ゴルフをやっていて、一番と言っていいほど感覚が大事になる場面がパッティングです。
ドライバーやアイアンにはある程度打ち方のコツなどがある一方で、パッティングは経験と感覚が非常に大事になってきます。
そのようなパッティングで特に気になるのが、打った感触を表す意味の打感でしょう。
自分にとって打感の良いパターを見つけることができれば、スコアアップ間違いなしです。
打感の良いパターを使うメリット
距離感が合う
パターは感覚が非常に大事なので、打感が良いと感じるのであれば、自分にとって感覚が合っているということです。
すると距離感も合いやすくなるため、多少方向がずれたとしても、大きくカップから外すことはなくなります。
打った感触で大体の距離感が分かりやすいパターが、自分にとって打感の良いパターになります。
方向が定まる
フェースの素材や形状など、打感に影響する要素はいくつもあり、合わないパターを使用すると方向性にばらつきが出ます。
パターにはさまざまな形状があるので、その中から自分に合った形、打感のものを探すことができれば方向性も良くなります。
方向性が定まり距離感が良くなれば、グリーン上では不安感なくパッティングすることができるようになるでしょう。
ミスの判断がしやすい
打感が良いパターを使用していれば、パッティングでミスをした際、自分のミスなのかが判断しやすくなります。
打感の良いパターは距離感や方向性にバラつきが出づらいので、グリーンを読み違えたか自分のミスなのかが分かりやすいです。
普段からパッティングの時の手に残る感触を覚えておけば、ミスした後も慌てることなく次のプレイに活かすことができるでしょう。
打感の良いパターを使うデメリット
ほかのパターに変えづらい
一回でも打感の良いパターを見つけてしまうと、そのパターから買い替えるのは中々難しくなってしまうでしょう。
パターは感覚がとても大事なので、買い替えた後に感覚がおかしくなると、思うようにパッティングできなくなってしまいます。
クラブを頻繁に買い替えるのが好きな人は、相性の良いパターのタイプとメーカーを統一したほうが良いかもしれません。
感覚でパターを打ってしまう
打感が良いということは方向性や距離感の感覚が合っているので、普通であれば感覚で打つのは問題ありません。
しかし、距離感を歩幅で合わせてパッティングの強弱を決める人は、感覚だけで打つと調子が狂ってしまう可能性があります。
自分のパッティングのルーティンが崩れないように、それに合ったパターを選択することをおすすめします。
形状が合わない
そもそも打感良いだけでパターを決めてしまうと、その人のパッティングにパターの形状が合わない場合もあります。
パターにはマレット型やピン型など形状がさまざまあるので、打ち方によってかなり相性が分かれるものです。
ピン型を使用していた人がマレット型のパターを使用すると重く感じるので、距離感が合わなくなる場合が多いです。
パターを購入する際は打感だけではなく、自分の打ち方に合った最適な形状のパターを選択するようにしてください。
打感の良いパターおすすめ7選
【テーラーメイド】
ハイドロブラスト ジュノ TB1.5(IPR97)
ピン型のパターで、トラスデザインと呼ばれるヘッドとホーゼルを三点で接続しているのが特徴です。
フェース面にはホワイトピュアロールという加工が施されているので、スイートスポットが大きく、柔らかい打感を実現しています。
シンプルなデザインで構えやすい作りなので、ピン型のパターをお探しの方に非常におすすめです。
【テーラーメイド】
スパイダーGT(IPR99)
パッティングの方向が分かりやすいように描かれた線と、ヘッドの両サイドにあるウィング構造が特徴のマレット型のパターです。
フェース面の加工によりスイートスポットが大きいためミスに強く、心地良い打感を実現するモデルになっています。
方向性を安定させやすくなるのでショートパットはやりやすくなりますが、重量感があるので距離感の調整には慣れが必要です。
【キャロウェイ】
オデッセイWHITE HOT OG#7(73017U3401)
シルバーに統一されたシンプルなデザインで、ヘッドに付いている二つのウィングが特徴のパターです。
インサートには、長年絶大な支持を受け続けているホワイト・ホットインサートが採用されています。
ボールのカバーと一緒の素材であるインサートはボールとの相性が良く、心地良い打感と転がりを実現します。
【キャロウェイ】
オデッセイWHITE HOT OG#2(73011Y3400)
キャロウェイの中でプロゴルファーにも人気のシリーズで、シンプルで構えやすい形状が特徴的なピン型のパターです。
ヘッドのデザインはシンプルですが、細部にまでこだわって削りだしたヘッドはとても高級感があり、美しい見た目をしています。
フェース面に施されたホワイト・ホットインサートは、安定した転がりと柔らかくて心地の良い打感を実現します。
【タイトリスト】
スコッティ・キャメロン スペシャルセレクト(739RS)
パターで一番有名と言っても過言ではない、タイトリストのスコッティ・キャメロンのシリーズで、ピン型の形状のパターです。
かなり高級なパターにはなりますが、細部までこだわり抜かれたデザインはとても高級感があり、所有感を満たしてくれます。
デザイン性だけではなく、心地良い打感と打音を実現しており、大きなスイートスポットは安定した転がりを実現します。
【キャスコ】
Red9/9(WB-009)
ウェッジやユーティリティの印象が強いキャスコから発売されているパターで、真っ赤で派手な色が特徴です。
マレット型でヘッドが大きい形状になっているので、ショートパットの方向性が安定して打ちやすいモデルです。
ヘッドの真ん中にシャフトが接続されたセンターシャフトという構造をしているので、楽にまっすぐ打ちやすくなっています。
【PING】
ANSER2
主流のパター形状であるピン型は、このアンサーシリーズを原型に作成されています。
ピン型の元祖とも呼べる有名なシリーズで、全体的に角がはっきりとした見た目です。
前作の丸みを帯びた形状より直線が増えたことで、よりまっすぐ打ちやすくなり、方向性の安定を実現します。
ブラックで統一されたヘッドはとても構えやすく、心地の良い打感でロングパットでも距離感がずれにくくなっています。
まとめ
パターの調子を上げることは簡単にスコアアップに繋がる手段でもあるので、自分に合ったものを選択することは大事です。
形状や重さはとても大事な要素の一つですが、パッティングの感覚を決める打感を意識して良いパターを探してください。
打感の良いパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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