「キャンプで美味しい料理をつくりたい」「キャンプならではの料理が作りたい」という方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなキャンプ向け鉄板は、高い蓄熱性があり高温調理が可能なため、美味しい料理を作ることができると言われています。
また、大切に使ってキャンプ向け鉄板を育てるというのもひとつの楽しみです。
そんなキャンプ向け鉄板についてメリットや選び方、そして最強のキャンプ向け鉄板おすすめ10選を含めて紹介します。
目次
- 1 最強のキャンプ向け鉄板を使うメリット
- 2 最強のキャンプ向け鉄板を使うデメリット
- 3 最強のキャンプ向け鉄板の選び方
- 4 最強のキャンプ向け鉄板おすすめ10選
- 4.1 【冒険用品】ヨコザワテッパンA5サイズ(YTP48)
- 4.2 【tent-Mark DESIGNS】男前グリルプレート
- 4.3 【Belmont】極厚鉄板 (BM-287)
- 4.4 【UNIFLAME】ユニ鉄(665725)
- 4.5 【CAPTAIN STAG】鋳物グリルプレートB6(UG-1554)
- 4.6 【大久保鉄工】男爆鉄板BIG(OTOBAKU-008)
- 4.7 【oka-d-art】黒皮鉄板 ミドルサイズ
- 4.8 【CAPTAIN STAG】ニューアイガーグリドルM(M-6572)
- 4.9 【snow peak】グリルプレート黒皮鉄板(GR-006)
- 4.10 【SOTO】アルミグリドル(ST-560)
- 5 まとめ
最強のキャンプ向け鉄板を使うメリット
高温調理が可能
鉄板に使われていることが多い鉄やアルミは、他の金属と比べて熱伝導率が高いため、温度が上がりやすく冷めにくい高い蓄熱性を持ちます。
つまり高温での調理が可能となり、食材から出た水分が一度に蒸発し素早く中まで火が通ります。
そのためお肉はカリッとジューシーに、野菜はシャキッと焼きあがるので料理が美味しくなるのです。
頑丈で長持ち
キャンプ向け鉄板は作りが頑丈なため、地面に落としたりぶつけたりと多少の衝撃で壊れることは滅多にありません。
また、使用後のシーズニングという油をなじませる作業などを丁寧に手入れを行うことにより長持ちするキャンプギアのため、長期的に見てもコスパが高いです。
収納時場所をとらない
現在アウトドアショップなどで売られているほとんどの鉄板は、平らな作りのものが多いです。
またハンドルを着脱できるものもあるため、コンパクトに収納することが可能となっています。
そのため、荷物を極力少なくしたい徒歩や公共交通機関をつかう方や、ソロキャンパーには特におすすめです。
最強のキャンプ向け鉄板を使うデメリット
シーズニングなどの手入れが大変
キャンプ向け鉄板を購入すると、まず使用する前にシーズニングが必要です。
シーズニングとは鋳鉄製品の表面に付着している防錆ワックスを落とし、使用後には錆止めとして油を塗るメンテナンスを指します。
すぐに使えない、熱いので収納できないというデメリットはありますが、大切に手入れすることで鉄板を育てていく楽しさがあります。
持ち運ぶには重い
アウトドアショップで売られているキャンプ向け鉄板は、重いものだと10kgを超えるものもあります。
そのため収納性は高いですが、持ち運び時の携帯性には優れていません。
さまざまなブランドでキャン向け鉄板を販売しており、重さもさまざまなため自分のキャンプスタイルに合うものを選択するとよいでしょう。
最強のキャンプ向け鉄板の選び方
熱源やスタイルに合わせたサイズ選び
キャンプ向け鉄板を使用したい熱源が、シングルバーナーであるのか焚火台であるのかによってサイズは変わります。
特にシングルバーナーの場合は、鉄板が大きすぎてガス缶に重なってしまうと、ガス缶が高温になり爆発する危険があります。
焚火台で使用する場合は、鉄板がゴトク内に収まるかどうかを確認するとよいでしょう。
また、ソロキャンプに行く方はA5サイズ程の収納性のあるもの、ファミリーキャンプの方はBBQ向けの大きいものがおすすめです。
さらに鉄板が厚いものは蓄熱性が高いですが重さがあり、手軽に楽しみたい場合は3mm程度の鉄板がおすすめです。
鉄板の形状
鉄板の形状は大きく分けて3種類あります。
使用したい料理によって、選ぶ形状が変わってきます。
平型
溝がなくフラットな作りのため使用後の汚れを落としやすく、他のものに比べるとお手入れが簡単です。
収納性にも長けていますが、鉄板のフチが低いため食材を落としやすいデメリットはあります。
深型
鉄板の四方全面のフチが高く、深さがあります。
炒め物でも具材が多い料理や、煮込み料理など汁気の多い料理でもこぼれずに使うことができます。
波型
鉄板の表面に凸凹があり波打つような形となっているため、お肉を焼く際に余分な脂分が溝に落ちる仕組みになっています。
ステーキや焼き肉で、綺麗な焼き色を付けたい方におすすめです。
鉄板の素材
鉄板の素材は大きく分けて3種類あります。
素材によって熱伝導率や、お手入れ方法が変わってきます。
鉄
蓄熱性が高く、料理の味にこだわりたい方におすすめです。
しかし重さがありシーズニングが必要になるので、手軽に鉄板を楽しみたい人にはあまり向きません。
アルミ
熱伝導率が高く軽いため携帯性も兼ね備えているため、すぐに調理したい方におすすめです。
