓ガラスの位置によって変わります。
そのため、可能であれば、薪ストーブの燃焼している写真や動画などで炎の見え方を確認してから購入するのがおすすめです。
薪ストーブでの料理は可能か
薪ストーブでお料理をする予定があるなら、その薪ストーブはお料理可能か、可能なお料理方法を確認することがおすすめです。
ファミリーキャンプなど大人数で使用する場合は広い天板がついていると、同時進行でお料理を進めて効率的です。
また、オプション商品で網や専用のゴトクなどもあるので、キャンプスタイルに合わせて使いやすい薪ストーブを選ぶとよいでしょう。
二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブおすすめ10選
【CAPTAIN STAG】
ファイアブースト ストーブ(UG-82)
煙突効果と二次燃焼を利用した、燃焼効率を高めたソロキャンプにおすすめのウッドストーブです。
本体は錆びにくいため、お手入れが簡単なステンレス製になっています。
また、お料理に使用可能な網が付属しており、オプション商品も豊富なため自分好みにカスタムしてお料理を楽しむことができます。
【DOD】
めちゃもえファイヤー(Q3-626-SL)
高い燃焼効率をもち排出する煙が少ない、コンパクトなストーブです。
煙として排出される可燃性ガスを二次燃焼として燃焼させるので、ダイナミックできれいな炎を見ることができます。
また、付属でスチールテーブルがついており、焚火と地面に隙間を作り地面へのダメージを最低限にするため、環境にも優しいです。
【snow peak】
フローガL (ST-032FW)
この商品はsnow peakのから販売されている、焚火台Lという商品のオプション商品になります。
二次燃焼の発生により火の特有の匂いや白い煙を減少させることができ、匂いや煙が苦手だけど炎を楽しみたい方におすすめのです。
大きい商品であるため燃焼力はありますが、高さがある分炎が見えなくなってしまうデメリットはあります。
【Field to Summit】
フレイムストーブMAX MINI(OF-BMAX-MI)
燃焼効率の良いステンレス銅を使用した、二次燃焼式の大型ストーブです。
二次燃焼によるダイナミックな炎が直接的に見ることができるので、ファミリーキャンプなど大人数で炎に癒されたい方におすすめです。
また、キャンプでの持ち運びに便利な収納袋も付属しているため携帯性にも優れています。
【Solo Stove】
キャンプファイヤー
煙が少なく燃焼効率が高い、4人程度のファミリーキャンプでの使用におすすめのストーブです。
軽量で丈夫なステンレス素材で、キャンプ場に落ちている小枝などの自然素材を燃料とすることができます。
また、専用のゴトクが付属しているため、2次燃焼のダイナミックな炎を利用してお料理を楽しむこともできます。
【PETROMAX】
ロケットストーブ(rf33 12667)
内部がL字型構造となっており、強烈な燃焼と上昇気流を作り出すため高い燃焼効率とクリーンな排気を作り出すストーブです。
少量の薪でもよく燃焼し、ストーブ自体に高さがあるため風の影響を受けにくいのも1つの特徴です。
また、ゴトクがついており本体自体の重量もあるため安定した状態でお料理をすることができます。
【Work Tuff Gear】
Deelight ワークタフストーブ(WTG-380)
独自の燃焼機能で薪ストーブ内にて二次燃焼を起こすため、煙も少なく残る灰の量も少ない、ステンレス素材のストーブです。
正面・サイドに大きな窓がついているため、テント内でもダイナミックな炎を楽しみたい方におすすめです。
また、ステンレスの厚みは耐久性を損なわないぎりぎりの厚さを採用しているため、天板の上での調理も安心して行うことができます。
【FEUERHAND】
タイロピット(13661)
2重構造にすることで、内部の温度が高温になりやすく、非常に強力な燃焼炎を生み出してくれるストーブです。
また、本体下部には通気口が複数個あるため、強力な上昇気流により炎が噴き出すように動くことが特徴の1つです。
他の製品と比べて高さが低いため風の影響は受けやすいですが、どの角度からも炎が楽しむことができます。
【尾上製作所】
CAMBi(CB22-Ⅱ)
煙突効果により高い燃焼効率を持つストーブで、付属するカバーをすけることにより二次燃焼を期待できます。
脚部にはペグうちすることが可能で、多少風の強いでも倒れる心配なく安定して使用することができます。
また、キャンプ料理に使用するマルチハンガーなどもオプションで購入できるため、幅広いジャンルの料理に挑戦できるでしょう。
【Mt.SUMI】
WoodStove AURA(SG2110AR)
前面・側面にある大きな窓ガラスでテント内にいても、大きな炎を贅沢に眺めることができる薪ストーブになります。
また、前面の大きなガラスがそのまま開く作りであるため、40㎝の薪を入れることができ、とても安全かつ便利です。
天板が大きいためお鍋を複数使用し、同時に調理することができるためファミリーキャンプなど大人数での使用におすすめです。
まとめ
今回はキャンプ向け二次燃焼可能な薪ストーブのメリットや選び方、おすすめ10選を紹介しました。
ぜひこの記事を参考に自分のキャンプスタイルに合った、燃焼効率が良く暖かい二次燃焼可能な薪ストーブを探してみてくださいね。
二次燃焼可能なキャンプ向け薪ストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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