ただし軽さがある分、他の素材に比べると耐久性は低くなっています。
ステンレス
丈夫な作りで錆びにも強く、シーズニングが不要なためお手入れが簡単です。
しかし熱伝導率は低いため、本格的な鉄板料理を楽しみたい方にはあまり向いていません。
最強のキャンプ向け鉄板おすすめ10選
【冒険用品】
ヨコザワテッパンA5サイズ(YTP48)
専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこなどが付属しており、購入してすぐにキャンプで使用することができます。
鉄製で平らな作りになっているため、鉄板のどの部分でも焼くことができて、おいしく調理ができます。
また、鉄板がA5サイズで1kgと持ち運びやすく、収納力が高いことも特徴です。
【tent-Mark DESIGNS】
男前グリルプレート
ソロキャンプ~デュオキャンプで、鉄板を使用したいという方におすすめの鉄製の鉄板です。
波型構造になっているため、お肉を焼くと余分な脂分が落ちヘルシーで、きれいな焼き目を付けることができます。
また他製品と比較しお値段もリーズナブルでありながら本格的なため、初めて鉄板を購入する方にも最適です。
【Belmont】
極厚鉄板 (BM-287)
鉄板の厚さが6mmあり、高い蓄熱性で安定した温度を保つことができるため、食材を美味しく調理することができます。
鉄板の厚さがある分、1.5kgと重さがあり徒歩や公共交通機関を使用するキャンプにはあまりおすすめできません。
しかし、ハンドルや収納袋はセットになっており、平型であるため収納力は抜群です。
【UNIFLAME】
ユニ鉄(665725)
ソロキャンプ~2,3人のキャンプで使用することができます。
1番の特徴は平型と波型が一体型のコンビとなっていることで、料理の幅が広がる鉄板です。
フチの立ち上がりが他製品と比較して高くなっているため油が落ちず、炎や煙が上がりにくい設計となっています。
しかしフチが高い分、洗う時は汚れを落とすことが大変です。
【CAPTAIN STAG】
鋳物グリルプレートB6(UG-1554)
深型な作りのため、汁気の多い料理や具材の多い炒め料理など、さまざまな料理で使うことができます。
また自宅で使用するときは、オーブン調理をしてそのまま食卓に出すこともできます。
お値段はリーズナブルですが鉄板のみの販売となるため、鉄板を移動するときはグローブやハンドルなどがあると便利です。
【大久保鉄工】
男爆鉄板BIG(OTOBAKU-008)
鉄業界40年以上の匠の職人により作られた鉄板で、ひとつひとつ手作りとなっています。
A4サイズと大きい作りとなっているため、2~4人で鉄板を使用したい方におすすめです。
またステンレス製のヘラ、取っ手とリネン製の収納袋がセットとなっているため初めての方でもすぐに使用することができます。
【oka-d-art】
黒皮鉄板 ミドルサイズ
黒皮鉄板という頑丈な作りであるため、落としても表面に傷つくことはありますが、壊れることはありません。
また、今回紹介しているものはソロ~デュオキャンプでの使用がおすすめですが、A5サイズ以上の大人数で使用できるものもあります。
そしてハンドル、ヘラ、本革ハンドルカバーなどがセットとなっており、その他のオプション商品も充実しています。
【CAPTAIN STAG】
ニューアイガーグリドルM(M-6572)
A4サイズよりも大きい作りとなっているため、3人程度のファミリーキャンプにおすすめです。
今回ご紹介しているものはMサイズですが、LLサイズまで作られているのでキャンプスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
また、お値段もリーズナブルなため購入しやすいことも特徴の1つです。
【snow peak】
グリルプレート黒皮鉄板(GR-006)
こちらもA4サイズよりかなり大きい作りとなっているため、4人以上でのファミリーキャンプなどでの使用がおすすめです。
黒皮鉄板となっており頑丈ですが、3.6kgと重量があるため持ち運びにはおすすめできません。
そしてお値段も高めですが、永久修理保証などアフターサービスがついてくるため、コスパはよいです。
【SOTO】
アルミグリドル(ST-560)
大きい作りとなっているため、ファミリーキャンプにおすすめの鉄板となっています。
また、SOTOの人気商品「2バーナー」とセットで使うこともできるため、2バーナーをお持ちの方には特におすすめです。
お値段は高いですが、これだけ大きいにもかかわらず重さが1.7kgと持ち運びやすく、携帯性は抜群です。
まとめ
キャンプ向け鉄板は蓄熱性があり高温調理が可能なため、美味しい料理を作ることができます。
各ブランドから様々な商品がリリースされています。
今回ご紹介した内容を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったキャンプ向け鉄板を選んでみてくださいね。
最強のキャンプ向け鉄板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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